【百高山完登 剱御前】雷鳥沢〜剱御前〜別山〜真砂岳〜雷鳥沢


- GPS
- 09:47
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 0:38
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:39
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 8:43
天候 | 初日はガス&小雨,2日目は快晴(放射冷却で朝は氷点下の冷え込みでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅 03:00発 茨城町東IC 03:16 in(北関東道〜上信越道〜北陸道を約460km走行、越中境PAで朝食&食料調達)立山IC 09:30 out 立山黒部アルペンルート臨時駐車場 10:00頃着 ※ 越中境PAには24時間営業のデイリーヤマザキがあるので、食料調達に便利です。特に調理パンは美味しくリーズナブル。また、フードコートの営業時間は7:00〜19:00となっており、朝食に醤油ラーメンを食べました。 ★利用駐車場 立山駅近くの駐車場は満車のため、駅から約800m離れた立山黒部アルペンルート臨時駐車場に誘導され、こちらに駐車しました。駐車料金は無料です。 ★立山駅〜室堂(立山黒部アルペンルート) 立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂まで。往復料金は7,380円。ケーブルカーの乗車時刻を指定されますが、混雑時は10分おきに運航されているのでそれほど待たずに乗車できました。美女平でケーブルカーを下車し、バスに乗り換えますが、こちらもバスが待機していたので、すぐに乗車できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 2,792mピーク付近がやや険しい岩場になっており,転落注意ですが,それ以外はとても歩きやすく危険なところはありません。 ・ 剱御前は,眼前に威風堂々たる名峰剱岳を望む,素晴らしい展望台でした。これまで2度,剱岳に登頂していて,その帰路に立ち寄っておけば良かったと悔やんでいましたが,いやいや,剱御前の頂きに立つことそのものが目的の登山で正解だったと考えを改めました。剱岳に登ることを目的とするのでは無く,その威容を眼前に望んだ今回の山旅も,思い出に深く刻まれる素晴らしい山旅だと感じました。 ・ また,別山北峰から望む剱岳の威容も素晴らしいものがありました。別山のピークで満足して北峰に足を運ばないのは,もったいないです。こちらからの眺めも素晴らしく,特に剱御前から剱岳へと連なる稜線の景観はここからならでは,です。さらに,八ツ峰の岩峰群や,その先の後立山連峰の眺めもナイスです。天気が良ければ,是非足を運ぶことをお勧めします。 ・ 別山から真砂岳への気持ちの良い稜線縦走や,内蔵之助山荘から望む別山,後立山連峰の展望など,その先のルートも快適そのもの。立山の魅力がぎっしりと詰まっている感じでとても楽しめました。 |
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
感想
・ 日本百高山のうち未踏だった剱御前に登ってきました。これにて,日本百高山完登です。日本百名山に続き,なんとか完登することが出来て感無量です。
・ 最後の百高山である剱御前には,宇奈月温泉から水平歩道〜仙人池〜剱沢と歩いて山頂に立ちたいと願っていましたが,その為には,アプローチや帰宅のための時間を考慮すると連続4日間仕事を休まねばなりません。でも,なかなかこれが困難です。それでは代わりに,黒部ダムから真砂沢ロッジ〜剱沢を経由して登ろうと考えたのですが,山行出発の前日に真砂沢ロッジに問い合わせたところ,21日の大雨で橋が流されたり登山道に被害が出ているとのこと。そのため,このルートも諦め,雷鳥沢キャンプ場にテント泊して翌日に剱御前〜別山〜真砂岳を周回する,安全でかつ好展望が期待できるルートを歩くことにしました。
・ 初日の雷鳥沢キャンプ場までは,ガスで展望が得られず,時折小雨混じりの中,雨具を着用してのアプローチ。でも,翌日は快晴のご褒美登山となりました。午前3時頃に目覚めたときには,上空はまだ少しガスっぽくて星もまばらでしたが,次第に美しい星空に変わっていき,流れ星も見ることが出来ました。そして剱御前に向かうと,これ以上無い素晴らしい展望が待っていてくれました。剱御前から望む剱岳の何という凜々しい,荒々しい岩山の姿か。過去2回,剱岳には登りましたが,これほどくっきりとした姿を眼の前にしたのは,初めてでした。
・ そしてそこから,別山〜別山北峰〜真砂岳の縦走も素晴らしいパノラマの連続でした。もうお腹いっぱいの感じです。百高山最後の登頂が,これほどの好天に恵まれたこと,山の神様に感謝です。
・ これで,日本百高山登頂の目標は達成したので,あとは日本二百名山や三百名山を中心に,そのほか気になっている山などに,のんびりアプローチしていきたいと考えています。
・ なお,剱御前から下山した翌日には,すぐ近くの日本三百名山である鍬崎山に登頂しましたが,こちらも美しいブナ林と山頂からの大展望に大変感動しました。
コメント
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暫くは余韻と共にゆっくりお楽しみください
お祝いのメッセージを頂き,誠にありがとうございます。雷鳥沢キャンプ場からの剱御前周回は,快晴の下,素晴らしい展望に恵まれ,生涯の思い出に残るような登山となりました。望んでいた剱沢からのアプローチはかないませんでしたが,好展望の稜線を縦走することが出来て,今は大変満足しています。翌日登った鍬崎山からの展望も素晴らしく,意を決して今回チャレンジしたことは大正解でした。加齢と共に登れる山も限られてくると思いますが,これからも残りの人生を賭けてさらなる目標の山に足跡を残して行ければ幸いです。このたびは,有り難うございました。
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