愛鷹山(黒岳-越前岳-呼子岳-蓬莱山)


- GPS
- 07:52
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 969m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
簡易トイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは見当たりませんでした。 鋸岳展望台から越前岳のコースの日陰部分は、残雪が凍結して完全にアイスバーンになっていました。 |
写真
感想
富士山と駿河湾の海が見えるという事で、初の愛鷹山です。
今回選んだのは、愛鷹山登山口の山神社駐車場から、
黒岳→越前岳→呼子岳→蓬莱山と、愛鷹連峰をめぐり、
割石峠から沢を下って戻ってくるルートです。
毎年花粉症に悩まされる私には、この時期の登山は、かなり覚悟が要ります@@;
出来るだけ朝早く出発して、早く帰ってこようと、
登山開始は、夜明けと共に6:20。
やっと明るくなってきた頃に出発です。
黒岳に向かうルートには、かなり杉がありました;
どうも黒岳周辺には、かなりの数の杉があったように思います。
7:11。黒岳展望広場に着きました。
富士山のでっかい雄姿が見えました。
そして、7:21。黒岳に到着。
山頂は、まる〜くなだらかな丘のような広場になっています。
ここからの富士山は、裾野の大きさが雄大。スケールの大きさが実感出来ます。
次に、越前岳を目指します。
8:12。鋸岳展望台に到着しました。
展望台といっても、まあ、景色がいい場所ってだけの事。
なにか施設があるわけでもなく、ベンチ一つありません。
ここからは、位牌岳と鋸岳の雄姿が見られます。
鋸岳のギザギザぶりがスゴかったですね。
途中、登山道の崖側には「危険」の看板とロープが張られていましたが、
ちょっと覗いてみると、あちこち崩落していて、本当に危険だと思いました@@;
そして、だんだん標高が上がってくると、日陰の所は残雪が凍っていて、
完全にアイスバーンの状態になっていました。
靴は全くグリップが効かずにつるっつる。
それでも、アイゼン履くのも面倒なので、
そのまま木の枝をつかまりながら、歩いていましたが・・・
結局滑って、転倒して頭を打ってしまう始末でした;;
それから、9:05。富士見台に到着しました。
ここで富士山を堪能しながら、6本爪の軽アイゼンを装着。
とりあえず越前岳までは、この軽アイゼンがあって助かりました。
9:47。越前岳に到着。
ここからは富士山は頭しか見えません。そして、駿河湾の海が見渡せました。
山頂はそこそこ広いのですが、傾斜があって、
一つだけしかないベンチも傾いていましたw
足元はドロドロの粘土状態でした。
ここで休憩したあと、10:15。今度は呼子岳を目指します。
越前岳を出発する頃には、曇ってきました。
富士山は全く見えなくなります。
呼子岳に向かうコースは、段差が激しかったり痩せてたり、歩きにくい道でした。
ただ、残雪はほとんど無く、せっかくつけたアイゼンはジャマなだけ・・・
ドロのかたまりにしか見えないアイゼンを仕舞いながら、
また使うハメにならないように願いました。
そして、11:21。呼子岳に到着。
本来なら、ここから越前岳ごしに富士山が見えるそうですが、
雲に覆われて全く見えず。
駿河湾だけは堪能出来ました。
11:39。割石峠に到着。
写真を撮っていると、後から来た年配の方のグループに抜かれました。
こんな、足をちょっと滑らせたら滑落するような登山道を、
余裕で歩いている先輩方に尊敬ですw
さらに、蓬莱山に向かって登っていくと、天狗の畑という看板を発見。
そっちに行ってみると、景色のいい場所に出ました。
さらにそこから下に下ると、たしかに小さな畑が作れるくらいの広場があります。
その広場の先は断崖になっていて、下を覗くとなかなかすごい。
先ほどの年配の方のグループは、そこで楽しそうにランチにする様子でした。
こんな険しい山の奥地でランチをする先輩方に、さらに尊敬しました@@
さて、そこから戻り、少し登って行くと・・・
11:57。蓬莱山に到着です。
山頂は狭く、ここは木立に遮られて、あまり展望は良くないです。
鋸岳への道へは、風化と崩落の為に立ち入りを警告する看板が立っていました。
恐る恐る、安全を確認しながらその先の道を数メートル行くと、
鋸岳と位牌岳の雄姿が見れました。
しっかりと写真に撮り納めて、これから下山開始です。
割石峠に戻り、そこからは沢を下って行きます。
残雪が凍っている場所もあり、ちょっと怖かったですが、
雪を避けて気をつけて通っていけば滑るような事もなく、大丈夫でした。
だんだん石が大きく、ゴロゴロしてきて歩きにくい・・・
基本的には単に沢を下っていけばいいのですが、時々誘導する目印があって、
迷わずに下りて行けてよかったです。
ですが・・・途中油断をしたらしく、
気がつくと辺りに目印もなく、大きな石だらけの沢の中。
ポイントの大杉辺りで、完全に目印を見失っていましたが、
とにかく沢を下って行くうちに、ようやく目印を発見した時はホッとしましたw
沢沿いの道になると、今度はだんだん杉、杉、杉・・・・
このころはさすがに鼻がシクシク。
もうすぐゴールです。
沢を横切り、杉林の林道を歩いて行くと・・・
14:12。出発地点の山神社入り口に到着。
なかなか達成感のある登山でした。
この愛鷹山は、
違う季節に来てみると、また違った雰囲気があるんじゃないかなーと思いました。
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