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Yamareco

記録ID: 5973743
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

石狩岳〜ユニ石狩岳

2023年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:17
距離
20.5km
登り
1,964m
下り
1,964m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
0:46
合計
8:16
5:26
5:26
96
7:25
7:27
8
7:35
7:52
11
8:03
8:03
20
9:02
9:06
64
10:10
10:10
33
10:43
10:44
26
11:10
11:31
18
11:50
11:50
31
12:21
12:23
39
13:01
13:02
22
13:24
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜から三国峠の駐車帯に駐車して仮眠。24時間使用できるキレイな水洗トイレがあり、オススメです。三国峠の駐車帯から南下して、車のメーター読みで7.4kmのところに登山口の案内板あり。緯度経度は、43.5524322, 143.1545290 です。Google Mapで登山口名を検索すると、いまは通行止めになっている古い林道を案内してくるので注意してください。
林道はとても長いです。ユニ石狩岳の登山口まで30分、石狩岳シュナイダーコースの登山口はさらに5分ほど走ります。所々に分岐がありますが、登山口に向かう以外の枝道にはすべてロープが張ってますので、迷う心配はないでしょう。道も荒れてはおらず、普通車でも大丈夫だと思いますが、ともかく長いです…。
石狩岳シュナイダーコースの登山口です。
石狩岳シュナイダーコースの登山口です。
登山口のすぐ上にある何かを祀っている祠。とりあえず熊よけに鈴をガランガランと鳴らしてみました。
登山口のすぐ上にある何かを祀っている祠。とりあえず熊よけに鈴をガランガランと鳴らしてみました。
スタート直後はなだらかな道です。
スタート直後はなだらかな道です。
登山口から20分ほど(私の足で)で徒渉点に到着です。前日に雨が降ったせいか、結構な水量でした。数分ウロウロするも、濡れずに渡れる箇所はなく、そこそこ流れも早いうえに石も滑るので、下手に飛んで滑って転んでずぶ濡れになるのを避けて、潔く右足に犠牲になってもらいました。
登山口から20分ほど(私の足で)で徒渉点に到着です。前日に雨が降ったせいか、結構な水量でした。数分ウロウロするも、濡れずに渡れる箇所はなく、そこそこ流れも早いうえに石も滑るので、下手に飛んで滑って転んでずぶ濡れになるのを避けて、潔く右足に犠牲になってもらいました。
川を渡ると尾根に取り付く急登になります。
川を渡ると尾根に取り付く急登になります。
尾根に上がると、始めのうちはなだらかですが、だんだんと大きな岩が増えてきます。
尾根に上がると、始めのうちはなだらかですが、だんだんと大きな岩が増えてきます。
このような岩をよじ登る急登が続きます。岩もハイマツもしっかりしているので、腕の力でどんどん登って、足の筋力は温存しました。
このような岩をよじ登る急登が続きます。岩もハイマツもしっかりしているので、腕の力でどんどん登って、足の筋力は温存しました。
皆さんが撮っているので…。隠れられそうなスペースもなく、ネーミングの由来が気になります。
皆さんが撮っているので…。隠れられそうなスペースもなく、ネーミングの由来が気になります。
ロープ場です。岩がしっかりしていて、手をかけるところ、足を置くところもふんだんにあって、ロープを使わなくても登れます。
ロープ場です。岩がしっかりしていて、手をかけるところ、足を置くところもふんだんにあって、ロープを使わなくても登れます。
こんな感じの岩登りを繰り返して、グイグイと高度を上げていきます。楽しいです。
こんな感じの岩登りを繰り返して、グイグイと高度を上げていきます。楽しいです。
シュナイダーコースが終わって、石狩の肩まで上がってきました。大雪山が一望できて素晴らしい眺望です。
シュナイダーコースが終わって、石狩の肩まで上がってきました。大雪山が一望できて素晴らしい眺望です。
石狩の肩から石狩岳への道です。なかなかの急登ですが、手を使うような道ではなく、一歩一歩、足で上がっていく道で、太ももの筋肉に負担がかかります。シュナイダーコースより、ここの登りのほうがキツかったです…。
石狩の肩から石狩岳への道です。なかなかの急登ですが、手を使うような道ではなく、一歩一歩、足で上がっていく道で、太ももの筋肉に負担がかかります。シュナイダーコースより、ここの登りのほうがキツかったです…。
高山植物には霜がおりてました。
高山植物には霜がおりてました。
石狩岳山頂を目指す道では、前方にニペソツが見えます。登ってみたいなぁ。
石狩岳山頂を目指す道では、前方にニペソツが見えます。登ってみたいなぁ。
雲が切れて、ニペソツがその勇姿を現します。迫力あるなぁ。
雲が切れて、ニペソツがその勇姿を現します。迫力あるなぁ。
1966mピーク。なぜ最高点じゃないところに頂上の看板を置いてしまったのでしょう…。
1966mピーク。なぜ最高点じゃないところに頂上の看板を置いてしまったのでしょう…。
1966mピークから、最高点1967m地点への道です。前方にニペソツが見えて、最高のフィナーレです。稜線は一部際どいところもあるので、よそ見は厳禁です。
1966mピークから、最高点1967m地点への道です。前方にニペソツが見えて、最高のフィナーレです。稜線は一部際どいところもあるので、よそ見は厳禁です。
最高点から南側の眺望です。このまま南下してこの素晴らしい稜線を歩きたい衝動にかられます。
最高点から南側の眺望です。このまま南下してこの素晴らしい稜線を歩きたい衝動にかられます。
最高点からの戻りです。高度感抜群でなかなか楽しいです。
最高点からの戻りです。高度感抜群でなかなか楽しいです。
分岐まで戻ってきました。ここから音更山に向かいます。
分岐まで戻ってきました。ここから音更山に向かいます。
音更山も堂々としたなかなか立派な山です。
音更山も堂々としたなかなか立派な山です。
振り返ると、石狩岳の全景とニペソツが見えます。
振り返ると、石狩岳の全景とニペソツが見えます。
音更山は高度を上げていくと、一面大きな石だらけになり、道は不明瞭になります。所々に写真のような鉄杭があり、それを目印に進みますが、山頂に向けて直登すれば迷うことはないでしょう。ガスで視界がないときは、不安になりそうな感じでした。
音更山は高度を上げていくと、一面大きな石だらけになり、道は不明瞭になります。所々に写真のような鉄杭があり、それを目印に進みますが、山頂に向けて直登すれば迷うことはないでしょう。ガスで視界がないときは、不安になりそうな感じでした。
音更山の山頂です。
音更山の山頂です。
写真はかなりワープして、ブヨ沼手前の水場への分岐です。写真は撮りませんでしたが、音更山からブヨ沼までの道はかなりの斜度で、登りは辛い道だと思います。
写真はかなりワープして、ブヨ沼手前の水場への分岐です。写真は撮りませんでしたが、音更山からブヨ沼までの道はかなりの斜度で、登りは辛い道だと思います。
ブヨ沼です。誰がこんな名前を付けたのでしょう…
ブヨ沼です。誰がこんな名前を付けたのでしょう…
ユニ石狩岳です。こちらもなかなか立派なお山です。
ユニ石狩岳です。こちらもなかなか立派なお山です。
ユニ石狩岳への登りです。ハイマツが鬱陶しいです。
ユニ石狩岳への登りです。ハイマツが鬱陶しいです。
ユニ石狩岳の山頂です。登りで、ご高齢の登山ツアーの一団とすれ違い、山頂はもう少しだよと皆さまに励ましていただきました。
ユニ石狩岳の山頂です。登りで、ご高齢の登山ツアーの一団とすれ違い、山頂はもう少しだよと皆さまに励ましていただきました。
十石峠です。旧石狩国と旧十勝国の国境にあるから、十石峠と言うらしいです。読み方は、ネット上では、といしとうげ、じっこくとうげ、のどちらもあって正解が分かりません。十石峠からの下りは、急な箇所もなく、早いペースで下山しました。
十石峠です。旧石狩国と旧十勝国の国境にあるから、十石峠と言うらしいです。読み方は、ネット上では、といしとうげ、じっこくとうげ、のどちらもあって正解が分かりません。十石峠からの下りは、急な箇所もなく、早いペースで下山しました。
水場を過ぎると、ものすごくなだらかな道になり、遊歩道をお散歩してる感じになります。まさか、このあと…
水場を過ぎると、ものすごくなだらかな道になり、遊歩道をお散歩してる感じになります。まさか、このあと…
ユニ石狩岳の登山口まで戻ってきました〜。
ほんの数分前、登山終了の間際に、かなりの至近距離でクマに会いました。幸い、クマのほうから逃げてくれましたが、怖かったです。
ユニ石狩岳の登山口まで戻ってきました〜。
ほんの数分前、登山終了の間際に、かなりの至近距離でクマに会いました。幸い、クマのほうから逃げてくれましたが、怖かったです。
ユニ石狩岳の登山口から、車を駐車している石狩岳シュナイダーコースの登山口まで林道歩きです。ザックをデポしても良かったのですが、直前にクマを見たばかりだったので諦めました。
ユニ石狩岳の登山口から、車を駐車している石狩岳シュナイダーコースの登山口まで林道歩きです。ザックをデポしても良かったのですが、直前にクマを見たばかりだったので諦めました。

感想

北海道三大急登の1つであるシュナイダーコースを登ってみたかったのと、北海道百名山を一度に3座登れるので、今年の目標の1つにしていた山行です。
天候に恵まれたこともありますが、石狩岳、音更山、ユニ石狩岳、どの山も眺望が素晴らしいです。

シュナイダーコースは、三大急登と呼ぶには少し大げさな感じがしましたが、確かにかなり急です。ただ、あまりにも急で手を使わないと登れないので、逆に足への負担はそれほどでもありませんでした。そしてなにより、楽しい登りです。どんどんと高度が上がっていきますし、木々の間から山々も見えて、辛い登りではありません。むしろ、石狩の肩から石狩岳山頂までや、ユニ石狩岳のハイマツ帯の方がキツかったです。

今回、登山中に至近距離(30メートルくらい)で初めてヒグマに会いました。場所は登山終盤のユニ石狩岳からの下山中で麓に近い地点です。スタートから、糞などのクマの形跡もなく、登山口まであと5分程度の地点まで下りてきていたので、完全に油断していたときに、前方で突然ガサガサと音がなり、クマが登山道に出てきました。クマはお尻を向けて登山道を数メートル走ると直ぐに藪の中に消えていきましたが、至近距離でクマに会ったのは初めてで、恐怖で全身に鳥肌が立ちました。いざ、実際にクマに会うと、何をしてよいかが分からないということが今回はじめて分かりました…。ちなみに熊鈴は付けていましたが、なんの役にも立たないことが分かりましたし、熊スプレーは持参していませんでしたが、あまりにも至近距離だとやはり役に立つとは思えません。
でも、結果的に何事もなく終わったので、今回の山行は、クマにも会えて最高でした〜。

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