記録ID: 8385367
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
石狩三山 反時計回り周回
2025年07月05日(土) 〜
2025年07月06日(日)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 19:01
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 2,337m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:58
距離 12.0km
登り 1,739m
下り 745m
15:05
2日目
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:01
距離 11.6km
登り 641m
下り 1,592m
13:26
ゴール地点
天候 | 7/5:晴れ 気温15〜26℃で11時頃からは熱中症になりそうだった。いや、多分、軽い熱中症。 最大風速5m/s 7/6:曇り後晴れ 気温15〜22℃。9時頃までは15℃ 最大風速10m/s。シュナイダーコース分岐点からニペの耳は肌寒いくらい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シュナイダーコース登山口に車1台デポ。無料。簡易トイレあり。15台位駐車可能。ユニ石狩岳登山口に1台駐車。5台位駐車可能。無料。トイレ無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道自体は特別危険な箇所はない。但し、シュナイダーコース分岐点から石狩岳の間はヒグマ(親子とソロ1頭)がウロウロしていて、普通に見える範囲や登山道にいるので注意。 水場について 標高1136の水場は湧水に見えるが、要煮沸とのこと。 ブヨ沼から北東の谷沿いに約80mほど降りると湧水あり。 シュナイダーコースにある渡渉部の水場は川で、飲用には適さないと思う。 テント場適地について ブヨ沼前後に3箇所。うち1箇所は3張り可能。詳細はレコ写真。 音更山前後に2箇所。詳細はレコ写真。 シュナイダーコース分岐点前後に2箇所。うち1箇所は4張り可能。詳細はレコ写真 ブヨ沼からニペの耳までは登山道に被さるような藪がちょいちょいあってスピードが落ちる。大きなザックは特に進み難い。 シュナイダーコースの分岐点直下は、北海道にしては珍しくそれなりの急登。 |
その他周辺情報 | 前日の車中泊は、大雪湖西側にある大雪防災センター。トイレあるが、水は非飲用。登山口に近い車中泊適地は他にない。 幌加温泉、鹿ノ谷温泉。素泊まりと日帰り温泉可能。 |
写真
グ)まず最初に登山口までの経路案内!
ユニ石狩岳登山口(十勝三股コース登山口)へのルートはこの青い線です。ヤマレコアプリからのアクセスボタンでグーグルマップ案内では違うルート案内となり、登山口へ到達できませんのでご注意を!我々は、このスタートから林道を2km西へ進み、シュナイダーコース登山口から登山開始です。
ユニ石狩岳登山口(十勝三股コース登山口)へのルートはこの青い線です。ヤマレコアプリからのアクセスボタンでグーグルマップ案内では違うルート案内となり、登山口へ到達できませんのでご注意を!我々は、このスタートから林道を2km西へ進み、シュナイダーコース登山口から登山開始です。
グ)ちなみに今回は、我々夫婦+freeさんの3人!3年前の秋の日、八甲田山でお会いし、BBQで一夜を過ごし、岩木山を一緒に登ったfreeさん。その後、北海道に移住され、こんな形で一緒に遊べるとは!!何という奇跡だろうか?1泊2日の石狩岳ですが、夫婦共々、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m。
グ)湧き水っぽいけど、要煮沸らしい。ここから湧水しているように見えるので、そのまま飲んでも大丈夫そうだけど・・・。自分とお嫁様(そう呼べと命令されている)は飲みました。freeさんも0.5L程度給水。
グ)稜線に乗り上げる!!ここで、喉に何かがついている!!(゜Д゜;)。もしや!!お嫁様(そう呼べと命令されている)に見てもらうと、やっぱり!!「マダニ!!」!
テックツイスターで取ってもらいました!!きれいに全部取れましたが、ヤバかった('Д')!!
テックツイスターで取ってもらいました!!きれいに全部取れましたが、ヤバかった('Д')!!
グ)この谷の雪渓の上のコルにブヨ沼。ぶよ滑と雪渓の間に水場があるらしい。地形図ではブヨ沼から60m下のはず。もし、枯れていても、さらに降りて雪渓の融水を汲めば水は確保できそうだ。
グ)ここから自分だけ・・・サブザックと水筒もって水場へgo!
ちょっと寂しい。freeさんは4.5Lで2日間大丈夫とのこと。自分達夫婦は煮炊きするし、余裕をもっていたいので給水は必須。
ちょっと寂しい。freeさんは4.5Lで2日間大丈夫とのこと。自分達夫婦は煮炊きするし、余裕をもっていたいので給水は必須。
グ)湧水箇所から5mほど下流側の小さなステッで小石を組んで、水深を増やして水を汲んだ。ここね。6.5L汲んだ。湧水箇所から5mの間で、獣が糞尿しているかもしれないが、見た感じでは可能性はそれほど高くなさそう。
グ)下流へ向かって数メートル間隔でちょこちょこ湧水が出ているようです。すぐに流量は増えますが、付着藻類が増えてたり、エキノコックスがこわいので、水が汲みやすい下流側は回避。ちなみに、ここの水はろ過せず飲むかどうかは自己責任、自己判断。自分たちはろ過せず飲みました。でも、やっぱり上流の水がないところで獣が糞尿していて、しみ込んでいる気がするなあ・・・。
グ)暑さにやられて一休みする。今回の登山は、急ぎの旅ではない。静かな時間、山の空気。そういったものを目いっぱい楽しむ。そのために、持ち時間いっぱい使って、足元の幸せを拾い上げる。そして、なによりも、freeさんとの2日間、いっぱいお話をしたい。だからいっぱい休憩もする。幸せな時間がゆっくりとゆっくりと過ぎていく。
グ)そして前方の石狩岳の雪渓を見ると・・・やっぱりおられた!!山おやじ!!事前情報通りだ!!最近、ほぼ毎日いるらしい。先ほどスライドした方は、登山道で10mの距離ででくわしたとのこと(-_-;)。向かってくるような感じではなかったということなので、刺激しなければ、そしてご機嫌がわるくなければ、多分、大丈夫だろう。多分・・・・。でも、何があるかわからない。慢心は敵だ!
グ)さらに山おやじさんに近づいたここがテント場適地!!事前情報では3張とのことだったが、4張りくらいいけそうだ!!地面は砂と小さな砂利で比較的柔らかそうだし、なんといっても平だ!!今回のルートでは一番の適地!!南風を避けたければ、写真の右側に設置した方が良い。
グ)これから行く石狩岳への稜線。右から吹く風が一気に凝縮され、稜線を越えると雲へと生まれ変わっていく。その様をただただ眺める。静かな感動が心を洗う。これが自然だ!!この気持ち、感動こそが信仰だと思う。
登山をしない人たちは、こういったい自然の奇跡、美しさを体感することはないだろう。
登山をしない人たちは、こういったい自然の奇跡、美しさを体感することはないだろう。
グ)3人とも熱中症気味で、freeさんはテントでダウン。お嫁様(そう呼べと命令されている)もダウン。自分も頭痛がするが、お嫁様が起きてきてから一緒に米を炊き始める。食わねば動けない・・・。一気に現実に引き戻される(笑)。
グ)3人で歓声を上げる!!そして、なぜか、今回のブロッケンは、他人のものを見ることができなかった。そう!!自分のブロッケンしか見えないのだ!!なぜ?なんとも不思議が大自然のいたずらだ!!
気)ニペの耳到着
グ)ここでうんちく!!どや顔で(笑)。
「二ぺの耳」の由来は、二ぺソツ山からこの地形を見たときに、この場所ともうひとつのピークの双耳峰が猫の耳のように見えたことから、「二ぺソツ山から見たときに耳のように見えるところ」という意味らしい。日本人が名付けたらしいが、二ぺという言葉は、シナの木の樹皮という意味なので、アイヌ語と日本語を合体させた造語ということになる。どうだ!!(笑)。AIが教えてくれただけだけど(笑)。
グ)ここでうんちく!!どや顔で(笑)。
「二ぺの耳」の由来は、二ぺソツ山からこの地形を見たときに、この場所ともうひとつのピークの双耳峰が猫の耳のように見えたことから、「二ぺソツ山から見たときに耳のように見えるところ」という意味らしい。日本人が名付けたらしいが、二ぺという言葉は、シナの木の樹皮という意味なので、アイヌ語と日本語を合体させた造語ということになる。どうだ!!(笑)。AIが教えてくれただけだけど(笑)。
グ)これ!!!!なんだ!!!肉にしか見えない!!
追記:ご返答頂きました。
カイメンダケ!
https://www.yamareco.com/modules/diary/904772-detail-366042
追記:ご返答頂きました。
カイメンダケ!
https://www.yamareco.com/modules/diary/904772-detail-366042
グ)これまでfreeさんと苦楽を共にしてきたこのお車。もう販売していないらしいです。このお車を乗っているだけで、人柄が良くわかります。そしてこのお車で3人でユニ石狩岳登山口へ!
グ)別れを告げるように綿毛が沢山飛んでいた。
それにしても、結構つかれたね。freeさんは明日はビールを飲んで暮らすとか(笑)。自分達も明日は休憩だね。とりあえず幌加温泉の鹿の谷温泉へ!!
それにしても、結構つかれたね。freeさんは明日はビールを飲んで暮らすとか(笑)。自分達も明日は休憩だね。とりあえず幌加温泉の鹿の谷温泉へ!!
撮影機器:
装備
個人装備 |
ウィックロンクール半袖
モンベルクリフライトパンツ長ズボン
着替え(ウィックロンクールロングとモンベルクリフパンツロング
パンツ
靴下など)
トレぺ
予備コンタクト1式
温度計
115デジベルホイッスル
大門沢手ぬぐい
帽子
モンベルウィックロンロング
サロモンサンダークロス
レインウェア上下
ザック(モンベルアルパイン65L)
パン5袋(4袋消費)
ヘッドライト(レッドレンザーMH5を2個と予備電池2個)
予備スマホ
スマホ(ドコモ)とモバイルバッテリー2個
ココヘリ
JROカード
お金クレジットカードなど
地図
クロスオーバードーム2旧版
水2.0L+プラティパス水筒0.5L(最大で6L)
折り畳み水筒4.5L分
エマージェンシーグッズ1式
塩飴
カメラ
トレッキングポール
ダウン上2個
非防寒テムレス2個
熊鈴大小各1個
ヒグマ用スプレー
11cmナイフ
シュラフ(モンベル#3)2個
シュラフマット用の銀マット0.6m✖?1.2mと硬マット0.6m✖?1.2m
シュラフカバー2個
モンベルコッフェル2個とバーナー+sotoの100mlOD缶2個
濾過器
虫よけスプレー
ハッカスプレー
総重量約18.0kg?
最大で20kg以上か?
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感想
石狩岳〜ニペの耳は半分程ガスに隠れていたがとても美しい稜線だった。ぜひ再訪して全容を見てみたい。
お二人と約3年ぶりの再会登山が未踏の石狩岳!登山日和の中、山話を楽しみながらのテント縦走は最高でした!ほんと感謝です(^^)
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コメント
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今年は天気もまずまずじゃないですか。やっぱり山はテント泊が良いですよね。
今回は5日からは天候良く、、、と思ってましたが、実は逆周りで日帰りでシュナイダー登山口へ降りた方は、土砂降りだったようです。どうも神様が味方してくれたようです(笑)。テント泊して、お山にまったりしてお山に寄り添ったから、山の神様がご褒美くれたのかもしれませんね(笑)。
土砂降りの方には、申し訳なく思いますけど。
今振り返ると、これまでの登山は、征服に近いものだったような気がします。対してテント泊でまったりして、お山に寄り添い心に感じるのは、自分との対話や人との触れ合いに近いものかもしれませんね。どちらかを否定するというわけではありませんが、やはり、テント泊して良かったです!
お盆の北海道、どれだけ暑いのでしょうか!そして、どんな自然や生き物が見られるのか?楽しみですね!あと一ヶ月ですが、お気をつけて!
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