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Yamareco

記録ID: 5984637
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ハイキング
大峰山脈

大峯奥駈 論所の尾から弥山を越えて楊枝ノ森 往復

2023年09月26日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:21
距離
21.9km
登り
1,839m
下り
1,856m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:12
休憩
1:07
合計
10:19
6:32
38
論所の尾登り口
7:10
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4
7:14
7:15
18
7:33
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18
7:51
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8:12
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39
8:53
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8:56
9:00
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9:04
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9:30
9:48
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10:31
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11:04
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12:01
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12:15
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14:17
14:22
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14:56
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17
15:38
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16:00
5
16:05
16:11
40
16:51
論所の尾登り口
天候 ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場所は行者還トンネル東口。ちょっと前までは工事中で重機を置いてあった記憶がある場所が開放されてます。
コース状況/
危険箇所等
五鈷峰近辺 崩落箇所が数か所あります。雨の日はかなり危険かと思いますが、晴れていれば問題なく通行可能です。行者還トンネル東口からの論所の尾はだいぶ荒れていますがコースはピンクテープがあるので判別可能です。
行者還トンネル東口から論所の尾を登ります。結構な激登りですが修行なので休みなしでガシガシ登って40分で奥駈道へと。論所の尾は下りで使った時は何だか薄暗い(人工林のため)ところで嫌な感じでしたが、登りでは樹相が段々と変わっていくのが分かるいいルートだと思いました。残念ながら展望は効かず、樹林の向こうに大普賢岳三兄弟がチラチラするだけ。
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行者還トンネル東口から論所の尾を登ります。結構な激登りですが修行なので休みなしでガシガシ登って40分で奥駈道へと。論所の尾は下りで使った時は何だか薄暗い(人工林のため)ところで嫌な感じでしたが、登りでは樹相が段々と変わっていくのが分かるいいルートだと思いました。残念ながら展望は効かず、樹林の向こうに大普賢岳三兄弟がチラチラするだけ。
一ノ垰から聖宝ノ宿までは晴れていれば稜線上のプロムナード。幸いお天気も良さそうで朝日を背にお散歩。
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一ノ垰から聖宝ノ宿までは晴れていれば稜線上のプロムナード。幸いお天気も良さそうで朝日を背にお散歩。
稜線上の笹原が続き、大普賢岳方面も見える。
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稜線上の笹原が続き、大普賢岳方面も見える。
これから目指す山並み。中央部のポコッとした山が楊枝ノ森。その左の大きな山が仏生ヶ嶽と孔雀岳。結構距離がありそう。
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これから目指す山並み。中央部のポコッとした山が楊枝ノ森。その左の大きな山が仏生ヶ嶽と孔雀岳。結構距離がありそう。
立ちはだかる弥山八経。その左が禅師ノ森から五鈷峰と思われます。この山並みはそれほど高くないものの東側は急角度で切れ落ちているため奥駈道は西側を通っているようです。
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立ちはだかる弥山八経。その左が禅師ノ森から五鈷峰と思われます。この山並みはそれほど高くないものの東側は急角度で切れ落ちているため奥駈道は西側を通っているようです。
小さいアップダウンを繰り返し快適な稜線沿いの奥駈道は聖宝ノ宿へと。香ばせ宿という石碑もありました。ここからが聖宝八丁の激登り。
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小さいアップダウンを繰り返し快適な稜線沿いの奥駈道は聖宝ノ宿へと。香ばせ宿という石碑もありました。ここからが聖宝八丁の激登り。
聖宝八丁をほぼ登り切った展望台。北奥駈道方面がよく見える。
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聖宝八丁をほぼ登り切った展望台。北奥駈道方面がよく見える。
弥山山頂から八経ヶ岳・釈迦ヶ岳・仏生ヶ嶽方面。釈迦ヶ岳の左横にポコっとした山が見えるが、大日岳であろうか。
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弥山山頂から八経ヶ岳・釈迦ヶ岳・仏生ヶ嶽方面。釈迦ヶ岳の左横にポコっとした山が見えるが、大日岳であろうか。
八経ヶ岳から釈迦ヶ岳方面。
八経ヶ岳から釈迦ヶ岳方面。
同じく八経ヶ岳から明星ヶ岳及びこれから歩く山並み。目指す楊枝ノ森は釈迦ヶ岳手前に見えているピーク。2時間で着くのだろうか。
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同じく八経ヶ岳から明星ヶ岳及びこれから歩く山並み。目指す楊枝ノ森は釈迦ヶ岳手前に見えているピーク。2時間で着くのだろうか。
明星ヶ岳からの下りで見えた前方方面。だいぶ近くになってきた。
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明星ヶ岳からの下りで見えた前方方面。だいぶ近くになってきた。
さらに近くなってきた。稜線下に広大な草原が見え始める。これが神仙平か。カラハッソウ谷上部に広がる大峯の秘境。
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さらに近くなってきた。稜線下に広大な草原が見え始める。これが神仙平か。カラハッソウ谷上部に広がる大峯の秘境。
と、突然足元が崩壊している。禅師ノ森から五鈷峰間で2箇所奥駈道が崩落しておりました。危険箇所にはロープが渡してあるので足元を確認して進めば問題なく通行できます。神仙平の先には七面山が猫の耳のような優雅なシルエット。この山は南側は大岩壁なんですが。
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と、突然足元が崩壊している。禅師ノ森から五鈷峰間で2箇所奥駈道が崩落しておりました。危険箇所にはロープが渡してあるので足元を確認して進めば問題なく通行できます。神仙平の先には七面山が猫の耳のような優雅なシルエット。この山は南側は大岩壁なんですが。
難所である五鈷峰にはロープ・鎖・アルミ梯子が設置してありましたので難なく通過。この後は舟ノ垰などゆるやかなアップダウンを繰り返して七面山遥拝所に到着。神仙平へは舟ノ垰から道なきところを下降して行きつけるとのことですが、結構急な斜面でした。
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難所である五鈷峰にはロープ・鎖・アルミ梯子が設置してありましたので難なく通過。この後は舟ノ垰などゆるやかなアップダウンを繰り返して七面山遥拝所に到着。神仙平へは舟ノ垰から道なきところを下降して行きつけるとのことですが、結構急な斜面でした。
お昼前に目的地の楊枝ノ森頂上に到着。ここから七面山に行けるが道らしきものは見当たらず。弥山八経方面を見ると遥か彼方に。これからあの山々を登り返すのかと思うとややショック。遅くなると日没でそれも怖い、なので帰りは脱兎の如く。
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お昼前に目的地の楊枝ノ森頂上に到着。ここから七面山に行けるが道らしきものは見当たらず。弥山八経方面を見ると遥か彼方に。これからあの山々を登り返すのかと思うとややショック。遅くなると日没でそれも怖い、なので帰りは脱兎の如く。
五鈷峰手前の大崩落地。ここの上部は芝付きの広場ですが、そのうち崩落してしまうのか。この崩落地は奥駈道は芝付広場を横切っているので安全です。
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五鈷峰手前の大崩落地。ここの上部は芝付きの広場ですが、そのうち崩落してしまうのか。この崩落地は奥駈道は芝付広場を横切っているので安全です。
五鈷峰を越えたところの崩落地。ここは奥駈道自体が崩落しています。昔は奥駈道はもっと下を通っていたようで、崩落が進むのと共に奥駈道も上に付け替えられているようです。それにしてもここから見る七面山の猫の耳はかわいい。ということで帰りはすっ飛ばしたので無事明るいうちに行者還トンネルに到着。
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五鈷峰を越えたところの崩落地。ここは奥駈道自体が崩落しています。昔は奥駈道はもっと下を通っていたようで、崩落が進むのと共に奥駈道も上に付け替えられているようです。それにしてもここから見る七面山の猫の耳はかわいい。ということで帰りはすっ飛ばしたので無事明るいうちに行者還トンネルに到着。

感想

晴れるかもということで急遽大峯奥駈道数珠つなぎの旅へと。今回は明星ヶ岳から楊枝ノ森までの未踏区間へと。奥駈道の中でも最もアクセスの悪いところで、この区間を繋げるためには七面山からトップリ尾へ周回するかしないとと考えていましたが、天気が良ければ行者還トンネルからの往復でも行けそう、となりました。ほぼ快晴のもと八経ヶ岳・明星ヶ岳までは王道ルートで何の心配もなく進み、それ以降は初めてとなるため靡を探すのに何度もスマホを見たり崩落地や五鈷峰など難所兼撮影スポットも多くて結構時間が掛かってしまった感がありました。それでも楊枝ノ森には正午前に到着(5時間半経過)。ここは前回釈迦ヶ岳から来た時には行く手の弥山八経のボリューム感と延々と続く山並みに惧れをなしたところ。今回も後ろを振り返ってみると弥山八経の偉大さに惧れおののき、明るいうちに車のあるトンネル東口に着けるのかという危惧を感じるようになりとっとと退散。今回の未踏区間縦走で大峯奥駈道の五番関から釈迦ヶ岳までが繋がりました。残りの未踏区間も徐々に歩いてゆくことに。

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