彼岸花咲く金生山と美濃赤坂周辺の古墳巡り

2023年09月26日(火) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 18.2km
• 登り: 210m
• 下り: 204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:47

7:33 美濃赤坂駅
7:41 7:41 赤坂宿
8:15 8:15 赤坂宿
9:43 9:47 金生山
13:58 13:58 垂井追分道標
14:20 垂井駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

《行き》
6:44　名古屋　発
↓　JR東海道本線　新快速　大垣行
7:18　大垣　着
7:21　大垣　発
↓　JR東海道本線（赤坂支線）　美濃赤坂行
7:28　美濃赤坂　着
　　　　＊美濃赤坂駅ではICカードは使えません

《帰り》
14:30　垂井　発
↓　JR東海道本線
14:37　大垣　着
14:41　大垣　発
↓　JR東海道本線新快速
15:14　名古屋　着

写真

9/26 7:32

【美濃赤坂駅】
大垣から赤坂支線に乗り換えて、美濃赤坂に到着しました。
駅舎は木造で、大正8年開業以来の建物です。

9/26 7:33

【来訪者記念ノート】
駅舎の中には来訪者が自由に書き込めるノートが置いてあります。

9/26 7:34

【広い構内】
屋根のある貨物用のホーム、貨車をつないだ機関車が停まっていますが、草が茂っているせいか、なんだか寂しい風景です。

9/26 7:41

【赤坂宿の街並み】
駅を出て北へと歩いてみます。
右手の建物は大垣市の景観遺産「竹中邸の赤壁」です。
交通量はありますが、雰囲気の良い景観が続きます。

9/26 7:47

【お地蔵さま】
こちらのお寺では、石灰岩をくりぬいて、お地蔵様が安置しています。

9/26 7:48

【石引神社】
石引神社までやってきました。
石引神社の由来は、「江戸時代初期に大垣藩主松平定綱が大垣城の石垣に使う石を現在地付近から採取し、杭瀬川から大垣城内へ石を運んだ記念に「石引神社」と呼ばれるようになった」
とのこと。

9/26 7:49

【線路が横切る】
神社の境内には、金生山の採掘場から美濃赤坂までを結ぶ線路が横切っています。
こちらも大垣市の景観遺産です。
列車の走る姿、見てみたいですね。

9/26 7:53

【神社に詣る】
とりあえず、お参りしておきます。

9/26 8:03

【砕石工場】
神社から少し北へ行くと、砕石工場が見えてきました。
砕石を運ぶ機関車も見えてますね。

9/26 8:33

【モーニング】
駅に戻り、駅前の喫茶店「喫茶サロン」でモーニング。
岐阜の喫茶店らしく、ゆで卵でなく「茶碗蒸し」がついてます。

9/26 8:57

【子安神社】
次に金生山に向かいます。
途中に「子安神社」があります。
子授け・安産祈願の神社です。

9/26 10:17

【跨がり石】
この石に3回跨いで拝礼します。
1回目は奥さん、
2回目は旦那さん、
3回目は二人で同時に跨いでください。

9/26 9:00

【石仏群】
神社の横には、「弘法寺の石仏群」
周りには彼岸花が咲き、仏様へも花が捧げられてます。

9/26 9:04

【金生山神社】
さらに車道を登っていくと金生山神社。
とりあえず、こちらもお参り。

9/26 9:07

【化石館は休館】
金生山神社の隣には「化石館」がありますが、今日は休館の様です。

9/26 9:07

【化石】
看板下の石には大きな巻貝の化石。

9/26 9:10

【砕石工場と伊吹山】
見晴らしの良い所で伊吹山が見えました。
そしてその手前には、巨大な砕石工場が。
砕石の音がここまで聞こえてきます。

9/26 9:11

【岐阜市方面の眺め】
金華山が見えます。

9/26 9:12

【ニラの花】
白いぼんぼり風の花。

9/26 9:20

【シュウメイギク】
漢字で書くと「秋明菊」
秋やなあ。

9/26 9:22

【シュウカイドウ】
漢字で書けば「秋海棠」
秋ですよ。

9/26 9:21

【明星輪寺へ】
明星輪寺（みょうじょうりんじ）の山門が見えてきました。
明星輪寺の山号は「金生山（きんしょうざん」）。
地元では「こくぞうさん（虚空蔵さん）」と呼ばれているようです。

9/26 9:22

【仁王様】
山門の金剛力士像、鎌倉時代のものだそうです。

9/26 9:24

【彼岸花】
境内には彼岸花が所狭しと咲いています。

9/26 9:27

【彼岸花(白花)】
白花の彼岸花も。

9/26 9:27

【明星輪寺本堂】
本堂へお参り。
686年（朱鳥元年）、役小角が開山。
本尊は虚空蔵菩薩（「日本3大虚空蔵菩薩」の1つなのだとか）

9/26 9:30

【岩巣公園へ】
お寺の脇は奇岩の宝庫「岩巣公園」
少し歩いてみます。
あそこの岩場に「虎」がいますよ。

9/26 9:31

【摩崖仏】
仏さまが刻まれてます。

9/26 9:34

【くぐり岩】
無事、くぐることが出来ました。

9/26 9:44

【岐阜のピラミッド】
採掘現場を目前に。
山が無くなってます。
凄い風景。。

9/26 9:45

【はたらく車】
大きなトラックが次から次に、コンベアーへと砕石を投下してます。

9/26 9:53

【彼岸花】
お寺は彼岸花でいっぱいでした。

9/26 10:24

【兜塚】
金生山の後は、古墳巡りに向かいます。
その前に「兜塚」に立ち寄り。
関ケ原合戦の前日、杭瀬川の戦いで戦死した東軍武将、野一色頼母を葬り、兜鎧を埋めた塚といわれています。

9/26 10:35

【車塚古墳】
横穴式石室が露出した、古墳時代終末期の古墳。
石室の長さは8m。
周りに周濠を持つ約20mの大きさの古墳。

9/26 10:44

【大塚1号墳】
古墳時代中期の古墳。
東方約30mの大塚2号墳と合わせて「二ツ塚古墳」と呼ばれる。
5世紀後半に作られた有力者の古墳と考えられている。

9/26 10:49

【昼飯大塚古墳】
4世紀末（古墳時代中期）に作られた前方後円墳。
一部が復元されて、葺石や埴輪、周濠が再現されてます。

9/26 10:49

【古墳の模型】
古墳のミニチュアがあります。
墳丘長約150m、後円部径99m、高さ13m、前方部高9.5m、周濠含む総全長約180m
東海地方最大級の古墳です。

9/26 10:52

【古墳に登って】
古墳の上まで登りました。
さっきまで歩いてきた金生山を振り返ります。

9/26 11:15

【ランチ】
おなかがすいてきたので、昼飯大塚古墳近くの町中華で昼食です（「昼飯」だけに）。
日替わり定食にしたのですが、「昼飯こーふん炒飯」なるメニューが・・・
そちらを頼めばよかった。。

9/26 11:44

【東山田古墳】
全長75mの前方後円墳。周囲で円筒埴輪、人物埴輪片、須恵器片が出土した。
この古墳を取り囲むように横穴式石室を持つ12基確認されている。
（大垣の古墳時代より）
写真は東山田古墳群の一つ。

9/26 11:47

【不法投棄】
東山田古墳の案内看板はない。
不法投棄はある。
石室の中もゴミだらけ。

9/26 12:05

【八幡山古墳】
全長41m、後円部径25m、前方部幅17mの前方後円墳。
四世紀末頃の築造。
墳丘の上には八幡神社が鎮座しています。

9/26 12:04

【堤ヶ谷3号墳】
八幡山古墳へ登る神社石段の下に、横穴式石室が露出しています。

9/26 12:04

【玄室に入ってみた】
石室の元の長さは約8m
玄室もきれいな状態。

9/26 12:07

【西中尾古墳群説明板】
八幡山古墳の奥には、38基の古墳が散在しているそうです。
凄い量ですね。

9/26 12:38

【次の古墳群へ】
池の前を通り、次の古墳群へ向かいます。

9/26 12:23

【社宮司古墳群説明版】
案内板はありますが、ずいぶんと汚れています。
訪れる人は少ないようです。

9/26 12:24

【古墳から竹】
たくさんの古墳があるようですが、竹林に侵食されている。。

9/26 12:27

【古墳の周りは竹だらけ】
たぶん、古墳。

9/26 12:29

【土に埋もれた石室】
石室は土に埋もれていますが、きれいな状態です。

9/26 12:44

【遊塚古墳へ】
この池の下に古墳があるそうですが・・・

9/26 12:46

【遊塚古墳跡】
古墳はすでに消失。
石碑が残るのみです。

9/26 13:03

【粉糠山（こぬかやま）古墳】
墳丘長100m、後方部の一辺の長さは50m、高さは6mあるそうです。
4世紀の終わりから5世紀の初めごろに築造されたようです。
粉糠山の名前は、中世青葉宿の遊女たちが化粧に使った粉糠を捨てたものが積もって小山になったことに由来します。

9/26 13:06

【共同墓地】
古墳の上は現在共同墓地になっています。

9/26 14:13

【垂井駅】
古墳巡りの後は、中山道を辿って垂井駅まで歩きました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

感想

yukicchi7

彼岸花が咲きはじめたので、彼岸花で有名な明星輪寺へ。
そして地図を見て気になっていた、赤坂周辺の古墳を巡ってきました。

金生山の採掘具合、なかなかすごいものです。
山が無くなってしまったよ。


次回は赤坂宿をのんびり歩いて回ろうかな。