涸沢カール


- GPS
- 12:24
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:16
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 8:39
天候 | 晴天のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
北穂高岳に登りたく、涸沢へ。初めて涸沢に来た時に何故か北穂に登りたいと思ってから6年が過ぎていました。
夏の暑さと体調不良で山に行けず、紅葉の時期の登山になりました。混雑していると予想していましたが、平日のためか思ったより混んでいませんでした。紅葉はまだ黄色が多く、赤く染まるのは数日後かなという感じです。
一日目の朝は曇りがちでしたが、昼には快晴。涸沢の紅葉を堪能して早めに就寝。寒くて夜中に起きると、月が穂高の山々を明るく照らしています。その光景が本当に美しく、ずっと見ていたいと思いましたが、寒さに負けてテントへ。
翌朝は少し出遅れましたが、北穂高岳を目指します。この日も快晴で最高に気持ちが良い天気です。夜には雨か雪になるという予報だったので登頂後は横尾か徳澤に戻りたいと思っていました。
クロユリスラブの前か後か忘れましたが、目印を見落とし、水がちょろちょろと流れるような沢筋を登ってしまいました。道を間違えたかと考えていると、藪を隔てた真横の方から他の登山者の声が聞こえ、完全に間違えたと気づき、苦労して登山道に戻ります。
南陵取付の鎖場とハシゴを登り切ったところで今日はやめておこうかなという気持ちになり、引き返しました。
初めて北穂に挑戦したのですが、深夜からの雨と雪の心配、道を間違え不安になってしまったことで下山を決意しました。
昼前には涸沢小屋に着き、カレーとコーラを食べ休憩。テントを撤収したら、あとは徳澤に向けてひたすら歩きます。
この日は徳澤でもう一泊することに。いつか徳澤に泊まりたいと思っていたので達成できよかったです。予報どおり日付を跨ぐ頃には雨。しかも激しい雨で涸沢にもう一泊していたらどうなっていたかなという感じです。この夜か翌日かは定かではありませんが山頂に雪が降ったようです。
三日目は八時くらいまでは、しとしとと雨が降りました。朝、お隣りのテントの方とご挨拶。涸沢に20年以上通っているベテランの方でした。いろいろ山の話やアドバイスをいただき、今回の登山で印象に残る出来事になりました。またどこかの山で会いましょうと別れの挨拶をし、雨が止んでいるうちに上高地バスターミナルへ向かいます。新島々から電車に乗り松本駅へ。駅ビルで山賊焼きを食べ帰路に着きました。
北穂の山頂に到達出来なかったのが心残りですが、紅葉の涸沢を堪能できました。
今回の経験を活かし、トレーニングを積み、また北穂に挑戦したいと思います。
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