マウナケア

2015年03月13日(金) [日帰り]

• GPS: 10:22
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,778m
• 下り: 1,710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:20

距離 20.2km 登り 1,348m 下り 1,297m

11:20 オニヅカVIS
21:40 オニヅカVIS

写真

左がMauna Loa, 右がMauna Keaです。下はKeaの頂上付近で、左の稜線から登っております。とてもなだらかですが、往復22kmで10時間前後必要です。

3/13 6:18

朝食後、出発が遅れて6時過ぎとなってしまいました。オニヅカVISからです。

3/13 6:31

少し上ると、Mauna Loaの全貌がみえ、手前は火山の丘が多数あります。

3/13 7:20

夜が完全に明けてきました。その頃には雪が出てきてます。

3/13 7:24

Hiloの町にかかった雲海が綺麗に見えます。

3/13 8:17

段々、雪が深くなってきたために、ここらでアイゼンを装着したでしょうか。

3/13 9:59

凍ったワイアウ湖が見えてきました。この辺から、強風で思うように進めません。

3/13 10:07

やっと、右に小さく天文台が見え始め、最初は左の雪山がピークだと思い、ピッケル無いと無理じゃんと思ってました。

3/13 10:59

天文台に到達しました。地面がはかなり凍ってます。

3/13 11:34

実はまだピークは見えてなく、ここから自動車道と共通になっており、大きく巻いた道でとても長いです。除雪車が雪を吹き飛ばした跡をみると数mの壁になっております。

3/13 11:50

やっとピークがみえました。傾斜はそこそこですが、ピークにわたるまでの稜線は身体が倒れそうになるくらいの強風です。

3/13 12:09

頂上から、今まで何度も眺めてきたMauna Loaの姿が見えます。

3/13 12:09

反対側には天文台もみえます。

3/13 12:50

頂上では数分のみ滞在し、下山にかかりました。自分があるいたとは別の自動車道がこちらに伸びてきております。

3/13 12:51

登りの途中でアイゼンがこわれ、ベルトが切れております。名誉のためにアイゼンのメーカー名は伏せておきますが、このため何度もアイゼンが外れて大変でした。

3/13 14:09

下の途中で小高い山の上に暗い雲が馬のように見えて、思わず笑顔が出てしまいました。

3/13 16:18

ほぼ出発地点の近くですが、いろんな形の花房を見せる細長い草木が繁殖しておりました。鳥の形に見えたりして感動して1時間以上も写真を撮ってしまいました。あとで、ビロードモウズイカと知りました。

3/13 20:53

到着した夜にとった星空です。下にニセ十字がみえます。前写真のビロードモウズイカとのコラボですが、こいつが曲者で何度も道標と騙され、1時間も迷って下山できませんでした。

3/13 21:58

最後はオニヅカVISでの星空です。これだけ小屋が明るいのに冬の天の川がくっきりと見えます。日本では山の稜線が明るくなるのですが、それが無いのは素晴らしいです。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

GR RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SIGMA DP1 Merrill SIGMA

感想

est8

今まで、海外ではトレッキングのテント泊しか経験がなかったのですが、今回初めてのピークハントでした。3月のハワイに全くの冬山とは驚きでした。装備は冬装備が必要です。島の独立峰のため風の強さは尋常ではなかったです。4200m程度で高山病の症状はでませんでした。ベースに3日間はりつき、1,2日目は吹雪で断念かなと思っていた最終日の奇跡的は晴れでした。星空の美しさは半端ではなかったです。
今年はアンデスに進出するつもりです。最終目標であるアコンカグアに向けてがんばります。ただ、今の実力ではアコンカグアのBCくらいまででしょうか。