初霜の聖平(タイヤパンク記念日)
- GPS
- 14:03
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,338m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 8:56
天候 | 10/5 曇・爆風、10/6 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■ヤレヤレ迂回路 2019年台風19号災害の 復旧工事の影響で、 結果的にここ2年くらい 全盛期だった迂回路ですが、 ・林道から河川への斜路 ・登山道からの取付き 取付き両側とも洗われ始め、 だんだん玄人向けの仕様に 戻りつつあります。 ちなみに林道からの斜路は、 この時期外来種ひっつき虫 (センダングサ)が 鬼のように生えています。 ■気温 先週まで概ね夏山だったが、 遂に霜が降り始まった。 今後は風速もポイントになる。 特に稜線は風対策が大事。 泊りは象足やダウンパンツ。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着(宿泊用含む)
雨具
登山靴
帽子
ネックウォーマー
手袋
ストック1本
ザック(38ℓ)
食事(調理器具+2泊分+行動食ほか)
水分(飲料720ml)
コンパス
高度計
地形図
山と高原地図
ヘッドランプ(予備電池含む)
太陽光ランタン
保険証
携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む)
コンタクトレンズの箱(予備眼鏡)
腕時計
ココヘリタグ
小屋泊一式(寝袋#3+寝袋カバー+エアマット+銀マット)
デジカメ
|
---|---|
備考 | 防寒テムレス(稜線の風対策は必須。防風性能のない手袋を2枚重ねたが、爆風のため、雨もないのに5分程で手がかじかんでしまった。) |
感想
肋骨のリハビリ山行第二弾。
先週は茶臼岳だったので今回はもう少し足を伸ばして聖岳。
聖岳での初ライチョウも狙いつつ。
■ タイヤパンク事件
沼平駐車場で車を停めようとしたところ、タイヤ付近からギュムギュムと異音。車内にいてもわかる。これ絶対パンク。゚(゚´ω`゚)゚。
沼平を利用すること約50回。パンク記念日になりました。
いえ、タイヤ交換は別に良いんです。前の車はノーマルとスタッドレスを自分で交換してたので。
衝撃はスペアタイヤが無いのに気付いた時。あるべき所には小さなリペアキットが1つ。朝5時の沼平でしばし絶望。
でも応急修理は案外シンプル。①パンクタイヤのバルブから速乾ボンド注入→②コンプレッサーで空気加圧→③走り出すと遠心力でボンドが中から穴を塞ぐ。これだけ。
まぁ実際は色々注意書きあって10分ごとにジャッキアップで空気圧確認し加圧するのを何度か繰り返したので、計90分ロス……。
いやいや貴重な体験ができました。わーありがたいなー嬉しいなー。
【後日談】タイヤ左右交換となり28,800円
■とりあえずの茶臼岳
本当は聖沢登山口までチャリ🚴でいきたかったけど、パンクしたら今度こそ心折れそうなので茶臼からの縦走に変更。
時短でヤレヤレ峠を迂回したけど、取付きの斜路も登山道に復帰する所の盛土も、どっちもえぐられ始まって4年前に戻りつつある。またヘツリとか必要になるのか。
■茶臼→聖平
長野側から寒い爆風。モコモコ手袋を重ねたが防風性能ないので5分で手がかじかみ始めた。
風でストックを置く位置がズラされる。静岡側の斜面に押しつけられる。でも止まったら低体温症になりそうなので、物凄い前かがみで歩く。とにかく爆風に負けないよう足とストックの置く場所に全集中。
フードの端に何かチラチラ。顔を上げるとまさかのライチョウさん。たまにレコで見るライチョウさんの道案内だ!🐥
たぶん彼等のプライベートスペースが2-3mで、そこに入ると少し逃げる、を繰り返してるだけなんでしょうが、実際体験するとこれは嬉しい。とても嬉しい。
■唯一の縦走者
南岳付近でまさか登山者。しかも彼は百間洞(ひゃっけんぼら)を出て今日のうちに光小屋(てかりごや)に入るらしい。
嘘でしょ(°_°)?!何時起きだよ!しかも茶臼稜線(H=2,500m)ですら爆風なのに聖岳(H=3,013m)を越えてきたなんて…。極めつきは自慢する訳でもない人格者。はぁ、世の中には居そうもない英傑が居るものだと痛く感動しました。
■聖平と2日目
翌日は聖岳に登り元来た道を戻る予定だったが小屋で作業している方達と話をしたところ彼等の車に乗せていただけるとのこと。御好意に甘えることにして聖岳登山は諦めた。
2日目は霜が降りた。作業の方達が言うには10日以上小屋にいたが初霜とのこと。
今回は駆け抜けた印象の1泊2日で、色々イベントが発生しました。
でも1番ハッとしたのは気温の冷込み。
先週までポカポカだったのでボケていたが、これからの山行では天気に加えて風の情報が大切で、防風装備(ネックウォーマーとか防寒テムレス)が必需品になりそう。
また、宿泊時には、シュラフカバーや象足、ダウンパンツ、テルモス等が欲しい。
狩猟シーズンも間近ですが、肋骨のヒビが快気したあかつきには、これらを踏まえつつ、最後に軽めで良いのでバリエーションを歩きたいと思います。
<確認した野鳥>
※姿を見れた鳥は●印(あとは声のみ)
※特に嬉しかったものに★印
ライチョウ●★(単独メス、ヒナ1羽の母子)
カケス
ヒガラ
コガラ
シジュウカラ●
メボソムシクイ
ゴジュウカラ
キバシリ★
ルリビタキ
カヤクグリ
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