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Yamareco

記録ID: 6028042
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

復活した足ノ松尾根でえぶり差岳へ【二百名山】今期9回目の飯豊連峰です(奥胎内ヒュッテからの往復)(新潟県関川村 胎内市)

2023年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
06:23
距離
20.3km
登り
2,223m
下り
2,225m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
1:06
合計
7:16
6:40
6:40
34
7:14
7:14
17
7:31
7:32
15
7:47
7:47
12
7:59
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20
8:19
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23
8:42
8:42
4
8:46
8:47
27
9:14
9:15
17
9:32
9:32
2
9:34
10:31
1
10:32
10:32
20
10:52
10:52
24
11:16
11:19
2
11:21
11:21
14
11:35
11:35
13
11:48
11:48
12
12:00
12:00
12
12:12
12:12
14
12:26
12:29
22
12:51
12:51
28
天候 晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ヒュッテにアクセスできる公共交通機関はありません。自家用車、レンタカー、タクシーの利用となります。

奥胎内ヒュッテへは日本海東北道中条胎内インターから国道7号線に入り、下館交差点(セブンイレブンのある交差点)を山の方へ曲がって24km(中条胎内インターからは33km)。道中に奥胎内ヒュッテへの道しるべはありますが、道がわかりづらいところもあるのでナビ推奨。全区間舗装されていますが、奥胎内ヒュッテ手前10kmほどのところからは道が狭くなる箇所が出てくるのですれ違い時に若干の注意が要ります。

駐車場は奥胎内ヒュッテの手前に50台はど(無料)。この日は30台ほど駐車。トイレ靴洗い場あり。携帯の電波はまったく入りません。
コース状況/
危険箇所等
『山と高原地図 飯豊山』によりますと、奥胎内ヒュッテ〜大石山〜えぶり差岳のコースタイムは、上り7時間50分、下り6時間30分です。縦走の大荷物背負った登山者を意識して作られているのかかなり甘め(長め)。日帰り装備ならある程度短縮できるはずです。

奥胎内ヒュッテから足ノ松尾根登山口へは林道歩きが約3km。半分は舗装道路、もう半分はダートです。奥胎内ダムの工事車両が通ることがあるので、注意しながらの歩きとなります(特に平日)。

飯豊連峰の主稜線に上がるコースとしては、おそらく川入(御沢野営場)から三国岳へ上がる道の次くらいに歩きやすいルートです(私の独断と偏見)。なお、決して「楽」というわけではありません。それなりに大変です。朳差岳へ登るときに利用される「梶川尾根」「丸森尾根」「権内尾根」などより傾斜が緩い分上りやすいし下りやすいですが、随所に飯豊らしいえげつない急登もあります。心してかかる必要があります。

登山道は全区間明瞭。危険箇所もほとんどありません。標高700m付近と850m付近に細尾根の岩場、標高1400m付近に登山道が崩れてザレたトラバースになっているところがありますが、ロープも設置されていますし気をつけて通行すれば問題になるほどではないと思います。

水場は奥胎内ヒュッテからの林道歩きの途中に1か所、あとはヒドノ峰から10分ほど下ったところ、そして朳差岳避難小屋からだいぶ下ったところにも湧水がありますが、林道歩き以外の場所は汲みにいくのも大変な箇所ばかりですので多めに持った方がいいです。
その他周辺情報 奥胎内ヒュッテ
http://okutainai.com/

奥胎内ヒュッテは、春の融雪災害による送電系統の故障が長引いているため今期の営業を断念。再開は来年の6月以降となります(アクセスできる道路の冬季通行止め解除が例年6月のため)。

ヒュッテという名前ながら、中身は完全にリゾートホテルです。レストランでの食事、宿泊、日帰り入浴(温泉ではない)ができます。またガイドさんによる周辺の散策や野鳥観察などのイベントも随時おこなわれています。「飯豊連峰登山者限定宿泊プラン」というものもありますので、登山の前泊後泊にもおすすめ。


下山後の温泉は

ロイヤル胎内パークホテル
https://royal-tainai.jp/spa/

日帰り温泉11:00〜14:30(最終受付13:30)
一  般/大人800円 小学生400円
胎内市民/大人600円 小学生300円

毎週月曜日は清掃日の為、休業となります

※祝日の場合は翌日 ※ハイシーズンは変更あり


新樽ヶ橋温泉 クアハウスたいない
https://niigata-kankou.or.jp/spot/11587

●営業時間
・平日:11:00〜21:00
・土休祝:10:00〜21:00
【日帰り入浴料金】
●大人:520円
●小学生:310円
●定休日:第3水曜日(8月無休)

おはようございます。胎内市の奥胎内ヒュッテです。春の融雪災害でアクセスできる道路崩壊してしまい復旧するのを待ってましたがこの10月に復活。足ノ松尾根が使えるようになったので、今日はここから朳差岳に登りにいきます。ここは家から1時間ちょいで来られるからいいんですよね。これまでは北飯豊に登ろうとするとだいぶ遠回りしないといけなかったですから
2023年10月08日 06:01撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 6:01
おはようございます。胎内市の奥胎内ヒュッテです。春の融雪災害でアクセスできる道路崩壊してしまい復旧するのを待ってましたがこの10月に復活。足ノ松尾根が使えるようになったので、今日はここから朳差岳に登りにいきます。ここは家から1時間ちょいで来られるからいいんですよね。これまでは北飯豊に登ろうとするとだいぶ遠回りしないといけなかったですから
道路は開通したものの、奥胎内ヒュッテは電気が復旧できず残念ながら今期は営業しないそうです。

奥胎内ヒュッテ脇には新しいトイレと靴洗い場あり
2023年10月08日 06:02撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 6:02
道路は開通したものの、奥胎内ヒュッテは電気が復旧できず残念ながら今期は営業しないそうです。

奥胎内ヒュッテ脇には新しいトイレと靴洗い場あり
車止めのチェーンを跨ぎ、足ノ松尾根の登山口まで道路を歩きます。私は頭の手術をしてしばらく運転できなかったので、このコースを歩くのは3年ぶりです。

あの稜線まで登るのか〜。遠いな〜。
2023年10月08日 06:11撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 6:11
車止めのチェーンを跨ぎ、足ノ松尾根の登山口まで道路を歩きます。私は頭の手術をしてしばらく運転できなかったので、このコースを歩くのは3年ぶりです。

あの稜線まで登るのか〜。遠いな〜。
40分ほど歩いて足ノ松尾根登山口。自転車で来てる人もいますね〜。
2023年10月08日 06:38撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 6:38
40分ほど歩いて足ノ松尾根登山口。自転車で来てる人もいますね〜。
御用平のブナ林を歩いてると、急登があらわれた!!
2023年10月08日 06:42撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 6:42
御用平のブナ林を歩いてると、急登があらわれた!!
岩場の細尾根もあります。私は初めて足ノ松尾根に入ったとき、ここで滑落しかけたことがありますw足場はしっかりしてるしロープも設置されているので、注意して進めば落ちるような場所でもないのですが
2023年10月08日 07:07撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 7:07
岩場の細尾根もあります。私は初めて足ノ松尾根に入ったとき、ここで滑落しかけたことがありますw足場はしっかりしてるしロープも設置されているので、注意して進めば落ちるような場所でもないのですが
しばらく上がってきて「姫子ノ峰」の小ピーク。この足ノ松尾根は飯豊の稜線に上がる尾根の中では比較的斜度が緩く登りやすいコースです。しかし他の「梶川尾根」「丸森尾根」「権内尾根」が強烈すぎるだけで、他の山と比べてみたらこの足ノ松尾根はかなり厳しい斜度に分類されるはずです。私は飯豊に通いまくって感覚がマヒしたので「足ノ松尾根は登りやすいな〜」と思いましたがね……。
2023年10月08日 07:14撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 7:14
しばらく上がってきて「姫子ノ峰」の小ピーク。この足ノ松尾根は飯豊の稜線に上がる尾根の中では比較的斜度が緩く登りやすいコースです。しかし他の「梶川尾根」「丸森尾根」「権内尾根」が強烈すぎるだけで、他の山と比べてみたらこの足ノ松尾根はかなり厳しい斜度に分類されるはずです。私は飯豊に通いまくって感覚がマヒしたので「足ノ松尾根は登りやすいな〜」と思いましたがね……。
いやー、いい天気。昨日は雨、明日も雨。この日もあまり良くならないかもしれなかったので、「五頭山か粟ヶ岳あたりでトレーニングと割りきって歩くか」と考えていましたが、見事に晴れてえぶりさしにしてよかった
2023年10月08日 07:26撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 7:26
いやー、いい天気。昨日は雨、明日も雨。この日もあまり良くならないかもしれなかったので、「五頭山か粟ヶ岳あたりでトレーニングと割りきって歩くか」と考えていましたが、見事に晴れてえぶりさしにしてよかった
木の根が張り出した尾根道を上っていきます。これが「足ノ松尾根」の由来なんでしょう。松以外の木の根もかなりありますが
2023年10月08日 07:40撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 7:40
木の根が張り出した尾根道を上っていきます。これが「足ノ松尾根」の由来なんでしょう。松以外の木の根もかなりありますが
二重山陵になっているヒドノ峰のピーク。ここが奥胎内ヒュッテから朳差岳までのほぼ中間点のイメージ。なおこの少し先に水場への分岐がありますが、この水場は確認したことがないんですよね。ちょっと遠いらしいんでいつも面倒になってしまいます
2023年10月08日 08:00撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:00
二重山陵になっているヒドノ峰のピーク。ここが奥胎内ヒュッテから朳差岳までのほぼ中間点のイメージ。なおこの少し先に水場への分岐がありますが、この水場は確認したことがないんですよね。ちょっと遠いらしいんでいつも面倒になってしまいます
だいぶ上がってきて、鉾立峰が見えてきました。ガスがかかってない。いずれガスるだろうからそれまでに山頂までたどり着きたい
2023年10月08日 08:30撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:30
だいぶ上がってきて、鉾立峰が見えてきました。ガスがかかってない。いずれガスるだろうからそれまでに山頂までたどり着きたい
西ノ峰と、奥に主稜線の大石山。もう少し
2023年10月08日 08:42撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:42
西ノ峰と、奥に主稜線の大石山。もう少し
主稜線の分岐がある大石山に着きました。スッキリ晴れてるなら北股岳へ向かってもいいけど……。うーん、どうかな!?

足ノ松尾根は道路復旧作業中は使われてなかったので荒れてるのかと思いましたが、きれいな登山道で登りやすかったです。だいぶ整備してくださったのだと思います
2023年10月08日 08:46撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:46
主稜線の分岐がある大石山に着きました。スッキリ晴れてるなら北股岳へ向かってもいいけど……。うーん、どうかな!?

足ノ松尾根は道路復旧作業中は使われてなかったので荒れてるのかと思いましたが、きれいな登山道で登りやすかったです。だいぶ整備してくださったのだと思います
ありゃりゃ、地神山の奥に雲が湧いてる。あれたぶん北股岳のあたりだな。よし、予定どおり朳差岳へ向かおう。今年の北股岳はいつも雲がかかってるなあ。代わりに朳差岳は晴れてることが多いけど
2023年10月08日 08:47撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:47
ありゃりゃ、地神山の奥に雲が湧いてる。あれたぶん北股岳のあたりだな。よし、予定どおり朳差岳へ向かおう。今年の北股岳はいつも雲がかかってるなあ。代わりに朳差岳は晴れてることが多いけど
大石山から鉾立峰への鞍部に向けて下っていきます。いやあ、すばらしい風景だ。実際に見るよりも写真の方が色合いはいい感じ。

草紅葉も始まっていましたが、まだちょっと早いかな?
2023年10月08日 08:49撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:49
大石山から鉾立峰への鞍部に向けて下っていきます。いやあ、すばらしい風景だ。実際に見るよりも写真の方が色合いはいい感じ。

草紅葉も始まっていましたが、まだちょっと早いかな?
来週も天気良いようならまた来ようかな。飯豊は何度登っても飽きることがありません
2023年10月08日 08:56撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:56
来週も天気良いようならまた来ようかな。飯豊は何度登っても飽きることがありません
これから鉾立峰の上り。ここが朳差岳へ向けて最大の難所。この上りはきついので、上っている途中で腰を下ろして休憩してしまう登山者もめずらしくありません
2023年10月08日 09:02撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:02
これから鉾立峰の上り。ここが朳差岳へ向けて最大の難所。この上りはきついので、上っている途中で腰を下ろして休憩してしまう登山者もめずらしくありません
勢いつけて一気に上って鉾立峰の山頂です。多くの登山者さんが休憩なさっていました。私もたまらず給水
2023年10月08日 09:14撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:14
勢いつけて一気に上って鉾立峰の山頂です。多くの登山者さんが休憩なさっていました。私もたまらず給水
さあ、あとは朳差岳へ。鉾立峰ほどの斜度はないので、のんびり進んで大丈夫。ここは飯豊でも指折りの花が多い箇所なのですが、さすがに秋にもなるとほとんどありませんでした
2023年10月08日 09:14撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:14
さあ、あとは朳差岳へ。鉾立峰ほどの斜度はないので、のんびり進んで大丈夫。ここは飯豊でも指折りの花が多い箇所なのですが、さすがに秋にもなるとほとんどありませんでした
草紅葉の向こうに山並みと日本海。佐渡も見えてましたよ
2023年10月08日 09:18撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:18
草紅葉の向こうに山並みと日本海。佐渡も見えてましたよ
実際に見るとこんなに黄色くないんだよなあ。それでもかなりの美しさ
2023年10月08日 09:24撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:24
実際に見るとこんなに黄色くないんだよなあ。それでもかなりの美しさ
おお、晴れてるうちに山頂到着できそうだ。私はこの小屋と山頂が入った構図が大好きなんです。LINEのホーム画面に設定しているくらいですからwww
2023年10月08日 09:30撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:30
おお、晴れてるうちに山頂到着できそうだ。私はこの小屋と山頂が入った構図が大好きなんです。LINEのホーム画面に設定しているくらいですからwww
避難小屋脇を通っていきます。朳差岳の水場もチェックしたことがないんだよなあ
2023年10月08日 09:31撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:31
避難小屋脇を通っていきます。朳差岳の水場もチェックしたことがないんだよなあ
避難小屋からひと上りで朳差岳(1636m)山頂に着きました!!なんか過去イチのペースで登れちゃった(3時間30分)。気温が下がってコンディションが良かったので
2023年10月08日 09:34撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:34
避難小屋からひと上りで朳差岳(1636m)山頂に着きました!!なんか過去イチのペースで登れちゃった(3時間30分)。気温が下がってコンディションが良かったので
北側の長者平は草紅葉がきれいでした。遠望すると朝日連峰は残念ながら雲に隠れていましたが、鳥海山はしっかり見えていましたよ。月山はどこにいるのかよくわからず
2023年10月08日 09:35撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:35
北側の長者平は草紅葉がきれいでした。遠望すると朝日連峰は残念ながら雲に隠れていましたが、鳥海山はしっかり見えていましたよ。月山はどこにいるのかよくわからず
お決まりの構図で避難小屋と鉾立峰、大石山。これを代表写真にしてもよかったけど
2023年10月08日 09:35撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:35
お決まりの構図で避難小屋と鉾立峰、大石山。これを代表写真にしてもよかったけど
二王子岳と新潟の街、そして日本海。私の自宅がある地域はしっかり見えていました。家からも朳差岳は見えるので
2023年10月08日 09:39撮影 by  SO-02L, Sony
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二王子岳と新潟の街、そして日本海。私の自宅がある地域はしっかり見えていました。家からも朳差岳は見えるので
飯豊の主稜線。やっぱり北股岳は雲の中か……。今年は大日岳日帰りやダイグラ尾根踏破など飯豊でやってみたいことはかなり実現できましたが、「快晴の北股岳」だけはだめでした。標高2000mはもういつ積雪があってもおかしくないので、これは来年かな
2023年10月08日 09:39撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:39
飯豊の主稜線。やっぱり北股岳は雲の中か……。今年は大日岳日帰りやダイグラ尾根踏破など飯豊でやってみたいことはかなり実現できましたが、「快晴の北股岳」だけはだめでした。標高2000mはもういつ積雪があってもおかしくないので、これは来年かな
天気は良くて最高なんですが、動きを止めてる状態で風が吹くと寒いです。フリースとカッパを着こんで防寒&防風しても寒い。

そうこうしているうちに
2023年10月08日 09:47撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 9:47
天気は良くて最高なんですが、動きを止めてる状態で風が吹くと寒いです。フリースとカッパを着こんで防寒&防風しても寒い。

そうこうしているうちに
雲が上がってきて一気にガスガスですよ……。まあ快晴の予報が出ていたわけでもないですし、これは仕方ないかな。

よし、1時間近く山頂滞在しましたし、寒いんで下山を開始しましょう
2023年10月08日 10:29撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 10:29
雲が上がってきて一気にガスガスですよ……。まあ快晴の予報が出ていたわけでもないですし、これは仕方ないかな。

よし、1時間近く山頂滞在しましたし、寒いんで下山を開始しましょう
すっかりガスの鉾立峰へ上り返し。ここは往路の方が大変かな
2023年10月08日 10:39撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 10:39
すっかりガスの鉾立峰へ上り返し。ここは往路の方が大変かな
鉾立峰から再び下って、今度は大石山へ上り返していきます。この上りは急でもないんですが、とにかく長い。辛抱しながらの上りです
2023年10月08日 10:51撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 10:51
鉾立峰から再び下って、今度は大石山へ上り返していきます。この上りは急でもないんですが、とにかく長い。辛抱しながらの上りです
再び鉾立峰と朳差岳を遠望します。ガスがかかっていてもすばらしい風景
2023年10月08日 11:04撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 11:04
再び鉾立峰と朳差岳を遠望します。ガスがかかっていてもすばらしい風景
大石山で足ノ松尾根の下降に備えひと休憩。なーに、今夏は丸森尾根や梶川尾根の下りで揉まれてきたので、足ノ松尾根なんて楽勝よ。

「◯◯尾根」といえば、先月末に平日休みがあったので剱岳の早月尾根に挑むつもりで計画立てていましたが悪天候で断念。そして本日雪で真っ白になってしまいました。早月尾根は来年に持ち越しです。剱岳登りたかったな〜。
2023年10月08日 11:16撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 11:16
大石山で足ノ松尾根の下降に備えひと休憩。なーに、今夏は丸森尾根や梶川尾根の下りで揉まれてきたので、足ノ松尾根なんて楽勝よ。

「◯◯尾根」といえば、先月末に平日休みがあったので剱岳の早月尾根に挑むつもりで計画立てていましたが悪天候で断念。そして本日雪で真っ白になってしまいました。早月尾根は来年に持ち越しです。剱岳登りたかったな〜。
これから下っていく足ノ松尾根。時々急なところもあるのですが、基本サクサク下れました。

ただ途中でお一人様に追い抜かれまして、その方の下り方を見てビックリ。マダガスカルの「横に飛ぶサル(ベローシファカ)」みたいに横っ飛びでものすごい勢いで下っていって「マジかよwww」と乾いた笑いが出てしまいました(笑)私もコースタイムの半分以下で下ってたのに、あっという間に置き去りに。世の中には凄い人がいるもんだ
2023年10月08日 11:24撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 11:24
これから下っていく足ノ松尾根。時々急なところもあるのですが、基本サクサク下れました。

ただ途中でお一人様に追い抜かれまして、その方の下り方を見てビックリ。マダガスカルの「横に飛ぶサル(ベローシファカ)」みたいに横っ飛びでものすごい勢いで下っていって「マジかよwww」と乾いた笑いが出てしまいました(笑)私もコースタイムの半分以下で下ってたのに、あっという間に置き去りに。世の中には凄い人がいるもんだ
足ノ松尾根を下りきって、登山口(御用平)のブナ林。ここまで来るとだいぶホッとします。やっぱ足ノ松尾根は歩きやすいですよ。丸森尾根もいいんですが、傾斜が急なのと登山口までが遠くて
2023年10月08日 12:49撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 12:49
足ノ松尾根を下りきって、登山口(御用平)のブナ林。ここまで来るとだいぶホッとします。やっぱ足ノ松尾根は歩きやすいですよ。丸森尾根もいいんですが、傾斜が急なのと登山口までが遠くて
林道歩きの途中にある水場を偵察していきましょう
2023年10月08日 12:55撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 12:55
林道歩きの途中にある水場を偵察していきましょう
いい感じで出てました。雨が降らなかったときはどうだったんだろ?飯豊の水場は枯れたところも多かったからなあ
2023年10月08日 12:56撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 12:56
いい感じで出てました。雨が降らなかったときはどうだったんだろ?飯豊の水場は枯れたところも多かったからなあ
林道30分歩いて奥胎内ヒュッテへ無事下山です。晴れてるうちに山頂に登れて、スムーズに下山できてよかった。ここしばらく休みのたびに雨で3週間ぶりの登山でしたが、足が落ちてなくてひと安心。

さあさあ、家に帰ってお風呂入ろ
2023年10月08日 13:19撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 13:19
林道30分歩いて奥胎内ヒュッテへ無事下山です。晴れてるうちに山頂に登れて、スムーズに下山できてよかった。ここしばらく休みのたびに雨で3週間ぶりの登山でしたが、足が落ちてなくてひと安心。

さあさあ、家に帰ってお風呂入ろ
最後に大石山からの朳差岳。10月に入り飯豊連峰はいつ雪に閉ざされてもおかしくない状況となりましたが、比較的標高の低い朳差岳はもうちょっと待ってくれないかな。あと1回登れば飯豊連峰今期10回目の節目になるので来週もまたここを訪れるつもりです(天気がよければ)。

その後11月になったら未丈ヶ岳、蒜場山、鷲ヶ巣山あたりを攻めようと考えています。あと定番ですが粟ヶ岳と五頭山も
2023年10月08日 08:52撮影 by  SO-02L, Sony
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10/8 8:52
最後に大石山からの朳差岳。10月に入り飯豊連峰はいつ雪に閉ざされてもおかしくない状況となりましたが、比較的標高の低い朳差岳はもうちょっと待ってくれないかな。あと1回登れば飯豊連峰今期10回目の節目になるので来週もまたここを訪れるつもりです(天気がよければ)。

その後11月になったら未丈ヶ岳、蒜場山、鷲ヶ巣山あたりを攻めようと考えています。あと定番ですが粟ヶ岳と五頭山も

感想

今年春の融雪災害によりアクセスする道路が崩壊したため長らく通行止めとなっていた足ノ松尾根。この10月から道路が復旧し、足ノ松尾根も通れるようになったのでここから朳差岳(えぶりさしだけ1636m)に登りにいってみました。

新潟市の自宅を4時40分に出発し、途中で朝ごはんを食べて奥胎内ヒュッテに到着したのが6時。早速登山開始。奥胎内ヒュッテは電気系統の復旧ができず今期の営業できないのは残念。帰りにお風呂入るのは楽しみだったんですが……。

林道歩き3kmののち、足ノ松尾根の登山道に入り上っていきます。しばらく通行止めだったので荒れてると思いきや、きれいな登山道で登りやすかったです。だいぶ手を加えてくださったのだと感じました。それにしても足ノ松尾根は上りやすいです。梶川尾根や丸森尾根のえげつない急傾斜に比べたら屁でもありません。い、いや、足ノ松尾根も十分急登の部類なんですけども、主稜線に上がるまではどこも過酷な上りは避けられない飯豊の中では比較的おとなしいものといえます。

上りまくって主稜線の大石山。もし北股岳方面がスッキリ晴れてたら北股岳へ向かうことも一瞬考えましたが、バッチリ雲がかかっていたので予定どおり朳差岳へ。大石山から眺める鉾立峰と朳差岳の風景はいつ見てもすばらしいです。私は飯豊でここがいちばん好きなエリアでもあり、何度訪れても飽きることがありません。

大石山から下って急峻な鉾立峰への上り返し。ここが朳差岳登山における最大の難所ですが、足ノ松尾根が上りやすくて余力があったことと、気温が低くてコンディションが良かったので止まることなく一気に突破。そして再び下って朳差岳へ最後の上り。草紅葉を楽しみながら進み、避難小屋の脇を通って朳差岳1636mの山頂に到着。自身過去イチのペースで着いちゃった。ここ3週間ほど雨で登山できなかったので足が落ちているのを心配してたのですが、杞憂に終わりよかったです。

山頂ではいつものようにボケーッと風景を眺めたり、持参した『山と高原地図 飯豊山』を熟読したり、登山者さんたちと情報交換して過ごしましたが、動きを止めると寒くて……。フリースとカッパを着ても寒い寒い。そうこうしているうちに雲が上がってきてガスガスになったので下山開始。

鉾立峰、大石山というように来た道を戻り、足ノ松尾根の下降。ここ最近飯豊の梶川尾根、丸森尾根の激下りで鍛えられていたので足ノ松尾根は下りも進みやすかったです。順調に下降していき、登山口に下山。あとは林道歩いて無事に奥胎内ヒュッテまで戻ってまいりました。

頭の手術したのでしばらく運転できなかったため3年ぶりの足ノ松尾根でしたが、だいぶ登りやすかったですね。来週も天気がよければまた登ろうと考えています。10月の飯豊はいつ雪に覆われてもおかしくないので、無雪飯豊に入るなら来週あたりがラストチャンスかも。

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コメント

こんにちは! 登りも下りも背後からヒタヒタと迫って来ていたのはきらきらうえつさんでしたか😅
この辺りの山域で👍を良く頂いています。ありがとうございます!
それにしても速いですよね。結構キツかったのですが、他の飯豊はもっと厳しいのかぁ。
2023/10/8 21:09
ehasegawaさん

朳差岳登山お疲れさまでした。そして新潟にお越しくださりありがとうございます。今日はガスが出るまでは絶好の登山日和で、それまでに山頂に到着できてよかったですね!

この近辺にはあまり有名ではないかもしれませんが、良い山がたくさんありますのでまたぜひ足をお運びくださいね。
2023/10/8 22:30
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こんにちは、
山頂で蒜場山、中ノ岳などの山の話をさせていただいた者です。きらきらうえつさん、だったんですね、ヤマレコよく拝見させていただいてます。お会いできて良かったです。
2023/10/9 13:21
tadashiさん

山頂では情報交換にお付き合いくだりありがとうございました!ヤマレコのヘビーユーザーの方々とお会いできて嬉しいです。だいたいどこの山へ行ってもヤマッパーばかりで、ヤマレコユーザーは若干肩身が狭い思いをしていましたから(笑)

ガスになる直前に山頂に到着できて何よりでしたね!!


2023/10/9 23:30
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