涸沢カール

2023年10月06日(金) 〜 2023年10月08日(日)

• GPS: 13:31
• 距離: 31.5km
• 登り: 917m
• 下り: 967m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 1:59
• 合計: 11:03

5:57 上高地バスターミナル
6:02 6:02 河童橋公衆トイレ
6:42 6:42 明神館
6:47 6:47 徳本口
7:23 7:23 徳沢公衆トイレ
7:34 7:35 徳澤園
7:48 7:48 新村橋
8:31 8:45 横尾
9:07 9:07 横尾岩小屋跡
9:47 10:02 本谷橋
10:51 10:51 大崩落地
11:11 11:12 Sガレ
12:14 12:15 涸沢ヒュッテ
12:20 13:28 涸沢
16:41 17:00 涸沢小屋
17:02 涸沢

2日目

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:12

11:21 涸沢ヒュッテ
11:49 11:50 Sガレ
12:02 12:03 大崩落地
12:50 12:50 本谷橋
13:24 13:24 横尾岩小屋跡
13:41 13:41 横尾
14:26 14:26 新村橋
14:38 徳澤園

3日目

• 山行: 1:49
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:51

14:38 徳澤園
8:41 8:42 徳沢公衆トイレ
9:22 9:22 徳本口
9:26 9:28 明神館
10:11 10:11 小梨平
10:23 10:23 河童橋
10:29 10:29 河童橋公衆トイレ
10:30 ゴール地点

天候

10月6日：雨のち晴れときどき曇り
10月7日：快晴
10月8日：晴れのち曇りのち雨

アクセス

往路：バス：22:00渋谷マークシティ発→上高地着
復路：バス：15:50上高地バスターミナル発→渋谷マークシティ着
渋谷駅のバス乗り場は知らなければとても分かりづらいところにあるので、
早めに行くなど注意が必要。

コース状況／危険箇所等

穂高は登山前日に初冠雪があり、涸沢手前から登山道に雪が残っていて滑らないように注意が必要だった。涸沢のテント場も雪が残っており、雪をよけてテントを張るような状況だった。穂高はどの山も真っ白で、チェーンスパイクなしに奥穂高岳に登る勇気はなく、今回登頂は断念した。2日目は予定を変更して徳沢まで降りたが、かなり良い天気で、登山道の雪は溶けてなくなっていた。3日目のコース状況も良かった。

その他周辺情報

涸沢ヒュッテのテント場は、石がゴロゴロしていることは想定通りだったが、あの景色の中の一部になったと思うだけで充分に満足。涸沢ヒュッテ売店でおでんと豚骨ラーメン、生ビールを頂いた。生ビールは最高に美味かったが、おでんとラーメンは一度食べたらもう十分かなとの印象。一歩足を伸ばして涸沢小屋まで行った。ここではそれまで見えなかった常念岳まで見えたのが良かった。ここでモツ煮と日本酒を頂いたが、このモツ煮は最高に美味かった。また食べたい。
徳沢園は施設が充実していて、登山者だけでなく、一般のキャンパーも含まれていたようだ。水も無料で公衆トイレも簡易水洗で紙を流すことができたので衛生面でも気持ちよかった。他のテントサイトが2,000円／泊に対して、1,500円／泊はリーズナブルかなとの印象。ここで食べたソフトクリームはイマイチ。最後に上高地の河童橋の横で食べたソフトクリームは濃厚で美味かった。上高地にはいろいろと日帰り入用施設があったが、今回は上高地温泉ホテルのお風呂に入った。露天風呂もあって1,000円だった。

写真

10/6 5:57

上高地バスターミナル、少し雨が降っています。

10/6 6:03

河童橋。その奥に穂高の山々が見える筈なのですが…

10/6 7:16

朝から虹が見えました。

10/6 7:17

くまベル。

10/6 7:24

徳沢園の公衆トイレ。

10/6 7:38

こんなフラットな道を10km近く歩きます。

10/6 8:13

穂高で見られた数少ない花。何で名前やろ？

10/6 8:25

横尾山荘

10/6 8:44

横尾大橋

10/6 8:49

少しわかりづらいけど、横尾大橋を過ぎて間もなくのところにライチョウがいました。登山者の皆さんは猿に襲われる心配をしていました。ライチョウはチーチーチーと鳴くことも初めて知った。

10/6 9:40

この双耳峰北穂高岳かな⁉︎

10/6 9:48

本谷橋。結構揺れる吊り橋、楽しかった。

10/6 9:48

多くの方が水の綺麗なこの場で休憩していました。

10/6 10:27

屏風沢

10/6 10:49

10/6 11:11

Sガレ

10/6 11:39

10/6 11:55

いよいよ涸沢！この辺りは昨日の雪が残っており、滑らないよう要注意です。

10/6 11:56

前穂高岳、紅葉は少し残っています。

10/6 11:58

綺麗な景色！

10/6 12:01

涸沢カールから見た東側

10/6 13:37

涸沢カールの南側はこんな感じで完全に雪山です。

10/6 13:51

これを見ると北アルプスが如何に危険なところかわかります。

10/6 13:55

北穂高岳の下には涸沢小屋。

10/6 15:06

10/6 15:16

おでんとビール、豚骨ラーメンが出来るのを待っています。

10/6 15:22

おでんとビール、豚骨ラーメンを頂きます。

10/6 15:42

とてもわかりやすい図、ありがとうございます。

10/6 15:53

正面は東大天井岳かな⁉︎

10/6 15:53

10/6 16:17

涸沢小屋のもつ煮と日本酒、美味しかった。

10/6 16:22

涸沢のテント場。

10/6 16:24

涸沢小屋から常念岳を望む。

10/6 16:25

それにしてもすごい雪。

10/6 16:43

涸沢小屋から見た前穂高岳。

10/6 16:44

10/6 16:49

涸沢小屋と奥穂高岳

10/7 7:48

東の空に雲がかかり、残念ながらモルゲンロートを見ることは出来ませんでした。でも快晴で良かった。

10/7 7:48

10/7 7:48

三段紅葉の涸沢カールにて、奥穂高岳、涸沢岳、涸沢槍をのぞむ。

10/7 8:30

10/7 11:26

紅葉。1週間前が紅葉のピークで今回の寒波で一気に落葉したそうです。

10/7 11:36

紅葉。

10/7 12:02

10/7 12:02

10/7 12:10

10/7 12:37

かなり下ってきました。正面の平らな山は蝶ヶ岳。残雪期に残った雪が蝶が舞っているように見えることからこの名が付いたようです。

10/7 12:56

蝶ヶ岳

10/7 13:38

横尾大橋

10/7 13:40

横尾山荘

10/7 16:13

徳沢園のテント場。2泊目はここにテントを張ります。

10/8 9:49

サル

10/8 10:19

上高地に到着。これは清水川、水が澄んでいてきれい。

10/8 10:20

10/8 10:21

焼岳と河童橋と梓川

10/8 10:23

穂高の山々。

10/8 10:25

再び焼岳

10/8 10:25

穂高と河童橋と梓川

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

ぱぷちゃん

初めての穂高ということで、とても楽しみにしていたが、結果は雪のため登頂できずという残念な結果に終わってしまった。今回は10月上旬の大寒波ということで、涸沢カールにある登山相談所のお兄さんに話を伺うと、1週間前が紅葉のピークだったということで、今回の寒波で一気に落葉してしまったとのこと。一方で、雪と紅葉と木々の緑が織りなす三段紅葉と呼ばれる景色が見られるのは20年に一度と言われており、穂高や立山程度でしか見られない絶景とのことで、とても貴重な景色に巡り逢えたことには満足かな。今回の反省は、直前の天気をあまり深く気にしてなかったので、チェーンスパイクと雪山用の手袋を持っていかなかったことかな。
１つ良かったことは、夏の射手座方面の天の川は暗いところに行けば見えることがあるが、冬の星座にかかる天の川が見えたことには感動した。また、吊り尾根付近にものすごく明るい流れ星が見えたのも良かった。
モルゲンロートは、残念ながら日の出前に東の空に雲がわいてしまったので全く見えなかった。これは少し残念だったが、次への楽しみに残しておきたいと思う。今年の穂高はこれで終わりだが、来年以降に改めてチャレンジする際の楽しみが出来たかなと思う。
まぁ、安全登山を考える上で今回は良い経験と教訓が得られたのかなと思う。