桂川右岸の山々(高柄山から倉岳山)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,767m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
天候 | キリ→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路JR中央線 鳥沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上野原から登山口まではわかりづらい。 登山口までの林道は落石や倒木で荒れてます。 上がってしまえば、虎ロープは多いですが問題なく歩けます。 |
写真
感想
♪かわいい振りして娘、わりとやるもんだねと♪今回の影の主役は予想外の「矢平山」でした。
先週の九鬼山が楽しすぎた割には、ちょっと消化不良に終わったので、どこかないかと眺めていたのが今回のルート。アルコールも入っていたので、計画書は上野原から大月までの遠大なルート。ただ、酔っ払っていた割にはちゃんとエスケープルートも作っており、中々いい計画書でした。
この近辺、下道で迷うのは、日常茶飯事。今回も登り口が解らず、大分ロスをしましたが、何とか不気味な林道を辿り、登山口に到着。そのころには、周りを包んでいた濃いガスも晴れ、美しい杉の植林帯にも励まされ快調に飛ばします。
何人かの登山者とすれ違いましたが、アプローチがいい割には人の少ない山域です。また、指導票も大きいものは除き、ほとんど篤志家の手作りの様です。
高柄山を越え、矢平山のプレートを過ぎた途端、一気に急降下、虎ロープもあり別に危険ではありませんが、予想外の急斜面でした。でも途中から振り返った矢平山は山頂の雰囲気とは全く違った、すっくとしたきれいな山容でした。次はあの急斜面を登ってみたいです。
全体に痩せてはいても長閑な縦走路、寺下峠の手前で銃声に追われる鹿を一頭、また鳥屋山の手前で50センチくらいのイノシシが北から南へ尾根を越えて、猪突というよりは脱兎のごとく駆け抜けて行きました。野生のイノシシは初めて見ました。野趣ゆたかです。
立野峠に来ると、指導票は立派になるし何か拍子抜けして、大休止。また、そこから10分も上がらずにシャリバテで大休止と、「1時までに倉岳を越える」と決めていた気持ちも萎え、すでに敗退モードに入ってしまいました。倉岳山山頂ではちょっと離れた場所で、膝を抱えてしばらく「ウトウト」、決めた1時を30分もオーバーして出発、高畑山を経由して鳥沢を目指します。ここからの倉岳山の山容は素晴らしいの一語に尽きます。
ラーメンと一杯の般若湯を期待して駆け下ったのに、鳥沢駅前の浜田屋さんは臨時休業、おまけに国立駅の事故で間引き運転のため電車も一本来ない、とのアクシデントもありましたが、桂川右岸の山々を踏破できて満足でした。
続きはまた・・・
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