紅葉の月山肘折コース

2023年10月11日(水) 〜 2023年10月12日(木)

• GPS: 17:23
• 距離: 32.2km
• 登り: 2,575m
• 下り: 2,553m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:48

14:14 肘折登山口
14:56 14:56 大森山西鞍部
15:26 15:27 湯殿山碑
15:33 15:43 猫又沢渡渉地点
16:26 16:27 一の地
16:44 16:44 赤沢川渡渉地点
17:50 17:50 磐梯朝日国立公園看板
18:01 18:01 小岳湿原
18:38 18:39 三ケ月池
19:02 念仏ヶ原避難小屋

2日目

• 山行: 11:35
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:35

4:49 念仏ヶ原避難小屋
5:22 5:22 町村境
5:43 5:43 清川橋
7:42 7:42 千本桜
9:04 9:04 月山頂上小屋
9:09 9:44 月山
9:49 9:49 月山頂上小屋
10:40 10:43 千本桜
12:09 12:09 清川橋
12:32 12:32 町村境
13:16 13:25 念仏ヶ原避難小屋
13:47 13:47 三ケ月池
14:17 14:18 小岳湿原
14:26 14:27 磐梯朝日国立公園看板
15:13 15:14 赤沢川渡渉地点
15:36 15:36 一の地
16:03 16:09 猫又沢渡渉地点
16:15 16:15 湯殿山碑
16:44 16:48 大森山西鞍部
17:24 肘折登山口

初日は栗駒山とのダブルヘッダーの為、遅出。国立公園看板よりナイトハイク。

天候

1日目 晴れ 2日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

肘折登山口駐車スペースを利用。

コース状況／危険箇所等

全体的にやや荒れている。大森山〜湯殿山碑のトラバースには新しい倒木が登山道を塞いでいる所あり。その他はこれといった危険個所はないが、木の根を掴んで登る急登や、靴の幅程度の足場の狭いトラバース箇所があり、注意が必要。

その他周辺情報

黄金温泉 カルデラ温泉館（10:00-16:30）※水曜定休日

写真

10/11 14:01

肘折温泉から未舗装路を10分程度進むと、肘折登山口。林道は比較的走りやすかった。栗駒山を登山後のため、昼過ぎからの入山。許してください、なんでもしますから。

10/11 14:38

大森山は南に巻く。見晴らしの効く場に山名標識。

10/11 14:42

深いブナの森をゆく。

10/11 15:00

鞍部を過ぎ、尾根の北トラバースに入ってすぐに倒木が道を塞いでいた。強引に突破すれば問題ない。

10/11 15:03

トラバース道だが踏み跡が薄い。細い。ただ、他に歩けるところもないので迷う可能性は低い。

10/11 15:04

2本目に現れた倒木は迂回路ができていた。

10/11 15:09

実線ルートにもいろいろある。

10/11 15:28

湯殿山碑付近から気持ちの良い尾根道となる（一瞬）

10/11 15:28

このあたり山と高原地図の登山道表示とはGPSがずれる。

10/11 15:34

谷に降り、猫又沢を渡渉する。水量少なく、増水していなければ飛び石で渡れる。水場マークがあるが、それらしいものはなく、おそらく沢の水だとおもう。

10/11 15:40

オニシオガマ！本州の東日本から北日本の日本海側にしか生えていないらしい。

10/11 16:42

赤沢川。何度か細い沢を渡渉する。滑りやすいので転倒注意。

10/11 16:42

左手が赤沢川。

10/11 16:42

10/11 17:06

キノコの集団

10/11 19:02

おおよそ予定通りに念仏ヶ原避難小屋に到着。布団、毛布は潤沢にある綺麗な小屋。トイレは小屋から1分ほど下ったところにあります。解放感のある農鳥式ですが水洗（）ですので、臭いはしません。

10/11 19:50

この日は小屋は我々だけだった。

10/12 4:49

5時前に小屋を出発。

10/12 5:17

霜が降りている。木道も凍結して非常に滑りやすかった。

10/12 5:31

念仏ヶ原から清川に下る最中。激下りとなります。

10/12 5:35

そういう階段…。

10/12 5:43

下りきると、清川橋。

10/12 5:44

秋でも水量は豊富。橋がなければ腰まで水に浸かる渡渉だろうか。

10/12 5:44

最近架けなおされたらしい。

10/12 6:20

黄葉の急登。

10/12 6:52

紅葉が美しい。

10/12 6:57

清川橋からの急登を登りきると、天国が待っている。

10/12 7:19

千本桜に至る急登の尾根を見上げる。

10/12 7:28

急登は正義　美少女無罪

10/12 7:40

千本桜手前も急坂だが、長くは続かない。

10/12 7:42

水たまりも凍っている。

10/12 7:46

山頂が見えてきた。

10/12 8:21

積雪を発見。この周辺以外にはなかった。

10/12 8:22

山頂直下から流れる沢。水場となっているが、ここも沢の水を直接汲む感じ。

10/12 8:27

振り返る。

10/12 8:28

笹の草むらもある。

10/12 8:36

すばらしい。若干のカール地形になっている。

10/12 8:40

賽の河原。

10/12 8:46

振り返る。行者ヶ原の池塘群も遠くに見えた。

10/12 9:03

岩がゴロゴロしている急登をしばけば、あと一息。

10/12 9:12

月山神社。

10/12 9:21

ブロッケンの妖怪。

10/12 9:39

月山2度めの登頂。山頂が晴れたのは初めて。

10/12 9:41

山頂から東側を望む。

10/12 9:49

肘折方面へ下山開始。朝9時台に下山開始しても日没との闘いだ。

10/12 9:56

雄大な景色。こんなにすばらしい登山道が月山にはある。

10/12 10:41

千本桜！ビャオッ！

10/12 10:46

黄葉の水鏡。ちなみに登山道は基本的に沼っている。

10/12 10:52

千本桜の少し下から。左奥に見えるのが念仏ヶ原。小屋も小さく見える。

10/12 11:26

木道も苔むしている。

10/12 11:33

清川への下り。破線ルートってかんじだ。実線だけど。

10/12 12:31

尾瀬ヶ原の木道もいいけど念仏ヶ原の木道もいいぞ。

10/12 12:34

苔がすごい。尾瀬の木道は滑るが、ここまで苔むすと滑らない。

10/12 12:41

気持ちのいい湿原散歩。

10/12 12:42

リンドゥ、リンドゥ

10/12 12:47

10/12 12:54

振り返り、月山に別れを告げる。

10/12 12:55

10/12 13:20

念仏ヶ原避難小屋。

10/12 13:49

三日月池。

10/12 13:49

10/12 13:58

小岳付近のトラバース道からは、葉山方面の眺めが良い。なお、足場は悪いので注意。

10/12 14:01

細めのトラバースがあるが、手掛かり（草）はある。

10/12 14:07

めちゃくちゃ拡大するとクマのケツが写っている。つがいのツキノワグマがのそのそと登山道を横切って行った。ヤブから凄いガサゴソ音がしたので、そこまで驚かなかった。

10/12 14:27

国立公園表示板。ここだけ謎に階段が整備されている。どこから整備したんだろうか？

10/12 14:51

足場の悪いトラバースが多い。滑落注意。

10/12 16:15

湯殿山碑。

10/12 16:43

大森山西鞍部。ここまでくれば一安心である。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

装備

備考

ロングルートになるので、食料は気持ち多めに持っていた方がいいかも。

感想

はむぴ

前回はガス気味だったため、月山のリベンジと、”千本桜”や”念仏ヶ原”というファンキーなネーミングの地名が気になったため、この肘折コースを選んだ。

とにかく長く、充実感のある山行をさせてくれる。
ペテガリ岳より少し楽かどうか、日帰りは困難だと感じた。
ただ、水場（？）は多いので軽量化すればいけそう。
とはいえ、よほどの健脚でないとピストンでは1泊2日を推奨。
日の短い時期は2泊が無難ではある。

注意点などは写真の方に書いた。
全体的にあまり歩かれていない感じで、泥濘箇所もある。
踏み跡はやや薄いところもあるが、迷いやすいところはなかった気がする。
ヤブ漕ぎはない。渡渉も容易だが、岩が滑りやすいので注意。
鎖場はないが、傾斜が急な所は沢付近を中心にあり、お助けロープや木の根を掴んで登ることになる。

当たり前のようにクマが出没する。
熊鈴やホイッスルを携帯し、出合頭を避けること。

紅葉まっさかり。ブナの紅葉が目立ち、黄色みが強かった。
また、念仏ヶ原避難小屋はよく手入れされており、綺麗で良く眠れた。
もう一度行く機会があれば、行きたい。