初秋の野坂岳を周回・南尾根で望外のセンブリに出逢う
- GPS
- 07:07
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 986m
- 下り
- 984m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山コースの鉄塔はメンテナンス中、モノレールが稜線まで敷設されている |
写真
感想
暫く多忙だったので中休みをしよう。三周ヶ岳が未踏なので登りたいところなのだが体調に不安がある。今日は大事を取って近場で様子を見ようと野坂岳の周回コースを歩くことにした。
敦賀スマートインター近くの公園に駐車する。秋晴れの青空が広がっている。エネ研の前を通り山コース登山口に着くと8台ほどの車が停められている。関電関係の工事車両のようだ。レコを見て鉄塔のメンテが行われているのは知っていた。アプローチの林道から尾根には延々とモノレールが敷設されている。最初の鉄塔下に着くと1人の作業員が挨拶される。見上げると二人が作業中だ。モノレールは稜線を越えて横谷側の鉄塔まで敷設されているとのことだ。
稜線近くになるとブナの巨樹が現れ始め、中には胸高周り4m近いものもある。野坂岳南尾根を南下してみると綺麗に刈り払いがされていることに驚く。トレラン関係者が整備していると聞いたことがあるがここまでする必要があるのだろうか、ひょっとすると風力発電関係かも知れない。茶屋谷山の三角点を確認したら稜線を引き返していく。
山集落分岐から野坂岳までの一帯はブナの巨樹達が伐採されずに残っている。実に気持ちの良いところなのである。巨樹一本一本を愛でながら野坂平に上がる。すると灌木帯の陽当たりの良い登山道脇には白いセンブリの花が咲いているではないか。望外の出逢いに嬉々とする。以降100mぐらい先まで可憐な花を数十株も見ることができた。
広い山頂に着くと4人の若いハイカーが帰り支度をされているところだった。誰も居ない山頂でゆっくりと360度の展望を楽しむ。高層には薄い雲があるが白山と別山も見えている。奥美濃の蕎麦粒山、三周ヶ岳もクッキリと見える。青葉山や丹後半島がうっすらと、若丹国境の八ヶ峰や頭巾山も確認できる。
食後はブナ林の北尾根を下って行く。いつもは素晴らしい三ノ岳からニノ岳のブナ林も南尾根のそれに比べると見劣りしてしまう。高温続きの夏場の登山は激しい動悸に度々襲われた。涼しくなったからか今日は終始快適に山歩きができたことが嬉しい。
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