秩父湖-二瀬尾根-和名倉山 ピストン（山深き雄大な山容 登ると少ない登山者 その訳は）

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,787m
• 下り: 1,789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:23

7:20 秩父湖バス停
7:38 7:38 大洞川吊り橋
8:28 8:28 ピーク１００７
9:02 9:04 反射板
9:35 9:36 造林小屋跡
10:15 10:15 ピーク１６８４
10:59 11:02 北ノタル
11:15 11:16 二瀬分岐
11:28 11:56 和名倉山
12:07 12:07 二瀬分岐
12:16 12:16 北ノタル
12:45 12:45 ピーク１６８４
13:08 13:09 造林小屋跡
13:38 13:39 反射板
13:58 13:58 ピーク１００７
14:26 14:27 大洞川吊り橋
14:43 秩父湖バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秩父湖二瀬ダム駐車場（無料）を利用
公衆トイレ有り

コース状況／危険箇所等

登山口ー反射板:
踏み跡明瞭で歩きやすい登山道。一様な勾配で登りが続く。

反射板ー造林小屋跡：
トロッコが敷設されていたと思われる高低差の無い平坦なルートが続く。途中の崩落地周辺は登山道が荒れ気味でやや注意が必要。

造林小屋跡ー和名倉山：
小屋跡から稜線に上がる道は見つけ難い。稜線に上がるまでは急斜面な上に粘土質、浮石、落ち葉という厄介な要素がミックスしており、特に下りでは足運びに注意が必要。以降も踏み跡をロストしやすい箇所多数。不明瞭な箇所にはピンクテープのガイドがあるが、登山道と無関係のマークも多い。要地図、方位確認。

その他周辺情報

道の駅 大滝温泉 遊湯館(850円）

写真

10/14 7:19

二瀬ダム駐車場を利用させて頂いてここからスタートです。

10/14 7:20

二瀬ダムは結構高さがあり迫力あります。

10/14 7:24

二瀬ダムを渡って対岸へ

10/14 7:27

ダムの水全然ありませんね。

10/14 7:34

埼玉大学山寮の脇に大吊橋に繋がる登山道入り口があります。

10/14 7:38

今や登山者くらいしか使わなそうなのですが、長い立派な吊り橋ですね。

10/14 7:41

この看板の警告が必要な意味は登ってみるとわかりますね。

10/14 7:50

序盤は植林内の整備された明瞭な登山道。結構急登でがっつり高度を稼いでいきます。

10/14 8:13

ところどころ紅葉の色づき始めは感じられます。

10/14 9:04

反射板を通過。というか何を反射していたのでしょうか。

10/14 9:04

ずっと平坦な道が続きます。一気に休みなく登ってきていたので丁度いい足休めになります。

10/14 9:15

崩落斜面付近は道が荒れており歩きにくいです。

10/14 9:16

大きな崩落があったと思われる斜面を見上げて。

10/14 9:32

遺されたレールと車輪

10/14 9:33

役目を終えて朽ちゆくトロッコ

10/14 9:36

造林小屋跡から沢の対面に続く踏み跡の様なものが見えますが登山道ではありません。正しい道は沢沿いに登っていくのですがかなり見つけにくいと思われます。ここはピンクテープに感謝。

10/14 9:40

沢筋を詰めていきます。

10/14 9:49

この辺りは踏み跡不明瞭でかなり急斜面な上に浮石が多くさらに滑る粘土や落ち葉もありと厄介区間です。

10/14 9:57

尾根にあがるとまた勾配は穏やかに。尾根筋が広いので踏み跡ロストしやすいです。

10/14 9:58

ピンクテープありますが、あれは登山道とは無関係です。

10/14 10:59

珍しく開けた場所に出た…と思ったら登山道から外れてました。うーん厄介な道だ。

10/14 11:03

この山頂近くの苔むした原生林の雰囲気は森好きにはたまらないものがあります。

10/14 11:14

勾配が穏やかでどこでも歩けてしまうので逆に道を外しやすいです。うーん道どこいった。まあ道歩かなくても山頂行けそうですが。

10/14 11:18

山頂への分岐地点を微妙にショートカットして合流してしまいましたがまあ復帰できたからヨシ！GPS様様です。

10/14 11:19

あとはウィニングロードです。左右の木から祝福の小枝パンチが炸裂します。

10/14 11:29

という訳で和名倉山山頂到着ー！いや思ってたよりも長かった…

10/14 11:40

こんな感じで眺望は全くありません。どこから登っても結構長くてキツいしそりゃ紅葉時期の好天に好んでこの山ターゲットにして登りませんよね。私は好きですが。

10/14 11:35

眺望はありませんが静かな森を独占できる山頂。ずっと使ってたストーブが調子悪かったので最近リニューアルしたSOTOのウィンドマスター。お湯湧く早さが全然違う…

10/14 11:38

お昼はモンベル袋に入れたモンベルメシ。そうですモンベルの回し者です。

10/14 12:36

さて、さくっと下りますよー。ってこれまた長いんですが。奥秩父名物シャクナゲトンネルもありますよ。

10/14 12:57

小屋跡への急下りは落ち葉の下に浮石が大量という厄介仕様。

10/14 14:24

あーやっと降りてきた。でもこの下山直前が数少ないうっかり転んで落ちたら死ねるポイントので気を抜いてはいけません。

10/14 14:25

帰りの吊り橋。水が全然ないので高さがめっちゃあって怖いです。老朽化してるのもあって端に寄りたくありません。

10/14 14:27

橋を渡り切って一安心…ん？

10/14 14:27

なんでこんな所に首無し人形あるの！朝気が付かなかったなあ…。帰ってから調べたらこの橋心霊スポットになってるそうでイタズラでしょうね…。

10/14 14:27

こんな落書きもあって最後に残念な気分になりましたが、登山はガッツリボリュームで気持ちいい気候の中静かに歩けて大満足でした。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 ツェルト ストーブ コッヘル

感想

yfcyama

雲取山に登ると対面にどーんと大きな山体が聳えたち、存在感のある和名倉山。
その割には登山者にはあまり人気が無い山なのですが、以前民宿みはらし側から
登ってみてとても気に入った山だったので今度は秩父湖側から登ってみました。

二瀬尾根ルートは緩急がはっきりしており、ガッツリ登ったあと平坦区間が続き
またガッツリ登ったあとまた勾配が穏やかになっていきます。
登り応えは下手なアルプスよりありますが、眺望は全くありません。
いやまあそりゃ登山者も少ない訳です。
休日の好天にも関わらず往復でお会いした方は2名のみでした。

でも山頂近くの山深く苔むした森の雰囲気は素晴らしいですし、静かな山歩きを
楽しみたい方にはお勧めできます。
致命的にならない程度に不明瞭な部分が色々あるので地図読み、RFの練習にもなると思います。