塔ノ岳からのダイヤモンド富士 惨敗
- GPS
- 06:33
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:54
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
塔ノ岳からのダイヤモンド富士を狙って、富士山フェチのカミさんと尊仏山荘に向かった。
戸沢の駐車場に何台か工事関係のクルマがあった。聞いてみたら登山道整備のための資材を運び込む工事だそうだ。
登り。いつもの豪華食材とワインが重い。絶対にバテないように、とにかくゆっくり登る。下界は夏日とのことだが、風はそれなりに涼しい。
書策小屋のあたりまでは富士山がしっかり見えていたが、塔ノ岳に着いた時には全く見えなくなっていた...
日没までは2時間以上あるので僅かばかりの期待をしていたが、天気はどんどん悪化して視界はまったく無くなり、風がどんどん強まってゆく中で、むなしく日没時刻を迎えた。
小屋番さんによると、前日も前々日も夕方はガスだったそうだ。
この日の宿泊者は10人程度。自炊は我々だけで、いつもの角スペースを確保できた。オーナーが言っていたように、最近は自炊客は少ないようだ。
この日は空いていたが、(10月よりも晴天確率が高いらしい)2月23日のダイヤモンド富士の日は毎年満員だそうだ。それと、土曜日もしばらく満員続きらしい。やはり、平日が良い。
天気は回復の兆しが無く、早々に床に就く。
23時過ぎ、「星が出てる」と言われ、外に出た。満天の!とまでは言えないが、ガスが流れる中で星と夜景が見える。PM2.5のせいもあってぼやけ気味だが、十分に綺麗だ。
一通り写真を撮り、小屋に戻る。夜明け前にもう一度写真を撮ろうと思っていたが、再びガスに覆われ視界ゼロ状態へ。
同宿の人達も、さっさと下山か?という雰囲気になっていたが、6時くらいにガスが動き出す。ガスの動きはどんどん早まり、太陽が顔を出し、富士山もときどき現れる状態に。
東から陽が差し、西にガス。ブロッケンが現れるのでは?とガスの中を注視していたら...現れた!丸い虹の中に自分たちの影が泳いでいる。急いでシャッターを切ったが、ガスしか映らなかった。
そこそこ満足して下山。
荷物は軽くなったが、下りもゆっくり降りる。
帰りの林道、往きも「いつもより荒れ気味」と思っていたが、下りはスピードが出がちなので、さらに注意を要する。
今回は2人乗車だったが、いつもの4〜5人乗車だったら、途中、下りてもらう必要がありそうな段差も。
そして、竜神の泉の直前、木の枝が完全に道を塞いでいる。昨日から今日にかけて折れたらしい。車を降り、枝を道の端に片づけて通過。
その後、尊仏山荘オーナーの車とすれ違った(向こうは気づいていないだろう)。
ダイヤモンド富士は残念だったが、秋のダイヤモンド富士は小屋が空いているのがわかった。確率は低くても、もう一度狙いたい。
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