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Yamareco

記録ID: 6079656
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

金華山 みちのく潮風トレイル最難所?

2023年10月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:36
距離
27.2km
登り
509m
下り
495m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:08
休憩
0:28
合計
3:36
10:28
63
スタート地点
11:31
11:31
29
12:00
12:01
21
12:22
12:32
17
12:49
12:49
14
13:03
13:03
30
13:33
13:50
14
14:04
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女川観光桟橋離島航路ターミナル付近には無料駐車場あり。金華山までは潮プランニングの船にお世話になる。往復3500円。ちなみに定期便だと島の滞在時間が1時間50分しかなく潮風トレイルのルートを踏破するのはかなり厳しい。そのため島の滞在時間が長い特別便を利用した。料金は変わらないが運行日が限られるため利用のハードルが高い。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特に無いがヤマビル多発地帯のようなので対策が必要。
その他周辺情報 女川に帰港後、女川温泉ゆぽっぽを利用。500円。
日本最大のクレーン船なんだそうな。
5
日本最大のクレーン船なんだそうな。
お邪魔します!
まずは車道歩き。
1
お邪魔します!
まずは車道歩き。
続いて参道歩き。
1
続いて参道歩き。
ご神木がお出迎え。
3
ご神木がお出迎え。
とりあえず神社の参拝は後にして山頂を目指す。
1
とりあえず神社の参拝は後にして山頂を目指す。
奥宮登拝入り口。
1
奥宮登拝入り口。
思ったより普通に「登山道」
もっと参道っぽい感じなのかと思ってた。
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思ったより普通に「登山道」
もっと参道っぽい感じなのかと思ってた。
よく整備されている。
2
よく整備されている。
水神社。
稜線の分岐点に到達。
3
稜線の分岐点に到達。
山頂の逆方向は通行止め。
1
山頂の逆方向は通行止め。
山頂に向かって登る。
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山頂に向かって登る。
景色良し!
牡鹿半島と女川方面。
5
牡鹿半島と女川方面。
お、山頂かな?
金華山、登頂!
謎のストーンサークル。
3
謎のストーンサークル。
山名が書いてない「頂上」標識。
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山名が書いてない「頂上」標識。
大海祇神社奥の院。
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大海祇神社奥の院。
お社の横に三角点あった。
タッチ!
4
お社の横に三角点あった。
タッチ!
危険で歩行はできないけど眺望は良いとな?
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危険で歩行はできないけど眺望は良いとな?
どれどれ?
おお、たしかに絶景!
対岸の鮎川や御番所山がよく見える。
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おお、たしかに絶景!
対岸の鮎川や御番所山がよく見える。
帰りは反対側へ。
3
帰りは反対側へ。
潮風トレイルの杭発見。
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潮風トレイルの杭発見。
草付きの急な斜面を下る。
滑る!
1
草付きの急な斜面を下る。
滑る!
潮風トレイルらしい絶景が広がる。
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潮風トレイルらしい絶景が広がる。
「二の御殿」と呼ばれる鞍部に到着。何か建物などがあるわけではない。
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「二の御殿」と呼ばれる鞍部に到着。何か建物などがあるわけではない。
二の御殿からは進路を西へ。
1
二の御殿からは進路を西へ。
造林小屋付近では何か動物が眼の前を横切っていったような気がした。
ツ「サルに見えたッペ」
茶「鹿じゃなくて? 金華山にサルいるのかなぁ?」
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造林小屋付近では何か動物が眼の前を横切っていったような気がした。
ツ「サルに見えたッペ」
茶「鹿じゃなくて? 金華山にサルいるのかなぁ?」
植林帯の中は道がわかりにくいがトレイルのテープがベタ貼りされていて助かった。
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植林帯の中は道がわかりにくいがトレイルのテープがベタ貼りされていて助かった。
山腹をトラバースしながら神社へ戻っていく。
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山腹をトラバースしながら神社へ戻っていく。
何ヶ所か崩落している場所あり。
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何ヶ所か崩落している場所あり。
小さいながらも渡渉あり。
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小さいながらも渡渉あり。
短い区間だが色々な表情を見せる登山道であった。
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短い区間だが色々な表情を見せる登山道であった。
トレイルルートの最後では子安地蔵がお出迎え。
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トレイルルートの最後では子安地蔵がお出迎え。
サルもお出迎え。
ツ「ほら! 普通にサルいるし!」
茶「ほんとだ…」
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サルもお出迎え。
ツ「ほら! 普通にサルいるし!」
茶「ほんとだ…」
ぐるっと一周して黄金山神社にもどってきた。
2
ぐるっと一周して黄金山神社にもどってきた。
まだ時間があるのでお参りへ。
2
まだ時間があるのでお参りへ。
登山後にもう一度登る石段は精神的にキツイ…。
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登山後にもう一度登る石段は精神的にキツイ…。
茶「金持ちになりたいとは言いません。この先の人生、飢えませんように! なにとぞ!なにとぞ!」
ツ「切実すぎて引くっぺ…」
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茶「金持ちになりたいとは言いません。この先の人生、飢えませんように! なにとぞ!なにとぞ!」
ツ「切実すぎて引くっぺ…」
銭洗いしていく。
2
銭洗いしていく。
お参りも無事済ませ後は本土に帰るだけ。
鹿の群れが見送ってくれる。
2
お参りも無事済ませ後は本土に帰るだけ。
鹿の群れが見送ってくれる。
茶「…ボス鹿か? 貫禄あるな…」
ツ「ふてぶてしい面構えだっぺ」
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茶「…ボス鹿か? 貫禄あるな…」
ツ「ふてぶてしい面構えだっぺ」
車道を下って桟橋へ。
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車道を下って桟橋へ。
さよなら金華山!
7
さよなら金華山!

感想

みちのく潮風トレイルの踏破に向けて金華山に登ってきました。この区間は距離は短く険しいわけでもないのですが、潮風トレイル随一の難関となっています。
その理由はなんといっても離島であるということに尽きます。船を使わないとスタートにも立てないのに、その船便の使い勝手が悪いんですよね。航路自体は女川からと鮎川からの二系統があり、ほぼ毎日運行しているんですが、定期便だと金華山の滞在時間が1時間50分しか取れないんです。コースタイムの60%くらいで歩ける人ならばそれでも踏破可能でしょうけど我々には無理。となると島に長く滞在できる(それでも2時間30分ほどですが)のは、例大祭などのイベント時か、月に数回だけ運行する特別便ということになり機会が限られます。そうでなければ船をチャーターすることになりますが、こちらは料金が最大で一人1万円にもなってしまい手が出ません。
おまけに金華山はヒル山で、暖かい季節に行こうものなら靴にびっしりとヒルが着いていたなどという話を聞きます。そうなると季節も選ぶじゃないですか。
もうほんとに、この区間の攻略には頭を悩ませました。正直、ここにコースを設定した人を恨みましたよ。歩いていけないところにトレイルコースを設定するなってね。
そんなわけでチャレンジするのに非常に敷居が高かった金華山ですが、今回ようやく船便・天気・我々の休みがバッチリ合ってチャレンジすることができました。
前置きが長くなりましたが、無事に上陸できればあとは簡単。帰り船の時間を気にする必要はありますが、標高差500m・距離6kmのお手軽ハイクです。島なので随所で海が見えますし、草原と倒木が織りなす独特の風景は秘境感が漂い歩いて楽しいコースです。
行きの船で「ヒルに血を吸われるのは勝手だが、くれぐれも戻る前にチェックして船にヒルを持ち込まないように」などと脅されたので、こんなに涼しくなってもまだヒルがいるのかとビビったのですが、実際歩いてみるとヒルの姿を見かけることはなく、もちろん噛まれることも船に持ち込むこともありませんでした。
時間があれば霊験あらたかと名高い金華山黄金山神社に参拝することもできます。三度お参りすれば一生涯お金に困らないというありがたーい御利益があるそうで、散財しがちな我々登山者の強い味方ですね。
というわけで、一筋縄ではいかない金華山、これにて無事攻略です。

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