金華山 みちのく潮風トレイル最難所?
- GPS
- 03:36
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 509m
- 下り
- 495m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は特に無いがヤマビル多発地帯のようなので対策が必要。 |
その他周辺情報 | 女川に帰港後、女川温泉ゆぽっぽを利用。500円。 |
写真
感想
みちのく潮風トレイルの踏破に向けて金華山に登ってきました。この区間は距離は短く険しいわけでもないのですが、潮風トレイル随一の難関となっています。
その理由はなんといっても離島であるということに尽きます。船を使わないとスタートにも立てないのに、その船便の使い勝手が悪いんですよね。航路自体は女川からと鮎川からの二系統があり、ほぼ毎日運行しているんですが、定期便だと金華山の滞在時間が1時間50分しか取れないんです。コースタイムの60%くらいで歩ける人ならばそれでも踏破可能でしょうけど我々には無理。となると島に長く滞在できる(それでも2時間30分ほどですが)のは、例大祭などのイベント時か、月に数回だけ運行する特別便ということになり機会が限られます。そうでなければ船をチャーターすることになりますが、こちらは料金が最大で一人1万円にもなってしまい手が出ません。
おまけに金華山はヒル山で、暖かい季節に行こうものなら靴にびっしりとヒルが着いていたなどという話を聞きます。そうなると季節も選ぶじゃないですか。
もうほんとに、この区間の攻略には頭を悩ませました。正直、ここにコースを設定した人を恨みましたよ。歩いていけないところにトレイルコースを設定するなってね。
そんなわけでチャレンジするのに非常に敷居が高かった金華山ですが、今回ようやく船便・天気・我々の休みがバッチリ合ってチャレンジすることができました。
前置きが長くなりましたが、無事に上陸できればあとは簡単。帰り船の時間を気にする必要はありますが、標高差500m・距離6kmのお手軽ハイクです。島なので随所で海が見えますし、草原と倒木が織りなす独特の風景は秘境感が漂い歩いて楽しいコースです。
行きの船で「ヒルに血を吸われるのは勝手だが、くれぐれも戻る前にチェックして船にヒルを持ち込まないように」などと脅されたので、こんなに涼しくなってもまだヒルがいるのかとビビったのですが、実際歩いてみるとヒルの姿を見かけることはなく、もちろん噛まれることも船に持ち込むこともありませんでした。
時間があれば霊験あらたかと名高い金華山黄金山神社に参拝することもできます。三度お参りすれば一生涯お金に困らないというありがたーい御利益があるそうで、散財しがちな我々登山者の強い味方ですね。
というわけで、一筋縄ではいかない金華山、これにて無事攻略です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する