表山・笙ヶ岳・養老山・御当岳

2023年10月22日(日) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,514m
• 下り: 1,515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:38

7:40 養老駅
8:09 8:09 表山東尾根取り付き
9:08 9:12 表山 (犬谷三等三角点)
9:30 9:30 裏山
9:55 9:55 笙ヶ岳東峰
10:01 10:08 笙ヶ岳
10:42 10:42 もみじ峠
10:47 10:52 旧牧場（アセビ平）
11:18 11:18 笹原峠
11:26 11:42 小倉山
11:54 11:57 養老山
12:17 12:18 多芸ノ台
12:31 12:34 津屋避難小屋
12:58 12:59 御当岳
13:19 13:23 寺山観音
13:58 13:59 志津北谷公園 駐車場
14:18 養老線 美濃津屋駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

養老駅
　・養老鉄道養老線
　・終日駅員配置駅
　・水洗トイレ
　・自動販売機（飲料水）

美濃津屋（みのつや）駅
　・養老鉄道養老線
　・無人駅（乗車票発券機設置）
　・水洗トイレ（男女共用）

写真

10/22 7:40

養老鉄道の電車で養老駅。自転車持ち込み可のサイクルトレイン

10/22 7:43

養老までの切符を提示すると、養老ランドや養老天命反転地の入場が無料になるとのこと（2023/11/23までのキャンペーン）

10/22 8:05

表山への登山口は...

10/22 8:11

舗装路のクランクをもう一段、進んだコチラ（余分な急坂を一つ登ってしまった）

10/22 8:16

尾根を辿る急登

10/22 8:22

古くからの登山道だったのか、尾根には掘割状に凹の筋ができている

10/22 8:28

樹間からチラリ、南隣の尾根

10/22 8:38

「白山見台」から北方の眺望

10/22 8:40

トリカブトの群生

10/22 8:41

鮮やかな紫色

10/22 8:42

途上に赤テープなど目印はなし。踏み跡を目で追う

10/22 8:51

明るくなって、振り返れば濃尾平野の大眺望

10/22 8:51

恵那山に...

10/22 8:52

冠雪した御嶽山

10/22 8:56

苔の庭園

10/22 9:01

引き続き、急登に次ぐ急登

10/22 9:10

表山頂上

10/22 9:11

山頂名板と...

10/22 9:11

三等三角点「犬谷 (いぬたに)」838.18 m。ちなみに表山三角点（四等 338.31 m）が川を挟んだ北隣の尾根に設置されている模様

10/22 9:11

眺望はなし。辺りの木は赤と黄に色付いている

10/22 9:15

頂上から「裏山」方面と「もみじ平」方面に尾根道が分岐している。案内に従い「裏山」へ

10/22 9:19

表山から裏山への縦走路鞍部

10/22 9:25

赤テープの案内がある

10/22 9:29

薮から飛び出すと、一本木が現れて...

10/22 9:29

「養老裏山」頂上。「心」の文字にお目々が付いた山頂名板

10/22 9:30

濃尾平野（養老町）の眺望が広がる

10/22 9:30

北東方面には...

10/22 9:30

御嶽山

10/22 9:31

乗鞍岳

10/22 9:31

穂高連峰

10/22 9:32

北西方向にある伊吹山は雲の中

10/22 9:32

霊仙山

10/22 9:38

次の目的地「笙ヶ岳」は養老山地の最高地点がある双耳峰

10/22 9:42

道は明瞭

10/22 9:57

笙ヶ岳東峰

10/22 9:57

石積みの上に山名板

10/22 10:00

双耳峰の鞍部。直進方向が三角点山頂（西峰）

10/22 10:02

西峰への道。青いビニールテープが巻かれた木が道に寄り添う

10/22 10:04

笙ヶ岳西峰山頂

10/22 10:04

四等三角点「笙ヶ岳 (しょうがたけ)」908.33 m

10/22 10:09

西に少し進んだ場所にある「広場」で休憩。ベンチ代わりの切り株や倒木。陽が射して明るい

10/22 10:15

引き返して再び鞍部。笙ヶ岳両峰に挟まれた浅い谷を養老山方面に下る

10/22 10:19

堆積した小石や落ち葉で滑りやすい谷道

10/22 10:25

転落注意な細道で尾根を巻く

10/22 10:35

沢を渡って隣りの尾根へ

10/22 10:37

高所恐怖症には十分過ぎるアトラクション

10/22 10:40

「もみじ峠」に続く、しっとりとした沢沿いの道

10/22 10:44

指導標と木製階段が現れて...

10/22 10:55

旧牧場 (アセビ平)。事務デスク脇のベンチが喫茶室代わり（シュークリームで一息）

10/22 10:57

階段に次ぐ...

10/22 11:09

階段。足に疲労が溜まる

10/22 11:10

石が積まれた「826標高点」

10/22 11:10

振り返って笙ヶ岳

10/22 11:20

養老の滝から続く三方山登山道との合流点（三叉路）

10/22 11:25

小倉（おぐら）山方面へ南進

10/22 11:27

大勢のハイキング客で賑わう

10/22 11:29

小倉山頂上

10/22 11:30

見晴らしがよい

10/22 11:31

東屋もある休憩好適地

10/22 11:37

北方の眺望。裏山 (中央奥)、笙ヶ岳 (左)、826高地 (右) の順に歩いてきた

10/22 11:45

引き続き養老山へ

10/22 11:47

段之尻、立山に続く緑濃い尾根

10/22 11:56

養老山は縦走路からの「寄り道」となる

10/22 11:57

養老山（旧名 多芸山）頂上

10/22 11:57

堂々の一等三角点「養老山 (ようろうざん)」858.90 m

10/22 11:58

シンボルの「瓢箪」がぶら下がる

10/22 12:12

引き続き縦走路

10/22 12:20

多芸ノ台（たぎのだい）

10/22 12:20

東方に眺望

10/22 12:35

津屋避難小屋。休憩ベンチあり

10/22 12:43

道は尾根の芯を巻いており、余計なアップダウンは少ない

10/22 12:47

「御当岳・観音寺・美濃津屋駅」方面（左）と「川原越」方面（右）の分岐（708標高点）

10/22 12:48

「安全」の文字は看板設置者の主観に過ぎないかもしれないとの認識は必要

10/22 12:52

凹の道。古くから多くの人が歩いてきた痕なのだろうか

10/22 12:58

赤テープなど道しるべは豊富

10/22 13:01

御当（おべんとう）岳頂上

10/22 13:02

四等三角点「南谷 (みなみだに)」560.55 m

10/22 13:02

山頂名板。「オベントウダケ」の読み仮名は消失寸前。毛羽立っているようだが、板の材質は何だったのだろうか

10/22 13:02

眺望はなし。代わりの上方展望

10/22 13:05

近くに「氷」の文字が貼られたランチボックス。中には水のペットボトル。心優しい安全対策（？）

10/22 13:11

引き続き凹道

10/22 13:14

急坂にはお助けトラロープ

10/22 13:18

勇気が湧く

10/22 13:23

「もうすぐ→」から5分ほどで寺山観音

10/22 13:24

同所の見晴台から海津市南濃町津屋の集落

10/22 13:24

美濃津屋駅に大垣行ラッピング電車（みんなをつなぐトレイン「シナモロール」）が到着

10/22 13:25

名古屋駅の高層ビル群もくっきり近くに見える

10/22 13:30

引き続き下山道。シダの懸崖造り。あまり歩かれていないのだろうか、クモの巣に何度も引っ掛かった

10/22 13:40

志津川の源流を渡れば...

10/22 13:42

林道出会 (登山口)。堂々の王様（キング）コースだ

10/22 13:42

振り返って登山口「熊出没注意」

10/22 13:45

未舗装林道から薩摩カイコウズ街道（岐阜県道56号「南濃関ケ原線」）へ

10/22 14:07

側道の鉄板の下に...

10/22 14:07

四等三角点「西志津」43.47 m。点の記に記載された読み仮名は「にししず」。ここでは津の字は「づ」ではなく「ず」と読むのか（？）

10/22 14:20

美濃津屋駅にて終了。運転間隔は40分 (2時間に3本)。次の大垣行電車は20分後

10/22 14:20

最後に駅から多芸ノ台（左）と養老山（中央奥）を遠望

撮影機器：

FinePix HS20EXR 富士フイルム

感想

satake_416

朝の気温が今秋最低を記録した晴れの日、養老山地の北中部を散策。養老駅を出発して、急坂が続く尾根の登山道。展望地では、濃尾平野の広がりの向こうに恵那山から木曽山脈 (中央アルプス)、御嶽山、乗鞍岳への連なり。

樹間の表山から鞍部を経て裏山へ。こちらも東西が開けた展望地。立ち枯れの木の向こうに霊仙山。笙ヶ岳は双耳峰。東の峰には石積み、西峰は三角点。静かな山頂で燃料補給。両峰の鞍部から広い谷を下り、沢道で「もみじ峠」。旧牧場（アセビ平）から階段が増える。

小倉山は団体のハイキング客で大賑わい。園地には老老男女の嬌声が響いていた。瓢箪と一等三角点のある養老山から津屋避難小屋まで、よく整備された快適な縦走路。多芸ノ台が、この辺りでは唯一の展望地。

下山は御当岳・寺山観音の尾根。入口の道標には「安全」とアピールされていたが、倒木や落石の堆積した凹道は人により判断は異なるだろう。しかし、目印やトラロープは潤沢に設置されており、整備してくださっている方の心意気は買いたいと思った。