丹鳴岳−フレ岳 〜美笛林道コース〜

2015年03月28日(土) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 21.2km
• 登り: 915m
• 下り: 906m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:41
• 休憩: 0:05
• 合計: 8:46

6:23 スタート地点
9:50 9:51 丹鳴岳
10:51 10:55 フレ岳
15:09 ゴール地点

天候

晴れ　霞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道276号を大滝方面へ
美笛のチェーン脱着駐車場に駐車できます

コース状況／危険箇所等

スタートから美笛林道起点まではなだらかで、雪も締まっているので歩いやすいのですが、美笛林道の起点がいきなり決壊しています。
右岸斜面のトラバースも検討しましたが、勾配がきつく雪崩かけているので、こちらを通る場合にはかなり大きく高巻く必要があると思います。

今回はうっすら残るトレースを参考に徒渉と辛うじて残るスノーブリッジを通過しましたが
週末かなり気温が上がったため、今回の徒渉ポイントが今後も使えるかわかりません。

通過箇所に亀裂や雪崩の後は見られませんでしたが
丹鳴岳〜フレ岳は急傾斜地を通過するため、これからの季節は注意が必要です。

林道にて、ヒグマの爪痕を確認しました。おそらく今年のもの...
そろそろ彼らも目を覚ましているようです。

その他周辺情報

＜登山箱＞
ないようです。

＜コンビニ＞
真駒内の町中にあるコンビニが最後です。
セイコーマートなどは24時間営業ではないため注意してください。

＜トイレ＞
道中のコンビニもしくは、少し通り過ぎて大滝の道の駅

＜温泉＞
所用によりパス(T_T)

写真

3/28 6:29

橋の手前まで除雪がされています。
タイヤの跡があるのでここへの駐車は避けた方がいいでしょう

3/28 6:30

橋の上から雪道スタート

3/28 6:35

今日も天気は良さそうです(*^_^*)

3/28 6:56

林道はつぼ足でも行けそうでした

3/28 7:02

30分歩いて美笛林道に到着

3/28 7:03

そしてすぐに決壊(゜Д゜;)

3/28 7:04

引き返して別の山？
というプランが頭を過りましたが、古いトレースを辿りなんとか渡れそうな場所を発見

3/28 7:17

対岸から高巻きできるかを検証中
相当上がらないと厳しいなぁ(´・ω・)

3/28 7:27

林道に戻るために、もう一度美笛川を渡ります
倒木上にできたスノーブリッジ...
渡ってから、帰りは大丈夫だろうか？と心配になりました

3/28 7:28

林道ってスバラシイ

3/28 7:39

分岐まで1時間

3/28 8:16

その太さを曲げるってどんな力のかかり方なのやら...
折れない木の方もすごい柔軟性(・ω・)

3/28 8:32

一方で、こんな儚げなドライフラワーが一冬を耐える冬山の不思議

3/28 8:41

歩き始めて2時間
ようやく林道から尾根に取り付きます(^^)/

3/28 8:46

その前に休憩〜
梅干し（というか酸っぱい食べ物）好きです(*^_^*)

3/28 8:57

状況から察するに、数日は誰も登っていないし、この日も登ってくる人は居ないみたい
以前ならば不安で仕方なくなるところですが、この静けさが心地よく感じられるようになってきた気がします

3/28 9:09

尾根に上がってやっと本日一つ目の標的を捕捉！！

3/28 9:07

あまりの陽気に夏山スタイル(=゜ω゜)ノ

3/28 9:33

なだらかな稜線を行く
やっぱり林道より林内を歩く方が好きです(*^-^*)

3/28 9:53

丹鳴岳山頂を目前にフレ岳〜小漁岳〜漁岳の連なり

3/28 9:58

丹鳴岳登頂ヽ(^。^)ノ

3/28 9:57

支笏湖の向こうには春霞に包まれる風不死岳

3/28 9:58

雄々しいイメージの樽前山と柔らかい春霞とのコントラストが幻想的です(*^-^*)

3/28 10:06

さて、フレ岳に向かいましょう！
この下りは結構な急降です

3/28 10:32

コルからフレ岳への登り

3/28 10:39

最後の急登は天然のスキー場でした

3/28 10:57

フレ岳登頂＼(^o^)／

3/28 10:58

漁岳に向かう縦走路
行ってみたい気持ちに体がついてこない(T_T)

3/28 11:06

フレ岳から丹鳴岳
支笏湖側の切れ落ち方が印象的です

3/28 11:09

ロケーション最高のスキー場
難点はたどり着くまでが遠すぎることだけ(^_^;)

3/28 11:11

ジグを切るつもりだったのに、気付けば直登だった

3/28 11:36

風が弱そうな場所を見つけてお昼にします

3/28 12:10

キツツキに大人気の木

3/28 12:14

丹鳴岳を登り返す気にはならないのでトラバースして往路まで戻ります
急傾斜地と関係者地の境目を通過するくらいがちょうどいいみたい

3/28 12:50

本当はこの尾根を南に辿って帰りたいけど...
ちゃんと降りられるかもわからないため、今日は断念

3/28 12:56

ここので丹鳴岳に別れを告げます

3/28 13:23

林道に戻ってきた(^_^;)

3/28 13:35

んー新しいなぁ(゜Д゜;)

3/28 13:45

フキノトウ発見
春ですね(^^)

3/28 14:17

いつまでもつかな？

3/28 14:58

モフモフ(*^-^*)
ネコヤナギだっけ？

3/28 15:04

種だと思ってたけど、よく見たらハンノキの花
山の季節もちゃんと進んでいます(^^)

3/28 15:11

今日も無事に下山！
お疲れ様でした(=゜ω゜)ノ

3/28 19:40

おまけ
フキノトウは収穫して天麩羅になりました
あれもこれもと材料が増えて、フキノトウがおまけみたいになっています(^_^;)

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

PowerShot SX700 HS CANON

感想

tetsu-kita

絶好の登山日和予報のこの日
気になるけど長いよなぁ...と思っていた
美笛林道からの丹鳴岳-フレ岳登山を決行しました(=゜ω゜)ノ

標高1000mそこそこのこの山がなぜ気になっていたかというと
このあたりが千歳川、尻別川、豊平川の分水嶺になっているから見に行きたい
という、けっこうマニアックな理由でした(^_^;)
決して高くないし、切り立っているわけでもないこの山域が
どうして分水嶺になっているのか？
地形変動などと併せてみると、また違った山の楽しみ方ができる気がします

雪は締まっていて非常に歩きやすかったのですが
やっぱりフレ岳は遠いです、相当な足長おじさんです(^_^;)
そして林道の決壊...今年こちらからの山行記録がないのはそういうことですか...
帰りに渡渉なしで通れるルートを検討するつもりでしたが、そんな元気があるはずもなく
スノーシューのみではやっぱり長距離歩くのに限界を感じます
行きたい山の中には遠方のものも少なくないし
遠い山に行くために、スキーもやりたいなと、最近考えています。

誰かに会うかと思っていましたが、終日人に会うことのない静かな山行になりました
最近になって、ようやく一人の雪山でも不安と心地よさのバランスが取れてきた気がします