塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸
- GPS
- 14:25
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,058m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
所要時間:14時間21分(大倉までを除くと13時間25分)
コースタイム:12時間10分(大倉〜西丹沢自然教室)
休憩抜タイム:10時間28分
距離:24.9km(水平方向)、15.4km(直線距離水平)
標高差:160m(渋沢駅)→1673m(蛭ヶ岳)→540m(西丹沢自然教室)より、1500mup、1100mdown。累計は 2230mup、1990mdownくらい。
天候 | 晴れ。(夜中から午前中にかけては快晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々崩落箇所があるものの、さすが丹沢だけあってよく整備されている。 蛭ヶ岳の先、臼ヶ岳との間だけは、ザレていることもあって危険。慎重な下山が必要。 温泉は中川温泉が使えるが、この時は時間が遅かったのもあり、いつも通り東海大学前駅そばの、「丹沢湯彩ほたる」を利用した。 |
写真
感想
mixiの日記を…と思ったら、コースタイムしか記載していなかった。
それだけ疲れた、ということか。2010年4月現在、人生で最もきつかった山行なのは間違いない。
そもそも、深夜出発という時点で異常。通りなれた大倉尾根だから出来ることではあるが。
記憶は定かでないが、終電で渋沢駅に入り、渋沢駅前のラーメン屋で時間を潰した。ラーメン屋さんは「阿闍梨」ってお店。午前2時までやっていたから、登山前には最適(笑)
この登山のちょうど1年前くらいに、ふたご座流星群を観るため、陣馬山を夜行で登ったが、その時と違って月が出ていたので、やけに明るく感じた。夜登山をする場合は、月齢のチェックを欠かさずに。月が出ていないと、本当に漆黒の闇がやってくる。あれは怖い…。
怖いといえば、写真にも載せておいたが、鹿が怖い(笑)ヘッドライトに目が反射するため、登っている最中、突然二個の火の玉が動いているように見える。これは陣馬山で体験できなかったから、逆に丹沢で恐ろしく感じた。初めは本当に腰抜かしそうになったぜ。
日の出の時刻6時30分に合わせる予定が、想像以上に早く登ってしまい、結局塔ノ岳で1時間程待つことに。本当は外で過ごす予定だったが、あまりの寒さに凍死が見えたため、尊仏山荘のおじさんには本当に申し訳なかったが、5時半頃山荘に入らせて頂いた。失礼致しました…。花立山荘で調整していたんだけど、あまりの寒さに結局30分と持たず。バーナーでお湯沸かして飲んでいたけど、11月下旬の丹沢はそんなことで耐えられるほどぬるい気温でない。特に花立山荘から先は、風がもろに吹き上がってきて、体感温度は-10℃前後となる。
さて、蛭ヶ岳は、日帰りだと中々行きづらく、かといってお金がないため、山荘泊まりもしたくないため、行くにはこれしかなかった…。ただしあまりに体力勝負な面が否めないから、大人しく塔か丹沢山で一泊して蛭へ行くのを強くお勧めする。あと主稜よりは主脈の方が楽かもしれない。少なくとも地図をよく見る限りそう感じる。
上にも書いたが、蛭ヶ岳から檜洞丸を抜ける丹沢主稜は本当に厳しいコース。ザレ場が多く、しかもアップダウンがとにかく激しい。相当の体力勝負コース。檜洞丸辺りで、足が痛くて泣きたかった。。。青ヶ岳山荘でいっそ泊まらせて頂こうかと思って、中を覗いたのだが、どなたもいらっしゃらなかったので、泣く泣く下山。西丹沢に下る頃には、膝が感覚なくなっていた(笑)
それでも、いい思い出になった登山だった。景色は丹沢だけあって抜群だし。
ちなみに、これで丹沢は表尾根、大倉尾根、鍋割尾根、主稜を通ったことになった。残るは三峰、主脈。そこを制覇すれば、何となく丹沢マスターになった気分(笑)いずれ行きたい…が、もう夜は登りたくないw
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