平標山。白いとばりが消えゆく向こうに


- GPS
- 06:22
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
ザック(G/R)
シューズ(s/h)
登山タイツ(冬)
ハーフパンツ(黒)
半袖シャツ(W)
アームカバー
夏ジャケット
フリース
冬帽子(N)
手袋3
フェイスマスク(夏)
手ぬぐい
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感想
解散は朝の9時。さてこの時間から登れる山は。上越国境がちょうど天気の境目で北側は雨模様、南側にはときおりきれいな青空が覗いた、時間の関係上遠くまでは行けない。周辺の山々の山頂にはところどころ雪がかぶっていた。どうやら高い山には雪が降ったようで、晴れていれば必ずや眺めはいいだろう。平標山の登山口まで来るとずいぶん天気がよかった。この山、あまりはずれたことがない。
三、四十台ほど車が停まっていた。駐車場に入る時、泊まりですかと聞かれた。日帰りですと返す。もう十時も過ぎているので、それはそうだろうと。
出発時間が遅かったが上空はきれいな青空が見え期待大。松手山コースを選択、このルートを登るのは初めて。いつもは水を求めて小屋へのコースを登っていた。寒くはなく、夏仕様のままスタート。樹林内は暑くて汗が吹き出た。松手山に到着すると雲が出はじめてあっという間に雲に巻かれてしまうことが多く、午後の展望はやはり難しいという時間が長かった。この辺りから上部ではもう紅葉も終わっていた。その後は北風が冷たく、ジャケットを羽織ったが、どんどん寒くなり、さらにフリースも着込むことに。手袋も冬物に変え、フェイスマスクで風をよけるという冬支度となった。日が差さず、冬の様相は寒々しく感じられる。今日は遠望を楽しむことはできそうにもないのだろうかと言う頃合いに……
仙ノ倉山の向こう、谷川方面の山々が少しずつ姿を現してきた。雲が割れじはじめたよう。次第に見える範囲が広がり、どんどん眺めが良くなっていく。光の降る空間は嘘のように鮮明で、雪がついているところは白さが目立った。きっと初冠雪だろう、その眺めはとってもすばらしく驚きの連続。低山も雲が取れていくと、まさしく全山紅葉の域で、その眺めはみごとだった。雲がとれて晴れていく刻々の移り変わりを間近に見れた珍しくもすばらしい山行きとなった。
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