浅草岳(入叶津登山口）紅葉狩り🍁が雪山ハイク🏔に😅

2023年10月22日(日) [日帰り]

• GPS: 09:46
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:28
• 休憩: 1:18
• 合計: 9:46

6:23 入叶津登山口
7:15 7:30 山神の杉
8:38 8:38 沼ノ平分岐
10:31 10:45 避難小屋跡
11:12 11:24 天狗の遊び場
11:45 12:05 浅草岳
12:20 12:22 天狗の遊び場
12:32 12:33 避難小屋跡
14:09 14:12 沼ノ平分岐
15:19 15:29 山神の杉
16:08 16:09 入叶津登山口
16:09 ゴール地点

天候

雨のち曇りからの晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

深沢温泉むら湯に入浴　600円
　営業時間9:00〜20:00なので間に合いました

写真

久しぶりにブナ林の綺麗な入叶津登山口から紅葉狩りを楽しみながら浅草岳山頂を目指します。

雨の降る中、テンクラⅭからBと午後から天気回復する事を期待しながらの出発です。
出発地点では紅葉が始まり高度を増すごとにその期待が高まります。

山神ノ杉迄登りましたが雨は止まずこの時は平石山に登り沼ノ平周回で戻ることも考えました。

しかし、ここから稜線の山道には紅葉したブナ林が続きとても快適です。

下を覗けば紅葉が真っ盛りです。🍂

平石山の標識は山道脇に有りますが実際はこの奥に有るので行けません。
ここ迄の登りは余り下刈りされていない急坂で雨で濡れた落ち葉の下には滑る石が点在していてとても難儀しました。

平石山からは暫く平坦な山道をブナやモミジの紅葉狩りを楽しみながら進みます。
雨も小降りになりペースも予定より早くとても順調です。

あ！初雪発見で大はしゃぎ。😁
これから起こる事態が全く予想出来ませんでした。

濡れた赤いモミジ

まだら模様のモミジ

オレンジ色のモミジ

真っ赤なモミジ🍁🍁🍁
ルンルン🥰

あら次第に雪が増えてきました。
でもまだ安心

雪の上のモミジもまた綺麗😊

山道は雪に覆わ藪化状態。
踏抜きで次第に不安が増します😧

木々が雪の重みで倒れこみ取り除きながら進みます。
ルートは不明瞭GPS頼りで右往左往。
急激にペースダウン😟

樹林帯を抜けるとそこは冬山。
登山ルートは藪化し多くの時間を要し、此処で引き返そうとも思いましたが風は弱く余り寒くも無いので好天を期待して先に進むことにしました。😟

ガスっていますが久しぶりに雪の感触を味わいながら登ります。

天狗の庭に着き間もなく山頂なので一応ホッとしました。😌

池塘はシャーベット状態

最後の踏ん張りで山頂を目指します。
雪の下の木道をストックで確認しながら慎重に歩きます。

雪で覆われた静寂な浅草岳に到着しました。😂

多くの登山者で賑わう山頂は貸し切りですが晴れる様子が無いので残念ながら下山します。

下山を始めると下界には陽が射してきました。

振り返ると山頂方面はガスの中です。
登りは藪で難儀しましたが山道を外れた雪面はとても快適に下れました。

雪山から下り終えると陽が射してきて華やかになってきました。

蒲生岳が紅葉の合間に見えます

下界は晴れ渡り紅葉が綺麗に広がっています。

下山途中に会津朝日岳・三岩岳・会津駒ヶ岳その奥に小さく燧ヶ岳を見る事が出来ました。
もう少し早く天気が回復して山頂で見られたらと思いましたがとても楽しんだのでそれは贅沢と思いました。

色どり鮮やかで輝く紅葉の中に鎮座する山神の杉まで降りてきました。
無事に戻って来れたので感謝のお礼をしました。
陽光がこんなも温かく優しさを感じる事が出来てとても有難かったです。

陽も傾き紅葉の斜面に山並みの影が写りだしてきました。
今日一日予定外の経験をさせてもらい無事に下山できた事に感謝致します。

感想

one928

紅葉も大部進んで来ましたが、以前登った入叶津から浅草岳の紅葉が素晴らしかった事を思い出し友人を誘い紅葉狩りに出かけました。

残念ながら入叶津登山口に着くと雨は止まず降り続いていましたが、天気回復の予報を信じて山頂を目指しました。　　
期待通りに紅葉が進み足取りも軽く登り始めると目の前を熊が横切って行きました。🐻
熊鈴も余り効果が無い様で友人が持ってきた小学生の防犯ブザーを暫く鳴らしながら歩きました。友人曰くこれが一番だそうです。

山神の杉では雨は止みませんでしたが、紅葉の素晴らしさに更に足を進めました。
そこから平石山の登りは山道不明瞭で足場が悪く行きも帰りも滑り難儀しました。ここが一番嫌だった。
しかし、そこからは平坦なブナやモミジの紅葉の中を歩き紅葉狩りを堪能して行きました。
すると、初雪が現れお互い大喜び。

しかし、進むにつれて積雪量が増えてきて登山道を覆い隠す様になってきました。
踏抜き・木々の雪払い・ルート検索で大幅にペースダウンして何とか樹林帯を抜け出しました。
一人で有ればこの前で撤退でしたが、余り乗り気でなかった相方がこの雪で大喜びでなので更に進みました。
厳冬期の風や寒さも無くそれなりの冬用装備もしていたので私の体力次第でしたが思ったより疲れも余り感じず元気でした。

出発時の目的とは大違いで山頂へは膝下位のラッセルを歩き今シーズンも頑張れば雪山にまだ行けるかなと期待を持ちました。

山頂では雨は止み、ほのかに日の光がありましたが視界回復を待つのには時間的に問題が有り残念ながら下山することにしました。

帰路は予想通り天気が回復して陽の光の射す紅葉の中を蒲生岳や会津朝日岳・三岩岳・会津駒ヶ岳・燧ヶ岳の山並みを楽しみながら無事に戻る事が出来ました。

本来であればハイキングですが大部雪の上を歩いたので雪山ハイクとしました。
本当に山に登ると思わぬ事態に遭遇することが有るので多少重くなっても納得いく装備を持って行く必要性が有ると感じました。