下ノ廊下 ロッジくろよん〜欅平



- GPS
- 28:42
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 4,257m
- 下り
- 5,140m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 8:58
天候 | 1日目 雨のち雪 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
月曜に有休を使い二泊三日で山友と黒部源流の旧日電歩道(ロッジくろよん〜阿曽原温泉〜欅平)へ。「黒部の太陽」「高熱隧道」の舞台。
「黒部に怪我なし」(滑落したら怪我では済まない=滑落死)と囁かれる難コースのひとつ。登山道自体は山慣れしていればさほど難しくはないものの集中する場面が多いため体力以上に精神力が試されるコース。
1日目。鉄道とバスを乗り継ぎ扇沢へ。レストハウスでダムカレーをいただき黒部ダム移動。電気バスを降りるとみぞれ混じりの天気だった。宿泊地のロッジくろよんに向かいテントを張る頃にはしっかり雪景色。氷点下のなか震えて一晩過ごす。
2日目。夜のうちに雪は止んだもののテントにしっかり雪がこびりついていた。かじかむ手で撤収作業。6時前にテント場を立ち阿曽原温泉小屋を目指す。
最初の3時間ほどは通常の登山道とさして変わらず。核心部からは崖っぷちの細い道に変わる。山慣れていればさほど難しい道ではないもののうっかり足を滑らせれば命の保障なし。そのため気の抜けない状態が数時間続く。加えて昨日の雪で登山道に設けられた木道がツルツル滑り油断ならない。基本的に水平移動なものの阿曽原温泉小屋に着く頃にはヘトヘトに。小屋で入れる野天の温泉が身体に染みる。
3日目。小屋ではハイカーは欅平駅発11:46のトロッコを目指すよう5時出発を推奨している。CTは5時間ほどのため5時半出発なら余裕だろうと構えていたところ10時半には到着してしまった。昨日と同じく細い登山道が続くため大休止する場が少なく、結果的に歩き通しになったためだろう。
メインの多くは昨日までの下ノ廊下に集中してるが水平歩道が消化試合的なコースかというとまったくそんなことはない。ビューポイントとして多くシェアされる大太鼓は水平歩道中にある。また150mの長く電灯のない滝裏のトンネルもここ。真下に流れる黒部川の雄大な姿も相変わらず続くため見所は多い。
欅平に到着ゴールはトロッコで1時間超かけて宇奈月へ。駅前の食事処で一献傾けて黒部宇奈月温泉駅に移動し新幹線で帰京。
おつかれさまでした。
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