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Yamareco

記録ID: 610100
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

西国巡礼で賑わった父鬼街道・鳳→七越峠→西笠田

2015年04月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 和歌山県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:18
距離
37.9km
登り
908m
下り
867m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:12
休憩
0:06
合計
10:18
距離 37.9km 登り 908m 下り 871m
6:19
126
スタート地点・鳳駅
8:25
109
光明池付近
10:14
10:18
16
10:34
91
12:24
12:26
61
13:27
71
14:38
119
福徳寺
16:37
ゴール地点・大和街道追分
天候 曇り 時々 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 
★スタート地点
JR阪和線 鳳駅すぐ

★ゴール地点
JR和歌山線 西笠田駅徒歩5分
  
コース状況/
危険箇所等
 
父鬼街道は明治36年「大阪府誌第四編道路」によると
堺市鳳から和歌山県紀ノ川市穴伏までの道筋を指しています。

県境を越えることから山越えを含む道のりなので
距離的にも登山的にも大変ハードなものです。
一気に歩かれる場合は日が長い春先がオススメです。
2回に分ける場合は槇尾中学校あたりで区切られると
バスの便が多くあるので便利かと思います。

今回のルートは七越峠を通る道筋です。
一般的に父鬼街道というと鍋谷峠を含むルートですが
江戸時代の鍋谷峠はただの山道だった可能性が高く、
数々の古地図や絵図を調べてみても記載がないようです。

「五畿内志」によると
・「七越峠紀州伊都郡界曲路七盤方ニ山頂ニ達ス」
・「父鬼納花ナドヲ経テ」

このように槇尾山への参詣道の一つでもあった
七越峠を経由していたと考えるのが妥当だと思われます。
また、父鬼から先の鍋谷峠の区間においては
古い道標が見当たらず明治期の道標があったぐらいで
このことからも新しく切り開かれた道と考えられます。

和歌山県側については
歴史の道調査報告書でルートが細かに記載されています。
これも鍋谷峠経由ではなく七越峠経由となっています。

和歌山県側から七越峠への道筋は
西国三十三か所巡礼道でもあって丁石が多いのが特徴です。
紀三井寺から槇尾山へ向かう人でに賑わったことでしょう。
ただし、一部で道路拡幅や地形改良工事によって
消滅した箇所が多く存在しているので注意が必要です。

★飲食関係

国道170号と交差する槇尾中学校南交差点にコンビニがあり、
そこから先に葉菜の森という物産館がありますが
そこが大阪府側で食料を調達できる最終地点です。

峠手前の父鬼集落内には飲料自販機が2か所あります。

和歌山県側では福徳寺付近に軽食屋があり、
そこから先は売店などがあり特に問題はありません。

★トイレ関係

峠区間は皆無です。
父鬼集落内に簡易トイレがあるようですが
使用していないので実際に使えるかは不明です。
 
峠を下りた先に定福寺がありますが
新しいトイレの設置工事がされていました。

ゴール付近の西笠田駅はトイレ未設置でした。

★参考資料
 
五畿内志
大阪の街道と道標: 武藤 善一郎
歴史の道調査報告書
陸地測量部五万分一図 明治43和歌山県粉河
古絵図、他資料多数
      
鳳駅前の商店街よりスタート。ここは熊野街道の道筋でもあります。
2015年04月04日 06:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 6:21
鳳駅前の商店街よりスタート。ここは熊野街道の道筋でもあります。
ここで熊野街道と分かれます。父鬼街道は直進。熊野街道は右へ。右手少し進んだ場所に道標類が保管されていたと思います。
2015年04月04日 06:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 6:30
ここで熊野街道と分かれます。父鬼街道は直進。熊野街道は右へ。右手少し進んだ場所に道標類が保管されていたと思います。
「上」交差点を過ぎると府道を道なりに進みます。
2015年04月04日 06:39撮影 by  Canon EOS M, Canon
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「上」交差点を過ぎると府道を道なりに進みます。
文久年間の道標。右、槇尾山。すぐ、堺、大坂、住吉。左、草部。
2015年04月04日 06:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 6:42
文久年間の道標。右、槇尾山。すぐ、堺、大坂、住吉。左、草部。
草部交差点を過ぎての旧道入口。右へ。
2015年04月04日 06:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 6:57
草部交差点を過ぎての旧道入口。右へ。
ここは右へ。右側には溜め池。この付近に多いです。
2015年04月04日 06:58撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 6:58
ここは右へ。右側には溜め池。この付近に多いです。
静かな一本道。100円高速の手前で再び府道に合流します。
2015年04月04日 07:01撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:01
静かな一本道。100円高速の手前で再び府道に合流します。
旧道入口。右へ。
2015年04月04日 07:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:09
旧道入口。右へ。
再び府道に合流します。
2015年04月04日 07:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:11
再び府道に合流します。
桜が綺麗な道中でした。
2015年04月04日 07:20撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:20
桜が綺麗な道中でした。
所々で道が広くなっている箇所がありますが旧道の名残でしょう。
2015年04月04日 07:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:26
所々で道が広くなっている箇所がありますが旧道の名残でしょう。
”ちちよに街道”この読み方はカワイイですね。父鬼は”ちちおに”と読みます。
2015年04月04日 07:34撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 7:34
”ちちよに街道”この読み方はカワイイですね。父鬼は”ちちおに”と読みます。
信太山の碑。この付近は信太山と呼ばれる地帯。右手には自衛隊基地があります。
2015年04月04日 07:40撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 7:40
信太山の碑。この付近は信太山と呼ばれる地帯。右手には自衛隊基地があります。
伏屋への旧道入口。右斜め方向へ。
2015年04月04日 07:48撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 7:48
伏屋への旧道入口。右斜め方向へ。
桜も綺麗ですが菜の花も綺麗でした。
2015年04月04日 07:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
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桜も綺麗ですが菜の花も綺麗でした。
ここにもあった信太山の碑。
2015年04月04日 08:08撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:08
ここにもあった信太山の碑。
静かな雰囲気の伏屋集落。この先で府道に合流します。
2015年04月04日 08:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:15
静かな雰囲気の伏屋集落。この先で府道に合流します。
左、父鬼街道の道標。明治以降のものでしょう。
2015年04月04日 08:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:17
左、父鬼街道の道標。明治以降のものでしょう。
泉北ニュータウン。泉北高速鉄道を越えます。この付近からはアップダウンが多い道になっていきます。
2015年04月04日 08:25撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:25
泉北ニュータウン。泉北高速鉄道を越えます。この付近からはアップダウンが多い道になっていきます。
旧道入口。ここを右へ。本来はもう少し手前から右下へと道があったようですが家の敷地になってしまっています。
2015年04月04日 08:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 8:43
旧道入口。ここを右へ。本来はもう少し手前から右下へと道があったようですが家の敷地になってしまっています。
階段を降りて左へ。旧道は右方向からきていました。
2015年04月04日 08:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:43
階段を降りて左へ。旧道は右方向からきていました。
旧道の道筋が見えます。これから越える山々が遠くに見えてきました。
2015年04月04日 08:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 8:44
旧道の道筋が見えます。これから越える山々が遠くに見えてきました。
旧道の痕跡。しばらく草道を進みます。
2015年04月04日 08:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
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旧道の痕跡。しばらく草道を進みます。
ここを右へ。曲がった先で国道480号と交差します。
2015年04月04日 08:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここを右へ。曲がった先で国道480号と交差します。
立派な家。旧道が続きます。
2015年04月04日 09:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 9:02
立派な家。旧道が続きます。
いかにも旧道的な素敵なカーブ。
2015年04月04日 09:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 9:09
いかにも旧道的な素敵なカーブ。
信号を右に曲がって橋を渡ります。
2015年04月04日 09:10撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 9:10
信号を右に曲がって橋を渡ります。
槇尾川。ここからは川に沿った道筋になっていきます。
2015年04月04日 09:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 9:11
槇尾川。ここからは川に沿った道筋になっていきます。
ここを左へ。
2015年04月04日 09:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 9:14
ここを左へ。
槇尾川の河岸段丘の地形の中を進みます。
2015年04月04日 09:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
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槇尾川の河岸段丘の地形の中を進みます。
納花と書いて「のうけ」と読みます。
2015年04月04日 09:19撮影 by  Canon EOS M, Canon
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納花と書いて「のうけ」と読みます。
古い風情があります。
2015年04月04日 09:22撮影 by  Canon EOS M, Canon
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古い風情があります。
ここは悩みどころで真っ直ぐ進み国道で左に直角に曲がるのが正解なようです。ただ資料が少ないので左の道で国道に合流も間違いでないかもしれません。
2015年04月04日 09:25撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 9:25
ここは悩みどころで真っ直ぐ進み国道で左に直角に曲がるのが正解なようです。ただ資料が少ないので左の道で国道に合流も間違いでないかもしれません。
国道との合流地点にあった境界石。比較的新しいものです。
2015年04月04日 09:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
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国道との合流地点にあった境界石。比較的新しいものです。
ローソンの手前で左へ。
2015年04月04日 09:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ローソンの手前で左へ。
この膨らみは旧道の痕跡でしょう。
2015年04月04日 09:41撮影 by  Canon EOS M, Canon
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この膨らみは旧道の痕跡でしょう。
国分峠への道筋。和泉国の国分寺はこの辺りにあります。
2015年04月04日 09:53撮影 by  Canon EOS M, Canon
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国分峠への道筋。和泉国の国分寺はこの辺りにあります。
右へ。
2015年04月04日 09:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
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右へ。
峠に向かって急坂が続きます。
2015年04月04日 09:58撮影 by  Canon EOS M, Canon
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峠に向かって急坂が続きます。
旧国分峠は道幅、雰囲気ともになかなかのものです。
2015年04月04日 10:01撮影 by  Canon EOS M, Canon
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旧国分峠は道幅、雰囲気ともになかなかのものです。
旧国分峠。右へ。
2015年04月04日 10:03撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 10:03
旧国分峠。右へ。
追分には道標があります。嘉永年間のもので、右、まきのを。左、大みね山と書かれてあります。
2015年04月04日 10:04撮影 by  Canon EOS M, Canon
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追分には道標があります。嘉永年間のもので、右、まきのを。左、大みね山と書かれてあります。
一気に坂を下って横山集落へ。
2015年04月04日 10:05撮影 by  Canon EOS M, Canon
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一気に坂を下って横山集落へ。
右へ。
2015年04月04日 10:06撮影 by  Canon EOS M, Canon
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右へ。
立派な蔵のある旧道風景。車が若干多いかもしれません。
2015年04月04日 10:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 10:11
立派な蔵のある旧道風景。車が若干多いかもしれません。
ファミマ、国道170号と交差した先の旧道分岐点。右へ。
2015年04月04日 10:23撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ファミマ、国道170号と交差した先の旧道分岐点。右へ。
旧道風景。
2015年04月04日 10:25撮影 by  Canon EOS M, Canon
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旧道風景。
神社の先で国道に再び合流します。神社を取り巻くように道筋がありますが父鬼街道かどうか定かではありません。しかしながら怪しいので両方歩きました(マップでご確認ください)
2015年04月04日 10:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 10:27
神社の先で国道に再び合流します。神社を取り巻くように道筋がありますが父鬼街道かどうか定かではありません。しかしながら怪しいので両方歩きました(マップでご確認ください)
ここで左に曲がると槇尾山に行くことができます。父鬼街道は直進。
2015年04月04日 10:35撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここで左に曲がると槇尾山に行くことができます。父鬼街道は直進。
狭いですが旧国道170号です。
2015年04月04日 10:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
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狭いですが旧国道170号です。
信号で左に曲がります。
2015年04月04日 10:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
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信号で左に曲がります。
ここで左の旧道へ。真っ直ぐ進んだ右手には物産館があり食料調達の最終地点になります。
2015年04月04日 10:59撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここで左の旧道へ。真っ直ぐ進んだ右手には物産館があり食料調達の最終地点になります。
この付近の槇尾川は削られ峡谷のようになっています。
2015年04月04日 11:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
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この付近の槇尾川は削られ峡谷のようになっています。
道の左下に路盤のようなものが見えますが父鬼街道のものかは定かではありません。
2015年04月04日 11:04撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 11:04
道の左下に路盤のようなものが見えますが父鬼街道のものかは定かではありません。
左へ。
2015年04月04日 11:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
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左へ。
近年整備された道路の左横に旧道の痕跡があります。
2015年04月04日 11:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
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近年整備された道路の左横に旧道の痕跡があります。
この付近は標高が高くなっているのでちょうど桜が見頃でした。
2015年04月04日 11:19撮影 by  Canon EOS M, Canon
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この付近は標高が高くなっているのでちょうど桜が見頃でした。
交通量は少ないですが時おりトンネル工事のダンプカーが通ります。
2015年04月04日 11:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 11:32
交通量は少ないですが時おりトンネル工事のダンプカーが通ります。
道路工事の際によけられたものでしょうか。道標が放置されています。
2015年04月04日 11:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 11:37
道路工事の際によけられたものでしょうか。道標が放置されています。
この日の気温は22度。蒸し熱かったです。
2015年04月04日 11:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
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この日の気温は22度。蒸し熱かったです。
父鬼集落。昔からの木材の集積場で地名の由来はこの地を支配していた父鬼氏からきています。
2015年04月04日 11:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
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父鬼集落。昔からの木材の集積場で地名の由来はこの地を支配していた父鬼氏からきています。
乳滝。
2015年04月04日 11:56撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 11:56
乳滝。
国道と分かれます。左の旧道へ。
2015年04月04日 12:05撮影 by  Canon EOS M, Canon
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国道と分かれます。左の旧道へ。
右へ。
2015年04月04日 12:06撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:06
右へ。
ダンプが通れるように道路が拡幅されていますが旧道です。
2015年04月04日 12:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ダンプが通れるように道路が拡幅されていますが旧道です。
左上へ。
2015年04月04日 12:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:12
左上へ。
ここには道標があります。こうや、ほりこし、でしょうか。右側の文字はわかりません。和泉国から高野山へは父鬼街道が便利だったことでしょう。
2015年04月04日 12:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:12
ここには道標があります。こうや、ほりこし、でしょうか。右側の文字はわかりません。和泉国から高野山へは父鬼街道が便利だったことでしょう。
林道の風情が続きます。
2015年04月04日 12:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:14
林道の風情が続きます。
川沿いを進むとゲートがあります。
2015年04月04日 12:22撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:22
川沿いを進むとゲートがあります。
ゲートの先にある七越峠への登山道入口。
2015年04月04日 12:25撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 12:25
ゲートの先にある七越峠への登山道入口。
ハイキング道として整備されていますが利用する人は少ないようです。
2015年04月04日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ハイキング道として整備されていますが利用する人は少ないようです。
ここは右へ。
2015年04月04日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 12:26
ここは右へ。
立派な石積みを左側に見ます。こういうのがあるあたりただの登山道でないことがわかります。まさに街道です。
2015年04月04日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 12:26
立派な石積みを左側に見ます。こういうのがあるあたりただの登山道でないことがわかります。まさに街道です。
石畳が崩れたのでしょうガレた道筋が続きます。
2015年04月04日 12:28撮影 by  Canon EOS M, Canon
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石畳が崩れたのでしょうガレた道筋が続きます。
丁石。槇尾山へのものでしょうか。
2015年04月04日 12:31撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:31
丁石。槇尾山へのものでしょうか。
立派な石積みの上に祠。
2015年04月04日 12:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:32
立派な石積みの上に祠。
道幅が広い九十九折の道が続きます。
2015年04月04日 12:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
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道幅が広い九十九折の道が続きます。
崩落個所。注意。
2015年04月04日 12:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:37
崩落個所。注意。
多少の倒木、蜘蛛の巣があります。
2015年04月04日 12:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 12:47
多少の倒木、蜘蛛の巣があります。
右方向からの尾根道と合流します。
2015年04月04日 13:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:12
右方向からの尾根道と合流します。
案内看板。
2015年04月04日 13:23撮影 by  Canon EOS M, Canon
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案内看板。
七越峠。地蔵道標があります。昭和初期まで茶屋があったそうです。
2015年04月04日 13:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
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七越峠。地蔵道標があります。昭和初期まで茶屋があったそうです。
左、さいこくみち。右、まきおさん。でしょうか。ここから先は粉河寺と槇尾山を結ぶ西国巡礼街道の道筋で進んでいきます。
2015年04月04日 13:28撮影 by  Canon EOS M, Canon
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左、さいこくみち。右、まきおさん。でしょうか。ここから先は粉河寺と槇尾山を結ぶ西国巡礼街道の道筋で進んでいきます。
下り道は車も通れるアスファルト道。
2015年04月04日 13:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:30
下り道は車も通れるアスファルト道。
左へ。右に曲がると鍋谷峠に通じます。
2015年04月04日 13:39撮影 by  Canon EOS M, Canon
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左へ。右に曲がると鍋谷峠に通じます。
ここにあった追分道標。左、やまみち。右、まきおさん。左に進むと鍋谷峠方面ですが、このことからも当時の鍋谷峠はただの山道でありメインの道筋でなかったことがわかります。
2015年04月04日 13:39撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ここにあった追分道標。左、やまみち。右、まきおさん。左に進むと鍋谷峠方面ですが、このことからも当時の鍋谷峠はただの山道でありメインの道筋でなかったことがわかります。
たんたんと下っていきます。
2015年04月04日 13:41撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:41
たんたんと下っていきます。
西国巡礼街道らしい丁石があちこちにあります。
2015年04月04日 13:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:42
西国巡礼街道らしい丁石があちこちにあります。
ヘアピンカーブの手前の旧道の痕跡。旧道はここを左に下りて再び交流します。
2015年04月04日 13:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:46
ヘアピンカーブの手前の旧道の痕跡。旧道はここを左に下りて再び交流します。
しっかりした路盤が残ります。
2015年04月04日 13:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 13:47
しっかりした路盤が残ります。
視界が広がってきました。
2015年04月04日 14:03撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 14:03
視界が広がってきました。
旧道の痕跡?ただの農道かもしれませんが怪しいです。
2015年04月04日 14:03撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 14:03
旧道の痕跡?ただの農道かもしれませんが怪しいです。
定福寺。新しいトイレ工事の真っ最中でした。
2015年04月04日 14:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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定福寺。新しいトイレ工事の真っ最中でした。
桜と車の間が旧道入口。車道をショートカットして下ります。
2015年04月04日 14:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 14:17
桜と車の間が旧道入口。車道をショートカットして下ります。
新しい道のように見えますが近年拡幅されたのでしょう。道の傍らに丁石があります。
2015年04月04日 14:17撮影 by  Canon EOS M, Canon
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新しい道のように見えますが近年拡幅されたのでしょう。道の傍らに丁石があります。
この付近は斜面が崩落したのでしょう。
2015年04月04日 14:19撮影 by  Canon EOS M, Canon
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この付近は斜面が崩落したのでしょう。
旧道風情。このあたりの坂は急です。
2015年04月04日 14:23撮影 by  Canon EOS M, Canon
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旧道風情。このあたりの坂は急です。
左へ。
2015年04月04日 14:33撮影 by  Canon EOS M, Canon
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左へ。
右へ。
2015年04月04日 14:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
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右へ。
風情ある路地。
2015年04月04日 14:37撮影 by  Canon EOS M, Canon
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風情ある路地。
左方向へ。道なりに進みます。この福徳寺付近で街道は左左へと進んでいたようですが消滅しています。ここからしばらくは迂回路を進みます。
2015年04月04日 14:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
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左方向へ。道なりに進みます。この福徳寺付近で街道は左左へと進んでいたようですが消滅しています。ここからしばらくは迂回路を進みます。
迂回中・鍋谷峠を遠望。
2015年04月04日 14:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
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迂回中・鍋谷峠を遠望。
迂回中・右方向へ。
2015年04月04日 14:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
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迂回中・右方向へ。
福徳寺から消滅した旧道はこの付近に出てくるものと思われます。
2015年04月04日 15:00撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 15:00
福徳寺から消滅した旧道はこの付近に出てくるものと思われます。
かなりの崖です。先ほどの道が怪しいですが斜面の工事によってどれが本来の道筋かはわからなくなってしまっています。
2015年04月04日 15:03撮影 by  Canon EOS M, Canon
4/4 15:03
かなりの崖です。先ほどの道が怪しいですが斜面の工事によってどれが本来の道筋かはわからなくなってしまっています。
道なりに下っていきます。
2015年04月04日 15:18撮影 by  Canon EOS M, Canon
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道なりに下っていきます。
パンなどを調達できます。なお、福徳寺付近には喫茶店がありました。
2015年04月04日 15:18撮影 by  Canon EOS M, Canon
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パンなどを調達できます。なお、福徳寺付近には喫茶店がありました。
古い道標。かうやの文字が見えるので、ここで高野山方面の道と粉河寺への道とが分かれていたと思われます。
2015年04月04日 15:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
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古い道標。かうやの文字が見えるので、ここで高野山方面の道と粉河寺への道とが分かれていたと思われます。
のどかな光景です。
2015年04月04日 16:01撮影 by  Canon EOS M, Canon
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のどかな光景です。
手が書かれた道標。江戸時代のものだとかなりレアです。
2015年04月04日 16:08撮影 by  Canon EOS M, Canon
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4/4 16:08
手が書かれた道標。江戸時代のものだとかなりレアです。
高速道路の橋脚の下をくぐります。付近は桃の木が広がります。
2015年04月04日 16:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
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高速道路の橋脚の下をくぐります。付近は桃の木が広がります。
橋の名前は「さいこくばし」西国巡礼街道の証拠ですね。
2015年04月04日 16:27撮影 by  Canon EOS M, Canon
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橋の名前は「さいこくばし」西国巡礼街道の証拠ですね。
小田井用水の説明板。
2015年04月04日 16:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
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小田井用水の説明板。
川を跨ぐ立派な用水路です。明治のものなので造りに見応えがあります。
2015年04月04日 16:33撮影 by  Canon EOS M, Canon
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川を跨ぐ立派な用水路です。明治のものなので造りに見応えがあります。
JRの線路をくぐって大和街道と合流。父鬼街道はここで終了です。最寄りの西笠田駅は左へ徒歩5分の場所にあります。
2015年04月04日 16:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
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JRの線路をくぐって大和街道と合流。父鬼街道はここで終了です。最寄りの西笠田駅は左へ徒歩5分の場所にあります。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル(500ml)(1) カメラ(1) iPhone(充電器含む)(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

   
天気予報では雨予報でもあったのですが
雨は降らず桜の綺麗に咲いた時期に歩くことができました。
 
この時期に選んだのは花が綺麗ということもあるのですが
行程的に長距離でしかも峠を含んでいるので
日が長いこの時期を待ってのものでした。
 
七越峠は九十九折の道で登っていくのですが
一般的な登山道な雰囲気ではなく古道的な雰囲気が漂う道で
掘割的な形状は多くの人が通ってたことを感じれました。
 
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/441740996.html
  

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コメント

お久しぶりです!
こんばんは、yaonyaosuke2さん!
懐かしいなあ!
少し前まで街道、峠歩き専門で、といってもnyaosukeさんのように忠実に
旧街道を辿るわけではないですが・・・。槇尾口から鍋谷峠まで何回か歩き
ましたよ。紀ノ川まで下ったこともあったなあ。そんな懐かしい思い出を
写真がよみがえらせてくれました。ありがとうございます。
お疲れさまでした。
2015/4/6 19:41
Re: お久しぶりです!
katatumuriさんおひさしぶりです。
いつもレコは拝見させてもらっております。
今回は父鬼から七越峠のほうに向かって歩いたのですが
この辺りは実に歩きがいのある峠が多いですよね。
katatumuriさんのレコも参考にしつつ、
他の峠も網羅していきたいなと思っています
2015/4/7 8:34
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