毛無山〜タカデッキ(麓から往復)


- GPS
- 08:16
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 なお、登山ポストは見当たりませんでした。 |
その他周辺情報 | 登山後に、中央自動車道河口湖ICに行く途中、日帰り温泉「湯ゆらり」に寄ってみました。 |
写真
タカデッキまでは、新雪ノートレースで行けましたが、その先はもっと危ないのでしょうか・・・
間に合った!!何とも言えない絶景でした!!
この数秒後には霧に隠れてしまいます。
ここで20分くらい、じっとシャッターチャンスを待っていましたが、時々見え隠れするものの、これ以上の姿は拝めず。
感想
雨続きの毎日でしたが、丁度休みの日1日だけ天気が良さそうな予報。
そこで、富士山の絶景が見たくて、初めて毛無山に行ってみる事にしました。
朝5時すぎに毛無山有料駐車場に着いた時には、まだ1台も車はありませんでした。
駐車料金は、何日の利用・正確なナンバー・使用人数などの記載をして封筒に入れて、ポストに入れるようになっています。
あらかじめ500円を用意しておかないとダメですね。
登山ポストは、探しましたが見つけられませんでした。
さて、出発しましたが、なんだか少し曇天模様。
毛無山の上の方は、真っ白なガスに覆われています。
ふと、振り向くと、富士山の頭が朝日に照らされて覗いていました。
しかし、写真のいいポイントを探しているうちに、雲に隠れてしまいます。
登山道は、昨日の雨でしっとりとした感じです。
朝日に照らされた草木の水滴が綺麗でした。
富士山が見える方向を見ると、裾野がわずかに見えますが、それ以外は雲にすっぽり覆われています。
だんだん太陽も隠れて行って、曇天な感じになってきました。
山頂辺りに着く頃には晴れて欲しいなぁ〜と願いつつ進みます。
なかなかの急坂が続きます。
大きな石がゴロゴロしていて、途中ロープで登る場所が何カ所かありました。
スタートして40分くらいで、「不動の滝」見晴台に着きました。
望遠レンズがないので遠景の写真では伝わりにくいかもですが、なかなか風情のある滝です。
その後も、ダラダラと延々急坂が続きます。
7合目からは雪が見え始めました。昨日の雪で新雪ですね。
パラパラと氷雨が降ってきたと思ったら、木の枝から落ちる氷雪でした。
首元から服の中に入ってくるのには参りましたw
そして、富士山展望台に着きましたが、案の定真っ白で展望はゼロ。
上に登って行くにつれ、だんだん雪深くなってきました。
新雪なのでまったくトレースが無く、初見でこのまま行けるのか不安になってきます。
尾根を登り切った所には、北アルプス展望台という大きな岩がありました。
岩に登ってしましたが、やっぱり真っ白orz 残念です;
雪深い木々の中を進んでいくと、毛無山頂に到着。
何も見えません。
展望がゼロなので、樹氷くらいしか見るべきものはありません。
「雨ヶ岳までの縦走区間はクマザサが深いためベテランの方を必ず同行させてください」という注意書きがありました。
タカデッキまで行ってみたいのですが、危ないのでしょうか・・・
トレースも無く、雪も深いところは1mくらい積もっているので不安でしたが、とにかく行けるところまでは行ってみようと、恐る恐るタカデッキに向かって進みます。
この縦走路、ところどころ、富士山の展望がありそうなポイントがありましたが、ずっと真っ白です。
一瞬だけ、ちょっと富士山が見えた!と思ったら、撮影ポイントを探しているうちに数秒で消えてしまいました。
トレースの無い道は、何となくそれらしい所を探しつつ進んで行きます。
こんな時は、動物の足跡があるとなんだか心細さが紛らわせられますねw
時々目印のテープがあって、ホッとします。
木々が覆い被さっている所も多く、相変わらずの上からの雪攻撃に参りながらも進んで行きました。
そして、木々に囲まれながらも大きく開けた場所に出ると、急に晴れ間が出てきて、西側に綺麗な南アルプスが見えました。
タカデッキに到着です。
てっきり展望が良い場所だと思っていたのですが、周りの木々がちょっと邪魔です。
ここで昼食を摂るつもりだったのですが、辺りを探してみても笹だらけ。
道の真ん中で休憩する訳にもいかず、そうこうしているうちにまたガスって来たので、早々に引き上げて戻ることにしました。
復路の途中、座って休憩出来るような所はないかと探していましたが全然ないw
お腹がすいてしょうがなかったので、道の真ん中をふさいでいた木に座って、そそくさと昼食を摂りました。
ザックを下ろすと、上からの雪攻撃のせいでぐっしょり。サイドポケットに入れていたパーカーもびしょびしょでげんなり;;
今日はこのまま曇天模様で、富士山は拝めないのかな〜と、がっかりしていましたが、ハッと気がつくと時折富士山が見え隠れしています。
しかし、それもほんの数秒で、カメラに収めるのは至難の業でした。
待ってると見えてこないかな〜と、大見岳あたりでお湯を沸かしてコーヒーブレイクをしてみましたが、まったく好転しない天候。
どうやら毛無山周辺をすっぽりガスが覆い被さっていて、風が吹いてそのガスが流れた瞬間だけ、遠方が見えるという事らしい。
毛無山頂に戻ってくると、年配のペアの方がお昼をしていました。
だれも人が居ない山なのかなーと心細かったけど、そうでもないんですねw
そして、北アルプス展望台の岩まで戻りました。
今度は南アルプスが遠くに見えました。
なんで北アルプス??と思いましたが、条件がよければ北アルプスまで見渡せるらしいです。
そこで、ふと反対側を振り向くと、なんと!木々の合間から富士山がクッキリ見えてるではないですか!
消えてしまわないうちに写真に収めつつ、急げ急げ!と、富士山の展望スポットを目指して駆け下りました。
とにかく今がチャンス!と、駆ける駆ける。
そして、やっと富士山展望台からの絶景をGET!!
写真に収めた数秒後には、ガスに覆われて見えなくなってしまいました。
ここですこし粘ってみようと、20分くらい待ち続けましたが、結局これ以上のクリアな富士山は現れず。
本当はもっと裾野まで見える富士山を期待していたのですが、とりあえず満足です。
だんだん霧深くなって来たので、下山する事にしました。
下りは登りよりも楽とはいえ、膝の負担は倍増。
相変わらずのダラダラした急下りは、後半バテますね@@;
そして、14時前には駐車場にゴール。
思っていたより早かった〜。
駐車場には、4台の車が駐まっていました。平日でも案外来てるんですね。
帰りは、中央自動車道の河口湖ICを利用するので、その途中にある日帰り温泉「湯ゆらり」に寄ってみました。
露天風呂からの富士山の眺望が素晴らしく、16種類もの温泉がある、しっかりした施設ですが、料金は平日1300円(タオル付き)とちょっと高め。
リゾート気分になれる温泉施設でした。
そして、そこの食事処で、富士河口湖名物の「かっぱめし」を食べてみました。
ご飯の上に、とろろ・きゅうりの浅漬け・めかぶ・しらす・のり・白ごまが乗っています。
あんまり期待してなかったけど、きゅうりが絶妙にマッチして美味しかった〜
毛無山は、そのダラダラと続く急坂が少しうんざりしますが、天候に恵まれると、素晴らしい富士山の絶景が待っている山だと思いました。
またいつか、裾野まで見渡せる絶景の富士山を見に行きたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する