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Yamareco

記録ID: 6165115
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

オロセ尾根〜タワ尾根〜酉谷山避難小屋(139)

2023年11月09日(木) 〜 2023年11月10日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:10
距離
18.3km
登り
1,544m
下り
1,541m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:23
休憩
0:35
合計
5:58
9:04
155
11:39
12:00
53
12:53
12:58
14
13:12
13:17
5
13:22
13:25
21
13:46
13:46
53
14:39
14:40
22
2日目
山行
4:39
休憩
0:19
合計
4:58
7:48
7:48
19
8:07
8:07
60
9:07
9:07
19
9:26
9:38
8
9:46
9:52
15
10:07
10:07
39
10:46
10:47
116
12:43
天候 2日目:タワ尾根で強風と小雨
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酉谷山へのルートはさまざまありますが、今回は奥多摩の奥の奥、八丁橋から登ります。
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酉谷山へのルートはさまざまありますが、今回は奥多摩の奥の奥、八丁橋から登ります。
八丁橋のゲートから孫惣谷林道に入ります。
ダンプカーの運転手さんが挨拶をして脇を抜いていきます。
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八丁橋のゲートから孫惣谷林道に入ります。
ダンプカーの運転手さんが挨拶をして脇を抜いていきます。
オロセ尾根の取り付きです。
各地でツキノワグマによる事故が続いていますが、この尾根は巨樹ばかりで見通しがいいの心配なさそうです。
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オロセ尾根の取り付きです。
各地でツキノワグマによる事故が続いていますが、この尾根は巨樹ばかりで見通しがいいの心配なさそうです。
紅葉は名残ばかりです。タワ尾根の篶坂ノ丸まではまだ楽しめました。
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紅葉は名残ばかりです。タワ尾根の篶坂ノ丸まではまだ楽しめました。
1123mで休憩します。(オロセ尾根)
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1123mで休憩します。(オロセ尾根)
休憩の木に、昔の熊の爪痕があります。
爪の幅からすると大型のものと思われます。
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休憩の木に、昔の熊の爪痕があります。
爪の幅からすると大型のものと思われます。
オロセ尾根に乗るには途中まで金袋山に続く作業道を辿ります。この看板の左手に立派な道が続いていますが、これを目印に右上に折れます。
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オロセ尾根に乗るには途中まで金袋山に続く作業道を辿ります。この看板の左手に立派な道が続いていますが、これを目印に右上に折れます。
この切り株がオロセ尾根の登り口です。道標・赤テープの類はありませんが、尾根の背を辿ればタワ尾根の稜線まで迷うようなところはありません。。
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この切り株がオロセ尾根の登り口です。道標・赤テープの類はありませんが、尾根の背を辿ればタワ尾根の稜線まで迷うようなところはありません。。
新しい爪痕です。低い位置ですから子熊?
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新しい爪痕です。低い位置ですから子熊?
今年の熊棚です。下に折れた枝が落ちていたら上に熊がいるかもしれないと思うといいです。
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今年の熊棚です。下に折れた枝が落ちていたら上に熊がいるかもしれないと思うといいです。
尾根全体では熊棚は多くありませんでした。
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尾根全体では熊棚は多くありませんでした。
ウトウの頭から下りてきた男女に出合いました。2日間でスライドしたのはこの二人だけです。
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ウトウの頭から下りてきた男女に出合いました。2日間でスライドしたのはこの二人だけです。
モノレールの終点から少し歩くと・・・。
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モノレールの終点から少し歩くと・・・。
この道標に出合います。長沢背稜です。
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この道標に出合います。長沢背稜です。
淡々と歩いて酉谷山避難小屋です。
平日ですし、明日の予報も悪いからか、他に利用者はおりませんでした。
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淡々と歩いて酉谷山避難小屋です。
平日ですし、明日の予報も悪いからか、他に利用者はおりませんでした。
水はほとんど流れていません。2ℓ汲むのに1時間かかりました。
※ステンレス缶は、使ったら必ず小屋の中に入れておくのが鉄則です※

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水はほとんど流れていません。2ℓ汲むのに1時間かかりました。
※ステンレス缶は、使ったら必ず小屋の中に入れておくのが鉄則です※

ここ最近のyamapやヤマレコにアップされた水場の画像を見ると、原因は水中ボンド(白)からの水漏れだと思いボンドを補填しました。
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ここ最近のyamapやヤマレコにアップされた水場の画像を見ると、原因は水中ボンド(白)からの水漏れだと思いボンドを補填しました。
けれども改善しないので思案したところ、塩ビ管が水源に向かって微妙に下がっていることに気付きました。
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けれども改善しないので思案したところ、塩ビ管が水源に向かって微妙に下がっていることに気付きました。
塩ビ管をほんの少しでも動かすと、渇水期の極わずかな水の流れを受け止めることができません。どなたかが持ってきてくれていたゴムシートで水の流れ(滴り落ちるように)を作ります。2秒で1滴だったものが細いながら途切れずに流れ出るようになりました。
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塩ビ管をほんの少しでも動かすと、渇水期の極わずかな水の流れを受け止めることができません。どなたかが持ってきてくれていたゴムシートで水の流れ(滴り落ちるように)を作ります。2秒で1滴だったものが細いながら途切れずに流れ出るようになりました。
今回、初めて酉谷山の水を浄水器に通します。画像の右側が浄水器(mizu-Q)です。
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今回、初めて酉谷山の水を浄水器に通します。画像の右側が浄水器(mizu-Q)です。
受け手がマチのないプラティパスなのでホースで延長して落とします。この水でドリップコーヒーを淹れてみました。
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受け手がマチのないプラティパスなのでホースで延長して落とします。この水でドリップコーヒーを淹れてみました。
食事後、トイレの掃除をします。明日の午前に雨が降るようなら早立ちするためです。
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食事後、トイレの掃除をします。明日の午前に雨が降るようなら早立ちするためです。
【2日目】
朝です。
よく寝ました。
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【2日目】
朝です。
よく寝ました。
富士山が見えます。
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富士山が見えます。
タワ尾根もお目覚めです。
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タワ尾根もお目覚めです。
雨の降り出しはお昼からと言うことですので、早立ちはやめました。掃除タイムです。
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雨の降り出しはお昼からと言うことですので、早立ちはやめました。掃除タイムです。
小屋ノートを見ると、大阪からここを目指していらっしゃった方がいました。私も六甲全山縦走大会には4回連続して参加したことがあります。いいところは「いい」のです。
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小屋ノートを見ると、大阪からここを目指していらっしゃった方がいました。私も六甲全山縦走大会には4回連続して参加したことがあります。いいところは「いい」のです。
3〜4日(土・日)は小屋に9人、峠にはビバーク・テントも2〜3張あったそうです。
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3〜4日(土・日)は小屋に9人、峠にはビバーク・テントも2〜3張あったそうです。
週末は若者に譲り、自由人は平日がよろしいようです。
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週末は若者に譲り、自由人は平日がよろしいようです。
いつも補修が行き届いている長沢背稜です。
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いつも補修が行き届いている長沢背稜です。
前回は土砂で埋まっていたのですが、きれいになっています。
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前回は土砂で埋まっていたのですが、きれいになっています。
モノレールを人工物だと言って非難めいた話もあるようです。
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モノレールを人工物だと言って非難めいた話もあるようです。
必要もないのにむやみやたらに敷設するわけがありません。いつも保守・補修などで活躍されているようです。
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必要もないのにむやみやたらに敷設するわけがありません。いつも保守・補修などで活躍されているようです。
大好きな長沢背稜の景色です。サクサク歩けて気持ちがいいです。
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大好きな長沢背稜の景色です。サクサク歩けて気持ちがいいです。
タワ尾根の木々はすっかり冬支度、オロセ尾根はわずかに紅葉が残る所もありますが、このような時期の山も静かでいいものです。
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タワ尾根の木々はすっかり冬支度、オロセ尾根はわずかに紅葉が残る所もありますが、このような時期の山も静かでいいものです。
「酉谷山避難小屋ノート」には、小屋ライフを楽しまれた多くの方の喜びの言葉であふれていました。
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「酉谷山避難小屋ノート」には、小屋ライフを楽しまれた多くの方の喜びの言葉であふれていました。

感想

今年の酉谷山避難小屋の水場は渇水の時期が長くありました。
冬場に向かうと春まで涸れることは例年のことですので、水切れにお気をつけください。

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訪問者数:370人

コメント

11/3(金)に小屋を利用させていただいた者です。トイレが驚くほど臭わないことが不思議でしたが、どうりで!と思いながら記録を拝見させていただきました。

私は到着が遅かったのですが、先に到着されていた方がすでに満員なところをさらに詰めてくださって、念願の小屋に、その日最後の8人目(テン泊者5名?含まず)で泊まることができました。
ありがとうございました🙇
2023/11/17 18:24
tomokotagaさん
コメントをいただきありがとうございます。

他の方のも含め、tomokotagaさんの当日の記録を拝見させていただいておりました。皆さんが譲り合いながら和気あいあいと過ごしになったものと思います。一杯水でのみなさんの親切もよかったですね。

すごく混んだ日の酉谷山避難小屋でコンクリートの土間を寝床にしたことがあります。逆のときもそうですが、みなさん譲りあいながら楽しく過ごせました。今はほとんどが平日の山登りですので、小屋でのんびりすることを楽しみにしています。

山のトイレは、山小屋であっても必ずしも満足を得られないのは致し方ありませんが、酉谷山避難小屋のトイレは無人小屋でありながら、ほぼ通年、トイレ臭がないのがいいですね。

どうぞまた、機会を見て酉谷山避難小屋を再訪されて下さい。
2023/11/17 19:49
プロフィール画像
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