記録ID: 61919
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ハイキング
奥多摩・高尾
御前山のカタクリ観察
2010年04月24日(土) [日帰り]
- GPS
- 04:20
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 893m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
奥多摩湖バス停09:45-09:56小河内ダム御前山登山口-10:39サス沢山-11:29惣岳山-11:45御前山12:09-12:19御前山避難小屋-12:31カタクリ写真撮影12:53-13:25栃寄の滝-13:48境橋側御前山登山口-14:05境橋バス停14:28-14:40奥多摩駅
天候 | 晴れ-山頂曇り-下山時雪がチラホラ-再び晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
境橋バス停14:28-14:40奥多摩駅14:47-15:55立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨続きの後、好天の週末となったのでカタクリの群生地で知られる御前山へ開花状態を確認するカタクリ観察に行きました。 9時過ぎの奥多摩駅の奥多摩湖方面のバス停には大勢の乗客が並んでいました。(週末は臨時バスが出ます。) スタート時の小河内ダムには久しぶりの陽光が燦々と降り注いでおり今日は汗をかきそうだなぁーとこのときは思っていました。 サス沢山までの登りでは汗ばんできたので、ソフトシェルを脱ぎ黙々と惣岳山の先のカタクリの群生地を目指します。 惣岳山の山道では開花したカタクリは少なく花弁の開いていないカタクリが十数株程度しか目につきませんでした。 惣岳山から御前山へ向かうカタクリ群生地をロープ柵で保護してある山道周辺には開花したカタクリがところどころに見られました。 微妙な開花時期なのか全く花びらが開いていないものから、花びらが完全にひっくり返って開花しているものまで様々な開花状態のカタクリが数は少ないですが、観賞できました。 大ブナ尾根は尾根道ですので、前日までかなりの雨が降ったはずですが足元は良い状態でした。 山頂に着くと約40人ほどの方々が休憩しており、やや混雑した状態でした。 山頂では東京都山岳連盟の自然保護委員会の方々がハイカーにアンケート調査を行っていました。 自然保護委員会のホームページを覗いてみたら、4月24日、25日、5月9日に、開花まで7年もの年月をかけるカタクリを心ないハイカーや盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ対策などの普及、啓蒙活動が目的のカタクリパトロールを御前山で実施しているようです。 実際に山頂にはテント式の簡易トイレが設営されていましたし、山道に咲いているカタクリには周りに小枝を地面に刺した目印で踏まれないようにしてあるものがありました。 山頂では日が陰り、気温が下がってきて、下り始めると雪がちらちら落ちてきました。晴れで春の陽気の天気のはずだったのですが寒気の後退が遅れたのですかね。 避難小屋を過ぎて15分ほど下った所に同じ程度に開花したカタクリが見られました。こちら方が大ブナ尾根よりも多く咲いていました。 都民体験の森を抜けて栃寄の滝をへ向かうも、道標には栃寄の滝方面への案内表示がなく「奥多摩駅」という方向を選択しながらおりていきましたが、途中で舗装された林道に出てしまい、道なりに下って行くとトチノキ広場にでました。 トチノキ広場の先、舗装の右側に栃寄沢に沿った山道への降り口があり、そこから下りてゆくと5分ほどで栃寄り滝を眺められます。 沢沿いの道はガレが転がっているため足元をよく確かめながら歩きました。 20分ほど沢沿いを下りて行きワサビ畑を2か所ほど過ぎると境橋側登山口に出ます。あとは車道に沿っていくと境橋に出て、橋上のバス停で奥多摩駅行きのバスを待ちましょう。 |
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