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Yamareco

記録ID: 6195069
全員に公開
ハイキング
甲信越

遥かなり源氏山〜八雲池公園から〜

2023年11月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:19
距離
13.1km
登り
979m
下り
976m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
1:43
合計
8:14
6:59
86
8:25
8:28
30
8:58
8:59
17
9:16
9:16
54
十谷分岐
10:10
10:10
55
伐採地
11:05
12:20
56
崩壊地(探索)
13:16
13:39
20
伐採地(休憩)
14:23
14:24
48
15:12
15:12
1
15:13
駐車地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八雲池公園に周辺に駐車適地が発見できず、八町山登山口前の道路の広くなった場所に駐車
コース状況/
危険箇所等
★八町山登山口〜出頂ノ茶屋跡
落ち葉で覆われて多少わかりづらい道ではありますが、赤テープはふんだんにあります。
★出頂ノ茶屋跡〜八町山
登って来た方向から直進すれば、そのまま八町山に登って行きます。
当初は帰りに八町山に立ち寄るつもりでしたので、出頂ノ茶屋で左折しました。すると、すぐに新しい林道にでます。
ここで、林道を登らず林道の左横にある小道に入れば、標識はありませんが、源氏山方面の峠道ですが、入り口がそれと知らなければわかりづらいと思います。
そのまま林道を辿ってしまったので、八町山から大峠山への稜線まで登ってしまい、そこから、とりあえずそのまま八町山のピークに向かいました。
★八町山〜十谷分岐
林道に戻り、反対側の大峠山の尾根道に入ります。一つピークを越えた鞍部から、源氏山方面への峠道へと斜面を下りました。降り立った峠道は十谷集落への分岐で、道中で唯一の源氏山を示す標識がありました。
一方で、稜線通しの道は再び次のピークへと登っていくようですが、次のピークは皆伐された直後のようすで、道の状態は定かではありません。
★十谷分岐〜崩壊地
しばらくは歩きやすい峠道が続きます。皆伐されたピークの下あたりは明るい道になります。しばらくすると大峠山の尾根の末端のあたりを通過しますが、このあたりは左側が伐採されて、周囲の見晴がとてもよく、富士山が美しく眺めることができました。
しかし、その後峠道は谷を回り込むたびに崩壊が激しくなり、上からは自然の小さな落石が頻発するようになります。そして、巨大な岩壁の下の崩壊地に出ました。距離は2メートルくらいかと思いますが、どうにも安全に渡る方法を見つけられず、ここで敗退と決めました。
d)八雲池公園の上にある八町山登山口。今日はここから出発します。八雲池公園は閑散としている様子です。
(mo)登ってわかりました。閑散としている訳ですねぇ
2023年11月19日 06:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 6:59
d)八雲池公園の上にある八町山登山口。今日はここから出発します。八雲池公園は閑散としている様子です。
(mo)登ってわかりました。閑散としている訳ですねぇ
d)八町山へと向かう道は、ほぼ植林の中の暗い道が続きます。
(mo)実に地味な道でしたね。
2023年11月19日 08:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 8:11
d)八町山へと向かう道は、ほぼ植林の中の暗い道が続きます。
(mo)実に地味な道でしたね。
d)出頂の茶屋跡に到着。あまりそれらしくないところです。
2023年11月19日 08:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 8:25
d)出頂の茶屋跡に到着。あまりそれらしくないところです。
d)出頂の茶屋跡から左折すると林道にでました。まだ真新しい道です。
2023年11月19日 08:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 8:31
d)出頂の茶屋跡から左折すると林道にでました。まだ真新しい道です。
d)八町山と大峠山を結ぶ稜線から折り返して、まずは八町山を登っておきました。ここも「甲斐百山」のようですが、あまり山頂らしくはなく、標識もありません。渋い山ですね。
(mo)おぅ、甲斐百山でしたか、それは失礼。ゲット出来て良かったです
2023年11月19日 08:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 8:58
d)八町山と大峠山を結ぶ稜線から折り返して、まずは八町山を登っておきました。ここも「甲斐百山」のようですが、あまり山頂らしくはなく、標識もありません。渋い山ですね。
(mo)おぅ、甲斐百山でしたか、それは失礼。ゲット出来て良かったです
(mo)八町山から一旦下りてから大峠山への稜線へ入ります。明るい良い感じの道を泥助さんが前を歩いているところです。
d)ここは北側が自然林で雰囲気の良い尾根でした。
2023年11月19日 09:11撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 9:11
(mo)八町山から一旦下りてから大峠山への稜線へ入ります。明るい良い感じの道を泥助さんが前を歩いているところです。
d)ここは北側が自然林で雰囲気の良い尾根でした。
d)稜線を辿って小さなピークを越え、峠道の登山道が再び近づく地点の鞍部から斜面を下って、峠道に降り立ちます。そこには今日唯一の道標がありました。
2023年11月19日 09:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 9:17
d)稜線を辿って小さなピークを越え、峠道の登山道が再び近づく地点の鞍部から斜面を下って、峠道に降り立ちます。そこには今日唯一の道標がありました。
d)ここから下山もできるようですが、林道歩きが相当長そう…。
2023年11月19日 09:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 9:17
d)ここから下山もできるようですが、林道歩きが相当長そう…。
d)峠道からP1533の稜線を見上げます。このあたりは上の稜線上は皆伐されていて、みんなの足跡も乱れているようです。
2023年11月19日 09:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 9:38
d)峠道からP1533の稜線を見上げます。このあたりは上の稜線上は皆伐されていて、みんなの足跡も乱れているようです。
d)少し進んで大峠山の末端を回り込むと伐採地の上を通過します。展望がよく、源氏山も姿を現わします。林道が上まで上がっているのが見えます。
2023年11月19日 09:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 9:53
d)少し進んで大峠山の末端を回り込むと伐採地の上を通過します。展望がよく、源氏山も姿を現わします。林道が上まで上がっているのが見えます。
d)振り返れば、富士山もよく見えています。
2023年11月19日 10:00撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 10:00
d)振り返れば、富士山もよく見えています。
(mo)しばらくは歩きやすい感じでこんなところをサクサクと泥助さんと自分は歩いて行きました。
d)このあたりは、なかなか雰囲気の良い道でした。
2023年11月19日 10:15撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 10:15
(mo)しばらくは歩きやすい感じでこんなところをサクサクと泥助さんと自分は歩いて行きました。
d)このあたりは、なかなか雰囲気の良い道でした。
(mo)そして、登山道の崩壊が牙をむき出しました。涸れ沢が登山道を抉り、道は完全に崩壊。此処はなんとか傾斜が緩いところまで涸れ沢を下り、登り返して歩みを勧めました。
2023年11月19日 10:55撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 10:55
(mo)そして、登山道の崩壊が牙をむき出しました。涸れ沢が登山道を抉り、道は完全に崩壊。此処はなんとか傾斜が緩いところまで涸れ沢を下り、登り返して歩みを勧めました。
(mo)少し分かりにくいですが遂に撤退地点に到達しました。後、主稜線まで500m程度ですが、この先に幅2mぐらいの涸れ沢。砂の崩壊地のガレ場で常に小石が頻繁にコロコロと落ちていました。
d)落石はね…、ここに来るまでにも、一度に何個かバラバラ落ちて来て、げんこつ大の奴は回避したものの、ピンポン玉大のものが手首を直撃しました。小さくても痛いです…。危険ですね。
2023年11月19日 11:14撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 11:14
(mo)少し分かりにくいですが遂に撤退地点に到達しました。後、主稜線まで500m程度ですが、この先に幅2mぐらいの涸れ沢。砂の崩壊地のガレ場で常に小石が頻繁にコロコロと落ちていました。
d)落石はね…、ここに来るまでにも、一度に何個かバラバラ落ちて来て、げんこつ大の奴は回避したものの、ピンポン玉大のものが手首を直撃しました。小さくても痛いです…。危険ですね。
(mo)涸れ沢を何とか迂回しようと上部の岩場基部迄登り返しました。この岩場で涸れ沢を抜けようとしたのですが、岩が脆く掴むとポロポロと崩れる…
僅か5mぐらいだかどうしても進めない…
d)私は、傾斜が少し緩そうだと見て、下に降りてみましたが、ほぼ変わらずでした。
2023年11月19日 11:55撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 11:55
(mo)涸れ沢を何とか迂回しようと上部の岩場基部迄登り返しました。この岩場で涸れ沢を抜けようとしたのですが、岩が脆く掴むとポロポロと崩れる…
僅か5mぐらいだかどうしても進めない…
d)私は、傾斜が少し緩そうだと見て、下に降りてみましたが、ほぼ変わらずでした。
(mo)遂に撤退を決断。ずりずり滑りながら泥助さんが先に下山開始。
d)思った以上に時間を使ってしまいましたね。
2023年11月19日 11:55撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 11:55
(mo)遂に撤退を決断。ずりずり滑りながら泥助さんが先に下山開始。
d)思った以上に時間を使ってしまいましたね。
(mo)来た道をほぼ同じように戻ります。途中の看板に昭和39年と書いてありました。
この登山道。昔の生活道路であり、且つ昭和の間は、登山道としてよく使われたようですが、今はもう歩かれていない道でした。
d)1994年版のヤマケイの「東京周辺の山」にも載ってました。
2023年11月19日 13:08撮影 by  DSC-W830, SONY
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11/19 13:08
(mo)来た道をほぼ同じように戻ります。途中の看板に昭和39年と書いてありました。
この登山道。昔の生活道路であり、且つ昭和の間は、登山道としてよく使われたようですが、今はもう歩かれていない道でした。
d)1994年版のヤマケイの「東京周辺の山」にも載ってました。
d)再び展望地に戻ってきました。南の方は、南アルプスフロントラインの尾根か?
(mo)行きたかったです…
来年にチャレンジ♪
2023年11月19日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 13:15
d)再び展望地に戻ってきました。南の方は、南アルプスフロントラインの尾根か?
(mo)行きたかったです…
来年にチャレンジ♪
d)いくぶん順光になって、午前中より富士山がクリアです。
(mo)朝は逆光気味だから、よりくっきりでした。
2023年11月19日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 13:15
d)いくぶん順光になって、午前中より富士山がクリアです。
(mo)朝は逆光気味だから、よりくっきりでした。
d)富士山と毛無山。今日は、この風景を見に来たのでした(笑)。そんな訳ないですが…。
(mo)ですね−(笑)。
この後、今回のメインイベント鰍沢警察署に向かったのでした〜
2023年11月19日 13:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/19 13:38
d)富士山と毛無山。今日は、この風景を見に来たのでした(笑)。そんな訳ないですが…。
(mo)ですね−(笑)。
この後、今回のメインイベント鰍沢警察署に向かったのでした〜

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック(笛つき) 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる) 地図 熊鈴 ストック

感想

泥助さんが書いた通り、源氏山・大峠山に泥助さんと南アルプスフロントトレイルに行きたいというニーズが一致した今回の山行でしたが、前日に降雪があったので源氏山・大峠山ピストンで計画を変更合意。

唯、自分も下からの源氏山は難ルートと過去レコで確認していましたが、これほどの登山道崩壊とは思いませんでした。
ジャンダルムの過去の縦走でも恐怖感を感じませんでしたが、源氏山近くで大峠山直下になると沢がガレまくっていて、途中からパラパラと崩れる音に気になっていましたが、実際に岩を掴むと簡単に崩れました。
正直、沢を横断するのもガレガレで足場もなくこれ以上進むのに躊躇して撤退決断。

撤退地点での崩壊地で泥助さんが財布を拾って(泥助さん、余裕あり過ぎ(笑))、どうするかと二人で相談しましたが、場所が場所だけに最悪のケースを考え、警察に届けましたが、警察の方から番地とかの住所聞かれたのには苦笑い😆
『そんなわかるか〜!』
唯、持ち主がご無事なら遺失届出しているでしょうと警察に言うとすぐに確認して頂き、ご本人も無事とわかったのは良かったです。

主目的の南アルプスフロントラインはまたもや宿題になりました。
来春は行くぞ〜😁

今回は、私が源氏山・大峠山に行きたい。momoさんは、南アルプスフロントトレイルに行きたいというニーズを合わせて、池の茶屋林道からスタートする予定でした。ところが明け方に、下から見上げると、前日に降雪があった雰囲気なので、林道走行を自重し、麓から源氏山・大峠山を目指すことに計画を変更しました。
急ごしらえの計画でしたので、あまり詳しく調べておらず、道もけっこう行き当たりばったりで決めています。そして、大峠山南面のトラバース道で崩壊に遭遇。1時間以上突破方法を探した挙句、これは危険と見て撤退しました。…残念…。これはルートを変えて、リベンジが必要です。

山深い道を歩くことを楽しんだのと、富士山の絶景が素晴らしかったのが、せめてもの救いというか、それなりにたくさん歩けて満足はしました。それに、このあたりの山の様子をなんとなくつかむことができました。しかし、どんどん林道が奥に作られていますので、様子も変わっていくのではないでしょうか。

崩壊地を上へ下へと突破口を探していた時、斜面の崖下で免許証やカード類がたくさん入った財布を見つけてしまい、帰りに警察に届けたというおまけつきでした。場所が場所だけに、いろいろと想像してしまいましたが、持ち主の方が遺失届を出されていたものということで、一安心でした。

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コメント

はじめまして。
山行前に貴方のレコに辿り着いていたら大峠山経由にしたのに…同じ場所で撤退しました。下調べは必要ですね(笑)
2023/12/24 17:53
solo-hikerさん、始めまして。
そうですね。ちょっと越えられないですね。かなりリスクを感じました。確保が無いと難しいですね。そこから先も判らないですし、時間ばかり経ってしまったので、残念ながら撤退しました。
私も、今回は下調べ不足でしたよ…(笑)。
2024/1/7 9:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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