丹沢/大山(秦野駅から浅間山経由)
- GPS
- 07:31
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 2,024m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 浅間山までは危険箇所は無いが、枝道が所々にあるのでその点は注意を要する。 標高700m以上では岩や浮石も多くなり、表参道と合流した後は人口密度が増すので要注意。 |
その他周辺情報 | ◆温泉 鶴巻温泉には弘法の里湯が有名だがその他の旅館でも日帰り入浴は可能な模様。また東海大学前にもほたると言う入浴施設がある模様。 ◆飲食店 鶴巻温泉ではコンビニ程度なんで打ち上げをやるならば隣りの駅に移動した方がベター。或いは温泉施設で。 |
写真
感想
来週の山行のためにトレーニングを兼ねて駅からトレランで大山まで往復して来た。例によって3/4は歩いているけどトレランとしては初めて20kmオーバー。超ベテランランナーのplace女史に声を掛けたら同行してくれ、いろいろとランの知見も伝授して貰えたし、新緑が美しく清々しく充実した山行だった。
最初は単独の予定だったので余裕を溜めるために朝7時に秦野駅を出発しようと考えていたけど、place女史も参加とのことで8時集合に変更。コースタイムの累計では上り5h45m、下り4h40mで合計10h25mであるが、ここはplace女史の練習コース、place女史の感覚では上り4h、下り3hとのこと。なので無理なく8時とした。まあ僕の足ではそこまででは無いだろうと上り4h30m、下り3h20mで大山に12:30-13:00、鶴巻温泉駅に16:20と言う計画だ。
秦野駅からは川沿いに河原町の交差点を目指す。バス通り沿いには紅白のハナミズキが満開だった。権現山の尾根の末端は交差点のすぐ向こうに見える。弘法山公園入口の看板はあるがマジックの書き込みを見ないとちょっと戸惑うところ、登り口からいきなり急登が始まる。途中展望の好いピークがあるがこれも浅間山と言うらしい。念仏山の手前のピークも名古木浅間山と言うらしいから今日は浅間山を3つ踏んで行くことになる。浅間山も標高200m近くここからはやや勾配が落ちるが登り基調で権現山へ。権現山の山頂は広大で八角形の展望台がありそこからの眺望も素晴らしいが、今日はパス。そのまま下って弘法山へ向かう。
弘法山から善波峠を越えて念仏山、そして高取山へ向かう。弘法山から遠目に白い塔が高取山に見えていたがNHKの放送塔だった。高取山は南北どちらのアプローチも最後は急登でキツい。高取山から一旦下り、緩やかに浅間山に向かって登って行く。馬入大橋からも見える伸びやかな稜線だ。ここは実に走るのに適している。浅間林道から先は道幅も広がるがこれは中継所の保守もあるからだろう。目に入る新緑も眩しく涼やかな風も吹き、実に気持ち好い。浅間林道辺りからは出合う人も少し多くなった。
NTTの中継所の塔を3つ数えて蓑毛越の分岐に至るがここで道標は浅間山を南に指している。いつの間に山頂を越えたのか?は帰路の宿題。ここからは尾根は如何にも登山道と言う雰囲気になり大小の岩が点在する様相になる。ここからは無理せず歩く。徐々に人も増えて来たが表参道と出合うと正にゴールデンウィークの様相になった。秦野駅でもヤビツ峠行きバス停には長蛇の列が出来ていたし、気候も良く当然のように人出は多い。山頂近くなると所々にツツジやサクラが咲いていた。そして丁度昼時と言うこともあって山頂には大勢の登山者が集っていた。残念ながら霞んでいて展望は効かないが、ここでトイレ&補給休憩を摂った。Aki-CLさんも今日の山行に参加するかもと話していたが、ここまで出逢うことは無かった。朝ドラもあるし、混雑は避けるだろうから三ノ塔にでも転進したんじゃないの?とplace女史と話をしていたら案の定そうだったようだ。
下りはplace女史がおいしい水を補給したいと言うので下社に降り、大山名水を補給。そして下社から蓑毛越を目指すが、このトレイルが最高に好かった。今度来る時には下社を目的地にしようと思う。下社まで急な所を飛ばして降りて来たせいか右ひざに少し痛みを感じるようになったので、ここからは余り走ることをしなかったが新緑の森の中、涼風も吹き、最高に気持ちの好いトレイルだった。
蓑毛越から来た道を辿るのだが見落とした浅間山山頂を確認したい。最初の中継所の所で注意深く見ると左に踏み跡があるのでこれを辿って行くと中継所の脇に三角点と浅間山山頂の表示があった。踏み跡をそのまま進むと元のルートと出合う。長閑な道を進んで行くがやがて高取山が結構高く聳えている。こっちからも結構急な上りだ。高取山、念仏山と越えて善波峠の分岐を鶴巻温泉の方へと向かう。吾妻山までの稜線は馬の背のようにゆるゆると登り下りがあるが考えていたよりも距離はあった。吾妻山まで来ると眼前に東名も見えてもう降りるだけと言う感じ。降りて行くと少しパラパラと雨が降ってきた。大山山頂でも少し降ったが、ここまで天気は持っていてくれたのは有り難い。路傍で採れたての野菜を売っていた農家のおばさんとおじさんがもう店じまいすると言うが、ヤーコンを食べさせてくれた。この辺りでは結構栽培されているとplace女史の話。生だと言うが甘みがあって美味い。
鶴巻温泉は陣屋が有名だけど高級すぎる。駅前に弘法の里湯があり当初計画ではここで汗を流して行くつもりだったが、place女史はそのまま家まで走って行くと言うのでどこかに店でもあればビールで乾杯して打ち上げにしようと言うことになったのだが、適当な店が無い。わざわざ伊勢原まで行くのも面倒なんで駅前のコンビニでコンビニ限定ビールとナッツを買って庇のあるベンチで乾杯、ささやかに打ち上げとした。アルコールが入るともう風呂なんて面倒になり、着替えだけしてそのまま電車、バスを乗り継いで帰宅した。夕食に充分余裕がある帰宅時間だった。
place女史のリードもあり、安心して往復25kmを走ることが出来た。結果的にはplace女史の予想時間の通りに上り4h、下り3h、流石。個人的にはトレランでは20kmは越えたことが無かったが割合と楽にハードルを越えられた。place女史は「私は50kmオーバーは苦手かな」なんて話していたけど、僕の次の目標は30km。計画(≒妄想)が楽しくなるなぁ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する