つつじヶ丘から韓国岳 そしてえびの岳へ
- GPS
- 06:44
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 675m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 晴天 だが霞がかかり遠方は…… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは広いです。普通車500円/日 何時でも入れます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 山道入ロに登山届のボックスがあります。 |
その他周辺情報 | 近辺は霧島温泉郷があります。最短はえびの高原ホテル この時期はノカイドウを楽しむ方々でにぎわうそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
|
---|
感想
霧島山は四季折々に色々な姿を見せてくれる。4月にはハルリンドウやノカイドウなど、霧島山を代表する花々たちが目を楽しませてくれるのである。特に、ノカイドウは世界で霧島山にのみ自生する固有種で、国の天然記念物にも指定されている。
登山は約20年ぶり、「上り坂には弱い」と力強く言い放つ妻と共に韓国岳(1700m)への挑戦である。
6時30分頃えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」に着く。広い駐車場にポツンと1台だけ我が愛車を止めるとあたりには誰もいない。日の出が5時半頃なのでかなり明るい。
今回はつつじヶ丘登山口からのアプローチ。こちらから韓国岳へ登るのは初めてである。
なだらかな上り坂の松林を軽快に進む。さほどの標高差もないまま約1時間、大浪池のと分岐点に差し掛かる。妻も楽勝である。ところどころにハルリンドウが咲いている。かわいらしい。色は淡い。
避難小屋近くを過ぎると、いよいよ急登が始まる。階段、階段、階段、登り、登り、登り標高差350mを休みながら一気に登る。残り約500mで展望が開ける。だが、霞がかかり桜島までの視界は開けない。
そして頂上。いつ来てもここからの眺めは素晴らしいと思う。
ここから、つつじヶ丘登山口まで下り、えびの岳へと向かう。「えびの岳」は標高1292.7m。ここに来て妻に疲れが見える。出発地点近くまで来てわざわざ迂回するのが辛いのだという。だが「えびの岳」と「ノカイドウ」は今回の目的一つでもある。約3Km、登山口からの標高差はわずか100m。頑張ってもらわねば!!
ゆっくりとスローペースで約40分。東に韓国岳、西に湧水町と栗野岳眺望が開ける。いい眺めである。やはり来てよかった。しかしここは頂上ではない。頂上はここからさらに北へ500m程進んだところらしい。その後、頂上周辺に到達したが、それらしい表示もなく到達感もなく過ぎてしまった。いったいどこが頂上だったんだ?!
なだらかな坂道を下ると、えびの高原キャンプ場に出る。案内板にノカイドウ谷川と書いてある。そこにノカイドウが生息するのか? これまでの行程の中ではわずか2本それとも見逃したのか、まだしっかりとは見れていない。HPでは、「ノカイドウのつぼみがふくらんでいます。4月末には開花しそうです。」とあったのにまなだのか?と不安になりながら進むと、妻が「あれじゃないの」という。そこには写真で見たノカイドウの姿が何本も、しっかりと花をつけ、蕾をつけその姿を見せていた。かっ、かわいらしい。赤い蕾に薄桃色の花、これが世界中で霧島山にのみ自生する固有種なのかと感動する。後で調べると、確認された個体の大部分はえびの高原の長江川源流付近や日当たりの良い湿地に集中しているのだそうだ。
霧島山は5月にはミヤマキリシマか咲き誇り、また別な姿を見せてくれる。
素晴らしい山だと思う。
おやっとさあ!
いいねした人