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Yamareco

記録ID: 619776
全員に公開
ハイキング
霧島・開聞岳

つつじヶ丘から韓国岳 そしてえびの岳へ

2015年04月25日(土) [日帰り]
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undamo その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
10.8km
登り
675m
下り
674m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
0:34
合計
6:42
6:48
6
6:54
6:55
63
7:58
7:59
60
8:59
9:31
56
10:27
10:27
85
11:52
11:52
63
12:55
12:55
35
13:30
13:30
0
13:30
ゴール地点
天候 晴天 だが霞がかかり遠方は……
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
えびの高原駐車場
駐車スペースは広いです。普通車500円/日
何時でも入れます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はありません。
山道入ロに登山届のボックスがあります。
その他周辺情報 近辺は霧島温泉郷があります。最短はえびの高原ホテル
この時期はノカイドウを楽しむ方々でにぎわうそうです。
駐車場はえびのエコミュージアムセンターを利用します。
4/25 6:46
駐車場はえびのエコミュージアムセンターを利用します。
えびの高原(硫黄山)周辺火口周辺警報発令中のため
硫黄山から半径1Km内への立ち入りは規制されています。
(追記) 4月29日の新聞に「5月1日正午ごろにも通個規制されている県道を解放する。」とありました。
4/25 6:47
えびの高原(硫黄山)周辺火口周辺警報発令中のため
硫黄山から半径1Km内への立ち入りは規制されています。
(追記) 4月29日の新聞に「5月1日正午ごろにも通個規制されている県道を解放する。」とありました。
つつじヶ丘登山口から入ります。
ここに登山届のボックスがあります。
4/25 6:54
つつじヶ丘登山口から入ります。
ここに登山届のボックスがあります。
松林の中を進みます。
4/25 7:09
松林の中を進みます。
登山道は整備されています。
4/25 7:21
登山道は整備されています。
大浪池まであと1.1Km
1
大浪池まであと1.1Km
ミツバツツジ?がきれいです。
6
ミツバツツジ?がきれいです。
この木道が見えるともう間もなく大浪池の分岐点
韓国岳は左へ進みます。
4/25 7:52
この木道が見えるともう間もなく大浪池の分岐点
韓国岳は左へ進みます。
ハルリンドウ
薄紫の花です。
こちらは紫色のすみれ
2
4/25 8:01
こちらは紫色のすみれ
これも花?
新芽の下に!
1
4/25 8:17
これも花?
新芽の下に!
頂上まであと0.5km
4/25 8:31
頂上まであと0.5km
視界が開ける。
振り返ると大浪池が……!
3
4/25 8:33
視界が開ける。
振り返ると大浪池が……!
進行方向右側の風景
新燃岳と高千穂峰
13
4/25 8:50
進行方向右側の風景
新燃岳と高千穂峰
大浪池
視界の良い日は、池の奥に霧島市や桜島が見えるのだが!
9
4/25 8:51
大浪池
視界の良い日は、池の奥に霧島市や桜島が見えるのだが!
あともう少し、頂上までガレ場が続きます。
4/25 8:57
あともう少し、頂上までガレ場が続きます。
頂上到着!!
下山前にもう一度、
大幡山、獅子戸岳、新燃岳は入山規制中です。残念。
一番奥で存在感を見せるのは高千穂峰。
9
4/25 9:26
下山前にもう一度、
大幡山、獅子戸岳、新燃岳は入山規制中です。残念。
一番奥で存在感を見せるのは高千穂峰。
草木も息吹く春です。
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草木も息吹く春です。
苔の上でも息吹きます。
苔の上でも息吹きます。
これは…… 息吹かない。(マツボックリ)
これは…… 息吹かない。(マツボックリ)
少しだけノカイドウ
2
4/25 11:46
少しだけノカイドウ
つつじヶ丘登山口の反対側から「えびの岳」へ入っていきます。
4/25 11:52
つつじヶ丘登山口の反対側から「えびの岳」へ入っていきます。
赤松林を抜けます。
4/25 11:55
赤松林を抜けます。
遠くに巨木が見えます
4/25 12:15
遠くに巨木が見えます
えびの岳が見えてきました。
1
4/25 12:22
えびの岳が見えてきました。
これは?
何だろう??
ギンリョウソウかな?
2
これは?
何だろう??
ギンリョウソウかな?
えびの岳から韓国岳を見る。
8
4/25 12:34
えびの岳から韓国岳を見る。
湧水町方面
右は栗野岳
8
湧水町方面
右は栗野岳
なだらかなくだり
4/25 13:02
なだらかなくだり
えびの高原キャンプ場に出ます。
4/25 13:12
えびの高原キャンプ場に出ます。
ノカイドウは、霧島山にのみ自生するバラ科の植物で、絶滅危惧IB類に位置づけられているそうです。
(追記) 現在、親木は245本あるそうです。
6
4/25 13:19
ノカイドウは、霧島山にのみ自生するバラ科の植物で、絶滅危惧IB類に位置づけられているそうです。
(追記) 現在、親木は245本あるそうです。
薄桃色の花。
蕾は赤色。
まだまだこれから咲きます.
8
蕾は赤色。
まだまだこれから咲きます.
霧島高原国民休養地
温泉施設「シンフォ二一スパ」は露天風呂もあります。
200円
2
4/25 14:26
霧島高原国民休養地
温泉施設「シンフォ二一スパ」は露天風呂もあります。
200円

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) 携帯 時計 タオル ストック

感想

 霧島山は四季折々に色々な姿を見せてくれる。4月にはハルリンドウやノカイドウなど、霧島山を代表する花々たちが目を楽しませてくれるのである。特に、ノカイドウは世界で霧島山にのみ自生する固有種で、国の天然記念物にも指定されている。
 登山は約20年ぶり、「上り坂には弱い」と力強く言い放つ妻と共に韓国岳(1700m)への挑戦である。
 6時30分頃えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」に着く。広い駐車場にポツンと1台だけ我が愛車を止めるとあたりには誰もいない。日の出が5時半頃なのでかなり明るい。
 今回はつつじヶ丘登山口からのアプローチ。こちらから韓国岳へ登るのは初めてである。
 なだらかな上り坂の松林を軽快に進む。さほどの標高差もないまま約1時間、大浪池のと分岐点に差し掛かる。妻も楽勝である。ところどころにハルリンドウが咲いている。かわいらしい。色は淡い。
 避難小屋近くを過ぎると、いよいよ急登が始まる。階段、階段、階段、登り、登り、登り標高差350mを休みながら一気に登る。残り約500mで展望が開ける。だが、霞がかかり桜島までの視界は開けない。
 そして頂上。いつ来てもここからの眺めは素晴らしいと思う。
 ここから、つつじヶ丘登山口まで下り、えびの岳へと向かう。「えびの岳」は標高1292.7m。ここに来て妻に疲れが見える。出発地点近くまで来てわざわざ迂回するのが辛いのだという。だが「えびの岳」と「ノカイドウ」は今回の目的一つでもある。約3Km、登山口からの標高差はわずか100m。頑張ってもらわねば!!
 ゆっくりとスローペースで約40分。東に韓国岳、西に湧水町と栗野岳眺望が開ける。いい眺めである。やはり来てよかった。しかしここは頂上ではない。頂上はここからさらに北へ500m程進んだところらしい。その後、頂上周辺に到達したが、それらしい表示もなく到達感もなく過ぎてしまった。いったいどこが頂上だったんだ?!
 なだらかな坂道を下ると、えびの高原キャンプ場に出る。案内板にノカイドウ谷川と書いてある。そこにノカイドウが生息するのか? これまでの行程の中ではわずか2本それとも見逃したのか、まだしっかりとは見れていない。HPでは、「ノカイドウのつぼみがふくらんでいます。4月末には開花しそうです。」とあったのにまなだのか?と不安になりながら進むと、妻が「あれじゃないの」という。そこには写真で見たノカイドウの姿が何本も、しっかりと花をつけ、蕾をつけその姿を見せていた。かっ、かわいらしい。赤い蕾に薄桃色の花、これが世界中で霧島山にのみ自生する固有種なのかと感動する。後で調べると、確認された個体の大部分はえびの高原の長江川源流付近や日当たりの良い湿地に集中しているのだそうだ。
霧島山は5月にはミヤマキリシマか咲き誇り、また別な姿を見せてくれる。
素晴らしい山だと思う。

      おやっとさあ!

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ハイキング 霧島・開聞岳 [日帰り]
韓国岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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