西穂高〜奥穂のはずが睡眠不足で体調不良〜縦走断念敗退 西穂高岳まで



- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 871m
- 下り
- 879m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:10
歳を考えること
しかし、山小屋は鬼門やな〜
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
満車でスペース探すのに一苦労 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂山荘までは特に問題なし。(冬でなければ) 独標までも特に問題なし。 西穂高山頂までも岩稜歩きに慣れた人ならこんなもんでしょという所ですが、個人差があるので何とも。 初心者同士のパーティや登山は初めてで単独の方はおやめになった方が… 西穂から先、奥穂までは要注意 ヤマレコなどの記述を参考にして行くところではありません。 |
その他周辺情報 | 温泉は、 中崎山荘奥飛騨の湯 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311 ひがくの湯 http://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1704 新穂高の湯 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2204 槍見館 http://www.yarimikan.com/ 深山荘 http://shinzansou.com/ などなど… 昔はケーブルの駅の手前、登山案内所内にゆったりした温泉(上宝村村営のアルペンの湯ではなかったような…その後にできた?記憶が定かでない(^^ゞ )があったし、ロータリー周辺には温泉ホテルや旅館もいっぱいあったのに、今はなぜか寂れた印象 上宝村村営の氷壁館?はどうなったんだろ、30年ほど前小学生の子供連れて槍へ行った帰りに泊まったことがある。時間がおそかったし子連れなので急遽泊まることにしたが、予約なしだったのに支配人さんが快く泊めてくれた。結構豪華な部屋と食事で2食付1万円(子供料金は無し) |
写真
だが、一睡もできず(*_*)
いびき!イビキ!!鼾!!!
両隣と斜め前でやられたらいくらなんでも寝れん
昨日も車中泊で寝てないから2日徹夜では登山なんかできんぞ
しかも出発の4時前、雨降ってるし
ストロボ焚いて写真撮ったら雨粒ばかり写った
途中、何人かに追い抜かされる
皆早いなぁと思ってたら、こっちが遅すぎるんや
体が重いし足が全然前に出ん(;''∀'')
そら寝てないんやから
頭は緊張でさえてるんやけど…歳やな
経験上、こらあかんな〜と前途に不吉な予感が
が、これにひかれてはならない、呼んでるのは死神かも知れない
自分の体調を冷静に判断すればここまでで終了するのが吉
山頂までにこれだけ体が動かず、あれだけ追い抜かされたり躓いたり寝不足で頭ガンガンしてるようではこの先行けるはずがない
緊張してるから頭はさえてるようでもいつ切れるかわからないし、第一体がついていけてない
パートナーには悪いが引き返すことにする
パートナーは全然心配いらない人(年上やけど今でもこのあたりの岩場をこなす人)なので私には遠慮せずに一人で行ってもらうことにします
ここから引き返すぐらいなら体調不良の今の私でも大丈夫な道なんで、ぼちぼち戻ることにします (+o+)
ロープウェイの駅や西穂のテン場で会話した女の子が体調を心配してくれた(看護師さんだった)
この先不要になったOH-1をあげる
彼女はこの先奥穂には行かず西穂へ戻るとのこと
装備
備考 | 寝不足は大敵 |
---|
感想
今回、元山岳会の先輩と西穂から奥穂への縦走を久しぶりにやってみることに。何十年ぶりやろ。
お互い歳とってるので無理はせんとこと、重いテン泊はやめて小屋泊に。
そら、テント食料燃料寝袋担ぐより諭吉さん1枚の方が軽い。
今回の反省点は何んと言っても若いころみたいに周りや環境を気にせず熟睡できなくなったのが大きい。
車中泊でも車の座席に座ったままでは寝られんかったし、小屋では翌日の登山を気にしたら頭が冴えて寝付けないうえイビキが気になって気になって…寝付けない。
気にしたら余計にあかんと思うほど余計に気になる。
目が冴えるとトイレに行きたくなるし。行くのめんどくさいと躊躇していると余計にまた目が冴えるし、悪循環
テントは今回重いからと小屋泊にしたのが裏目になった。
以前から、小屋泊ではイビキが気になる方で今回もどうかなと思っていたら案の定だった。
イビキをかく人は自分では分からんのだろうが、イビキ組はまとめて別室へ隔離してほしい。
3時起床で結局寝られないまま出発、霧雨の中ヘッドランプをつけ奥穂への縦走に出発するも、経験上、これは無理やなと感じる。
特に年を取ると、体力、筋力、瞬発力、バランス力が落ちるので、100歩に一回1000歩に一回のミスが今回の縦走では命取りになる。
3点支持で登るようなところはいいが、岩稜で岩の角をホイホイと渡り歩くようなときが危ない。そこが、両側切れたってたり急斜面なら躓いたり滑ったり踏み外してバランスを崩し、落ちてそのままアウト。
テラスで確保不完全なまま両手離してそのままスーッと落ちるようなミス
はここではないけど、稜線で振り返ったらパートナーがおらんということがあり得る。
なんと言われようと自分で危ないと思ったらやめる。
その旨パートナーに言い引き返すことにする。
心配してくれて一緒に戻ろうかと言ってくれたが、そこまでのことはないので一人で行ってくれるように言う。
奥穂までの縦走がこの体調では不安やから行かないだけで、西穂山荘に戻るぐらいなら大丈夫なんで。
西穂の山頂は天気も回復してここで寝ようかとも思ったが、人が混んできて小一時間ほどで戻ることにする。
山荘でラーメン食べてロープウェイで下りて車に戻り一寝入りしようと思うが、結局寝られず深山荘の温泉に。
酔って寝ようとビールをしこたま飲んで窮屈な車のシートで(何とリクライニング出来ない)まんじりともせず一晩過ごし、明け方少しうとうとする。
昼前、ロープウェイの駅まで迎えに行くとパートナーは飄々と下りてきた。穂高岳の小屋ではよく寝られたそうで、小屋でイビキ気にせず寝られるのも安全登山の要件だと改めて思った。
まだまだ修行が足りん。
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