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Yamareco

記録ID: 6210463
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

御正体山/細野・三輪神社より道坂隧道へ

2023年11月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.5km
登り
1,318m
下り
920m

コースタイム

日帰り
山行
6:55
休憩
1:06
合計
8:01
6:45
101
8:26
8:48
40
1568m標高点ピーク
9:28
9:56
48
10:44
10:51
66
11:57
12:00
36
12:36
12:37
16
三角点「道坂」
12:53
12:58
15
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
道坂隧道前の駐車スペースを利用しました。
そこから自転車で三輪神社(御正体入口バス停付近)へ移動してから登山開始。
三輪神社付近に駐車スペースは見当たりません。
コース状況/
危険箇所等
林道から最終的に登山道へ入る辺りに指導標の無い林道分岐あり。
1568m標高点へ突き上げるまで急坂の上、落ち葉が深く堆積しています。
御正体山〜道坂隧道までアップダウンの連続ながら、比較的歩きやすい尾根道です。
その他周辺情報 芭蕉月待ちの湯にて汗を流しました。
赤岩より眺める御正体山  2022/12/26 撮影
赤岩より眺める御正体山  2022/12/26 撮影
5:12 御正体入口バス停、三輪神社付近(620m)登山開始!

道坂隧道前から乗ってきた自転車をデポしておきます。標高差400mのダウンヒルは寒かった…。
5:12 御正体入口バス停、三輪神社付近(620m)登山開始!

道坂隧道前から乗ってきた自転車をデポしておきます。標高差400mのダウンヒルは寒かった…。
6:21 展望良好の林道(930m)

登山口よりずっと林道歩き。でもウォーミングアップには悪くないので良しです。
この辺りは今日の行程を通じて最も好展望でした。舗装が真新しいので工事後まだ日が経っていないようでした。

なおこの付近で登山道入口がありますが、あまり歩かれていないようなので林道へ進みました。
6:21 展望良好の林道(930m)

登山口よりずっと林道歩き。でもウォーミングアップには悪くないので良しです。
この辺りは今日の行程を通じて最も好展望でした。舗装が真新しいので工事後まだ日が経っていないようでした。

なおこの付近で登山道入口がありますが、あまり歩かれていないようなので林道へ進みました。
6:45 ようやく登山道へ(1060m)

この手前に分岐があって右側を選択するとすぐに登山道入口。
登り始めだけはススキが覆い被さっているけどすぐに歩きやすくなります。
6:45 ようやく登山道へ(1060m)

この手前に分岐があって右側を選択するとすぐに登山道入口。
登り始めだけはススキが覆い被さっているけどすぐに歩きやすくなります。
昨年歩いた二十六夜山から今倉山辺りが見えているようです。
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昨年歩いた二十六夜山から今倉山辺りが見えているようです。
覚悟していた急登へ。落ち葉が深く堆積しており、登りのほうが気は楽かと思います。
覚悟していた急登へ。落ち葉が深く堆積しており、登りのほうが気は楽かと思います。
部分的に緩くなるところもあります。
部分的に緩くなるところもあります。
ひたすら急登。写真では分かりにくいけどロープもあり。
登りであればロープに頼ることはないでしょう。
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ひたすら急登。写真では分かりにくいけどロープもあり。
登りであればロープに頼ることはないでしょう。
8:26 1568m標高点

長い急登を経てようやく1568m標高点ピークに乗り上げました。
風が吹き抜けて寒いけど、ここからの富士山の眺望が楽しみでした。
8:26 1568m標高点

長い急登を経てようやく1568m標高点ピークに乗り上げました。
風が吹き抜けて寒いけど、ここからの富士山の眺望が楽しみでした。
久しぶりの富士山!
でも木々がもう少し伸びたら眺望が無くなりそう。
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久しぶりの富士山!
でも木々がもう少し伸びたら眺望が無くなりそう。
冠雪した富士山。やはり何度観ても素晴らしい!
吉田ルートが手に取るように見えています。今年はご無沙汰なので、来年はまた登りたいところ。
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冠雪した富士山。やはり何度観ても素晴らしい!
吉田ルートが手に取るように見えています。今年はご無沙汰なので、来年はまた登りたいところ。
1568m標高点ピークでのあおいとひなた

#ヤマノススメ


8:48 出発
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1568m標高点ピークでのあおいとひなた

#ヤマノススメ


8:48 出発
8:51 峰宮跡(1560m)

1568m標高点ピークのすぐ南。かつては建物があったのでしょうか。
8:51 峰宮跡(1560m)

1568m標高点ピークのすぐ南。かつては建物があったのでしょうか。
地味なアップダウンを乗り越えていきます。
1568m標高点ピークに乗り上げるまでの急登に比べたらだいぶ楽です。
地味なアップダウンを乗り越えていきます。
1568m標高点ピークに乗り上げるまでの急登に比べたらだいぶ楽です。
常に木々越しとなるけど、富士山がチラチラと見えています。
常に木々越しとなるけど、富士山がチラチラと見えています。
こちらも以前登った鹿留山が見えているようです。
奥には真っ白の南アルプスまで。今年は暖冬予報の割に雪の気配が濃いような…。
いくら雪が積もろうが、やはり年内は雪山に気が向かない。
山スキーシーズンに入るまでには心の準備が要るのです。
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こちらも以前登った鹿留山が見えているようです。
奥には真っ白の南アルプスまで。今年は暖冬予報の割に雪の気配が濃いような…。
いくら雪が積もろうが、やはり年内は雪山に気が向かない。
山スキーシーズンに入るまでには心の準備が要るのです。
ようやく御正体山への最後の登りのようです。
あと少し、あと少し…。
ようやく御正体山への最後の登りのようです。
あと少し、あと少し…。
9:28 御正体山山頂(1681.4m)到着!!

三輪神社付近を出発してから4時間余。なかなかの登り応えでした。
分かってはいたけど眺望皆無の山頂です。でも静かで本当に落ち着く良い山頂です。

現天皇も2004年に登られていたようです。今でもお忍びで登山を続けられているといいなと思います。
9:28 御正体山山頂(1681.4m)到着!!

三輪神社付近を出発してから4時間余。なかなかの登り応えでした。
分かってはいたけど眺望皆無の山頂です。でも静かで本当に落ち着く良い山頂です。

現天皇も2004年に登られていたようです。今でもお忍びで登山を続けられているといいなと思います。
御正体山山頂でのあおいとひなた
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御正体山山頂でのあおいとひなた
一等三角点
点名:「御正体山」
標高:1681.35m

ちょっと状態が悪いのが残念です。三角点は大事にしましょう。
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一等三角点
点名:「御正体山」
標高:1681.35m

ちょっと状態が悪いのが残念です。三角点は大事にしましょう。
9:56 御正体山山頂出発

30分弱の滞在で山頂を辞します。下りは道坂隧道へ。
まずは標高差350mのまとまった下り。東側に見えている山は加入道山か大室山辺りでしょうか。
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9:56 御正体山山頂出発

30分弱の滞在で山頂を辞します。下りは道坂隧道へ。
まずは標高差350mのまとまった下り。東側に見えている山は加入道山か大室山辺りでしょうか。
これまで誰にも会わなかったですが、ちらほらと登りの方々とすれ違い始めました。
こちらから登ってもやはり大変そう。
これまで誰にも会わなかったですが、ちらほらと登りの方々とすれ違い始めました。
こちらから登ってもやはり大変そう。
落ち葉の積もった急坂で気を遣います。
1
落ち葉の積もった急坂で気を遣います。
10:44 白井平分岐点(1350m)

慎重に下って白井平への分岐点。ここからはアップダウンの連続する区間へ。
ここからが長く感じる尾根でした。
10:44 白井平分岐点(1350m)

慎重に下って白井平への分岐点。ここからはアップダウンの連続する区間へ。
ここからが長く感じる尾根でした。
木々越しに二十六夜山、今倉山。そして歩いていく尾根が見えています。
地形図で予め確認していましたが、越えていくピークがいくつか並んでます。
木々越しに二十六夜山、今倉山。そして歩いていく尾根が見えています。
地形図で予め確認していましたが、越えていくピークがいくつか並んでます。
尾根を進むにつれて御正体山の堂々とした山容がよく見えてきます。
二十六夜山や赤岩から眺めた御正体山は素晴らしく、今日の山行の原動力となりました。
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尾根を進むにつれて御正体山の堂々とした山容がよく見えてきます。
二十六夜山や赤岩から眺めた御正体山は素晴らしく、今日の山行の原動力となりました。
さっきから気になっていたよく目立つピーク。あれを越えていかなくてはいけません。
標高差は100mほどと言い聞かせて掛かります。
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さっきから気になっていたよく目立つピーク。あれを越えていかなくてはいけません。
標高差は100mほどと言い聞かせて掛かります。
御正体山を振り返りつつ登っていきます。
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御正体山を振り返りつつ登っていきます。
11:57 岩下ノ丸(1303.6m)

早朝からの疲労の蓄積のためか、なかなかきつく感じる登りでした。
辿り着いた岩下ノ丸には赤く塗られた三角点。三角点は大事にしましょう。
11:57 岩下ノ丸(1303.6m)

早朝からの疲労の蓄積のためか、なかなかきつく感じる登りでした。
辿り着いた岩下ノ丸には赤く塗られた三角点。三角点は大事にしましょう。
岩下ノ丸で90度方向転換。ここからはもう地味なアップダウンしかないはず。
岩下ノ丸で90度方向転換。ここからはもう地味なアップダウンしかないはず。
12:36 三角点「道坂」(1217.21m)

本日3つめの三角点。久々に見る新しいタイプのものでした。
三角点名のとおり、ここまで来るとゴールは遠くない。
12:36 三角点「道坂」(1217.21m)

本日3つめの三角点。久々に見る新しいタイプのものでした。
三角点名のとおり、ここまで来るとゴールは遠くない。
12:53 道坂隧道下降点(1130m)

三角点「道坂」よりしばらくで道坂峠と思われるコルを過ぎ、少しだけ登ったところで下降点に到着!
これで昨年歩いたところに繋がりました。でも少し手前にも下降点があったようです。
12:53 道坂隧道下降点(1130m)

三角点「道坂」よりしばらくで道坂峠と思われるコルを過ぎ、少しだけ登ったところで下降点に到着!
これで昨年歩いたところに繋がりました。でも少し手前にも下降点があったようです。
13:13 道坂隧道前/今倉山・御正体山登山口(1010m)下山!!

なかなかの歩き応えでした!充実感抜群の御正体山での行程を終えました。
13:13 道坂隧道前/今倉山・御正体山登山口(1010m)下山!!

なかなかの歩き応えでした!充実感抜群の御正体山での行程を終えました。
御正体入口バス停・三輪神社付近(620m)

デポしていた自転車を回収してから、芭蕉月待ちの湯へ直行。
タフな御正体山での疲れを精一杯癒し、翌日の山行に備えました。
御正体入口バス停・三輪神社付近(620m)

デポしていた自転車を回収してから、芭蕉月待ちの湯へ直行。
タフな御正体山での疲れを精一杯癒し、翌日の山行に備えました。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

毎年晩秋から初冬にかけて南関東への遠征が恒例となっていますが、今回の遠征初日にもってきたのが御正体山。
昨年に二十六夜山・今倉山から御正体山の堂々たる山容を眺め、展望に恵まれなくとも登っておきたい山となりました。
久しぶりに自転車を活用して周回行程を組みましたが、三輪神社から長い林道に後半は急登。
御正体山から道坂峠は下りというよりも縦走の範疇に入ると感じるタフさでした。

御正体山山頂は展望皆無ではあるけど、静かで落ち着いた良い空間。
長い登りを経ての達成感を味わうのに、たまにはこういうのもアリかなと思いました。
山中湖側や池ノ平など、次の機会には別のルートも試してみたいです。

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コメント

ルーンさん こんにちわ。
 すっかり冬の景色
木々の葉が落ち 遠望がききますね。
富士山見事ですね。
先日 息子が 久しぶりの関東への出張でした。
新幹線からの富士山の写メをお願いしましたが、
「窓側ちがう!」と ダメでございました。
関西人には めったに目にすることない富士山が、
登山中に ふんだんに見えるのは
さすがは関東の山です。
登りでのある山のようですね。
道は歩きやすいようですが 登り1300もあるとは、
手ごわいですね。
連続して歩かれたようで、車中泊??
いいなぁ そういうの憧れます。
つぎを拝見です。

ありがとうございました。
2023/11/27 15:51
いいねいいね
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mayasanpoさん、こんばんは。
さっそくご覧いただきまして、本当にありがとうございます!
mayasanpoさんも武奈ヶ岳のレポで御多忙と思います。本当に恐縮です。

紅葉はだいぶ麓へ下りてきて、標高の高いところではもう冬枯れですね。
今回の御正体山は基本的に眺望に恵まれた山ではなく、富士山がきれいに見えるのは
1568mピークのたった一ヶ所です。でも山梨県南東部において御正体山は立派な山容の山であり、
ここを外していてはいけないと一念発起して登ってきました。

新幹線からも富士山は見えますが、窓側でないと難しいかもですね…。
自分もここまで富士山が好きになるとは移住当初は思いもよらないことでした。
ヤマノススメを観て三ツ峠に登ったことが全ての始まりでしたね。
富士山の存在感は本当に特別なものです。

御正体山ですが周回行程とすべく、自転車を活用してあえて標高差の大きいルートで登っています。
本当に手強かったですよ。2日目、3日目に予想以上に影響が出ました。
関東への遠征時は基本的に道の駅で車中泊です。
宿と違って予約に縛られないし、気の向くまま行動できて気兼ねなくていいですよ。
ちょっと遠いけどいろんな山に登るには車中泊は非常に有用です。
夏は暑くて無理ですが、今の時期なら防寒対策さえ整えば快適に眠れます。

次の山行記録も続けてご覧いただいて、本当に重ね重ねありがとうございます!
2023/11/27 21:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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