野路菊を探して 烏原貯水池＆よこお野路菊の丘

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 14.3km
• 登り: 357m
• 下り: 405m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 1:34
• 合計: 7:06

8:40 新開地駅
8:46 8:46 湊川駅
9:58 9:59 烏原貯水池入口（東屋）
10:32 10:35 立ヶ畑ダム
11:06 11:06 湊川駅
11:46 11:46 妙法寺駅
12:54 13:24 よこお野路菊の丘
13:56 13:56 栂尾山
14:30 15:30 須磨離宮公園
15:46 東須磨駅

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

電車

烏原貯水池は自宅から歩いて。
よこお野路菊の丘へは市営地下鉄:妙法寺駅から
帰路は山電:東須磨駅

コース状況／危険箇所等

特に問題ありません。

その他周辺情報

街中なので各所にコンビニ等有り
離宮公園内にレストラン有り

写真

朝から三宮＆元町で阪神＆オリックスの優勝パレード開催。
何でも神戸で45万人・大阪で55万人もの人出で合計100万人で周辺は大混雑だったそうだ^^)

そんな日だったので東には向かわず自宅から歩いて行ける烏原貯水池周辺で野路菊探し。
先ずは氷室町の夢野八幡神社へ
夢野八幡神社は平清盛が福原宮造営に先駆けて創祀した神社だそう。

ノジギク(野路菊・キク科キク属：牧野富太郎博士発見命名)は夢野八幡神社横の石段に小さな群落。

少し離れた場所にはキバナノジギク(黄花野路菊・キク科キク属)

石井町の法面にも僅かばかりの小群落。

烏原貯水池への坂道から振り返ると神戸市中央区辺りが良く見える。
やや左手には改修工事が進んで姿が現れ始めたポートタワー。

立ヶ畑堰堤(たちがはたえんてい)と烏原貯水池。
当方が子供の頃は烏原水源地と呼んでいましたが
後年、上流に下水処理場が出来たの貯水池に変更。

烏原貯水池畔には見事に色付いたイロハモミジ(伊呂波紅葉・ムクロジ科カエデ属 )

烏原貯水池には水と森の回遊路と言う周遊道を辿ります。

水面をスイスイと泳ぐカルガモのペア？

やがて水と森の回遊路は左手からの六甲全山縦走路と合流します。

更に上流へ辿れば皇帝ダリア(コダチダリア・中南米原産)が紅葉をバックに咲いている。

東屋を過ぎると←菊水山・水と森の回遊路↑分岐。
此処は↑水と森の回遊路を選択。

水と森の回遊路は常緑樹が多くて彩りは期待できないが小さな広場には疎らに色付いたカエデ類。

その先、立ヶ畑堰堤(たちがはたえんてい)上を歩きます。
アーチ型重力式堰堤で明治38年5月(西暦1905年5月)竣工で1998年国登録有形文化財に登録された。

帰路は立ヶ畑堰堤から旧烏原村方面に向かいます。
堰堤下流のカエデ類もくすんでいるがそれなりに色付いている。

立ヶ畑堰堤下を九十九折りに下ります。

←千鳥ヶ滝・千鳥町→分岐。
もと来た道に戻るには千鳥町→方面に右折です。

千鳥町最上部からは下に石井川の流れ。
左遠くにポートタワー等が見える。

千鳥町3丁目の住宅街の狭い道を辿ると石垣に張り付く様に咲くノジギク(野路菊・キク科キク属)

野路菊散策が思ったよりも早く湊川周辺でランチタイム。
そうだ、この足でよこお野路菊の丘へ行こうと市営地下鉄に乗り込み妙法寺駅で下車。

線路沿いの法面のモミジは真っ赤っか^^)

横尾団地には六甲全山縦走路案内標識。
此処からは六甲全山縦走路を暫く逆走します。

やがて六甲全山縦走路入口。
色付きが綺麗です。

右に向かえば須磨アルプス・横尾山方面です。

登山道脇にツワブキ(石蕗・キク科ツワブキ属)が咲いてます。

ヤクシソウ(薬師草・キク科オニタビラコ属)は点々と咲いている。

階段状に続く横尾道を登ります。

ショートカット道も階段状。

登り切れば横尾道。
辺りはウバメガシ(姥目樫・ブナ科コナラ属)の純林が数百メートル続きます。

ウバメガシの純林を抜けると横尾健康地蔵尊。

更に南に向かえばよこお野路菊の丘。

ノジギク(野路菊・キク科キク属)はほぼ満開。
野路菊は昭和29年に制定された兵庫県の県花です。

キバナノジギク(黄花野路菊・キク科キク属)

キバナノジギクとノジギクのコラボレーション。

ノジギク(野路菊・キク科キク属)越しに明石海峡大橋が望めるが今日は霞んでる。

一通り野路菊鑑賞を済ませ六甲全山縦走路名物の400階段を登りましょう。

階段脇にも点々と野路菊が咲いているがピークを過ぎてピンクっぽい。

振り返れば鉢伏山・旗振山・鉄拐山等がやや霞んで見える。

階段道からザレた縦走路を登れば栂尾山(標高274m)
山頂には木製展望台が建っています。

木製展望台を上がれば180度以上の展望が広がります。

さて、此処から須磨離宮公園へと向かいましょう。
山頂下まで戻って右に(加藤)文太郎道を見送ります。

最初こそ急な階段道だがやがてザレた尾根道に変わります。
この辺りもウバメガシが多いですね。

おっと、まだコウヤボウキ(高野箒・キク科コウヤボウキ属)が咲き残ってる。

やがて←天皇の池・水野町↑離宮公園→への十字路。
この先、700m歩けば離宮公園敷地。

この看板から離宮公園内です。
入園料は出口で支払いましょう。

暫くは荒れた道を辿ればフィールドアスレチック:子供の森の展望台に到着です。

更に下ればレストハウス前。
何やら賑わってるのはマジックショーが開催されてるからだね。

レストハウス前から噴水広場を見下ろします。

レストハウス前から噴水広場に降りて来ました。

噴水広場横のイチョウにモミジは見事な色付き。

噴水広場から隧道・連絡橋を通って花の庭園に向かえば紅葉バックにジュウガツザクラ(十月桜・バラ科サクラ属 )がチラホラ咲いている。

もみじ道の紅葉は今がピークっぽい。

もみじ道は≒150m程続くもみじの遊歩道。

東出口から離宮公園を後にしました。

帰宅には山電:東須磨駅から乗車しました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ぶらっと

近場でも野路菊が咲き始めてるだろうと出掛けました。
案の定、近場では満開直前だったがよこお野路菊の丘では既にピークを迎えていました。
須磨離宮公園の紅葉はご多分に漏れず疎らな色付きですが其れなりに見頃でした。