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Yamareco

記録ID: 6213251
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

奥久慈男体山 鎖場アスレチックが楽しい眺望の山

2023年11月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:04
距離
4.0km
登り
600m
下り
591m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:13
休憩
0:50
合計
3:03
7:02
8
8:14
8:57
27
9:24
9:29
29
10:05
10:05
0
10:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大円地駐車場は10台程度駐車可能。少し上にもう何台か駐められるスペースありそう。トイレあり。人気の山のようで下山してきた頃には路肩にまで車が溢れていました。
コース状況/
危険箇所等
健脚コースは鎖場があります。難易度はそこそこといったところですが、かなり長い距離に渡って続くので集中力を切らさないように注意が必要。不慣れな方は一般コースを歩くのが無難かと。一般コースも一部左右とも切れ落ちている場所があるので転倒、滑落に注意です。
その他周辺情報 登山口付近にお蕎麦屋さんがありました。営業時間外だったので食べられず残念。
平日の早朝だけど車がちらほら。
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平日の早朝だけど車がちらほら。
朝霧の中から姿を現す男体山。思ったより険しそうに見える山肌に緊張感が高まる。
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朝霧の中から姿を現す男体山。思ったより険しそうに見える山肌に緊張感が高まる。
健脚コースと一般コースの分かれ目。
事故多発、自信がない人は一般コースへ!という立て看板が事故の多さを物語る。
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健脚コースと一般コースの分かれ目。
事故多発、自信がない人は一般コースへ!という立て看板が事故の多さを物語る。
かなりビビったヘロヘロ隊であったが行くだけ行ってみるかと健脚コースへ向かう。
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かなりビビったヘロヘロ隊であったが行くだけ行ってみるかと健脚コースへ向かう。
そそり立つ岩壁…。あの斜面のどこにルートを取るのだろうか?
ツ「いや、普通巻くっぺ? バリルートじゃあるまいし」
茶「ちょっと、盛り上がってるところに冷水浴びせるのやめて!」
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そそり立つ岩壁…。あの斜面のどこにルートを取るのだろうか?
ツ「いや、普通巻くっぺ? バリルートじゃあるまいし」
茶「ちょっと、盛り上がってるところに冷水浴びせるのやめて!」
トンネル脇から登ってくる道と合流。いよいよこの先が核心部となっていく。
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トンネル脇から登ってくる道と合流。いよいよこの先が核心部となっていく。
最初はゴロゴロ岩が転がっている程度だったが…
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最初はゴロゴロ岩が転がっている程度だったが…
すぐに鎖場が連続する岩場となる。標高が低いため落ち葉、木の根、泥がミックスされ高山帯の岩場とはまた違った怖さがある。
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すぐに鎖場が連続する岩場となる。標高が低いため落ち葉、木の根、泥がミックスされ高山帯の岩場とはまた違った怖さがある。
展望台に出た。雲海が美しい。
この展望台手前の鎖場が核心部であるという。通りがかった登山者に教えてもらった。
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展望台に出た。雲海が美しい。
この展望台手前の鎖場が核心部であるという。通りがかった登山者に教えてもらった。
展望台から見た山頂。まだ先は長いが核心部を過ぎたとなれば気持ちは楽になる。
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展望台から見た山頂。まだ先は長いが核心部を過ぎたとなれば気持ちは楽になる。
核心部を過ぎたとはいえ油断できない場所はいくつもある。
2
核心部を過ぎたとはいえ油断できない場所はいくつもある。
ここは鎖の上部まで登ったら左に抜けるのが本来のルートだが、そのまま直登してしまいそうになった。同じように間違って直登してしまった痕跡に惑わされる。
4
ここは鎖の上部まで登ったら左に抜けるのが本来のルートだが、そのまま直登してしまいそうになった。同じように間違って直登してしまった痕跡に惑わされる。
とはいえ正しいラインを外さなければ難易度はそれほどでもない。慣れてくればアスレチックぽくて楽しいくらいだ。
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とはいえ正しいラインを外さなければ難易度はそれほどでもない。慣れてくればアスレチックぽくて楽しいくらいだ。
鎖場を通過すると東屋のある交差点に出る。山頂は近い。
1
鎖場を通過すると東屋のある交差点に出る。山頂は近い。
山頂手前の岩の突端にはお社が祀られていた。ちょっと行ってみよう。
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山頂手前の岩の突端にはお社が祀られていた。ちょっと行ってみよう。
お社のすぐ後ろはすっぱり切れ落ちているので要注意。
ツ「ヒュンヒュンするっぺ…」
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お社のすぐ後ろはすっぱり切れ落ちているので要注意。
ツ「ヒュンヒュンするっぺ…」
麓の集落が箱庭のように見える。日本昔ばなしの一コマのようだ。
ツ「ソーラーパネルが雰囲気ぶち壊してるけどな」
3
麓の集落が箱庭のように見える。日本昔ばなしの一コマのようだ。
ツ「ソーラーパネルが雰囲気ぶち壊してるけどな」
東の方角には海が見えることもあるらしい。残念ながら今日は霞がかっていてそれらしきものを認識することはできなかった。
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東の方角には海が見えることもあるらしい。残念ながら今日は霞がかっていてそれらしきものを認識することはできなかった。
ツ「登ったどー!」
無事に奥久慈男体山の山頂を極めた。
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ツ「登ったどー!」
無事に奥久慈男体山の山頂を極めた。
三角点タッチ!
…なんか映り込んだな…。
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三角点タッチ!
…なんか映り込んだな…。
下山は一般コースで。一見平穏な道に見えるが、左右とも切れ落ちた痩せ尾根からスタートする。滑落注意の大きな看板が立てられていることから過去に事故があったものと思われる。
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下山は一般コースで。一見平穏な道に見えるが、左右とも切れ落ちた痩せ尾根からスタートする。滑落注意の大きな看板が立てられていることから過去に事故があったものと思われる。
とはいえ、二ヶ所ほど痩せ尾根を通過すればあとは平穏な「普通の」登山道だ。
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とはいえ、二ヶ所ほど痩せ尾根を通過すればあとは平穏な「普通の」登山道だ。
振り返るとそそり立つ絶壁が見えた。あの上に立っていたと思うと感慨深い。
ツ「時間差でヒュンヒュンくるっぺ…」
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振り返るとそそり立つ絶壁が見えた。あの上に立っていたと思うと感慨深い。
ツ「時間差でヒュンヒュンくるっぺ…」
あとは下るだけかと思ったら登り返しが…。
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あとは下るだけかと思ったら登り返しが…。
平坦すぎていつになったら麓に降りれるのやら。
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平坦すぎていつになったら麓に降りれるのやら。
大円地越えまで下りてきた。
ここも各方面へ向かう道のジャンクションになっている。
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大円地越えまで下りてきた。
ここも各方面へ向かう道のジャンクションになっている。
我々は谷底を大円地へ向け下っていく。
1
我々は谷底を大円地へ向け下っていく。
道の左右には岩壁が。
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道の左右には岩壁が。
下部は杉の植林地。
一気に高度を下げていくが道がうまく作られているのでとても歩きやすい。
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下部は杉の植林地。
一気に高度を下げていくが道がうまく作られているのでとても歩きやすい。
無事に分岐点まで戻ってきました。生還!
ツ「お疲れ様でした!」
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無事に分岐点まで戻ってきました。生還!
ツ「お疲れ様でした!」

感想

関東北部遠征、二日目の午前中は奥久慈男体山に登ってきました。
鎖場があるという情報は得ていたのですが現地に着いて、天にそそり立つ絶壁を見てビビりました(笑
岩場、鎖場は(一般登山道ならば)それなりの数をこなしてきたのですが、今年のGWに石鎚山の鎖場で怖い思いをしてから一気に気持ちが萎縮しております(笑
最後まで鎖場に行くか行かないか迷ったのですが、とりあえず下まで行ってみるべと足を踏み入れ、駄目なら引き返すべと鎖に取り付き、結局最後まで登ってしまったという経過をたどりました。
ツ「一番駄目なやつ!」
茶「そういう君こそ、いざ鎖に取り付いたらえらい勢いで登っていったじゃんよ」
実際に登ってみた感想としては鎖場の難易度としては中級くらいに感じました。ただし標高が低い山の鎖場にありがちな岩の上に落ち葉や土が積り、木の根が足元をすくいにくる…そういった感じです。あと道の屈曲点でコースアウトした踏み跡が多数あり、ここで登山道のラインを外すと一気に厳しくなるのかなと。過去の事故はコースアウトしたことをきっかけに滑落した例が多いのではないかと想像しました。
展望台や山頂からは美しい雲海を眺めることもできて大満足。こぢんまりとした山ではありますが、スリル・眺望・登り応えと登山の醍醐味をギュッと凝縮したような素晴らしい山でした。

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