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Yamareco

記録ID: 6252901
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【日本二百名山】櫛形山【新・花の百名山】 ~見晴らし平から周回~

2023年12月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:54
距離
15.0km
登り
1,204m
下り
1,191m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
1:28
合計
6:52
7:27
80
8:47
8:53
3
8:56
8:57
18
9:15
9:28
30
9:58
10:04
10
10:14
10:14
13
10:27
10:33
11
10:44
10:49
19
11:08
11:53
14
12:07
12:08
14
12:22
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23
12:45
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33
13:18
13:19
39
13:58
14:02
16
14:18
14:18
1
14:19
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆見晴らし平駐車場 無料
・10台ほど駐車可能です。
・トイレはありません。(夏季は仮設トレイが設置される模様)
・携帯(au)は電波1本と不安定でした。コンパスは事前に申請を。
・凍結箇所はないので、ノーマルタイヤでアクセス可能です。

※県営林道櫛形山線は来週から冬季通行止めになるので注意(冬季閉鎖期間:2023年12月11日~2024年4月25日予定)
コース状況/
危険箇所等
・よく整備されています。危険箇所はありません。
・積雪、凍結箇所はありません。アイゼン等は不要です。
・落ち葉で踏み跡が分かりづらい箇所があります。地図で方向の確認を。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆湯めみの丘 500円
・施設は古めですが、シャンプーやドライヤーなどのアメニティは揃っています。
・露天風呂は広めで源泉かけ流しですが、お湯がかなり温めです。
・泉質はナトリウム系の塩化物泉ですが、それほどクセはありません。
「見晴らし平」に7時に来ましたが、他の登山者の車はありませんでした。
2023年12月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
12/5 7:14
「見晴らし平」に7時に来ましたが、他の登山者の車はありませんでした。
見晴らし平には「幸せの鐘」が設置されています。鳴らしてみたら、結構良い音色で響きました。
2023年12月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 7:14
見晴らし平には「幸せの鐘」が設置されています。鳴らしてみたら、結構良い音色で響きました。
「花の百名山」の選者である田中澄江さんの歌碑がありました。
『櫛形山の花たちは アヤメの紫 キンバイソウの黄 クガイソウのうす茶 ヤナギランの紅と咲いて 色とりどりの 豊かさは 日本の誇り 東洋のほこり 櫛形山の花たちよ ひとの心の優しさに 護られて いついつまでも美しく いついつまでも清らかに 花のいのちを 輝かせて下さい』とあります。
2023年12月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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12/5 7:14
「花の百名山」の選者である田中澄江さんの歌碑がありました。
『櫛形山の花たちは アヤメの紫 キンバイソウの黄 クガイソウのうす茶 ヤナギランの紅と咲いて 色とりどりの 豊かさは 日本の誇り 東洋のほこり 櫛形山の花たちよ ひとの心の優しさに 護られて いついつまでも美しく いついつまでも清らかに 花のいのちを 輝かせて下さい』とあります。
「見晴らし平」という名前のとおり、目の前は大きく開けています。富士山や八ヶ岳、奥秩父山塊の山々が広く見渡せます。
2023年12月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 7:14
「見晴らし平」という名前のとおり、目の前は大きく開けています。富士山や八ヶ岳、奥秩父山塊の山々が広く見渡せます。
駐車場から続く登山道を登って、櫛形山へ向かいます。気温は0度くらいですが、登りだと汗ばんできます。
2023年12月05日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 7:25
駐車場から続く登山道を登って、櫛形山へ向かいます。気温は0度くらいですが、登りだと汗ばんできます。
とても良く整備され、なだらかで歩きやすい道が続きます。徐々に傾斜が付いてきますが、キツイという程ではありません。
2023年12月05日 08:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:07
とても良く整備され、なだらかで歩きやすい道が続きます。徐々に傾斜が付いてきますが、キツイという程ではありません。
アヤメ平付近から櫛形山の山頂にかけては、サルオガセの群生地となっています。写真だとショボく見えますが、原生林の雰囲気を感じることができて、中々に良い景色です。
2023年12月05日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:44
アヤメ平付近から櫛形山の山頂にかけては、サルオガセの群生地となっています。写真だとショボく見えますが、原生林の雰囲気を感じることができて、中々に良い景色です。
植生保護のための鹿柵があります。この日の周回コースでは、10回以上扉の開け閉めがありました。
2023年12月05日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:45
植生保護のための鹿柵があります。この日の周回コースでは、10回以上扉の開け閉めがありました。
櫛形山のアヤメは、(かつては)他では類を見ない大規模な群落だそうで、「新・花の百名山」にも選定されています。
2023年12月05日 08:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:48
櫛形山のアヤメは、(かつては)他では類を見ない大規模な群落だそうで、「新・花の百名山」にも選定されています。
スタートから1時間30分ほどでアヤメ平に到着しました。櫛形山のアヤメは6月から7月が開花時期なので、当然咲いていません。
2023年12月05日 08:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:49
スタートから1時間30分ほどでアヤメ平に到着しました。櫛形山のアヤメは6月から7月が開花時期なので、当然咲いていません。
これも田中澄江さんの歌碑でしょうか?
『手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを』
2023年12月05日 08:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:49
これも田中澄江さんの歌碑でしょうか?
『手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを』
ヤマレコの地図には載っていませんが、アヤメ平には避難小屋があります。
2023年12月05日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:50
ヤマレコの地図には載っていませんが、アヤメ平には避難小屋があります。
水場もトイレもなく、中も簡素ですが、5人くらいは泊まれそうです。
2023年12月05日 08:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:51
水場もトイレもなく、中も簡素ですが、5人くらいは泊まれそうです。
箱の中は掃除用具のみで、非常食や寝具はありませんでした。
2023年12月05日 08:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:52
箱の中は掃除用具のみで、非常食や寝具はありませんでした。
櫛形山に向かう前に裸山に寄ることにします。時間的には大したロスにはなりません。
2023年12月05日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:06
櫛形山に向かう前に裸山に寄ることにします。時間的には大したロスにはなりません。
裸山(2003m)に到着しました。剥き出しの禿山をイメージしていましたが、普通に高木が生えています。
2023年12月05日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:18
裸山(2003m)に到着しました。剥き出しの禿山をイメージしていましたが、普通に高木が生えています。
山頂はそれほど広くないですが、5〜6人が休憩できるベンチが設置されています。
2023年12月05日 09:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:25
山頂はそれほど広くないですが、5〜6人が休憩できるベンチが設置されています。
山頂からは北岳方面の視界が開けており、白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)がよく見えます。
2023年12月05日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:18
山頂からは北岳方面の視界が開けており、白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)がよく見えます。
右のピラミッド型の山が甲斐駒ヶ岳、その左にはアサヨ峰が見えます。
2023年12月05日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:18
右のピラミッド型の山が甲斐駒ヶ岳、その左にはアサヨ峰が見えます。
ちなみに、北岳方面の視界が開けている理由は、視界を妨げる高木が10本くらい伐採されているからです。ありがたい心遣いです。
2023年12月05日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:24
ちなみに、北岳方面の視界が開けている理由は、視界を妨げる高木が10本くらい伐採されているからです。ありがたい心遣いです。
中央に目指す櫛形山が見えました。標高差はあと50mほどで、なだらかな稜線を歩くだけなので気が楽です。
2023年12月05日 09:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:20
中央に目指す櫛形山が見えました。標高差はあと50mほどで、なだらかな稜線を歩くだけなので気が楽です。
櫛形山へ向かう道はこんな感じで楽々です。広範囲に渡ってサルオガセが群生している他、ブナ科の高木が見られます。
2023年12月05日 09:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:47
櫛形山へ向かう道はこんな感じで楽々です。広範囲に渡ってサルオガセが群生している他、ブナ科の高木が見られます。
櫛形山(2053m)の山頂に到着しました。アヤメ平から1時間ちょっとでした。
2023年12月05日 09:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
12/5 9:58
櫛形山(2053m)の山頂に到着しました。アヤメ平から1時間ちょっとでした。
櫛形山の山頂は広いですが。残念ながら高木に囲まれて視界はありません。少し休憩したら先に進みます。
2023年12月05日 09:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:59
櫛形山の山頂は広いですが。残念ながら高木に囲まれて視界はありません。少し休憩したら先に進みます。
『櫛形山の山頂』には眺望がないですが、コース上には随所に展望スポットがあります。この日は曇りといっても薄曇りなので、視界は悪くありません。
2023年12月05日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:07
『櫛形山の山頂』には眺望がないですが、コース上には随所に展望スポットがあります。この日は曇りといっても薄曇りなので、視界は悪くありません。
山頂から15分ほどで、「奥仙重」と呼ばれるピークに到着しました。櫛形山の山頂より1mほど低いピークになります。
2023年12月05日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:15
山頂から15分ほどで、「奥仙重」と呼ばれるピークに到着しました。櫛形山の山頂より1mほど低いピークになります。
こちらには二等三角点があるので、ここを「櫛形山の山頂」とする記載もあるようですが、山頂(最高地点)は先ほどの標識があった場所になります。
2023年12月05日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:15
こちらには二等三角点があるので、ここを「櫛形山の山頂」とする記載もあるようですが、山頂(最高地点)は先ほどの標識があった場所になります。
山頂の東側にはベンチがあり、その先はピンクテープが続いていますが、こちらは登山道ではありません。南の方向が正しいルートです。
2023年12月05日 10:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:16
山頂の東側にはベンチがあり、その先はピンクテープが続いていますが、こちらは登山道ではありません。南の方向が正しいルートです。
池ノ茶屋登山口まであと一息というところで、南アルプスの眺望ポイントがありました。贅沢なことに、北から南まで、南アルプスの山々が一望できます。
2023年12月05日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:28
池ノ茶屋登山口まであと一息というところで、南アルプスの眺望ポイントがありました。贅沢なことに、北から南まで、南アルプスの山々が一望できます。
北(右側)から甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、北岳です。アサヨ峰と北岳の間は大きく落ち込んでいるのが分かります。
2023年12月05日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:31
北(右側)から甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、北岳です。アサヨ峰と北岳の間は大きく落ち込んでいるのが分かります。
右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。裸山からも見えた光景ですが、白峰三山の存在感は圧倒的です。「北岳のついでに登る山」的なイメージのあった間ノ岳も堂々とセンターを務めています。
2023年12月05日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:30
右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。裸山からも見えた光景ですが、白峰三山の存在感は圧倒的です。「北岳のついでに登る山」的なイメージのあった間ノ岳も堂々とセンターを務めています。
農鳥岳の南(左側)は、広河内岳、白河内岳、黒河内岳などの白峰南嶺が続いていますが、今一つ見分けがつきません。(塩見岳は奥まっているので見えません)
2023年12月05日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:30
農鳥岳の南(左側)は、広河内岳、白河内岳、黒河内岳などの白峰南嶺が続いていますが、今一つ見分けがつきません。(塩見岳は奥まっているので見えません)
白峰南嶺に続いて荒川三山の方面です。中央にそびえる悪沢岳が凄い迫力です。その左が小赤石岳と赤石岳で、左端の整った山が聖岳です。
2023年12月05日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:29
白峰南嶺に続いて荒川三山の方面です。中央にそびえる悪沢岳が凄い迫力です。その左が小赤石岳と赤石岳で、左端の整った山が聖岳です。
ここで昼食にしようかとも思いましたが、まだ半分来ていないので先に進みます。
2023年12月05日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:29
ここで昼食にしようかとも思いましたが、まだ半分来ていないので先に進みます。
池ノ茶屋登山口に下りて来ました。既に下山したような気分になりますが、まだ折り返し地点です。
2023年12月05日 10:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:44
池ノ茶屋登山口に下りて来ました。既に下山したような気分になりますが、まだ折り返し地点です。
こちらは車が4台停まっています。櫛形山の山頂付近で6人とすれ違いましたが、やはりこちらからのアクセスが多いようです。
2023年12月05日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:45
こちらは車が4台停まっています。櫛形山の山頂付近で6人とすれ違いましたが、やはりこちらからのアクセスが多いようです。
駐車場には休憩所が建っており、トイレもあります。
2023年12月05日 10:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:46
駐車場には休憩所が建っており、トイレもあります。
中はこのようになっています。宿泊を想定した造りにはなっていません。
2023年12月05日 10:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:47
中はこのようになっています。宿泊を想定した造りにはなっていません。
「櫛形山の草花」が記載されていました。5月から8月が開花時期となっています。
2023年12月05日 10:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:46
「櫛形山の草花」が記載されていました。5月から8月が開花時期となっています。
再び登山道へ向かいます。櫛形山のピークを踏まない迂回ルートですが、実はこちらの方がアップダウンがキツいコースとなっています。
2023年12月05日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:49
再び登山道へ向かいます。櫛形山のピークを踏まない迂回ルートですが、実はこちらの方がアップダウンがキツいコースとなっています。
池ノ茶屋登山口から20分ほどで北岳展望デッキに到着しました。ここで景色を眺めながら昼食にします。
2023年12月05日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:09
池ノ茶屋登山口から20分ほどで北岳展望デッキに到着しました。ここで景色を眺めながら昼食にします。
ここは北岳から北の方角(八ヶ岳まで)の眺望には優れていますが、間ノ岳から南の方角は視界が遮られています。
2023年12月05日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:10
ここは北岳から北の方角(八ヶ岳まで)の眺望には優れていますが、間ノ岳から南の方角は視界が遮られています。
中央に甲斐駒ヶ岳。その右は鳳凰三山です。鳳凰三山はあまり冠雪していません。
2023年12月05日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:10
中央に甲斐駒ヶ岳。その右は鳳凰三山です。鳳凰三山はあまり冠雪していません。
鳳凰三山の右は千頭星山で、その右(遠く)に八ヶ岳が見えます。方角的に権現岳でしょうか?
2023年12月05日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:10
鳳凰三山の右は千頭星山で、その右(遠く)に八ヶ岳が見えます。方角的に権現岳でしょうか?
ゆっくり食事をして身体が温まったところで出発します。ここからもみじ沢までは下り基調になります。
2023年12月05日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:12
ゆっくり食事をして身体が温まったところで出発します。ここからもみじ沢までは下り基調になります。
どんどん下っていきます。下山口が近付いているのなら良いのですが、残念ながらそうではありません。
2023年12月05日 12:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 12:18
どんどん下っていきます。下山口が近付いているのなら良いのですが、残念ながらそうではありません。
もみじ沢に到着しました。北岳展望デッキから200mほど標高を下げましたが、ここからアヤメ平まで同じだけ登り返す必要があります。
2023年12月05日 12:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 12:24
もみじ沢に到着しました。北岳展望デッキから200mほど標高を下げましたが、ここからアヤメ平まで同じだけ登り返す必要があります。
アヤメ平の避難小屋に戻ってきました。この区間は意外とアップダウンがあって疲れました。
2023年12月05日 13:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 13:18
アヤメ平の避難小屋に戻ってきました。この区間は意外とアップダウンがあって疲れました。
北尾根登山道との分岐に来ました。少し遠回りですが、帰りはもみじ平を経由することにします。
2023年12月05日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 13:42
北尾根登山道との分岐に来ました。少し遠回りですが、帰りはもみじ平を経由することにします。
こちらも歩きやすい登山道です。よく整備された遊歩道という感じです。
2023年12月05日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 13:50
こちらも歩きやすい登山道です。よく整備された遊歩道という感じです。
もみじ平に到着しました。平成峡方面は崩落により通行止めとなっています。
2023年12月05日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 14:00
もみじ平に到着しました。平成峡方面は崩落により通行止めとなっています。
この日は寒々とした光景ですが、「もみじ平」というだけに、紅葉の時期は見事な景色が見れるのだと思います。
2023年12月05日 14:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 14:01
この日は寒々とした光景ですが、「もみじ平」というだけに、紅葉の時期は見事な景色が見れるのだと思います。
駐車場に戻ってきました。甲府盆地に層雲の雲海がかかっていて、少し幻想的な風景が出迎えてくれました。
2023年12月05日 14:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 14:18
駐車場に戻ってきました。甲府盆地に層雲の雲海がかかっていて、少し幻想的な風景が出迎えてくれました。
「層雲(地上数百メートル)」の雲海は、「層積雲(地上2千メートル付近」の雲海のようなダイナミックさはないですが、朧げな雰囲気が良い感じです。
2023年12月05日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 14:21
「層雲(地上数百メートル)」の雲海は、「層積雲(地上2千メートル付近」の雲海のようなダイナミックさはないですが、朧げな雰囲気が良い感じです。
下山後は「湯めみの丘」で汗を流しました。源泉かけ流しの露天風呂がぬるくてずっと入っていられるので、長湯をしてしまいました。
2023年12月05日 15:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 15:25
下山後は「湯めみの丘」で汗を流しました。源泉かけ流しの露天風呂がぬるくてずっと入っていられるので、長湯をしてしまいました。

感想

赤石山脈の前衛峰であり、巨摩山地の名峰として知られる櫛形山(2053m)。山頂部が南北に長くて丸く、「和櫛」に見えることが山名の由来とされています。甲府盆地からよく目立つ山であり、日本二百名山にも選定されています。

最寄りの池ノ茶屋登山口からであれば、片道1時間程度で登頂可能ですが、せっかくなので、見晴らし平から周回してみることにしました。この日は朝から曇っていましたが、薄曇りだったので意外と見通しがよく、富士山や南アルプスの山々が予想以上の迫力で出迎えてくれました。

なお、他の山(遠くの山)から南アルプスを眺めた時は、ピラミッド型の山容を持つ北岳や甲斐駒ヶ岳はよく目立ちますが、他の山は今一つ判別しづらい印象でした。
しかし、前衛峰である櫛形山からは、南アルプスの雄大な山々が一望できるので、間ノ岳や農鳥岳の他、アサヨ峰なども名山と呼ばれるに相応しい雄大な山体を持つ山であることを再認識することができました。

また、荒川三山や赤石岳、聖岳など南アルプス南部の山々は、これまであまり近くで見る機会がありませんでしたが、どっしりとした山体で迫力のある悪沢岳や、均整の取れた山容の聖岳など、魅力的な高峰を目にすることができました。
南アルプスの南部はアクセスの悪さや行程のキツさから、これまで避けていましたが、来年は是非登ってみたいと思います。

なお、見晴らし平には田中澄江さんの歌碑があるように、櫛形山はアヤメの群生が有名で、「新・花の百名山」の一座にも選定されています。かつては2700万本のアヤメが自生し、「東洋一の群落」とも言われた櫛形山のアヤメですが、鹿の食害などで大きく数を減らし、2010年頃は壊滅的な状態に陥っていたそうです。その後、鹿柵の設置など保護活動が進められ、現在ではだいぶ植生が回復してきたそうです。

今回は林道の通行止め間際の時期で、冠雪した3000m級の山々を眺めることができましたが、やはりアヤメの群生も見てみたいものです。次は、アヤメの見ごろの時期(6月下旬から7月上旬)に登ってみたいと思います。

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