菰釣山〜家族(女性3名)に振り回されっぱなしのハイキング〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 917m
- 下り
- 524m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好(若干一名、ザレ場に苦戦) |
写真
感想
家族4名(父、母、中学生2名:男1匹、女3名)で菰釣山へハイキング。
女性3名は、重い荷物はイヤという。おのおのの防寒着と500mLの麦茶と少々のお菓子だけの荷物。父の荷物は、調理道具、4名分の食料、調理用の水や予備の水(全部で5L以上)、4名分の非常食・・その他もろもろ。
中央道の渋滞を避けるため(前日(連休初日)の下り線の渋滞は相模湖付近で午前4時すぎ頃からという情報を得ていた)、午前1時起床、2時前出発。相模湖付近を午前4時前にすり抜け、渋滞回避に成功。時間的にgoodタイミングなので、家族に紅富士を見せてあげようと、中央道をそのまま走る。
山中湖の平野に着いたときは、ちょうど日の出時刻の直前であった。霧もちょうどいい具合に流れており、ばっちり絶景の紅富士が見られると思った矢先、「高速でトイレ寄らなかったじゃない?」というお言葉。急遽トイレの使えるコンビニを探すハメになった。それでも、何とか山中湖畔の絶景ポイントを見つけ、湖畔を散歩しようというと、みんな冷めた様子で、「寒いからイヤ。お父さんだけで行ったら」というお言葉。仕方なく一人だけで山中湖畔を散歩した。
道の駅「道志」に6時前到着。その時、若干1名が「私の荷物は?」と信じられないお言葉。「お前、持ってきてないのか!」「お父さんが気を利かせて持って来てくれたものと思っていた」。頭がくらくらした。結局、1名は荷物なしの究極の登山スタイルでハイキングをすることになった。
気を取り直して出発。まずはブナ林の中の気持ちよい林道歩き。新緑がまぶしい。沢のせせらぎも心地よい。林道が終わって登山道になっても沢沿いの良い道が続く。
急斜面も上手くジグザグが付けられていた。新緑の道は清涼で、マイナスイオンをたっぷり浴びた。
呆気なく稜線上の道と合流。右にわずかで菰釣山避難小屋。まだ木の香がプンプンする綺麗な小屋であった。今度はこの小屋で泊まりのんびり1日読書をしたいなとも思った。30分ほど休憩。お父さんはノンアルコールビールを飲み、女性陣はコンビニで買ってきたチーズケーキを食べた。女子中学生2名は「足が痛くて歩けない」だのなんだの訴える。もうここまで来たから自分の足で下りないとだめなのよ。
期待していた菰釣山頂での富士展望は、すでに雲が纏わり付いていた。時々雲の間からその頂上部が顔をのぞかしていた。天気の良い連休の2日目であるため、いつもは静寂であろうその頂上は、あるグループのハイカー達で賑やかであった。我々は日陰となる場所を見つけ、お湯を沸かしカップラーメンを作った。
時刻を見るとまだ10時前。山伏峠を14時に通過する道志方面のバスには充分すぎるくらい時間があるので、往路に戻らず、そのまま稜線を進み、バスを捕まえることにする。女子中学生2名はガシガシと大胆に斜面を下りていくことができ、どんどん先に進んでしまう(足が痛いとか何とか言っているくせに)。ところが、若干1名、底の擦れた運動靴を履いているせいもあるのだが、ちょっとしたザレた斜面を下る際でもへっぴり腰になり、非常に時間がかかることが判明した。ストックの位置、足の置き場など事細かに指示をして、何とか(そんな大した場所でもないのだが)難所を通過した。斜面で苦労している我々を片目に、来週行われる道志村トレラン競争の何人もの試走者達が軽やかに通過していく。
そんなことで、なんだかんだで時間を食い、山伏峠に着いたのは13時40分過ぎ。けっこうギリギリになってしまった。今日はすこぶる交通量の多い「道志みち」で山中湖方面からのバスを待っていると、道志村観光協会の関係者から声がかかった。トレラン競争の試走者のための無料バスの運行をしているとのこと。道の駅にも停車するから、14時に出発するバスに乗らないかという非常にありがたいお誘いであった。もちろんお願いして、道の駅「道志」まで送ってもらった。
大混雑する道の駅で、みんなでご褒美のソフトクリーム(若干1名ケーキセット)を食べ、お土産を買って相模湖経由で帰路の途についた。覚悟をしていた中央道の渋滞は意外に呆気なく、小仏の前の2km程度であった。都心もスムーズに通り抜け、18時過ぎには自宅に戻ることができた。
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