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記録ID: 6279644
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ハイキング
近畿

金城山(古高松)とキノコ岩

2023年12月14日(木) [日帰り]
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GPS
16:00
距離
11.2km
登り
679m
下り
653m

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
0:35
合計
5:30
10:15
175
13:10
13:45
120
15:45
15:45
0
15:45
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
兵庫県西脇市高松町
コース状況/
危険箇所等
登り下りともトレイルは不明瞭。シダが繁茂している場所も多く、その中にサンキライが混じっているので、衣類をひっかけて破くことも多い。
特に登りは稜線に出ると急峻な岩場を登っていく。
経験者やヤブコキに慣れた人でないと迷うなど、危険が多いコース。
年に2〜3人くらいしか利用さえていない超レアコースです。
西脇市が作製した長明寺周辺の案内図
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西脇市が作製した長明寺周辺の案内図
右上に下山で利用した『スソオジハイキングコース』が知れ―っと描かれている。背丈以上のシダが繁茂し、ルートファインディングもなかなか大変な道なのであるが・・・。
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右上に下山で利用した『スソオジハイキングコース』が知れ―っと描かれている。背丈以上のシダが繁茂し、ルートファインディングもなかなか大変な道なのであるが・・・。
長明寺の本堂。651年に金城山の山麓付近の稜線上に建立され、後にここへと移築。
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長明寺の本堂。651年に金城山の山麓付近の稜線上に建立され、後にここへと移築。
平安時代にはこの辺り一帯が、源頼政の所領となり、鵺を打ち取った矢もこの辺りの木々を使ったと言われている。
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平安時代にはこの辺り一帯が、源頼政の所領となり、鵺を打ち取った矢もこの辺りの木々を使ったと言われている。
お寺を進み、さらに進むと『頼政のお墓』やこの『頼政池』にでる。この池の右側に沿って、金城池へと向かう。
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お寺を進み、さらに進むと『頼政のお墓』やこの『頼政池』にでる。この池の右側に沿って、金城池へと向かう。
一株だけ残った『アキノタムラソウ』。寒い時期に咲く花はとても深い色をしている
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一株だけ残った『アキノタムラソウ』。寒い時期に咲く花はとても深い色をしている
金城池の堤を下り、このゴルフ場へと入る。駐車場を左に見ながら、さらにまっすぐ進む。
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金城池の堤を下り、このゴルフ場へと入る。駐車場を左に見ながら、さらにまっすぐ進む。
この柵を越えて行く。
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この柵を越えて行く。
この獣用の柵は低いので、容易に跨いで通ることができる。
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この獣用の柵は低いので、容易に跨いで通ることができる。
河原に沿いながら鹿野町に続いている旧街道を歩く。沢沿いを歩くのがコツ。
このテープが見えると、左へ少し下り、沢を横切っていよいよ旧参道に入る。
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河原に沿いながら鹿野町に続いている旧街道を歩く。沢沿いを歩くのがコツ。
このテープが見えると、左へ少し下り、沢を横切っていよいよ旧参道に入る。
このように背丈よりの高いシダが多く繁茂している。
下りに使うスソオジハイキングコースはこれ以上。しかもサンキライが所々混じっているので、衣類を破かないように慎重に歩こう。
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このように背丈よりの高いシダが多く繁茂している。
下りに使うスソオジハイキングコースはこれ以上。しかもサンキライが所々混じっているので、衣類を破かないように慎重に歩こう。
見晴らしの良い稜線に出ると、目前に急な岩場が出てくる。稜線に沿って登っていく。
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見晴らしの良い稜線に出ると、目前に急な岩場が出てくる。稜線に沿って登っていく。
登りながら、眼下に広がる景色を楽しもう。
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登りながら、眼下に広がる景色を楽しもう。
稜線から離れた場所にある『キノコ岩』たち。
これは太い方。堆積岩がキノコの脚部分になり、その上に黒っぽい岩石が載っている。
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稜線から離れた場所にある『キノコ岩』たち。
これは太い方。堆積岩がキノコの脚部分になり、その上に黒っぽい岩石が載っている。
アップしたもの。左上の岩は地蔵菩薩の後背のように、縦にくっついている。不思議な付き方
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アップしたもの。左上の岩は地蔵菩薩の後背のように、縦にくっついている。不思議な付き方
さらに見ると、傘の部分が落ちたものも。
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さらに見ると、傘の部分が落ちたものも。
これは立派な『キノコさん』。2つ仲良く並んでいました。
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これは立派な『キノコさん』。2つ仲良く並んでいました。
2m近くあり、周囲の様子を入れても、写真になる。
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2m近くあり、周囲の様子を入れても、写真になる。
向かいの稜線に見える垂直に切り立つ『屏風岩』。そして奥に見える鈴堀山
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向かいの稜線に見える垂直に切り立つ『屏風岩』。そして奥に見える鈴堀山
やっと稜線の頂上に到達。ここに標石が。『石上神社』と書かれている。ここから先は板波町にある神社の所領のようである。
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やっと稜線の頂上に到達。ここに標石が。『石上神社』と書かれている。ここから先は板波町にある神社の所領のようである。
このピークから見た板波町方面。向かいに見えるのは『鳴き山』
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このピークから見た板波町方面。向かいに見えるのは『鳴き山』
ピークを2分ほど下ると『ヌタ場』。平安時代を通じてここに僧坊があったようである。山の稜線に湧き出す貴重な水場である。今はイノシシの浴場。
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ピークを2分ほど下ると『ヌタ場』。平安時代を通じてここに僧坊があったようである。山の稜線に湧き出す貴重な水場である。今はイノシシの浴場。
さらに5分ほど登っていくと平らで比較的広い場所に出る。ここにきっと本堂があったように感じるのであるが如何に?樹木が無ければ360度展望できる場所である。
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さらに5分ほど登っていくと平らで比較的広い場所に出る。ここにきっと本堂があったように感じるのであるが如何に?樹木が無ければ360度展望できる場所である。
山頂手前に設置された石板。
左:毘沙門天 右:不動明王 中央:十一面観音
が、梵字を使って描かれている。
長明寺や清水寺、光明寺もご本尊は同じ。
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山頂手前に設置された石板。
左:毘沙門天 右:不動明王 中央:十一面観音
が、梵字を使って描かれている。
長明寺や清水寺、光明寺もご本尊は同じ。
山頂に置かれた『三等三角点』
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山頂に置かれた『三等三角点』
石板付近から見ると、清水寺が望める。
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石板付近から見ると、清水寺が望める。
たくさんのシダを越えて、『スソオジハイキングコース』で下山する。昭和初期に整備されたこのルートは、この案内板のように、ほとんど利用さえずに放置されている。
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たくさんのシダを越えて、『スソオジハイキングコース』で下山する。昭和初期に整備されたこのルートは、この案内板のように、ほとんど利用さえずに放置されている。
見通しの良い稜線から、金城池方面を眺める
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見通しの良い稜線から、金城池方面を眺める
やっと『鹿野峠』に到達。ここから高松方面へと下って行く。沢に沿って下るのがコツ。そして2つの砂防ダムは左側の山裾を選べば、容易にトレイルに合流できる。
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やっと『鹿野峠』に到達。ここから高松方面へと下って行く。沢に沿って下るのがコツ。そして2つの砂防ダムは左側の山裾を選べば、容易にトレイルに合流できる。
石で組まれた砂防ダム。この少し下った場所が、登りの取り付き場所となっているので、取り付きが分からないときは、ここへ出て引き返すと容易にポイントが判別できる。
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石で組まれた砂防ダム。この少し下った場所が、登りの取り付き場所となっているので、取り付きが分からないときは、ここへ出て引き返すと容易にポイントが判別できる。
沢に泳ぐ色鯉。
小さな滝にも秋の終わりが現れている
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小さな滝にも秋の終わりが現れている

感想

1:『キノコ岩』の様子を見ること
2:トレイルのサンキライを取り除くこと
3:不明瞭な場所にはマーキングテープをつけること
を目的とした登山なので、所要時間は参考にしないでください。
スソオジハイキングコースは下りに使用するが便利。また、エビラ谷コースも下りでの使用が良い。ただしどちらも不明瞭なので、熟練者と一緒がお勧め。他のコースは結構岩場が有り、急峻なので登りに利用するのが無難だと思う。

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