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記録ID: 629152
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ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山【ほんとうの空で雪渓歩き】

2015年05月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.4km
登り
823m
下り
833m

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:20
合計
8:40
6:30
67
7:37
7:37
27
8:04
8:04
69
9:13
9:13
57
10:10
10:40
15
10:55
10:55
10
11:05
11:05
5
11:10
11:10
20
11:30
11:30
40
12:10
13:00
30
13:30
13:30
60
15:10
ゴール地点
天候 朝は曇り.午前10時ころから昼過ぎまで快晴.時々稜線には薄い雲がかかった.
午後からは曇り.15:00ころに小雨.
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【往路】
実家(山形県南陽市)から国道13号線で福島に移動.福島飯坂から二本松まで東北道を利用(高速料金は780円).その後,岳温泉経由で奥岳登山口まで移動.所要時間は約2時間,移動距離はおよそ100km.
【復路】
往路と同じコースを逆順に戻る.
コース状況/
危険箇所等
奥岳登山口から五葉松平を目指す場合,最初はスキー場のゲレンデの端を歩くが,登山道への入り口が分かりづらい.このほかは基本的に道がよく整備されており,歩きやすい.ただし,雪渓・残雪の周辺では雪解け水で地面がぬかるんでいるので注意が必要.分岐点には必ず標識があり,道を間違えることはない.
表登山口分岐〜安達太良山山頂,矢筈森〜くろがね小屋では雪渓を横切る.トレースと標識があり,道に迷うことはない.トレース部分はシャーベット状の雪になっており滑落の危険性は少ない.アイゼンなしのトレッキングブーツでも十分.
安達太良山山頂〜牛の背では風が強かった.
その他周辺情報 奥岳登山口にはロープウェイ乗り場に付設の飲食店がある.
早朝の奥岳登山口駐車場.車はまだまばら.
2015年05月04日 06:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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早朝の奥岳登山口駐車場.車はまだまばら.
スキー場のゲレンデ越しに薬師岳を望む.
2015年05月04日 06:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 6:27
スキー場のゲレンデ越しに薬師岳を望む.
最初はスキー場の作業道を歩く.登山道への入り口が分かりづらかった.
2015年05月04日 06:32撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 6:32
最初はスキー場の作業道を歩く.登山道への入り口が分かりづらかった.
雪のないゲレンデを歩く.
2015年05月04日 07:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 7:18
雪のないゲレンデを歩く.
他の登山者についていく.
2015年05月04日 07:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 7:34
他の登山者についていく.
ゲレンデ上部から本格的な登山道に入る.残雪が所々に残っていた.
2015年05月04日 07:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 7:57
ゲレンデ上部から本格的な登山道に入る.残雪が所々に残っていた.
しだいに登山道が平坦になってくる.五葉松平に到着.
2015年05月04日 08:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 8:18
しだいに登山道が平坦になってくる.五葉松平に到着.
五葉松平から安達太良山山頂を望む.山頂直下にも残雪が豊富にあるようだ.
2015年05月04日 08:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 8:18
五葉松平から安達太良山山頂を望む.山頂直下にも残雪が豊富にあるようだ.
雲海の向こうには蔵王連峰が見えてきた.
2015年05月04日 08:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 8:25
雲海の向こうには蔵王連峰が見えてきた.
安達太良山群の稜線.白い雪渓が風景のアクセントになっている.
2015年05月04日 08:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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安達太良山群の稜線.白い雪渓が風景のアクセントになっている.
薬師岳に到着.
2015年05月04日 08:32撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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薬師岳に到着.
ほんとの空に聳える安達太良山.
2015年05月04日 08:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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ほんとの空に聳える安達太良山.
ロープウェイ乗り場からしばらくは木道が整備されている.平坦で歩きやすい.
2015年05月04日 08:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 8:41
ロープウェイ乗り場からしばらくは木道が整備されている.平坦で歩きやすい.
薬師岳以降は次第に残雪が多くなる.
2015年05月04日 08:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 8:55
薬師岳以降は次第に残雪が多くなる.
表口登山道分岐点を通過.
2015年05月04日 09:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 9:14
表口登山道分岐点を通過.
下界の視界が開けてきた.郡山盆地の向こうには平坦な阿武隈山地が広がる.
2015年05月04日 09:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 9:35
下界の視界が開けてきた.郡山盆地の向こうには平坦な阿武隈山地が広がる.
登山道に水が川のように流れていると思ったら...
2015年05月04日 09:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 9:38
登山道に水が川のように流れていると思ったら...
ついに大きな雪渓が姿を現した.トレースがしっかりついているので大丈夫.
2015年05月04日 09:39撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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ついに大きな雪渓が姿を現した.トレースがしっかりついているので大丈夫.
滑落しないように気をつけながら,トレースをなぞる.トレース表面は雪がシャーベット状にザレていた.
2015年05月04日 09:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 9:43
滑落しないように気をつけながら,トレースをなぞる.トレース表面は雪がシャーベット状にザレていた.
雪渓より上では,登山道に礫が多く,なかなか歩きづらい.
2015年05月04日 09:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 9:48
雪渓より上では,登山道に礫が多く,なかなか歩きづらい.
樹林帯を抜け,周囲は低い灌木(ハイマツ?)が中心になった.
この頃になると空はすっかり晴れてきた.
2015年05月04日 09:51撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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樹林帯を抜け,周囲は低い灌木(ハイマツ?)が中心になった.
この頃になると空はすっかり晴れてきた.
山頂が見えてきた!
2015年05月04日 09:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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山頂が見えてきた!
安達太良山頂に到着.写真では分からないが,稜線では風が非常に強い.
2015年05月04日 10:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:03
安達太良山頂に到着.写真では分からないが,稜線では風が非常に強い.
最後の難所を通過し,ついに山頂に登攀.山頂を許してくれた山に感謝する.
2015年05月04日 10:15撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:15
最後の難所を通過し,ついに山頂に登攀.山頂を許してくれた山に感謝する.
山頂の三角点.登頂の証拠に三角点の根っこを踏む.
2015年05月04日 10:15撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:15
山頂の三角点.登頂の証拠に三角点の根っこを踏む.
山頂からの展望その1.山頂から安達太良山群の北側の稜線(矢筈森・鉄山方面)を望む.中腹とは対照的に,岩石・砂礫がむき出しの荒涼とした風景が広がる.
2015年05月04日 10:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:16
山頂からの展望その1.山頂から安達太良山群の北側の稜線(矢筈森・鉄山方面)を望む.中腹とは対照的に,岩石・砂礫がむき出しの荒涼とした風景が広がる.
山頂からの展望その2.西には東北の「白い女神」飯豊の姿が.
2015年05月04日 10:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:17
山頂からの展望その2.西には東北の「白い女神」飯豊の姿が.
山頂からの展望その3.同じく磐梯山.
2015年05月04日 10:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:17
山頂からの展望その3.同じく磐梯山.
山頂からの展望その4.南には安達太良山群南端の和尚山.
2015年05月04日 10:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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山頂からの展望その4.南には安達太良山群南端の和尚山.
山頂からの展望その5.北東には蔵王連峰の姿.
2015年05月04日 10:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:23
山頂からの展望その5.北東には蔵王連峰の姿.
山頂からの展望その6.南の雲の切れ間にも雪を残した高い山の姿が...那須連峰か?
2015年05月04日 10:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:23
山頂からの展望その6.南の雲の切れ間にも雪を残した高い山の姿が...那須連峰か?
山頂から下山して,もう一度山頂の写真を撮影.特徴的な形をした安達太良山頂は溶岩ドームだと思われる.
2015年05月04日 10:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:30
山頂から下山して,もう一度山頂の写真を撮影.特徴的な形をした安達太良山頂は溶岩ドームだと思われる.
...阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が「ほんとうの空」だという...
2015年05月04日 10:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:30
...阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が「ほんとうの空」だという...
抜けるように青いほんとうの空.
2015年05月04日 10:33撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:33
抜けるように青いほんとうの空.
山頂直下の白い砂礫からなる山稜.稜線には火山らしい荒涼とした風景が広がる.
2015年05月04日 10:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:44
山頂直下の白い砂礫からなる山稜.稜線には火山らしい荒涼とした風景が広がる.
北側から見た安達太良山頂.
2015年05月04日 10:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:49
北側から見た安達太良山頂.
地面の砂礫が赤褐色になっていきた.おそらく,風化の度合いが違うのだろう.
2015年05月04日 10:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:50
地面の砂礫が赤褐色になっていきた.おそらく,風化の度合いが違うのだろう.
この辺の砂礫は黄銅色.岩石の種類・風化の違いによって地面の色がコロコロ変わる.なぜかケルンがたくさん.
2015年05月04日 10:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 10:52
この辺の砂礫は黄銅色.岩石の種類・風化の違いによって地面の色がコロコロ変わる.なぜかケルンがたくさん.
牛の背から見た沼の平.沼の平は白い.
2015年05月04日 10:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:59
牛の背から見た沼の平.沼の平は白い.
沼の平の向こうには裏磐梯の秋元湖が見える.
2015年05月04日 10:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 10:59
沼の平の向こうには裏磐梯の秋元湖が見える.
矢筈森から牛の背を望む.しだいに薄い雲がかかってきた.
2015年05月04日 11:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 11:05
矢筈森から牛の背を望む.しだいに薄い雲がかかってきた.
峰の辻方面に下山する.
2015年05月04日 11:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 11:09
峰の辻方面に下山する.
ここにも大きな雪渓が!滑らないように慎重にトレースを辿る.
2015年05月04日 11:15撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 11:15
ここにも大きな雪渓が!滑らないように慎重にトレースを辿る.
トレースから足を踏み外すとどうなるか?雪渓を滑落するとどうなるのか?下を見ながら想像すると怖い...
2015年05月04日 11:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 11:21
トレースから足を踏み外すとどうなるか?雪渓を滑落するとどうなるのか?下を見ながら想像すると怖い...
雪渓はなおも続く.
2015年05月04日 11:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 11:29
雪渓はなおも続く.
まだまだ雪渓は続く.
2015年05月04日 11:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 11:37
まだまだ雪渓は続く.
くろがね小屋付近から望む鉄山.その名前の通り,黒々とした岩盤が特徴的.
2015年05月04日 11:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 11:49
くろがね小屋付近から望む鉄山.その名前の通り,黒々とした岩盤が特徴的.
くろがね小屋に到着.
2015年05月04日 12:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 12:14
くろがね小屋に到着.
本日の昼食.炊き込み御飯,いわしの缶詰,みそ汁の三品.
2015年05月04日 12:39撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 12:39
本日の昼食.炊き込み御飯,いわしの缶詰,みそ汁の三品.
くろがね小屋周辺にも残雪が.小屋周辺には標識用の竹竿がたくさん置いてあった.雪渓上のトレースの標識は小屋の方が整備されてるのだろうか?登山者の安全を守ってくださる人々に感謝する.
2015年05月04日 12:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 12:59
くろがね小屋周辺にも残雪が.小屋周辺には標識用の竹竿がたくさん置いてあった.雪渓上のトレースの標識は小屋の方が整備されてるのだろうか?登山者の安全を守ってくださる人々に感謝する.
登山道の横には優美なモクレンの花が咲いていた.
2015年05月04日 13:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 13:06
登山道の横には優美なモクレンの花が咲いていた.
くろがね小屋から勢至平に至る道.勢至平の北側にはところどころに残雪が残っていた.
2015年05月04日 13:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:10
くろがね小屋から勢至平に至る道.勢至平の北側にはところどころに残雪が残っていた.
雪がないと広くて歩きやすい道.
2015年05月04日 13:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:25
雪がないと広くて歩きやすい道.
勢至平付近ではピンク色の小さな花が咲いていた.
2015年05月04日 13:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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5/4 13:36
勢至平付近ではピンク色の小さな花が咲いていた.
勢至平の針葉樹林.とても涼しげな光景.
2015年05月04日 13:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:43
勢至平の針葉樹林.とても涼しげな光景.
針葉樹林の向こうに下界が広がる.
2015年05月04日 13:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:47
針葉樹林の向こうに下界が広がる.
旧登山道と馬車道(新登山道)の分岐点に到着.あえて旧登山道を歩くことにする.
2015年05月04日 13:51撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:51
旧登山道と馬車道(新登山道)の分岐点に到着.あえて旧登山道を歩くことにする.
旧登山道は急で,足元が滑りやすかった.
2015年05月04日 13:54撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 13:54
旧登山道は急で,足元が滑りやすかった.
旧登山道中腹から望む安達太良山山頂.残雪があると山の姿がノーブルに見えるのは何故だろうか.
2015年05月04日 14:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
5/4 14:00
旧登山道中腹から望む安達太良山山頂.残雪があると山の姿がノーブルに見えるのは何故だろうか.
雪解け水が沢を勢いよく流れていく.
2015年05月04日 14:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:28
雪解け水が沢を勢いよく流れていく.
だいぶ麓まで降りてきた.時間があったので,登山口にまっすぐ向かわず,あだたら渓谷の自然歩道を歩いていくことにする.
2015年05月04日 14:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:29
だいぶ麓まで降りてきた.時間があったので,登山口にまっすぐ向かわず,あだたら渓谷の自然歩道を歩いていくことにする.
自然歩道は渓流のすぐ横を歩く.岩盤を舐めるように水が流れていくのをすぐ側で見ることができる.
2015年05月04日 14:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:44
自然歩道は渓流のすぐ横を歩く.岩盤を舐めるように水が流れていくのをすぐ側で見ることができる.
岩盤は安山岩〜デイサイト.典型的な日本列島の火山岩.
2015年05月04日 14:45撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:45
岩盤は安山岩〜デイサイト.典型的な日本列島の火山岩.
雪解け水が作る滝の姿.滝があると,辺りの空気は清冽になる.
2015年05月04日 14:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:53
雪解け水が作る滝の姿.滝があると,辺りの空気は清冽になる.
新緑を縫って流れる渓流.もうちょっと遅いと,新緑がもっと綺麗になるだろうに.
2015年05月04日 14:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 14:57
新緑を縫って流れる渓流.もうちょっと遅いと,新緑がもっと綺麗になるだろうに.
ロープウェイ乗り場に到着.本日も安達太良ロープウェイは観光客をたくさん運んでいた.
2015年05月04日 15:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 15:05
ロープウェイ乗り場に到着.本日も安達太良ロープウェイは観光客をたくさん運んでいた.
奥岳登山口駐車場に到着.無事に山から下りてこれてほっとする.
2015年05月04日 15:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5/4 15:08
奥岳登山口駐車場に到着.無事に山から下りてこれてほっとする.
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(オスプレー・エクリプス26)(1) 帽子(1) シャツ・パンツ予備(1) 長袖ポロシャツ(1) トレッキング・グローブ(1) タオル(1) ポケットティッシュ(3) 雨具(1) サングラスと眼鏡入れ(1) 腕時計(1) コンパクトデジタルカメラ(1) トレッキングブーツ(1) ポール(1) コンパス(1) ライター(1) ハイドレーション(1) ヘッドランプ(1) ヘッドランプ用予備電池(2) ナイフ(1) iPhone(1) 筆記具(2) 2.5万分の1 地形図(1) 登山地図(1) 地図ケース(1) 熊避けのスズ(2) ストーブ(1) ガスカートリッジ(1) スポーツドリンク(1) 水(1) 主食(1) インスタント食品(1) チョコレート(2) 非常食(1) コッヘルセット(1)

感想

安達太良山に登ってきた.

せっかくのGWだが,寒冷前線の通過で4日の午後からは天気が下り坂になるとの予報だった.午前中のうちは何とか天候がもつと判断した.午後は早く下山するため,登山開始時刻を早めることにした.早朝に実家を出発し,06:30に奥岳登山口に到着.すぐに登り始めた.

今回の山行で最も記憶に残ったのは雪渓である.このような残雪期に高い山に登ったのははじめてだったせいもあり,とても印象的だった.麓・中腹から安達太良山を望んだ時,雪渓の白が山容のアクセントとなっていた.今回,安達太良山頂から望んだ飯豊・吾妻も豊富な残雪を戴いていた.この時期の東北の山はみな山頂に雪を残しており,非常に高雅(ノーブル)な印象がある.

安達太良山は1700mとそれほど高くはない山だが,非常に懐の深い山だった.中腹のなだらかな斜面に灌木の林が延々と続くのが印象的だった.その一方で,山頂から稜線にかけてはいかにも火山らしい,岩盤・砂礫がむき出しの荒涼とした風景が広がっている.非常に対照的な光景であった.色彩も豊かだった.中腹部の針葉樹の濃緑,新緑のライトグリーン.荒涼とした稜線の赤褐色,王道色,白褐色.そして雪の高雅な白... 安達太良山は色とりどりの山だった.

戦前のある女性画家は「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空がほんとうの空だ」といった.今回,ほんとうの空は終始機嫌がよかった.山頂に到達した時はやはり青空で,四方を見渡すことができた.雲の向こうに飯豊,磐梯,吾妻,蔵王,那須,そして阿武隈山地を望めた.稜線から下り始めたときはややうす雲がかかっていた.曇り空になった午後でも,眺望のよい所からは安達太良山の頂を眺めることができた.

非常に印象的な山行だった.

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2/5

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