大将旗山-額取山
- GPS
- 03:50
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 536m
- 下り
- 536m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
※積雪箇所が多数。一部は雪渓の上を歩くことになるが、アイゼンなどは必要なし。 ※強風の場合、痩せ尾根の箇所は注意が必要。 ※大将旗山手前の「黒岩山」付近はロープが張ってある。 |
写真
感想
3:30
5月の夜としては暖かく、風もない穏やかな夜。
月と星が美しく輝く夜の空気の中、ヘッドランプの明かりを頼りに登山道を歩き始める。
緊張と興奮が入り混じった不思議な感覚の中、静寂に包まれた登山道を歩く。
3:50
2つ目のピークを越えた鞍部に雪渓。
いきなりの雪に緊張が高まったが、踏み固められた雪なので歩くのは困難ではなかった。
4:15
歩き始めて45分で大将旗山(1056m)山頂へ到着。
山頂で写真を撮りながら小休止。
体も次第に山に慣れてきて、足取りも軽い。
空も少しずつ明るくなってきた。
4:25
額取山へ向けて出発。
鞍部や日陰には雪渓があったが、周りが明るくなってきたせいか恐怖は感じなかった。
4:45
痩せ尾根の登山道へ到達。
「キケン」の看板が立っている辺りは東側がえぐられたような崖となっている。
風が強い場合は滑落の恐れもあるので、注意が必要だろう。
4:53
額取山の右側に5月3日の日が昇った。
登山道も日の出とともに、どんどん明るくなってきた。
5:15
額取山(1008.7m)山頂へ到着。
山頂のケルンに石を積み、山頂で大休止。
コーヒーを淹れ、ゆっくり味わいながら遮るもののない大展望を眺めて休む。
遮るものがない山頂は朝の空気に包まれ、時間とともに周りの山々が姿を見せていく様子が言葉には表せないほど幻想的で美しかった。
5:55
同じルートを戻る。
朝を迎えた郡山市街地や猪苗代湖を眼下に見ながら快適な山歩きができた。
7:20
御霊櫃峠に到着。
総括
『日の出を山の上で見たい』
ほとんど思いつきで行った今回の山歩き。
「慣れたルートがいいだろう」ということで、僕のお気に入りの御霊櫃峠〜大将旗山〜額取山のルートとした。
登山道は、例年に比べれば圧倒的に雪渓が多く残っていた。
4月中旬に雪が降ったり、低温が続いたりしたせいだろう。
ルート中は8箇所以上の雪渓が残っており、中には高さ3mほどの雪渓の上を歩くこともあった。
このルートは過去にも4回歩いているのだが、日の出前に歩いたのはもちろん初めての経験。
1日のはじまりの時間、夜から朝へと変わる空気の中、山を歩いている感覚が新鮮であり不思議でもあった。
新しい山の楽しみ方、自然の奥深さや偉大さを知ることができた。
機会があれば、別な山でも試してみたい。
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