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Yamareco

記録ID: 6305353
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ハイキング
中国山地西部

(向山)梶毛川右岸の谷を探る

2023年12月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
10.4km
登り
624m
下り
623m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:00
合計
6:21
距離 10.4km 登り 624m 下り 623m
9:26
11
上沖
9:37
17
場ヶ谷溜池
9:54
31
迫谷分岐
10:25
16
220mピーク
10:41
24
道々谷下降点
11:05
69
道々谷二俣
12:14
56
高城址
13:10
14
狼迫出合
13:24
34
吉合津川出合
13:58
28
吉合津川二俣
14:26
11
笹利古道
14:37
70
幸ノ神跡
15:47
上沖
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道290号を下沖交差点から藤ノ木団地方面に入り、山陽自動車道高架の手前を右に曲がって、路肩の広くなった場所に駐車。高架をくぐって、道なりに進むと場ヶ谷のため池に出る。
コース状況/
危険箇所等
水晶ヶ城跡と幸ノ神跡を結ぶ尾根道は、一部で笹やシダが被る場所もあるが、概ね明瞭。
上沖の山陽自動車道の高架をくぐると、広いが暗く森閑とした道となり、小さな産廃処分場を左に過ぎると、場ヶ谷の溜池につく。
2023年12月24日 09:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/24 9:37
上沖の山陽自動車道の高架をくぐると、広いが暗く森閑とした道となり、小さな産廃処分場を左に過ぎると、場ヶ谷の溜池につく。
溜池の右手の急斜面の道を登ると、水晶ヶ城跡からの良い道と合流する。北に進んで、最初の小ピークの手前で東に降りる道(中電巡視路)にそれ、迫谷の右俣に下る。
2023年12月24日 09:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/24 9:54
溜池の右手の急斜面の道を登ると、水晶ヶ城跡からの良い道と合流する。北に進んで、最初の小ピークの手前で東に降りる道(中電巡視路)にそれ、迫谷の右俣に下る。
迫谷の右俣の4m滝。倒木で荒れている。
2023年12月24日 10:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/24 10:00
迫谷の右俣の4m滝。倒木で荒れている。
すり鉢状の迫谷右俣の源流。右手の尾根を少し藪を漕いで220mピークを越え、縦走路に戻った。
2023年12月24日 10:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 10:16
すり鉢状の迫谷右俣の源流。右手の尾根を少し藪を漕いで220mピークを越え、縦走路に戻った。
230mピークと三角点のある290mピーク(高城址)の鞍部から南東に、道々谷の左俣に下る。源頭付近、左岸の岩尾根。
2023年12月24日 10:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 10:41
230mピークと三角点のある290mピーク(高城址)の鞍部から南東に、道々谷の左俣に下る。源頭付近、左岸の岩尾根。
地形図で等高線が詰まった部分にあった、道々谷の左俣5m滝。
2023年12月24日 10:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/24 10:54
地形図で等高線が詰まった部分にあった、道々谷の左俣5m滝。
その下の20m斜滝の上部部分のナメ。コケとさび色の花崗岩だろうか。
2023年12月24日 10:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 10:59
その下の20m斜滝の上部部分のナメ。コケとさび色の花崗岩だろうか。
20m斜滝の下部。道々谷は水がドウドウと流れているというが、渇水のためか水量は少ない。このすぐ下流で二俣となり、続いて右俣を遡上する。
2023年12月24日 11:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 11:03
20m斜滝の下部。道々谷は水がドウドウと流れているというが、渇水のためか水量は少ない。このすぐ下流で二俣となり、続いて右俣を遡上する。
右俣はさらに水がすくない。V字状の谷を割っている20mのガレ滝。右岸に踏み跡というか獣道があり、それを辿った。
2023年12月24日 11:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 11:17
右俣はさらに水がすくない。V字状の谷を割っている20mのガレ滝。右岸に踏み跡というか獣道があり、それを辿った。
20mガレ滝の上部部分3m滝。すぐ上に古い石組が見えている。こんな急傾斜の谷に石積み堰堤なのだろうか。ほかにも幾つかあった。
2023年12月24日 11:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 11:20
20mガレ滝の上部部分3m滝。すぐ上に古い石組が見えている。こんな急傾斜の谷に石積み堰堤なのだろうか。ほかにも幾つかあった。
中流部の垂直な堰堤状5m滝。左の急斜面から巻いた。
2023年12月24日 11:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 11:31
中流部の垂直な堰堤状5m滝。左の急斜面から巻いた。
かなりの藪漕ぎをして、290mピーク(高城址)にたどり着いた。北の送電鉄塔の向こうには向山が見える。
2023年12月24日 12:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 12:14
かなりの藪漕ぎをして、290mピーク(高城址)にたどり着いた。北の送電鉄塔の向こうには向山が見える。
高城址から東に降りる中電の巡視路を途中で捨て、北側斜面の藪を漕いで狼迫の谷に降り立った。これは中流部の黒々とした3m滝。
2023年12月24日 12:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 12:47
高城址から東に降りる中電の巡視路を途中で捨て、北側斜面の藪を漕いで狼迫の谷に降り立った。これは中流部の黒々とした3m滝。
地図上の等高線の詰まった屈曲部のV字谷にかかる2m滝。
2023年12月24日 12:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 12:51
地図上の等高線の詰まった屈曲部のV字谷にかかる2m滝。
2m滝の右岸は10mの断崖となっており、迫力があった。
2023年12月24日 12:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 12:54
2m滝の右岸は10mの断崖となっており、迫力があった。
続いて、3m滝。
2023年12月24日 12:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 12:58
続いて、3m滝。
10m続くナメ滝。
2023年12月24日 13:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 13:02
10m続くナメ滝。
5m斜滝の下で梶毛川に合流し、橋を渡って車道に出た。
2023年12月24日 13:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 13:04
5m斜滝の下で梶毛川に合流し、橋を渡って車道に出た。
梶毛川沿いの車道を北に歩いて、堰堤上部から吉好津川に入った。長いナメ滝が見られた。
2023年12月24日 13:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 13:30
梶毛川沿いの車道を北に歩いて、堰堤上部から吉好津川に入った。長いナメ滝が見られた。
しかし、懸念したとおり、ひどい藪沢となってしまった。杉の幼木と、つる状低木が行く手をはばむ。
2023年12月24日 13:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 13:46
しかし、懸念したとおり、ひどい藪沢となってしまった。杉の幼木と、つる状低木が行く手をはばむ。
二俣直下の2mナメ滝。水量が多く、幅も広い左俣を詰めた。神原から笹利へ続く古道が横切り、やっと藪から解放された。
2023年12月24日 13:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/24 13:56
二俣直下の2mナメ滝。水量が多く、幅も広い左俣を詰めた。神原から笹利へ続く古道が横切り、やっと藪から解放された。
笹利古道を西に進んで、幸ノ神跡から南に高城址への縦走路に入った。
2023年12月24日 14:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 14:50
笹利古道を西に進んで、幸ノ神跡から南に高城址への縦走路に入った。
高城址をすぎ、東斜面を巻いているとき、大茶臼山が見えた。
2023年12月24日 15:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/24 15:27
高城址をすぎ、東斜面を巻いているとき、大茶臼山が見えた。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計

感想

向山の南側には、標高290mの高城址をピークとし、水晶(すいし)ヶ城址まで続くかなりの大きさの山域があり、尾根上には、あまり知られていないが、神原と笹利を結ぶ古道の幸ノ神跡から続く静かな縦走路がある。この山域の東側には梶毛川、西側には笹利川が流れ、山域の南で石内川に合流している。超低山の里山ではあるが、梶毛川右岸の枝谷は深く、深山の趣を呈している。石内の古い地名*によれば、これらの枝谷は、上流から、好合津、柳谷、深谷で、これらは現在の吉合津(よこうづ)川であり、さらに大藪谷、狼迫(迫は小谷をいう)、道々谷、迫谷(上流部は船木)となっている。笹利古道から上の吉合津川上流部は以前に手打ヶ滝を遡行しているが、今回は古い地名に惹かれて、これらの梶毛川右岸の枝谷を歩いてみた。地形図で下流部にある等高線の詰まった部分も気になった。道々谷はドウドウと水が流れていると「ふる里石内の史跡・遺跡」*にはあったが、冬枯れのせいか、水は少ないものの長いナメ滝が見られた。狼迫は下流の屈曲部がV字谷となり、多くの滝をかけていた。吉合津川は長いナメ滝があったが、藪で荒れてしまっているのは残念だった。いずれも、沢登りといえるほどのものではないが、人里近くの隠れ谷を探訪する面白さがあった。
*http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/furusatomeguri1.pdf

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