谷川連峰 茂倉岳、一ノ倉岳

2023年12月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,520m
• 下り: 1,513m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:09
• 休憩: 3:30
• 合計: 11:39

1:44 水場／高波吾策像
2:03 2:03 茂倉新道登山口
4:35 4:37 矢場ノ頭
6:09 8:41 茂倉岳避難小屋
9:01 9:08 茂倉岳
9:34 10:07 一ノ倉岳
10:31 10:34 茂倉岳
10:45 10:46 茂倉岳避難小屋
11:41 11:53 矢場ノ頭
13:03 13:03 茂倉新道登山口
13:23 水場／高波吾策像

天候

ガスからの大快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安全登山の広場駐車場

コース状況／危険箇所等

◇6日前に1683Pまで深雪ラッセル、その後まとまった降雪はなく、きっとトレース痕は残っているだろうと予想してスタートしたところ、前々日くらいのトレースが加わっていた。新雪が積もっているものの深く沈むことはあまりなく、快適に歩くことができた。ただし矢場ノ頭より上部では風雪によりトレースがわかりづらくなっているところもあり、雪庇も成長し始めているため要注意。

写真

12/24 10:22

深雪猛ラッセルだった6日前、1683Pまでがやっとだった。その先を目指して再びやってきた今日。その後まとまった降雪はなく、トレースは残っておりさらに最近のトレースも加わっていた。

12/30 8:37

おかげで順調にやってきた茂倉岳避難小屋。順調過ぎて辺りはまだ暗い上、夜明けを前に濃い霧に包まれて真っ白。小屋で2時間半ほど晴れ待ち。小屋があって本当に良かった。外が急に明るくなったのに気づいて飛び出すと、一気に雲が流れた瞬間だった。

12/30 8:39

小屋からの眺めに思わず歓喜の声を上げる。主脈の山々がそのピークだけを雲海の上に連ねていた。

12/30 8:39

波打つ雲の海、その上に頭を出す万太郎、仙ノ倉、平標。

12/30 8:43

雪に埋もれそうな小屋の屋根の向こうに喜びのブロッケン

12/30 8:45

南魚沼の雲海からは巻機山

12/30 8:45

みるみる消えてゆく雲海、そこから姿を現す山々

12/30 8:47

小屋で寒さに震えていたのに、この展開とおひさまのあたたかさに大興奮で歩き出す

12/30 8:48

眼前に現れた谷川岳には未だ雲波が打ち寄せている

12/30 8:49

雲なのか雪煙なのか、目覚めた茂倉岳へ夢中で向かう

12/30 9:01

すっかり晴れた武能、七ツ小屋、巻機山を眺めながら

12/30 9:03

見つけた茂倉の標柱はスーパーサイヤ人的モンスター

12/30 9:04

もう胸がいっぱい

12/30 9:05

巻機山の向こうに見えているのは

12/30 9:05

まだ雲のお布団、越後駒と中ノ岳

12/30 9:17

茂倉から向かう一ノ倉岳、その向こうは谷川岳

12/30 9:18

育ち始めた雪庇に気をつけて

12/30 9:19

行こう、パスパフの新雪を

12/30 9:25

吸い込まれるようにひたすらに

12/30 9:28

ふり返る茂倉、見守ってくれた主脈の山々、遠く苗場山

12/30 9:33

丸くて広い一ノ倉、出会えるのは

12/30 9:38

谷川岳の両耳

12/30 9:38

まだ人は少ないけれど、きっとこれから大賑わい

12/30 9:38

主脈稜線の遥か遠くには富士山

12/30 9:34

この景色を眺めながら大休憩、美しい上越国境

12/30 9:51

ゴツゴツ武能の向こうに見えた蓬ヒュッテ

12/30 9:51

きっと今日も賑わっている巻機山

12/30 9:51

見惚れる越後駒と中ノ岳

12/30 9:51

平ヶ岳や

12/30 9:51

燧ヶ岳、至仏山

12/30 10:00

万太郎を目指すヘッデンが見えていたけど…あのガスの中どうしたかな

12/30 10:00

おととい(笑)行った仙ノ倉、平標、遠く白砂山

12/30 10:01

苗場と向こうに北アルプス

12/30 10:03

久しぶりに凧揚げ♪青空に似合う白いカイト

12/30 10:02

もう一度谷川岳を眺めたら

12/30 10:13

そろそろ帰ろうか

12/30 10:15

見飽きない主脈の山々、そして気になるあの尾根、あの沢

12/30 10:16

雪面に雪庇の落とす影がくっきり

12/30 10:18

ふり返る一ノ倉、谷川

12/30 10:54

小屋から矢場ノ頭へ

12/30 11:14

そして前回のピーク、川棚ノ頭から見上げる茂倉岳。ついたトレースが嬉しい。

12/30 11:15

待っていてくれた霧氷越しの仙ノ倉

12/30 11:44

矢場ノ頭でまたひと休み、苦労しただけ思い入れは強くなる。2週(週に2度？)に渡って歩いた茂倉岳。

12/30 12:43

そこからはストライプの森を

12/30 11:23

可愛い小動物の気配に癒されながら無事帰還。良い年越しができそうです(^^)

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

スノーシュー ストック

感想

chee2005

6日前、一気に降り積もった深い新雪にもがき、遥か遠かったその頂。どうしてもその先が気になってまたやってきた。
今回は順調に歩を進められたものの濃いガスに覚えた不安、寒い中の長い晴れ待ち、そして待ちに待った雲流れる時。
歓喜し、駆け上がった茂倉岳の頂。大好きな越後の山々が見渡す限り広がっていた。

コメント

ゲスト

こちらだったんですね。素敵な写真ばかり。
私はあちらで待ってましたよ。

この冬、沢は埋まるだろうか。
それによって長年の課題へ向かえるか、来冬にするか迷うところです。

chee2005

AA8469さん
私達の作った道を辿ってまた行ってきました。ここは大変だったところだなぁ、ここであんな話をしたなぁ、と思い出しながら辿りました。

雲が流れた一ノ倉からふり返った時、茂倉に赤いシェルの方が見えたんです。あれ！もしかして？と思いましたが別人でした。

あちらだったなんて。さすがです。
あちらでお会いできる日が来るといいな。その日を楽しみに年の瀬を過ごします♪