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Yamareco

記録ID: 6320957
全員に公開
ハイキング
北陸

【十二支の山】卯辰山〜兼六園

2023年12月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:33
距離
13.3km
登り
188m
下り
184m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
0:38
合計
4:33
11:55
11
12:06
12:07
9
12:16
12:33
4
12:37
12:39
32
13:11
13:15
82
14:37
14:42
37
15:19
15:28
30
15:58
15:58
30
16:28
金沢駅
卯辰山見晴らし台で長い休憩。
天候 晴れ。残雪あり。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往復)JR北陸本線・金沢駅
コース状況/
危険箇所等
よく整備されています。いちおう(ソールの減った)登山靴で行きましたが、スニーカーでよかったな。
卯辰山は頂上まで車道が通じています。横断注意。
その他周辺情報 金沢なので観光でも温泉でも。
福井駅。真新しいみどりの窓口と券売機の看板。
2023年12月30日 09:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/30 9:52
福井駅。真新しいみどりの窓口と券売機の看板。
金沢駅と言えばこれ、の鼓門。
2023年12月30日 11:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 11:53
金沢駅と言えばこれ、の鼓門。
久保一乙剣宮。この右手から暗がり坂を下れます。
2023年12月30日 12:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:17
久保一乙剣宮。この右手から暗がり坂を下れます。
主計町茶屋街。
2023年12月30日 12:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:22
主計町茶屋街。
反対側。
2023年12月30日 12:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:22
反対側。
振り返って暗がり坂を見上げたところ。
2023年12月30日 12:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:22
振り返って暗がり坂を見上げたところ。
狭い!
2023年12月30日 12:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:25
狭い!
あかり坂。
2023年12月30日 12:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:25
あかり坂。
泉鏡花はうさぎが好きだったんですね。これはますます卯年に縁がある。
2023年12月30日 12:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:27
泉鏡花はうさぎが好きだったんですね。これはますます卯年に縁がある。
このあとひがし茶屋街にも行ったのですが、あちらは観光客(私もその一人…)が多過ぎて、昔の風情で言えばこちら。
2023年12月30日 12:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:28
このあとひがし茶屋街にも行ったのですが、あちらは観光客(私もその一人…)が多過ぎて、昔の風情で言えばこちら。
浅野川大橋の向こうに卯辰山。
2023年12月30日 12:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 12:29
浅野川大橋の向こうに卯辰山。
金沢城の卯辰(東南東)にあるから卯辰山との俗説がありますが、実際はおおむね寅(東北東)の方角にあります。この看板の説明が正しいとすると金沢城ができるずっと前から卯辰山の名前があったことになるのでやはり方角由来説は誤伝ですね。
2023年12月30日 12:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 12:58
金沢城の卯辰(東南東)にあるから卯辰山との俗説がありますが、実際はおおむね寅(東北東)の方角にあります。この看板の説明が正しいとすると金沢城ができるずっと前から卯辰山の名前があったことになるのでやはり方角由来説は誤伝ですね。
卯辰山には色んな碑があります。これは頂上近くの箔業祖記功碑。金沢といえば金箔ですしね。昭和の初め古老の話を聞き取って金沢の箔製造の興りを解説したものらしいですが明らかな誤りもあるとか。
2023年12月30日 13:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:09
卯辰山には色んな碑があります。これは頂上近くの箔業祖記功碑。金沢といえば金箔ですしね。昭和の初め古老の話を聞き取って金沢の箔製造の興りを解説したものらしいですが明らかな誤りもあるとか。
そろそろ三角点、と思う辺りに立入禁止のロープが張ってあり心配しましたが、すぐに禁止エリアは終わりホッとしました。この卯辰山公園創設記念碑の奥に三角点。
2023年12月30日 13:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:12
そろそろ三角点、と思う辺りに立入禁止のロープが張ってあり心配しましたが、すぐに禁止エリアは終わりホッとしました。この卯辰山公園創設記念碑の奥に三角点。
二等三角点・点名「金沢」
2023年12月30日 13:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:12
二等三角点・点名「金沢」
2023年12月30日 13:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:12
献体された方の共同墓地もありました。
2023年12月30日 13:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:14
献体された方の共同墓地もありました。
おお、これは…立山と剱岳では?
2023年12月30日 13:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:19
おお、これは…立山と剱岳では?
望湖台。ここまでにも月見台や横空台というのがありましたが、ただの広場でしたね。展望がいいのはここと、次の見晴らし台でした。
2023年12月30日 13:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:23
望湖台。ここまでにも月見台や横空台というのがありましたが、ただの広場でしたね。展望がいいのはここと、次の見晴らし台でした。
日本海。河北潟が見えるので望湖台というそうですが、右端木々に遮られてよく判りません。左の高いビル右下のカマボコ屋根が金沢駅のもてなしドーム。
2023年12月30日 13:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:23
日本海。河北潟が見えるので望湖台というそうですが、右端木々に遮られてよく判りません。左の高いビル右下のカマボコ屋根が金沢駅のもてなしドーム。
クマ出るんだ…まあ今年は市街地にまで現れましたからね。生息しているというよりこの辺りにも出没する、という意味かなと思います。
2023年12月30日 13:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 13:29
クマ出るんだ…まあ今年は市街地にまで現れましたからね。生息しているというよりこの辺りにも出没する、という意味かなと思います。
見晴らし台。
2023年12月30日 13:34撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:34
見晴らし台。
東から南にかけて180°近いパノラマビューです。
2023年12月30日 13:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:35
東から南にかけて180°近いパノラマビューです。
右のビルから中央上に向けて伸びているのが北陸新幹線。左手の山裾の向こうに霞んで見えるのは加賀市の富士写ヶ岳。
2023年12月30日 13:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:36
右のビルから中央上に向けて伸びているのが北陸新幹線。左手の山裾の向こうに霞んで見えるのは加賀市の富士写ヶ岳。
アップで。
2023年12月30日 14:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:13
アップで。
東の方に、左から白兀山、医王山。
2023年12月30日 13:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:38
東の方に、左から白兀山、医王山。
左の枝にかかった三角ピークが両白山地の大門山、中央奥ひときわ白くなった山が大笠山。右から1/4くらいのところの鞍部の向こうに見えるのが七倉山、そのさらに左奥かすかに見えるのが白山でしょうか。
2023年12月30日 14:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:16
左の枝にかかった三角ピークが両白山地の大門山、中央奥ひときわ白くなった山が大笠山。右から1/4くらいのところの鞍部の向こうに見えるのが七倉山、そのさらに左奥かすかに見えるのが白山でしょうか。
大笠山アップ。
2023年12月30日 13:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:40
大笠山アップ。
少し雲は多いですが、見渡す限り連なる山々の展望が最高!
2023年12月30日 13:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:41
少し雲は多いですが、見渡す限り連なる山々の展望が最高!
風車?の全景。
2023年12月30日 13:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:41
風車?の全景。
右の翼の下あたりにあるのが奥獅子吼山。厳つい名前の割になだらかな山容。
2023年12月30日 13:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 13:56
右の翼の下あたりにあるのが奥獅子吼山。厳つい名前の割になだらかな山容。
展望台の端まで行って左を見ると、おお?真ん中の茂みがちょうど窪んだところに…
2023年12月30日 14:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 14:05
展望台の端まで行って左を見ると、おお?真ん中の茂みがちょうど窪んだところに…
立山!
2023年12月30日 14:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 14:05
立山!
中央、ビルの手前に金沢城公園。するとその左手がよく判りませんが兼六園ですね。
2023年12月30日 14:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:20
中央、ビルの手前に金沢城公園。するとその左手がよく判りませんが兼六園ですね。
卯辰山三社。三社とは愛宕神社、卯辰山天満宮、豊国神社で、主祭神が豊臣秀吉の豊国神社は、江戸時代徳川家を憚って卯辰観音の名前でこっそり祀っていたところ、明治になって神仏分離令の折に改称したそうです。義理堅いですね。
2023年12月30日 14:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:26
卯辰山三社。三社とは愛宕神社、卯辰山天満宮、豊国神社で、主祭神が豊臣秀吉の豊国神社は、江戸時代徳川家を憚って卯辰観音の名前でこっそり祀っていたところ、明治になって神仏分離令の折に改称したそうです。義理堅いですね。
大和国在原寺にあるはずの「業平の井筒」が何故かここに、という不得要領な解説。能の話ですし、金沢で盛んな加賀宝生と何か関係があるのでしょうか。
2023年12月30日 14:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:35
大和国在原寺にあるはずの「業平の井筒」が何故かここに、という不得要領な解説。能の話ですし、金沢で盛んな加賀宝生と何か関係があるのでしょうか。
井筒とは井戸の上部、地面から飛び出た部分だそうです。
2023年12月30日 14:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:35
井筒とは井戸の上部、地面から飛び出た部分だそうです。
日暮ヶ丘。夕暮れの頃はことに景色が美しいそうです。安政の泣き一揆で飢えた町人約二千人が卯辰山に登り二晩に渡って金沢城に向かって「米よこせ」と叫んだのもこの辺りとのこと。
2023年12月30日 14:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:39
日暮ヶ丘。夕暮れの頃はことに景色が美しいそうです。安政の泣き一揆で飢えた町人約二千人が卯辰山に登り二晩に渡って金沢城に向かって「米よこせ」と叫んだのもこの辺りとのこと。
お、正面やや右の小高い森の中に見えるのは兼六園の雪吊りでは?
2023年12月30日 14:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:40
お、正面やや右の小高い森の中に見えるのは兼六園の雪吊りでは?
天神橋から浅野川上流を眺める。
2023年12月30日 14:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 14:50
天神橋から浅野川上流を眺める。
金沢と言えば雪吊り。
2023年12月30日 15:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:10
金沢と言えば雪吊り。
卯辰山。
2023年12月30日 15:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:10
卯辰山。
白いのは医王山と白兀山かな。
2023年12月30日 15:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:13
白いのは医王山と白兀山かな。
雪の兼六園。先週の大雪でしょうか、まだだいぶ残っていますね。
2023年12月30日 15:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:17
雪の兼六園。先週の大雪でしょうか、まだだいぶ残っていますね。
日本庭園には珍しい十九世紀半ばに作られた最古の噴水。
2023年12月30日 15:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:18
日本庭園には珍しい十九世紀半ばに作られた最古の噴水。
獅子巌(ししいわ)。ライオンらしいかどうかはともかく確かに動物っぽい。
2023年12月30日 15:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:20
獅子巌(ししいわ)。ライオンらしいかどうかはともかく確かに動物っぽい。
瓢池。
2023年12月30日 15:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:25
瓢池。
霞ヶ池。
2023年12月30日 15:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:28
霞ヶ池。
兼六園から眺める卯辰山。
2023年12月30日 15:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:31
兼六園から眺める卯辰山。
小川の向こうにちょうど傾きかけの太陽が。
2023年12月30日 15:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 15:32
小川の向こうにちょうど傾きかけの太陽が。
明るさを変えてもう1枚。
2023年12月30日 15:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:32
明るさを変えてもう1枚。
根上の松。
2023年12月30日 15:34撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:34
根上の松。
南東の端にある築山、山崎山から見下ろしたところ。
2023年12月30日 15:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/30 15:39
南東の端にある築山、山崎山から見下ろしたところ。
仁和寺の五重塔を模したという御室塔。御室仁和寺ですね。昨日行ったばかりですよ!
2023年12月30日 15:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 15:41
仁和寺の五重塔を模したという御室塔。御室仁和寺ですね。昨日行ったばかりですよ!
再び金沢駅のもてなしドーム。この種のランドマーク的建物は奇をてらい過ぎてコケたのも多いですが、ここは大成功ですね。世界で最も美しい駅の一つにランクインしているそうです。
2023年12月30日 16:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/30 16:28
再び金沢駅のもてなしドーム。この種のランドマーク的建物は奇をてらい過ぎてコケたのも多いですが、ここは大成功ですね。世界で最も美しい駅の一つにランクインしているそうです。

装備

個人装備
普段着 登山靴 色々in山用ザック

感想

 今年の登り納めは、みたび卯年の山、金沢市の卯辰山に行ってきました。卯年の最後に登って辰年を迎えるのにこれ以上相応しい山はありますまい。標高は141mと今年登った兎の山2座と似たり寄ったりですが、卯辰山は地形図に山名がある歴とした山なのです。それに来春北陸新幹線が延伸して第三セクター化すると18きっぷで行けなくなるのでこの冬がラストチャンスです。

 大阪駅から、京都、近江今津、敦賀、福井と乗り継いで金沢へ。大方の区間は坐って寝て来られたので良かったのですが、福井駅ではすることがなくせっかく先頭で列車に乗り込んだというのに続いて乗ってきた人がなぜかクロスシートの座席を反対に倒し、それに釣られた周りの人も同じことをし始め、坐った座席が対面になりそうだったので補助席に移動したため快適さがグレードダウン… 結果1ブロックの座席だけ進行方向と逆を向いているという珍妙な形に。いったい何だったんだ。

 金沢駅には正午前に到着。卯辰山というのが金沢にあるとは今年の始めに卯年の山を調べて知っていたのですが、こんなに駅から近いとは知らず18きっぷ日帰りは無理だろうと思い込んでいました。ところが安政の泣き一揆という事件で、卯辰山に集まった町人が叫んだ声が金沢城まで届いたと知って、ということは金沢駅からも近くでは、と(城と駅の距離感は以前観光に来たので知っている) 寄り道せずに急げば往復2時間余りです。終電は17時過ぎなので余裕で間に合います。

 思いの外時間があったので、駅から主計町茶屋街とひがし茶屋街を通って卯辰山へ。ひがし茶屋街は道幅が拡がり観光客相手の店が並んですっかり観光地化していますが、主計町は人がすれ違うのも難しいくらいの小路で昔の風情があります。旦那衆がこっそり裏道を通って芸妓さんに会いに来てたのでしょう。京都の御池通や堀川通といった幹線道路も、幕末の頃は荷車がすれ違うのがやっとという道幅でしたがそれで大通りだったそうです。

 卯辰山は平たい山で、幕末頃に開発されていろいろな碑や広場がありますがさすがに全部は見切れないので、基本尾根沿いに。広場で遠くまで展望があるのは望湖台と見晴らし台だけでしたが、北アルプス北部から両白山地まで一目で見渡せる見晴らし台の展望は素晴らしいの一言でした。パン2個の昼食を摂りながらゆっくりと眺めさせてもらいました。
 なお事前にSNSでも卯辰山を調べたところ、ここ見晴らし台は某メディアミックス作品の聖地であるらしくアニメのイラストが出てきました。当日もそれらしい人たちがひっきりなしにやって来てイラストと同じ画角で撮影したり盛り上がっているようでした。一方、マンガ・アニメ・ゲームの類にはいささか嗜みがあるもののその作品は知らない私と言えば、最初茂みに隠れていると思っていた立山が見晴らし台の端まで行くと見えることに気づき、初めて見る生立山に一人興奮していたのですが、一緒に盛り上がる相手もおらずソワソワしていると見えたか、近くのご老人が「あれは立山だねえ」と話しかけてくださいました。一言お返事しただけですがすっきりしました、ありがとうございます!

 展望台から見て気になっていたので帰りは兼六園へ寄り道。2回目の訪問です。さすがに人が多く、特に徽軫灯籠をバックに写真を撮る虹橋は撮影待ちの長い列ができていまし、団体客などもいましたが、混雑という程ではなく好きに移動できる感じ。ただし人の写りこまない写真を撮るのは難しい、くらいですね。ひがし茶屋街の方が混雑していました。混雑の度合を較べるとこう。金沢駅>ひがし茶屋街>兼六園>卯辰山
 卯辰山は他の観光スポットから近いのに空いていて、気軽に登れる割に展望が素晴らしいので大変おすすめです。

 その金沢駅に帰ってくると大変な混雑で、お土産や駅弁を買おうにもレジに行列ができていて電車の時刻も近いので何も買わずに乗車。せめて兼六園に入園料を落としておいてよかったです(たった320円ですが)。敦賀行きの普通電車は満員で、これは2時間余り立ちっぱなしはつらいかもと心配になったのですが、2駅目でたまたま目の前が空いて坐れ、その後も松任や小松、加賀温泉あたりで次々と降りて行き空席も出てきました。地元住民や温泉宿泊のお客が多く乗っている感じでしょうか。金沢で坐れなくとも乗ってしまった方が得と思います。敦賀、山科で乗り換えて大阪に着きました。

 さて今日は、干支登山と18きっぷ活用ということで選んだ卯辰山でしたが、思いがけず劔・立山はじめその他の山々を拝めて感激でした。最近展望に恵まれないことが多かったので喜びもひとしお。金沢観光と絡めて卯辰山、おすすめです。新年からの山歩きにも意欲が高まりいい登り納めでした。それだけに本日1月1日の能登半島地震は身近に感じられて心が落ち着きません。津波を避けて卯辰山に逃れた人たちもいるとか。被害の様子はまだ判りませんがなるべく小さく済むことを願うのみです。

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