安達太良山

過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
非公開
6333.xls
計画書
(更新時刻:2012/12/28 13:57) |
写真
感想
macorin です。
2013年雪山一発目。安達太良山に行ってきました。
今回は Zenさん所属のグラウス山の会の方々とはじめてご一緒させていただきました。
雪訓以外はじめての泊まりでの雪山、そしてはじめて他会の方とご一緒させていただく、ということで、出発前は楽しみな一方でちょっと緊張もありましたが、素晴らしい天候とグラウスの方々のおだやかなお人柄のおかげでとても楽しく過ごすことができました。
グラウスの方々はみなさんベテランばかりで、ゆとりをもって自然体で山を楽しんでいらっしゃる様子がとても素敵でした。
カモからの参加が新人女子4人ということもあり、さりげなく、そしてとてもわかりやすくご指導をしてくださったり、気を配ってくださったり、本当にありがとうございました。
人生の先輩方の懐で安心して雪山をたのしみながら学ぶことができました。
また是非ご一緒させていただきたいです!
ZENさんありがとうございました!
一日目
前日までの強風がおさまりコンディションが良いため、当初予定を変更、一日目にPHをすることとなった。
ゴンドラで登山口まで一気にあがり、あとは快適なスノーハイク。
トレースがはっきり付いているが、雪面はやわらかくときどき落とし穴のように足をとられてしまうため、練習もかねて途中でわかんを装着。
頂上直下の分岐でわかんをアイゼンに履き替えPH。頂上直下は一部凍っていたがアイゼンがよくきくため危ない感じはまったくなし。
頂上は写真にもある通り快晴、すばらしい展望をたのしむことができた。
頂上からくろがね小屋へ向かう道もトレースがしっかりついていたため、時折やわらかい雪に足をとられる以外、とくに歩行場むずかしい個所はなかったが、天候不良の際は道迷いの可能性あり。
竹竿の道しるべがありがたい。くろがね小屋の方が随時整備して下さっているとのこと、本当にありがとうございます。m__m
小屋着後 テント設営。
通常はテン泊禁止だが、訓練ということで特別に許可をいただけた。
小屋にて自炊・宴会。席がいっぱいでグラウススの方と離れてしまったのが残念だったが、他に宴会をされていた方々と交流することもでき、小屋ならではの雰囲気を楽しませていただいた。
温泉は源泉かけながし4〜5人一緒にはいれるくらいの大きさ。
極楽 極楽(●^o^●)
夜、就寝後 強風。風速40M位はあったらしい。
かなりあおられていた。寒さの感じ方は人それぞれ。私は3シーズン用にダウン、ダウンベスト、ハードシェルまですべて着こみ夜中にすこし寒さを感じたが眠れないほどではなかった。
モンベル0番の寝袋をつかっていたサッチーは「快適」だったとのこと。
わたしも冬用シュラフ買おうかな・・・・迷うところだ。。。
二日目
5時起床だったがすこし寝坊。6時小屋にて朝食準備開始。8時30分出発となったのでかなりゆとりをもって準備。テント撤収時には風もやみ、晴れ間もでてきた。
下山道は沢沿いをトラバースする緩やかな傾斜が続く道。ふたたび雪はやわらかめであるが、乾いているためパフパフしていて気持ちいい。
日焼けする程の強い日差しを浴びながら一日目同様快適なスノーハイクとなった。
途中 リーダーのHさんの発案で、みんなで「現場」づくりをたのしんだ。(写真参照方)。雪がつめたくてとっても楽しかった。こういう雪ならではの遊び、大好きです。
途中で山スキー組みとわかれ、ゲレンデまで一気に下山。
ゲレンデでグラウスの方々とお別れし、岳温泉へ。
源泉かけながしであるが、さすがにくろがね小屋よりは薄め。でもとてもいいお湯だった。300円は破格でした。シャンプーないので注意です。
学んだこと
・わかんのつけ方:
紐をつけるとき、金具の「外側」から紐をかけていくときちんととまりやすい。
土ふまずが紐にきちんと乗るよう調整しておかないと歩いているとき位置がずれてくる。
あるき方は「花魁歩き」風に。少し後ろにひいてから外側に周すようにして足をまえに運ぶ。両足の歩幅は広めにとっておく。
・テン場の整地
整地すべき広さを見定めたら、まずは複数人でスクラムを組んで全体を踏みならすとよい。(個々に踏みならすより早い。ブルドーザーのショベルみないなイメージ。)
・お米の炊き方
水は米の1.1〜1.2倍。30分以上給水。強火で熱し、こげるにおいがしたら弱火にし15分。標高により水分、炊き時間は要調整。
・服装
行動時はスリングをたすきがけにし、カラビナを一つつけておくと便利。小物等なんでも飛ばされないようにかけておくことができる。
スパッツの前側はできるだけ靴の前の方にかけるようにするとより雪が入りにくい。
・会津魂
「ならぬことはならぬ」とは、「道理にかなわぬことは決しておこなってはならない」という非常に重みのある言葉。軽々しくつかってはならない、会津魂をあらわした言葉であるとのこと。(秋田出身の会津の山男子が教えてくれました。)
あと、飯豊連峰はすばらしい山とのこと。お話を伺っていて行ってみたくなった。
その他いろいろありますが、 地図読みや荷物整理、全体の動きをとらえたうえでの行動など、夏縦走でまなんだ諸々の事項をより確実に行うことがパーティ全体の行動をすばやくする上でとても大事。
わかっているようでできていないことがまだまだいっぱいあります。
より確実に行うようにし、更に雪山経験を積んでいきたいです。
おそくなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年初の雪山へ登ってきました!
今回は、初モノづくしの山行でした。
・東北の山
・他会のメンバーとご一緒
・わかん装着
・山小屋の温泉
・新キャラ、さっちー
などなど。。。
この日は、本当に天候に恵まれ、眺望バッチリ。
「すごい」「キレイ」「すばらしい」を、連発してしまいました。
真っ白な雪がフカフカすぎて、わかんを着ける前は、
何回も深みにズボズボはまってしまい、けっこう苦労しましたが、
後ろを歩くさっちーが、「ファイト!」って、そのたびに励ましてくれたので、
そんな場面も楽しめました♪
初わかんは、グラウスの先輩方が、
親切丁寧に装着方法を教えてくださりました。
みなさんには、登山のノウハウは、もちろんのこと、
山での楽しみ方を、教えてもらった気がします。
本当にありがとうございました!
あと、くろがね小屋で出会った人たちが、
みなさん、ステキに愉快な方々でした。
いつもテント泊なので、他の登山者との接点をあまり持つことができませんが、
これから、小屋泊まりも、たまにはいいかもと、思いました。
また、みなさんに出会いに、小屋を訪れたいです。
今回感じたのは、ZENさん始め、グラウスのみなさんが、
キラキラしてて、少年少女のようだったこと。
あんな風に、登山を楽しんで続けたいなぁ〜。
amPから、ZENさんは、「沢の妖精」だって、聞いてたけど、
雪山でも妖精でした!
会津では、ZENさんのような人を、
親しみを込めて、「おとっつぁん」と呼ぶそうですー。
新人女子4人みんな、おとっつぁんファンになりました☆
ぜひ、また、ご一緒に行きたいです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する