赤岩岳⇒大ナゲシ⇒宗四郎山 〜奥深き奥秩父の山々〜

2024年01月04日(木) [日帰り]

• GPS: 06:17
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,328m
• 下り: 1,321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 1:51
• 合計: 6:48

7:38 スタート地点
8:26 8:34 赤岩峠
9:04 9:17 赤岩岳
9:35 9:35 赤岩峠
9:47 9:51 1493m峰（大ナゲシ分岐）
10:11 10:48 大ナゲシ
11:01 11:05 1493m峰（大ナゲシ分岐）
11:15 11:15 雁掛峠
11:31 11:32 雁掛ノ頭
11:55 12:00 六助ノ頭
12:14 12:46 宗四郎山
12:53 12:56 六助ノ頭
13:11 13:11 雁掛ノ頭
13:27 13:28 雁掛峠
13:39 13:39 1493m峰（大ナゲシ分岐）
13:52 13:55 赤岩峠
14:26 ゴール地点

埼玉県の山（分県登山ガイド）の3座「赤岩岳」「大ナゲシ」「宗四郎山」をgetできるルート

天候

細雪　のち　曇り　のち　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日窒の社宅（廃屋）手前の赤岩橋付近の路肩スペースに駐車

コース状況／危険箇所等

日窒の社宅（廃屋）〜赤岩峠：
　前半は鬱蒼とした樹林帯つづら登り。後半は落ち葉多めのつづら登り。

赤岩峠〜赤岩岳：
　赤岩岳へは北側に回り込むようにルートがある。目印もそこそこあるが、分かりづらい箇所もある。北側から登る際、すぐにやや高度感のある岩場を登る区間あり。雪もついてて冷や冷やものだった。

赤岩峠〜大ナゲシ分岐〜大ナゲシ：
　ルートは分かりやすいが、残置ロープ場と鎖場が山頂近くにあり。
　残置ロープは、ほぼ垂直の壁のようなところに設置されていて、ロープは補助的に利用しながら3点支持で慎重に上り下りする必要あり。鎖場は山頂手前にあるが、利用しなくても大丈夫なくらいのレベル。

大ナゲシ分岐〜宗四郎山：
　急登、急降下のアップダウンが何箇所かあり。チェーンスパイクがあると足運びが安定する。六助ノ頭から宗四郎山へは、下りる方向を間違えやすいので注意。山頂へはいくつか踏み跡があるが、きれいな三角錐型の山頂なので歩きやすいルートを登っていけば山頂に辿り着く。　

その他周辺情報

２日前に温泉＆グルメを楽しんだばかりなので、本日はどこにも寄らず帰宅。

写真

1/4 7:06

少し雪のぱらつく中、秩父の奥に向けて車を走らせる。既に異様な雰囲気。

1/4 7:36

そして日窒鉱山村の社宅跡（廃屋）に到着。ここが今日の登山口。準備して山行開始。

1/4 7:40

この鉱山は1979年に閉山し、廃村になったらしい。かなり多くの人がここで働いて生活をしていたらしい。

1/4 7:37

鉱夫たちの住居。どんな思いでここに移り住み、どんな思いで引っ越していったのだろう。

1/4 7:39

無人の廃屋には、約半世紀前の生活風景を彷彿とさせるものが結構残されている。

1/4 8:03

いろいろ考えながら赤岩峠を目指してどんどん登る。

1/4 8:16

細雪がぱらつく。ただでさえ手強そうな今日目指す山々に、果たして登れるのか不安になる。

1/4 8:28

赤岩峠に到着。ここまでは一般登山道で、ここからは全て破線ルート。気を引き締めてメット装着。

1/4 8:34

まずは赤岩岳へ。強そう…。

1/4 8:39

最初は間違えて赤岩岳直登ルートに進んでしまった。直登なんて無理無理。でも間違えたことによりNice viewが楽しめた。

1/4 8:43

奥秩父主脈縦走路の山々が、ほんのり冠雪していて幻想的。手前の山々は黒々と厳つい。

1/4 8:49

赤岩岳の岩壁まで行かずに、そのだいぶ手前に左（北方向）に伸びるトラバース道があるので、そちらを行く。

1/4 8:53

トラバースしながらも標高を稼ぎ、このような場所に出る。ここの岩場を登っていく。

1/4 8:56

雪がついているし、右側が切れ落ちているし、結構こわい。

1/4 9:02

岩場をクリアした後は、モフモフの道の急登。木などに掴まりながら登っていく。

1/4 9:04

そして赤岩岳山頂に到着。埼玉県の山（分県登山ガイド）、本日1座目get。

1/4 9:21

赤岩岳からは大展望。あれ青空？晴れてきた。右端の尖がった山は次に行く大ナゲシ。

1/4 9:22

下山。岩場は少しスリリング。

1/4 9:24

岩場との格闘にも慣れてきて撮影多め。

1/4 9:34

そして赤岩岳から下りてきて、本日の第1ラウンド終了。

1/4 9:48

第2ラウンドは、大ナゲシ。いざ出陣。

1/4 10:02

下りて登って下りて、大ナゲシの尖りの基部に辿り着く。ここはほぼ垂直なので、手足で3点支持必須。

1/4 10:08

いよいよ大ナゲシ山頂部が近づく。鎖場があるが、ここは鎖を利用しないでも行けた。

1/4 10:11

そして大ナゲシピーク到着。埼玉県の山（分県登山ガイド）本日2座目get。

1/4 10:12

西上州きっての難岩稜ルート赤岩尾根。その向こうに両神山塊。

1/4 10:12

二子山や城峯山方面。そして上州の山々。奥には関東平野。

1/4 10:21

山々と雲の絡み合い。これはこれでいい景色。

1/4 10:24

なんとも幸せなランチタイム。

1/4 10:41

南天山、秩父槍ヶ岳、それから白泰山や赤沢山の稜線。未踏の山々を確認しつつ下山。

1/4 11:00

大ナゲシ分岐に戻る途中、三角のうろを発見。

1/4 11:16

大ナゲシ分岐まで戻り、本日の第3ラウンド目に突入。目指すは宗四郎山。雁掛峠通過中。

1/4 11:28

この区間も急登箇所、結構あり。

1/4 11:48

六助ノ頭に到着。奥に見える三角錐の山が目指す宗四郎山。

1/4 11:57

六助ノ頭から少し先に進むと宗四郎山方面に急降下するルートあり。

1/4 12:07

そして宗四郎山へは、登りやすい踏み跡らしきものを辿って、とにかく高みを目指していけば辿り着く。

1/4 12:14

宗四郎山ピーク到着。埼玉県の山（分県登山ガイド）、本日3座目get。

1/4 12:26

ここも景色がbeautiful！　写真中央に近々行く予定の南天山。

1/4 12:42

両神山方面。左端の尖りは先程行った大ナゲシかな。

1/4 12:21

なんとも幸せなcoffee&sweetsタイム。

1/4 12:32

宗四郎山からの景色を十分に楽しみ、下山開始。

1/4 12:43

下山しながら大ナゲシ、赤岩尾根、両神山のギザギザ稜線の景色を楽しむ。

1/4 13:27

奥秩父は個性的な山が多く、そして奥深い。

1/4 13:50

最後に赤岩岳のド迫力の姿を目に焼き付け、

1/4 13:56

第3ラウンド無事終了し、赤岩峠から下山。

1/4 14:26

登山口の日窒鉱山村の社宅跡（廃屋）に下りてきた。

1/4 14:24

置き去りにされた昭和の時代の生活道具たち。

1/4 14:25

白い物体の山は石灰？？日窒秩父事業場自体は、現在でも操業しているらしく、石灰石、珪砂については稼行中とのこと。

1/4 14:27

そんなこんなで、何とも言えない雰囲気だけど、計画通り山行を実施でき何より。本日の山行、これにて終了。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

　秩父の奥の奥にある日窒の社宅（廃屋集落）。そして異様な山容の山々。埼玉の山々の奥深さを感じる山行であった。