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Yamareco

記録ID: 635520
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ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山〜陣馬山 新緑とビールの稜線歩き

2015年05月01日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
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GPS
--:--
距離
17.1km
登り
1,134m
下り
986m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京王高尾山口駅から高尾山に登山開始。
陣馬山から陣馬高原下バス停に下山し、JR高尾駅までバス移動。
コース状況/
危険箇所等
良好。
去年見かけた一丁平〜城山間の山道整備は終わっている模様。
高尾山口駅に8時過ぎに到着。いつのまにか駅舎がリニューアルしていた。
雲ひとつない快晴に、思わず先走ってカメラにPLフィルタを装着してしまうのであった。
この空の青さを見よ!
高尾山口駅に8時過ぎに到着。いつのまにか駅舎がリニューアルしていた。
雲ひとつない快晴に、思わず先走ってカメラにPLフィルタを装着してしまうのであった。
この空の青さを見よ!
今日は6号路から登るので、ケーブルカー駅の左奥に入ってゆく。
今日は6号路から登るので、ケーブルカー駅の左奥に入ってゆく。
登山口に到着。
新緑とビールを堪能する山旅がここから始まる。
登山口に到着。
新緑とビールを堪能する山旅がここから始まる。
沢のせせらぎを聞きながら、よく整備された山道を行く。
沢のせせらぎを聞きながら、よく整備された山道を行く。
新緑のフィルタを透過したグリーンの陽光が谷間を美しく照らす。鳥たちのさえずりにつつまれ、この時期ならではの良い情景を堪能する。
新緑のフィルタを透過したグリーンの陽光が谷間を美しく照らす。鳥たちのさえずりにつつまれ、この時期ならではの良い情景を堪能する。
例の小川の流れる山道。これはヤマノススメでも見た。
例の小川の流れる山道。これはヤマノススメでも見た。
頂上手前の長い階段は結構な急登で息が切れるが、頂上は目と鼻の先なのでノンストップで登りきるのだ。
頂上手前の長い階段は結構な急登で息が切れるが、頂上は目と鼻の先なのでノンストップで登りきるのだ。
9:30頃に高尾山山頂に到着。平日のせいか人は少なめだった。
9:30頃に高尾山山頂に到着。平日のせいか人は少なめだった。
青空にそびえる富士山にハイカーの歓声が上がる。だがちょっと待ってほしい。遠くの山に一喜一憂するよりも、今いる山の風情こそを積極的に楽しむべき、という見方もあるのではないだろうか。
世の行き過ぎた富士山ブランド信仰に一石を投じたい。
青空にそびえる富士山にハイカーの歓声が上がる。だがちょっと待ってほしい。遠くの山に一喜一憂するよりも、今いる山の風情こそを積極的に楽しむべき、という見方もあるのではないだろうか。
世の行き過ぎた富士山ブランド信仰に一石を投じたい。
本日の1発目。高尾山と言えば名物トロロ蕎麦(そしてビール)。
朝っぱらから飲む生ビールが五臓六腑にしみわたる。蕎麦はちょっと味が落ちたか?
本日の1発目。高尾山と言えば名物トロロ蕎麦(そしてビール)。
朝っぱらから飲む生ビールが五臓六腑にしみわたる。蕎麦はちょっと味が落ちたか?
腹ごしらえも済ませ、陣馬山方面への山道に入ってゆく。ハイカーの姿は一気に減る。
腹ごしらえも済ませ、陣馬山方面への山道に入ってゆく。ハイカーの姿は一気に減る。
高尾山頂からすぐにもみじ台の細田屋に到着。
ついさっき飲み食いしたばかりなので今回は見送ったが、余裕があるようならここでもビールを飲んでみたい。
高尾山頂からすぐにもみじ台の細田屋に到着。
ついさっき飲み食いしたばかりなので今回は見送ったが、余裕があるようならここでもビールを飲んでみたい。
一丁平の展望を眺めつつ一休み。
一丁平の展望を眺めつつ一休み。
城山に到着。
八重桜が満開で、ハイカーがスマホで写真を撮りまくっていた。
城山に到着。
八重桜が満開で、ハイカーがスマホで写真を撮りまくっていた。
城山茶屋にて本日2発目のビール。
城山茶屋にて本日2発目のビール。
城山の頂上からは富士山がよく見える。
雲一つない青空の下で雄大な景色を眺めならがら、のんびりビールを飲む。時折涼しい風が吹き抜け、木漏れ陽が揺れる。
私が理想とする飲みハイクを完全に具現化したシチュエーションがそこにあった。
城山の頂上からは富士山がよく見える。
雲一つない青空の下で雄大な景色を眺めならがら、のんびりビールを飲む。時折涼しい風が吹き抜け、木漏れ陽が揺れる。
私が理想とする飲みハイクを完全に具現化したシチュエーションがそこにあった。
小仏峠にて。
来るたびに、この珍妙なオブジェを記念撮影してしまうのは何故なのだろうか。
小仏峠にて。
来るたびに、この珍妙なオブジェを記念撮影してしまうのは何故なのだろうか。
影信山頂上まであと一息。
ここの登りはかなりしんどいが、振り返ると、これまで歩いてきた稜線を足元に見下ろす絶景を堪能できる。
影信山頂上まであと一息。
ここの登りはかなりしんどいが、振り返ると、これまで歩いてきた稜線を足元に見下ろす絶景を堪能できる。
影信山山頂に到着。さっそく影信茶屋に突撃する。
影信山山頂に到着。さっそく影信茶屋に突撃する。
本日3発目。
以前から「山菜てんぷらが300円?」と気になっていたので今回初めて注文してみたのがこれ。パリパリに揚がったところに塩を振りかけて素早くいただく。山菜特有の爽やかな苦味がビールによく合う!
本日3発目。
以前から「山菜てんぷらが300円?」と気になっていたので今回初めて注文してみたのがこれ。パリパリに揚がったところに塩を振りかけて素早くいただく。山菜特有の爽やかな苦味がビールによく合う!
山頂のもう一つの売店、かげのぶ小屋は営業していなかった。ここのなめこうどんでビールを飲むのを楽しみにしていたのに残念。
山頂のもう一つの売店、かげのぶ小屋は営業していなかった。ここのなめこうどんでビールを飲むのを楽しみにしていたのに残念。
影信山以降は山道の植生が濃くなるので黙々と歩く。
この日は、小学生や高校生の集団と何度もすれ違った。学校行事か何かだろうか。
影信山以降は山道の植生が濃くなるので黙々と歩く。
この日は、小学生や高校生の集団と何度もすれ違った。学校行事か何かだろうか。
静かな杉の林道。
稜線には巻き道との分岐が数箇所あるが、せっかくだから峠越えのきつい道を選ぶのである。上から来るぞ、気をつけろ、なのである(わかりづらいネタ)。
静かな杉の林道。
稜線には巻き道との分岐が数箇所あるが、せっかくだから峠越えのきつい道を選ぶのである。上から来るぞ、気をつけろ、なのである(わかりづらいネタ)。
明王峠に到着。
今回のコースを歩くのは4回目だが、この売店が営業しているところは一度しか見たことない。どのような条件がそろうと開店するのだろうか。
明王峠に到着。
今回のコースを歩くのは4回目だが、この売店が営業しているところは一度しか見たことない。どのような条件がそろうと開店するのだろうか。
4時間以上の稜線歩きを経て本日の目的地、陣馬山に到着。
毎度のことだが、雄々しくも猛々しくそそり立つ例のオブジェの前ではしゃぐ山ガール達を見ていると、何やら怪しい心持ちになってしまうのであるが、皆もきっとそうだよな!
4時間以上の稜線歩きを経て本日の目的地、陣馬山に到着。
毎度のことだが、雄々しくも猛々しくそそり立つ例のオブジェの前ではしゃぐ山ガール達を見ていると、何やら怪しい心持ちになってしまうのであるが、皆もきっとそうだよな!
本日の4発目。具沢山の蕎麦と瓶ビールで祝杯を上げる。
本日の4発目。具沢山の蕎麦と瓶ビールで祝杯を上げる。
ビールを飲みながら富士山を見やる。午後をまわってやや霞みがかってきてしまった。
ビールを飲みながら富士山を見やる。午後をまわってやや霞みがかってきてしまった。
この後も色々予定しているのでベンチで昼寝休憩したのだが、しばらくして起きたら周りが閑散としていてマジ焦った。が、時計を見たらまだ3時前だった。平日の陣馬山はこんなものなのだろうか。
この後も色々予定しているのでベンチで昼寝休憩したのだが、しばらくして起きたら周りが閑散としていてマジ焦った。が、時計を見たらまだ3時前だった。平日の陣馬山はこんなものなのだろうか。
陣馬高原下バス停に向けて下山開始。この時間はいつも人通りが少ないが、この日は一人のハイカーにも行き会わなかった。
陣馬高原下バス停に向けて下山開始。この時間はいつも人通りが少ないが、この日は一人のハイカーにも行き会わなかった。
本日の終着地点、陣馬高原下バス停(の隣の山下屋)に到着。
本日の終着地点、陣馬高原下バス停(の隣の山下屋)に到着。
本日5発目。本日の山行を労いつつ名物陣馬蕎麦で打ち上げ。
達成感を噛みしめつつ蕎麦を手繰る。
すかさず生ビールをお代わりしてしまった。
本日5発目。本日の山行を労いつつ名物陣馬蕎麦で打ち上げ。
達成感を噛みしめつつ蕎麦を手繰る。
すかさず生ビールをお代わりしてしまった。
次のバスまで40分以上あるが、時間を持て余すくらいなら歩く!
ということで、バスに行き会うまで自力で進んでみることにした。山間の町の風景を眺め、他愛のないことを考えつつ、のんびり散策するのが好きだ
次のバスまで40分以上あるが、時間を持て余すくらいなら歩く!
ということで、バスに行き会うまで自力で進んでみることにした。山間の町の風景を眺め、他愛のないことを考えつつ、のんびり散策するのが好きだ
絶壁のような急斜面に杉の若い植林があった。植えるのも大変だろうが伐採はもっと大変だろうな、などとどうでもいいことを考えながら歩いてゆく。
絶壁のような急斜面に杉の若い植林があった。植えるのも大変だろうが伐採はもっと大変だろうな、などとどうでもいいことを考えながら歩いてゆく。
かなり大胆に倒壊した廃屋を発見。
都市部では中々ここまでの物はない(気がする)。民家の納屋の成れの果てとかだろうか。
かなり大胆に倒壊した廃屋を発見。
都市部では中々ここまでの物はない(気がする)。民家の納屋の成れの果てとかだろうか。
民家の木塀に張られたポスター。家主のこだわりのなさが伺える無節操なラインナップだが、○明党のポスターがズラリと並んでいるよりかは安心できるかも。
民家の木塀に張られたポスター。家主のこだわりのなさが伺える無節操なラインナップだが、○明党のポスターがズラリと並んでいるよりかは安心できるかも。
小川沿いの道をのんびり歩く。
結局、バスに乗ったのはほとんど市街地まで出た後であった。
小川沿いの道をのんびり歩く。
結局、バスに乗ったのはほとんど市街地まで出た後であった。

装備

備考 時間が早いと高尾山頂の売店が営業していないので、売店に立ち寄りたい人は8時くらいに登り始めるのがお勧め?

感想

ゴールデンウィーク登山第2弾として、高尾山〜陣馬山の縦走コースを歩いてきました。

高尾山〜陣馬山は、毎年5月上旬に歩いてます。
ここの稜線にはたくさんの売店があり、ビールや食事を提供しています。その数は把握している範囲で6ヶ所(高尾山、もみじ台、城山、影信山、明王峠、陣馬山)。どことなく「飲み横丁・奥高尾」とでもいった風情が感じられないでしょうか? そんなわけで「ここならば、ビールを飲みつつ稜線の眺望を堪能する夢の”売店はしご酒ハイク”が可能ではないか」と以前から様子を伺っていました。
こういうことを言うとすぐに「低山をナメているのではないか」「山に対するリスペクトが足りない」等の指摘が入りそうですが、こちらも気まぐれでやっているわけではありません。何しろこの企画に関しては2年も前からリハーサルを繰り返してきた経緯があります。

2013年→ http://mapleford.net/nazo/blog/2013/05/post-5.html
2014年→ http://mapleford.net/nazo/blog/2015/02/2013-1-3.html#takaosan

本企画では当然「全ての売店でビールを飲む!」を最終目標に設定していますが、色んな理由で未だに達成できていませんでした。なので「今度こそは!」と意気込んでの再挑戦だったのですが、結局今回も失敗してしまいました。

っていうか、平日は営業しない店があるとか聞いてないよ!

人ごみを避けるためわざわざ年休を取って平日に登ったのが裏目に出た形で、自分のマーケティングの甘さを反省してしまいました。今度からは気をつけようと思います(小学生並の感想)。

とは言うものの、お天気に恵まれた尾根歩きは例年以上の展望の素晴らしさで大満足でした。老若男女が行き交う山道は快適なことこの上なく、また年ごとにちゃんと整備が入っている様子も伺え、有名ハイキングコースとしての知名度を更に確かなものにしつつあるなあ、と改めて感じました。


さて今回の飲みハイクの評価ですが、帰りの電車で寝落ちするということもなく、むしろどんどんアルコールが抜けて素面に戻っていった位でしたので、キャパシティ的にはまだ余裕がある感じです。
次回以降も体調とスケジュールに注意しつつ、更なる高み(←大仰すぎ)を目指していきたいなあ、と考えています。

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