地獄谷で氷とラッセル祭り


- GPS
- 19:26
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,932m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:49
天候 | 1日目晴れ 2日目雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 出合小屋利用状況 1月6日夜 5人宿泊 1月7日夜 5人宿泊テント泊2人 1月8日夜 0人 連休なので多いかと思ったが、案外少なかった。 |
写真
感想
tiheisenよりお誘いあり、さあてどこ行こうか?
尾白川(坊主近辺)、谷川一ノ倉沢滝沢下部、戸台、尾勝谷など候補があがったが、冬型になりそうだし、アプローチも優しいところということで小屋のある地獄谷へ。小屋がいっぱいだったら津エルと泊を覚悟しつつ福島を深夜出発。
暖冬とはいえ、さすが八ヶ岳は寒い。
重い荷物の喘ぎながらやっとこさ出合小屋に到着、先客5人いるようだが、二人分のスペースがあって助かった!(のちに2人が下山したようで、当日夜は我々含め5人だった)
早速準備して夢幻沢へ向かう。
ところが、旭東稜をツルネ東稜と思い込んでしまい権現沢に入ってしまった。
小さい滝が出てくるが楽しく超えて進む。
やっとやっと歩いてそろそろかと思ったらおっきい滝が出てきた。これが夢幻沢大滝か?と思ったが、下まで繋がっていない。
これが繋がったら凄い氷柱になるね、こんなの登れないから繋がってなくてよかったと思った!!
どうしようもないので、右に小さい滝があったのでそっちに進んで登ってみるが水は枯れ氷も無くなってしまった。懸垂に使えそうな支点もないようなので慎重にクライムダウンする。
後にgpsで確認し、行ったところは権現沢右俣の正面ルンゼであったことを知る。
ツルネ東稜取り付き付近をもう一度行き来して地形を頭に入れてから小屋に戻った。この辺り3度来てるのになかなか覚えないよなぁ
小屋では二人下山済み、代わりにテント泊の二人が夕食作りで小屋利用していた。
tiheisenはご飯食べたらすぐシュラフに入って6時前には就寝してしまった。
私も7時前には就寝、なんとまあ早いことか。
夜は冬型が強くなり風も強く気温も低く、雪が降ってきた。
朝起きると小屋のあたりで20cm程度の降雪
権現沢左俣の予定だったが、この降雪ではラッセル地獄だし、雪崩リスクもあるため今日は昨日行けなかった夢幻沢大滝にしようと言うことで合意!
昨日までのトレースはほぼほぼ消滅、残念だが仕方ない、気温が低いので雪は軽く最初のうちはラッセルもそれほど苦にはならなかった。
標高を上げるほど深くなり、膝上から腰までのラッセルが続く
ドボンに注意しながらいくつかの滝をフリーで超えていき進む。
(半、tiheisenともに一回ずつドボンし靴下を少し濡らしてしまった)
そしてようやく夢幻沢大滝へ。
しっかり凍っていて、しかも左側なら私でもリードできそうな感じ!
まずはtiheisenが一番立ってる正面からリード。2日前は水が滴っていたそうだが、今日はばっちり、ただしツララの集合体で足を置くところがなかなかなくて、スクリューもばっちり決まるところが少ないようだ。
上の段まで登っていくと50mロープいっぱいになりギリギリでビレイ解除。
半フォーローして懸垂で下る
次に半が左のすっきり面をリード、こちらは足もしっかり決まるので登りやすい。
上の段は登らず中段の灌木まで行って下る。
ロープ引き抜きその後tiheisenリードして、スクリュー回収しながら懸垂で降ってもらった。
暗くなりそうだったので急いで下山。
やっぱりラッセルがあると時間がかかる。
4時前になんとか小屋に到着、下山準備して暗くなる前になんとか林道に出ることができた。
寒くて疲れたけれど楽しい二日間だった。
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