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Yamareco

記録ID: 6360666
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

雪ありそうと気楽に行ったら大変すぎた金糞岳

2024年01月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:29
距離
20.7km
登り
1,330m
下り
1,330m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:33
休憩
0:56
合計
13:29
6:47
143
9:10
9:12
55
10:07
10:33
61
11:34
11:35
46
13:11
13:12
49
14:01
14:02
30
14:32
14:56
34
15:30
15:30
9
15:44
15:44
24
16:08
16:08
44
16:52
16:52
105
18:37
18:37
40
19:17
19:17
13
19:30
19:31
45
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雪の無い時はキャンプ場手前に登山者用駐車場があるようだが、今回は道路脇が雪で埋まってどこが入り口かも分からず、何かの施設の駐車場が除雪されてたので入ってみたら工事中につき駐車禁止の注意書き。
結局キャンプ場に入る手前の橋のたもとに駐めてしまったが、帰ってきたら林道途中から轍があり、もしかしたら邪魔だったかもしれないが、ではどこに駐めればよかったのかと考えると正直分からない。
コース状況/
危険箇所等
迷う所はあまり無いと思うが、細尾根に雪庇、今回は雪の少ない冬で大きいものは無かったが、それでも結構な距離続くので出来るだけ植生の側ギリギリを通った。
一カ所だけある岩は積雪期にどこを通るのが正解なのかまったく知らず、トレース無しでは上からはどこから下りるのかまったく分からず北側の急な雪面をなんとか下りるしかなかった。
今回は雪の状態が良かったからスノーシューからチェーンアイゼンに履き替えてなんとか下りれたが、同じところを上れるかどうか分からない。
通るなら経験者と来ないと危険な所かも。
車駐めたら林道の方からキツネが下りてきて側をウロウロ。
こちらが車から降りても逃げず、用意してるのを眺めていた。
2024年01月09日 06:40撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 6:40
車駐めたら林道の方からキツネが下りてきて側をウロウロ。
こちらが車から降りても逃げず、用意してるのを眺めていた。
手前の登山者用らしい駐車場は雪で入れず、そこにつながった何かの施設の駐車場には工事中につき駐車禁止の注意書き。
橋渡ってキャンプ場の中にも入ってみたけどあちこち鎖渡して戸締まりしてあったので結局外側の橋のたもとに。
帰ってきたら林道にも途中まで車が入った真新しい轍があったけど、ここに駐めてよかったかどうかは不明。
2024年01月09日 06:48撮影 by  iPhone 12, Apple
1
1/9 6:48
手前の登山者用らしい駐車場は雪で入れず、そこにつながった何かの施設の駐車場には工事中につき駐車禁止の注意書き。
橋渡ってキャンプ場の中にも入ってみたけどあちこち鎖渡して戸締まりしてあったので結局外側の橋のたもとに。
帰ってきたら林道にも途中まで車が入った真新しい轍があったけど、ここに駐めてよかったかどうかは不明。
雪は駐車地手前からあり、登山口から上り始めた所でちょっと湿ってザレかけた雪がズルッといく所があったので安心を取って早々にチェーンアイゼン着けた。
2024年01月09日 06:51撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 6:51
雪は駐車地手前からあり、登山口から上り始めた所でちょっと湿ってザレかけた雪がズルッといく所があったので安心を取って早々にチェーンアイゼン着けた。
陽が昇って天気予報通り晴れ渡って綺麗。
この日関西は全面晴れ予報で、この時点ではこの分だと金糞ブルーのタイミングで来れたなとほくそ笑んでた。
2024年01月09日 07:54撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 7:54
陽が昇って天気予報通り晴れ渡って綺麗。
この日関西は全面晴れ予報で、この時点ではこの分だと金糞ブルーのタイミングで来れたなとほくそ笑んでた。
このあたりの山はあまり手入れされてないようで、倒木などあってもどけたり切ったりされておらず、切り通しのようにえぐれた登山道の中で下をくぐるしかないと冬装備ではいちいち堪える。
2024年01月09日 07:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 7:59
このあたりの山はあまり手入れされてないようで、倒木などあってもどけたり切ったりされておらず、切り通しのようにえぐれた登山道の中で下をくぐるしかないと冬装備ではいちいち堪える。
熊除けのお手製の鐘。
この日7〜8コは見かけ、鳴らせるものは鳴らしながら歩いたが、低い所に付けられたものは雪に触れてしまって鳴らせないものもあった。
2024年01月09日 08:25撮影 by  iPhone 12, Apple
1
1/9 8:25
熊除けのお手製の鐘。
この日7〜8コは見かけ、鳴らせるものは鳴らしながら歩いたが、低い所に付けられたものは雪に触れてしまって鳴らせないものもあった。
周りにワカンの足跡が増えてきて確かにチェーンアイゼンではズボることが増えてきたのでちょっと早いかと思ったがこのために雪を求めてきたのでスノーシュー装着。
前日にはどうもお二人ほどここを下られたらしいことははっきり分かるが、その前にどのくらいの人が上ったかはよく分からなかった。
2024年01月09日 08:47撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 8:47
周りにワカンの足跡が増えてきて確かにチェーンアイゼンではズボることが増えてきたのでちょっと早いかと思ったがこのために雪を求めてきたのでスノーシュー装着。
前日にはどうもお二人ほどここを下られたらしいことははっきり分かるが、その前にどのくらいの人が上ったかはよく分からなかった。
通り過ぎてからふり返って撮ったが、なぜかこちら側からしか見えないように付けられていた滝谷頭の標識。
こういう時スノーシューはバックしたり方向転換苦手だからちょっと面倒。
2024年01月09日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 9:11
通り過ぎてからふり返って撮ったが、なぜかこちら側からしか見えないように付けられていた滝谷頭の標識。
こういう時スノーシューはバックしたり方向転換苦手だからちょっと面倒。
最初からこのあたりで一食目食べようと思っていた奥山到着。
これから行く白倉岳から金糞岳への稜線が綺麗に見えるが、この時点ですでに雲が増えてどうなってるのかと思ってた。
2024年01月09日 10:13撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 10:13
最初からこのあたりで一食目食べようと思っていた奥山到着。
これから行く白倉岳から金糞岳への稜線が綺麗に見えるが、この時点ですでに雲が増えてどうなってるのかと思ってた。
奥山前後は藪漕ぎならぬ枝漕ぎ地帯。
なんでこんな所通ってるんやろと思うくらい枝が行く手を塞いでる。
やはりこのあたりは植林も少なくそもそも手入れがされていない所のようで、雪が積もると丁度枝が通るのに邪魔な高さになるよう。
ただでさえスノーシューはそういうのに弱いのに、この日は最後までそこら中で枝漕ぎに苦しめられた。
2024年01月09日 11:06撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 11:06
奥山前後は藪漕ぎならぬ枝漕ぎ地帯。
なんでこんな所通ってるんやろと思うくらい枝が行く手を塞いでる。
やはりこのあたりは植林も少なくそもそも手入れがされていない所のようで、雪が積もると丁度枝が通るのに邪魔な高さになるよう。
ただでさえスノーシューはそういうのに弱いのに、この日は最後までそこら中で枝漕ぎに苦しめられた。
奥の方に先日行った伊吹山があるが、山頂は朝から雲がかかり、それが段々下りてきてるようで全身を見ることはなかったし、こちらも天気予報と違って段々雲が下りてきてガスっぽくなってきた。
2024年01月09日 11:25撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 11:25
奥の方に先日行った伊吹山があるが、山頂は朝から雲がかかり、それが段々下りてきてるようで全身を見ることはなかったし、こちらも天気予報と違って段々雲が下りてきてガスっぽくなってきた。
ゴロウ頭到着。
2024年01月09日 11:35撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 11:35
ゴロウ頭到着。
奥山で飯食べたのでここは素通りと山頂標識の所裏側に回り込んでみたらなんとそこでトレース終了。
前日通ったのは下りがお二人で上ったのは何人か分からないと思ってたのはおそらく2〜3人の方がここまでピストンした足跡だったのか。
それにしてもその前の日は寒波でだいぶ降ったはずで、そのせいかこの先トレース痕さえまったく分からない新雪状態。
ここは初めてだけどこの分だとなんとか周回出来るかなと思い込んでトレース使わせてもらってたのでショック。
この先進むとおそらく金糞岳越えた林道あたりまで下りない限りエスケープも無いし、初めてなので肝心な白倉岳から金糞岳にかけての様子もまったく知らないので不安はあったが、時間はまだ早いので進むことに決定。
2024年01月09日 11:37撮影 by  iPhone 12, Apple
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1/9 11:37
奥山で飯食べたのでここは素通りと山頂標識の所裏側に回り込んでみたらなんとそこでトレース終了。
前日通ったのは下りがお二人で上ったのは何人か分からないと思ってたのはおそらく2〜3人の方がここまでピストンした足跡だったのか。
それにしてもその前の日は寒波でだいぶ降ったはずで、そのせいかこの先トレース痕さえまったく分からない新雪状態。
ここは初めてだけどこの分だとなんとか周回出来るかなと思い込んでトレース使わせてもらってたのでショック。
この先進むとおそらく金糞岳越えた林道あたりまで下りない限りエスケープも無いし、初めてなので肝心な白倉岳から金糞岳にかけての様子もまったく知らないので不安はあったが、時間はまだ早いので進むことに決定。
よくあることだが、行こうと思う所に野生動物、今回はずっとうさぎだったが、一番通り易い所に足跡が。
今回はずっと尾根線歩きだったので、時々斜面歩きになる所以外はほとんどこれと、少ないが時々テープが道案内してくれた。
2024年01月09日 11:53撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 11:53
よくあることだが、行こうと思う所に野生動物、今回はずっとうさぎだったが、一番通り易い所に足跡が。
今回はずっと尾根線歩きだったので、時々斜面歩きになる所以外はほとんどこれと、少ないが時々テープが道案内してくれた。
八草出合い。
ここは西の方から冬期も通れるルートが合流する所のようなのでもしかしたらと少し期待してたが踏み跡もトレース痕も無し。
2024年01月09日 12:19撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 12:19
八草出合い。
ここは西の方から冬期も通れるルートが合流する所のようなのでもしかしたらと少し期待してたが踏み跡もトレース痕も無し。
微かでもトレース痕が分かればその上歩くことで沈み込み減らせるが、とにかく跡が何も無いので自分の感で歩くしかなく、スノーシュー履いてても小型なのもあって沈む所では膝下くらいまで沈んでしまう。
ただ、降雪から1日経ってるせいもあって少し締まってるので安定感はある。
周りはでっかいうさぎの足跡。
2024年01月09日 12:54撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 12:54
微かでもトレース痕が分かればその上歩くことで沈み込み減らせるが、とにかく跡が何も無いので自分の感で歩くしかなく、スノーシュー履いてても小型なのもあって沈む所では膝下くらいまで沈んでしまう。
ただ、降雪から1日経ってるせいもあって少し締まってるので安定感はある。
周りはでっかいうさぎの足跡。
結構きつい斜面を白倉岳への尾根に乗り上げる。
白倉岳から金糞岳への稜線が間近に見えて、これさえこなせばなんとかなると思う。
2024年01月09日 12:58撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 12:58
結構きつい斜面を白倉岳への尾根に乗り上げる。
白倉岳から金糞岳への稜線が間近に見えて、これさえこなせばなんとかなると思う。
白倉岳への最後の急登もやはりうさぎに導かれて。
2024年01月09日 13:02撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:02
白倉岳への最後の急登もやはりうさぎに導かれて。
ところが上り着いたのは前衛の偽ピーク。
でもどう見ても奥の白倉岳よりここの方が高く感じたけど。
2024年01月09日 13:06撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:06
ところが上り着いたのは前衛の偽ピーク。
でもどう見ても奥の白倉岳よりここの方が高く感じたけど。
振り返るとここまで歩いてきた稜線と左奥には雲に隠された伊吹山、そして右奥には琵琶湖も見える。
この日これだけ見えたのはこのあたりが最後だった。
2024年01月09日 13:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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振り返るとここまで歩いてきた稜線と左奥には雲に隠された伊吹山、そして右奥には琵琶湖も見える。
この日これだけ見えたのはこのあたりが最後だった。
白倉岳山頂到着して来ましたよを1枚。
しかしなんか天気が怪しく感じてたし、とにかく向こうに見える金糞岳まで行かなければエスケープも無いので休むこと無く進む。
2024年01月09日 13:11撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:11
白倉岳山頂到着して来ましたよを1枚。
しかしなんか天気が怪しく感じてたし、とにかく向こうに見える金糞岳まで行かなければエスケープも無いので休むこと無く進む。
ここからは金糞岳まで一直線に見えるが、やはりトレース痕さえ無い。
2024年01月09日 13:16撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:16
ここからは金糞岳まで一直線に見えるが、やはりトレース痕さえ無い。
何箇所目かの雪庇地帯。
小さいが来たこと無くて地形がどうなってるのか分からないのでとにかく木の生え際ギリギリを歩く。
2024年01月09日 13:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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1/9 13:19
何箇所目かの雪庇地帯。
小さいが来たこと無くて地形がどうなってるのか分からないのでとにかく木の生え際ギリギリを歩く。
先がストンと落ちてる気配。
岩場があるって見た記憶があるが、ここの事か。
しかしこの積雪でトレースも無くては下がどうなってるのかまったく分からず、どこから下りるのか、そもそも通れるのか、もしかしてトレースが無いのは誰もが降雪後のここを敬遠しての事なのか等々不安になる。
まあスノーシューにストックのままで下りるのは無理そうなので先まで行ってチェーンアイゼンに履き替えたが、やはりしっかりしたアイゼン持ってくるべきだったか、ちょっと舐めすぎたかと後悔もよぎった。
2024年01月09日 13:29撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:29
先がストンと落ちてる気配。
岩場があるって見た記憶があるが、ここの事か。
しかしこの積雪でトレースも無くては下がどうなってるのかまったく分からず、どこから下りるのか、そもそも通れるのか、もしかしてトレースが無いのは誰もが降雪後のここを敬遠しての事なのか等々不安になる。
まあスノーシューにストックのままで下りるのは無理そうなので先まで行ってチェーンアイゼンに履き替えたが、やはりしっかりしたアイゼン持ってくるべきだったか、ちょっと舐めすぎたかと後悔もよぎった。
ストンと落ちた先端から下りる勇気は無かったので少し左に回り込んだ所からどうなってるのか偵察がてら木を掴みながら下り始めてみたら、深さもあって適度に締まり、思った以上に雪の状態が良く、そのまま木が連なった所を下りる事が出来た。
これは下りてきた所からふり返って見上げた1枚だが、一番高い所の岩が夏のルートだろうか。
しかしこれはトレースがあっても積雪期にあそこを下ろうとは思わんけど。
結局この写真では岩のすぐ右、木が連なった所を下りてきたわけだが、雪の状態が良く、太腿真ん中あたりまで安定して踏み込めたのであまり不安無く下りれたが、丁度鞍部あたりにたどり着いたこの場でついに足の付け根まではまってひっくり返ってしまってザックまで下ろしてなんとか這い上がって1枚撮った。
ここからはまたスノーシューに履き替え。
2024年01月09日 13:50撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 13:50
ストンと落ちた先端から下りる勇気は無かったので少し左に回り込んだ所からどうなってるのか偵察がてら木を掴みながら下り始めてみたら、深さもあって適度に締まり、思った以上に雪の状態が良く、そのまま木が連なった所を下りる事が出来た。
これは下りてきた所からふり返って見上げた1枚だが、一番高い所の岩が夏のルートだろうか。
しかしこれはトレースがあっても積雪期にあそこを下ろうとは思わんけど。
結局この写真では岩のすぐ右、木が連なった所を下りてきたわけだが、雪の状態が良く、太腿真ん中あたりまで安定して踏み込めたのであまり不安無く下りれたが、丁度鞍部あたりにたどり着いたこの場でついに足の付け根まではまってひっくり返ってしまってザックまで下ろしてなんとか這い上がって1枚撮った。
ここからはまたスノーシューに履き替え。
白倉峠あたりからなんか急にガスが湧いてきて景色が見えなくなってしまい、風も出てきて天気が変わりそうな気配に疲れた足を鞭打って上がってきた金糞岳山頂。
ここまで来れば絶対踏み跡あるだろうと信じて来たのになんとここにもトレース痕さえ無し。
もうだいぶガスってしまってどちら向いても遠くまで見えないし、腹も減ってきたので少しでも風を避けれるよう少し下った所で飯にしたが、奥山と違って気温下がってしまってもう手袋脱ぐと手が痛かった。
2024年01月09日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 14:32
白倉峠あたりからなんか急にガスが湧いてきて景色が見えなくなってしまい、風も出てきて天気が変わりそうな気配に疲れた足を鞭打って上がってきた金糞岳山頂。
ここまで来れば絶対踏み跡あるだろうと信じて来たのになんとここにもトレース痕さえ無し。
もうだいぶガスってしまってどちら向いても遠くまで見えないし、腹も減ってきたので少しでも風を避けれるよう少し下った所で飯にしたが、奥山と違って気温下がってしまってもう手袋脱ぐと手が痛かった。
結局金糞岳からの下りもノートレースの細い尾根をウサギの足跡追って歩くことに。
2024年01月09日 14:58撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 14:58
結局金糞岳からの下りもノートレースの細い尾根をウサギの足跡追って歩くことに。
細尾根に木が生えてるので北側のストンと落ちた縁に近いところを歩かされるが、雪があるので何気に怖い。
2024年01月09日 15:05撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 15:05
細尾根に木が生えてるので北側のストンと落ちた縁に近いところを歩かされるが、雪があるので何気に怖い。
夏道だろうか、所々切り通しのようにえぐられたところにテープも付いてるが、かえって雪が吹き溜まってしまってその上を倒木や木の枝がバリケードのようになっていて下手に通ろうとするともがくハメになる。
2024年01月09日 15:23撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 15:23
夏道だろうか、所々切り通しのようにえぐられたところにテープも付いてるが、かえって雪が吹き溜まってしまってその上を倒木や木の枝がバリケードのようになっていて下手に通ろうとするともがくハメになる。
ほんとあまり人の手の入ってない所だなと感じながら朝から歩いてきていきなりなんじゃこりゃ。
何かの観察用らしいけど結構スカスカで高さもあって怖そうだがいったい誰が何を。
この辺一帯テープだらけで、例の熊避けの鐘もあった。
2024年01月09日 15:31撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 15:31
ほんとあまり人の手の入ってない所だなと感じながら朝から歩いてきていきなりなんじゃこりゃ。
何かの観察用らしいけど結構スカスカで高さもあって怖そうだがいったい誰が何を。
この辺一帯テープだらけで、例の熊避けの鐘もあった。
もう下り一方で飛ばせるかと期待して下りてきたらやはりまだ上りも幾つも。
もう足上がらんのだけどまだあそこまで上り返せって。
2024年01月09日 15:46撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 15:46
もう下り一方で飛ばせるかと期待して下りてきたらやはりまだ上りも幾つも。
もう足上がらんのだけどまだあそこまで上り返せって。
またまたきつい枝漕ぎを上り返した小朝頭ってなにか落語家と関係でもあるのか。
2024年01月09日 16:10撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 16:10
またまたきつい枝漕ぎを上り返した小朝頭ってなにか落語家と関係でもあるのか。
まだこんなところなのにもう陽が沈んでしまった。
2024年01月09日 16:23撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 16:23
まだこんなところなのにもう陽が沈んでしまった。
なんか通り方が分かりにくい尾根をなんとか明るさのあるうちに少しでもと頑張って下りてきてやっと最初の林道とクロスする連状口に飛び出す。
明るければ2〜3時間で駐車地にたどり着けると思うが、あと30分くらいでもう真っ暗。
初めての所でこれだけずっとノートレースで一人ラッセルになるとは完全に想定外でもう足も上がらないし、何よりいくらヘッ電あるとはいっても初めてのノートレースの雪の細尾根に暗くなってから入っていくというのはやはりリスクがあると判断し、ここでエスケープを決意。
しかし地図見るとここから駐車地まで林道は長い。
おそらく4時間近くか。
まあ自分の計画が甘かったのでやむなし。
逆にここまでたどり着けてよかった。
2024年01月09日 16:51撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 16:51
なんか通り方が分かりにくい尾根をなんとか明るさのあるうちに少しでもと頑張って下りてきてやっと最初の林道とクロスする連状口に飛び出す。
明るければ2〜3時間で駐車地にたどり着けると思うが、あと30分くらいでもう真っ暗。
初めての所でこれだけずっとノートレースで一人ラッセルになるとは完全に想定外でもう足も上がらないし、何よりいくらヘッ電あるとはいっても初めてのノートレースの雪の細尾根に暗くなってから入っていくというのはやはりリスクがあると判断し、ここでエスケープを決意。
しかし地図見るとここから駐車地まで林道は長い。
おそらく4時間近くか。
まあ自分の計画が甘かったのでやむなし。
逆にここまでたどり着けてよかった。
もう高い所はガスがかかってしまった今日上ってきた尾根。
2024年01月09日 16:53撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 16:53
もう高い所はガスがかかってしまった今日上ってきた尾根。
暗くなりきる前にカーブミラーで自撮りを1枚。
2024年01月09日 17:13撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 17:13
暗くなりきる前にカーブミラーで自撮りを1枚。
残照の中、山の合間から街の明かりが見える。
実際にはもっと暗い。
林道に下りてからも暗くなるぎりぎりまで飛ばしたが、もう少しいった所でほんとにタイムオーバーでヘッ電出したりまだ長い林道歩きに備えて飯食べたり大休憩した。
そしてもう大丈夫かと足が重いのでスノーシューからチェーンアイゼンに履き替えて歩き出したらいきなり膝下までハマってしまい、スノーシューのありがたさに改めて驚き、この日ここまで来れたのはやはりスノーシューのおかげと感謝してもう一度履き替え、結局最後まで雪をたどりながらそのまま下った。
2024年01月09日 17:22撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 17:22
残照の中、山の合間から街の明かりが見える。
実際にはもっと暗い。
林道に下りてからも暗くなるぎりぎりまで飛ばしたが、もう少しいった所でほんとにタイムオーバーでヘッ電出したりまだ長い林道歩きに備えて飯食べたり大休憩した。
そしてもう大丈夫かと足が重いのでスノーシューからチェーンアイゼンに履き替えて歩き出したらいきなり膝下までハマってしまい、スノーシューのありがたさに改めて驚き、この日ここまで来れたのはやはりスノーシューのおかげと感謝してもう一度履き替え、結局最後まで雪をたどりながらそのまま下った。
もうヘロヘロでたどり着いた車。
午前中天気良くて気温も高かったせいか雪はだいぶ溶けてた。
林道最後は車が入った轍が残ってたが、ここにもそれらしき轍が多数。
もしかして何か工事車両だったんだろうか。
だとしたらじゃまにならなかったかが気がかりだが、正直どこに駐めたらいいか分からなかった。
2024年01月09日 20:15撮影 by  iPhone 12, Apple
1/9 20:15
もうヘロヘロでたどり着いた車。
午前中天気良くて気温も高かったせいか雪はだいぶ溶けてた。
林道最後は車が入った轍が残ってたが、ここにもそれらしき轍が多数。
もしかして何か工事車両だったんだろうか。
だとしたらじゃまにならなかったかが気がかりだが、正直どこに駐めたらいいか分からなかった。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

関西一円どこも雪の少ないこの冬。
次行く所で気になってたのが先日伊吹山に行った時真っ白だった金糞岳。
また寒波が来て丸1日くらい降ったようなので行く事に。
初めての山だけど、幾つかレポ拝見するに一カ所岩があるようだけどそこまで危ない所も無さそうで、雪が多い事でも知られて登る人も多いらしく距離はそこそこあるけどある程度トレースも期待出来そう。
天気予報も関西圏完全晴れで金糞ブルーの中登れるかも。
などと、スノーシュー使いたいばかりに完全にお気楽モードに。
ところが行ってみればなんと途中からまったく、肝心な所は全てトレース無し。
細尾根が続いて迷う要素が少ないのは夏も行った事無いのでありがたいけど、思ってもいなかった藪漕ぎならぬ枝漕ぎに苦しみ、岩場らしい所は上からなのでトレース無しではどこから下りるのかまったく分からず、結局岩の横のおそらく普段は上り下り出来そうも無い激下りを雪の状態が良かったのに助けられてなんとか下りたり、おまけに天気まで最高到達点の金糞岳に着いた時点ではガスってしまって展望無し。
とにかくスノーシューでもずっとくるぶしから膝下の適度に締まってるけど重めの雪のラッセルで、そこに枝がそこら中出てて避けるのにもがいて最後はもう足が上がらない状態。
結局連状口着く前に陽も沈んで林道に下りた所でタイムオーバーと考え、それ以上トレースの無い山道に入る事無く林道からエスケープすることに。
それでも真っ暗になる前にそこまでたどり着けて助かった。
自分の判断が甘かったの半分、冷静だったの半分、そして枝漕ぎに苦しんでここはワカンの方がよかったかなと途中何度も思いながら、結果的にはこのラッセルをここまで来れたのはやはりスノーシューだったからと、降って一日くらい経って適度に締まった雪の状態が良かったからかなと。
最後の長い林道歩きも、途中もう大丈夫かなと、スノーシュー重くてもう足上がらないからとチェーンアイゼンに履き替えたとたん膝下までズボってとても長い距離歩けたものではなく、早々にスノーシューに戻したりと、最後までスノーシューの恩恵が大きかった。
スノーシューって本来はもっと開けた雪面を踏みしめて上って行くものと思われ、バックや方向転換が苦手、特に今回のように枝漕ぎや引っかかりが多く、その度にのたうち回らなければならないような場所は時間かかるだけでなく脚力も持っていかれて最後は足上がらないくらいヘロヘロだったけど、それでもノートレースを何時間も独り歩き続けられたのはやはりこいつのおかげだったなと、こいつで歩きたくて来た甲斐があったなと、終わってみれば充実した一日でした。

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