記録ID: 6365146
全員に公開
ハイキング
中国
岡山市東区 六番川〜児島湾〜吉井川 干拓の史跡＆野鳥
2024年01月08日(月) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:15
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 12m
- 下り
- 12m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:15
8:40
9分
六番川水の公園第2駐車場
8:49
8:49
17分
六番川水の公園出口
9:06
9:08
19分
金刀比羅宮
9:27
9:27
49分
八番樋門碑柱
10:16
10:20
36分
最上稲荷神社
10:56
10:57
21分
沖田神社遙拝所
11:18
11:19
30分
三ツ角灯篭
11:49
11:49
6分
六番川水の公園入口
11:55
六番川水の公園第2駐車場
神社・史跡や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離11km、歩行時間3時間、歩行数15,800歩、消費カロリー630Kcal
歩行距離11km、歩行時間3時間、歩行数15,800歩、消費カロリー630Kcal
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
アスファルトかコンクリート道です。雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。児島湾沿いに一部、工事中で全面通行止め区間がありますが、護岸上のコンクリートの細道を歩けるので迂回する必要はありません。 なお、竜王社？＜写真31＞撮影地点周辺と九蟠港＜写真40＞周辺は九蟠漁協の管理地で、舗装道路より下（南）は立ち入り禁止です。 |
| その他周辺情報 | 百間川の西に岡山ふれあいセンター「桑の湯」があります。第三土曜日は休館で入浴受付時間は11〜20時、入浴料は中学生以上が410円です。 |
写真
01ムクドリ…出発点の「六番川水の公園」に行く直前に、南西に隣接する大水尾（おおみお）の旧堤＜写真02＞を見学することにしました。対岸（南側）から眺めると、まずムクドリの群れが目にとまったので動画を撮りました。この日も野鳥三昧になりそうな予感😊
01ムクドリ…出発点の「六番川水の公園」に行く直前に、南西に隣接する大水尾（おおみお）の旧堤＜写真02＞を見学することにしました。対岸（南側）から眺めると、まずムクドリの群れが目にとまったので動画を撮りました。この日も野鳥三昧になりそうな予感😊
02大水尾の旧堤…対岸（南側）から望みました。増水時に旭川の水を流し氾濫を防ぐ目的でつくられた百間川の河口に大水尾（おおみお）、つまり遊水池をつくり、満潮時には樋門を閉めて水をため、干潮時に樋門を開き水を放流することで堤防内の排水を調節します。沖新田の干拓が始まる元禄5（1692)年以前に完成していたとされ、2015年に土木学会の選奨土木遺産に選ばれました。動画も撮りました。
02大水尾の旧堤…対岸（南側）から望みました。増水時に旭川の水を流し氾濫を防ぐ目的でつくられた百間川の河口に大水尾（おおみお）、つまり遊水池をつくり、満潮時には樋門を閉めて水をため、干潮時に樋門を開き水を放流することで堤防内の排水を調節します。沖新田の干拓が始まる元禄5（1692)年以前に完成していたとされ、2015年に土木学会の選奨土木遺産に選ばれました。動画も撮りました。
03ホシハジロつがい…百間川河口の土手の上から見下ろしました。右がオスです。あまり動きはありませんでした。アオサギ＜写真64＞とオオダイサギ＜写真63＞もいました。
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03ホシハジロつがい…百間川河口の土手の上から見下ろしました。右がオスです。あまり動きはありませんでした。アオサギ＜写真64＞とオオダイサギ＜写真63＞もいました。
04ユリカモメ冬羽…冬羽は頭部が白く、くちばしは赤色です。顔が可愛いのですが、少し遠かったのでズームしてこれが精一杯でした。
05シャリンバイ実…「六番川水の公園」から行動を開始するとすぐに植え込みに実がなっていました。直径1�兢�々でブルーベリーに見えなくもありません。
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05シャリンバイ実…「六番川水の公園」から行動を開始するとすぐに植え込みに実がなっていました。直径1�兢�々でブルーベリーに見えなくもありません。
06羽繕いするカンムリカイツブリ冬羽…冬は首の飾り羽がほとんどなくなります。潜るのが得意で、すぐに水面から消えてしまうのでなかなか撮りにくいです。
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06羽繕いするカンムリカイツブリ冬羽…冬は首の飾り羽がほとんどなくなります。潜るのが得意で、すぐに水面から消えてしまうのでなかなか撮りにくいです。
07六番川大樋…沖新田干拓三百年記念碑として復元されたものです。公園から出て舗装道路側から撮影しました。
08泳ぐカルガモ…児島湾沿いの舗装道路からさらに下りてコンクリートの細道に出ると、早速カルガモがお出迎え。くちばしの先端が黄色いのが特徴です。一列に並んで泳ぐ姿を動画に撮りました。
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08泳ぐカルガモ…児島湾沿いの舗装道路からさらに下りてコンクリートの細道に出ると、早速カルガモがお出迎え。くちばしの先端が黄色いのが特徴です。一列に並んで泳ぐ姿を動画に撮りました。
09羽繕いするヒドリガモ…頭が赤茶色なのがオスで、ピューとよく鳴きます。カモのメスはみなよく似ていますが、ヒドリガモのメスはくちばしが灰色で先端のみ黒なのでわかりやすいほうです。羽繕いする様子を動画に撮りました。
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09羽繕いするヒドリガモ…頭が赤茶色なのがオスで、ピューとよく鳴きます。カモのメスはみなよく似ていますが、ヒドリガモのメスはくちばしが灰色で先端のみ黒なのでわかりやすいほうです。羽繕いする様子を動画に撮りました。
10児島湾越しに金甲山＆高山＆怒塚山＆高島…南西方面を望みました。児島湾越しに左奧に電波塔が林立する金甲山（きんこうざん）、その右に高山、中央手前に大きく高島、その奧に怒塚山（いかづかやま）、右端に児島湾大橋が見えています。
10児島湾越しに金甲山＆高山＆怒塚山＆高島…南西方面を望みました。児島湾越しに左奧に電波塔が林立する金甲山（きんこうざん）、その右に高山、中央手前に大きく高島、その奧に怒塚山（いかづかやま）、右端に児島湾大橋が見えています。
13児島湾越しに八丈岩山＆三頂山…南南東方面です。中央が三頂山、その左が八丈岩山です。
14四つ手網越しに金甲山＆高山＆怒塚山＆高島…四つ手網漁とは、一辺が5〜6mの正方形の網の四隅を十文字に組んだ竹の腕木にとめて水中に沈めておき、夕刻に明かりで魚を引き寄せて引き上げ、中の魚を長柄の小網ですくい上げる漁法です。ここから動画も撮りました。
14四つ手網越しに金甲山＆高山＆怒塚山＆高島…四つ手網漁とは、一辺が5〜6mの正方形の網の四隅を十文字に組んだ竹の腕木にとめて水中に沈めておき、夕刻に明かりで魚を引き寄せて引き上げ、中の魚を長柄の小網ですくい上げる漁法です。ここから動画も撮りました。
15金刀比羅宮…児島湾沿いの舗装道路に上がりました。江戸時代には倉敷の由加山（ゆがさん）とこんぴらの両参りが流行ったので、小さなこんぴらさんの祠もたくさんあります。
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15金刀比羅宮…児島湾沿いの舗装道路に上がりました。江戸時代には倉敷の由加山（ゆがさん）とこんぴらの両参りが流行ったので、小さなこんぴらさんの祠もたくさんあります。
16龍王宮…沖新田八十八か所霊場などを記載した「上南今昔絵図」には、竜宮様と書かれています。水、海の神様でしょう。
17常夜灯越しに剣山＆金甲山…南南西方面に剣山とすぐ右奧に金甲山（きんこうざん）、さらに右に高山がギリギリ見えています。
18津田港より漁船越しに剣山＆金甲山＆高山＆怒塚山…沖新田の干拓を指揮した津田永忠の名を冠した漁港でしょう。漁船越しに南南西方面に剣山から怒塚山（いかづかやま）までがはっきりと見えました。
18津田港より漁船越しに剣山＆金甲山＆高山＆怒塚山…沖新田の干拓を指揮した津田永忠の名を冠した漁港でしょう。漁船越しに南南西方面に剣山から怒塚山（いかづかやま）までがはっきりと見えました。
19田んぼで餌を探すマガモ…沖新田の干拓によりできた田んぼでマガモの群れがお食事中。動画を撮りました。
20「キィーック！」…餌を食べ終わり、移動中にけんか勃発😅メンチを切る2羽のオスに注目しながら動画を撮っていると、移動中に振り返った1羽が相手にキック！
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20「キィーック！」…餌を食べ終わり、移動中にけんか勃発😅メンチを切る2羽のオスに注目しながら動画を撮っていると、移動中に振り返った1羽が相手にキック！
21「胸ぐらかんでやるー！」…蹴られたほうが反撃。カモは胸ぐらをつかみません。かみます😁この後、かんだまま引っ張り合いが😅
22「待てぇ〜」…かまれたほうが追いかける展開。このくらいにしといたろと撮影を終了したので、結末はわかりません。
23ヒドリガモ♀飛翔…地形図を見ると児島湾の北側に細い川がありますが、これを潮廻しといいます。堤防の内側の塩分濃度を下げるため、用水路を通ってきた水を一時的にためておき、干潮時に水門を開けて海に出します。ヒドリガモは潮廻しにいましたが、こちらに気づくと飛び立ちました。慌てて動画を撮りました。
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23ヒドリガモ♀飛翔…地形図を見ると児島湾の北側に細い川がありますが、これを潮廻しといいます。堤防の内側の塩分濃度を下げるため、用水路を通ってきた水を一時的にためておき、干潮時に水門を開けて海に出します。ヒドリガモは潮廻しにいましたが、こちらに気づくと飛び立ちました。慌てて動画を撮りました。
24着水するヒドリガモ…児島湾に着水。翼に白い部分があるほうがオスです。飛んで逃げるほどの距離ではなかったと思うのですが😅
25マガモ飛翔…なぜかマガモも飛び立ち、こちらは田んぼへ。頭が緑色なのがオスです。動画を撮りました。
26八番樋門碑柱…八番樋門の改修の際に不要になった石柱をここに移設したようです。側には沖新田慕徳懐恩碑があり、沖新田の干拓の功労者である津田永忠の晩年の通称から左源太塚と呼ばれています。うっかりして写真を撮り損ねました。
26八番樋門碑柱…八番樋門の改修の際に不要になった石柱をここに移設したようです。側には沖新田慕徳懐恩碑があり、沖新田の干拓の功労者である津田永忠の晩年の通称から左源太塚と呼ばれています。うっかりして写真を撮り損ねました。
27恵美須宮内部…左源太塚の横にある建物の内部です。海沿いなので恵比寿様をお祀りしてあるようです。
28漁船越しに四つ手網…下りて漁船越しに四つ手網が並んでいる景色を撮りました。動画には小豆島や百間川河口水門なども映っています。
29鳩島…南南西方面です。夏目漱石が義姉の再婚先を訪問した際、この島に上陸し遊んだそうです。この東から工事により全面通行止めとなったため、下りて児島湾側のコンクリート道を歩きました。
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29鳩島…南南西方面です。夏目漱石が義姉の再婚先を訪問した際、この島に上陸し遊んだそうです。この東から工事により全面通行止めとなったため、下りて児島湾側のコンクリート道を歩きました。
30新岡山港行きフェリー＆剣山…南西方面です。昨年、小豆島から帰る際に乗船したフェリーを思い出しました。
31竜王社？内部…工事区間は過ぎたのでここで舗装道路に戻りました。「上南今昔絵図」に記載されている竜王社はこれでしょうか。なお、周辺は九蟠漁協の管理地で、舗装道路より下（南）は立ち入り禁止です。
31竜王社？内部…工事区間は過ぎたのでここで舗装道路に戻りました。「上南今昔絵図」に記載されている竜王社はこれでしょうか。なお、周辺は九蟠漁協の管理地で、舗装道路より下（南）は立ち入り禁止です。
32オオバン…潮廻しの南側が公園のようになっていたのでのぞいてみると、クイナの仲間のオオバンが泳いでいたので動画を撮りました。カモの足とは違い、弁足と呼ばれる足には水かきがなく、代わりに弁膜という木の葉のようなヒラヒラがあります。これで上手に潜りますし、水面も走れます。ただし、なかなか飛び立てません😅
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32オオバン…潮廻しの南側が公園のようになっていたのでのぞいてみると、クイナの仲間のオオバンが泳いでいたので動画を撮りました。カモの足とは違い、弁足と呼ばれる足には水かきがなく、代わりに弁膜という木の葉のようなヒラヒラがあります。これで上手に潜りますし、水面も走れます。ただし、なかなか飛び立てません😅
33ガザニア…直径3�冂�の黄色い花が10輪ほど咲いていました。寒さには比較的強いようです。
34宿根バーベナ「タピアン」…細く枝分かれした葉が特徴のバーベナ・テネラを改良した品種です。花はこれだけでした。
35カルガモ＆ヒドリガモ…こちらに驚いたのか、潮廻しにいたヒドリガモと田んぼにいたカルガモが児島湾へと逃げました。たいした距離ではないのですが、なぜかこのくつろぎよう😅動画を撮りました。
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35カルガモ＆ヒドリガモ…こちらに驚いたのか、潮廻しにいたヒドリガモと田んぼにいたカルガモが児島湾へと逃げました。たいした距離ではないのですが、なぜかこのくつろぎよう😅動画を撮りました。
36タチバナモドキ実…トキワサンザシ、カザンデマリとともにピラカンサと呼ばれています。楕円形の葉には鋸歯がほぼないこと、実がオレンジ色になることから見分けられます。
36タチバナモドキ実…トキワサンザシ、カザンデマリとともにピラカンサと呼ばれています。楕円形の葉には鋸歯がほぼないこと、実がオレンジ色になることから見分けられます。
37宝録山＆梅ヶ原山…南南東方面です。鉄塔の右が宝録山、右端が梅ヶ原山です。層雲が海面のように見えてきれいでした。
38カワウ繁殖羽…ウミウとは違い、くちばし基部の黄色い部分がきつい「く」字型に曲がりません。そろそろ繁殖期なので、この個体はもう頭が白くなっています。なぜかてっぺんの羽毛だけは黒いままで、逆立っているとモヒカンのようで笑えます😄
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38カワウ繁殖羽…ウミウとは違い、くちばし基部の黄色い部分がきつい「く」字型に曲がりません。そろそろ繁殖期なので、この個体はもう頭が白くなっています。なぜかてっぺんの羽毛だけは黒いままで、逆立っているとモヒカンのようで笑えます😄
39「今からどじょうすくい？」…同一個体です。繁殖羽の正面顔は、どじょうすくい踊りの踊り手のように見えます。いつももっとアップで撮れたらと思っていたのですが、今回はバッチリ😁
39「今からどじょうすくい？」…同一個体です。繁殖羽の正面顔は、どじょうすくい踊りの踊り手のように見えます。いつももっとアップで撮れたらと思っていたのですが、今回はバッチリ😁
40九蟠港より西大寺港九蟠東一号防波堤灯台＆八丈岩山…南南西方面には左端手前に西大寺港九蟠東一号防波堤灯台＜写真41＞、右端に八丈岩山が見えました。この周辺も九蟠漁協の管理地で、舗装道路より下（南）は立ち入り禁止です。
40九蟠港より西大寺港九蟠東一号防波堤灯台＆八丈岩山…南南西方面には左端手前に西大寺港九蟠東一号防波堤灯台＜写真41＞、右端に八丈岩山が見えました。この周辺も九蟠漁協の管理地で、舗装道路より下（南）は立ち入り禁止です。
41西大寺港九蟠東一号防波堤灯台…ズームしてみました。昭和18年から活躍している灯台です。
42ふれあいバス九蟠港停留所…西大寺ふれあいセンター利用者のための巡回バス停留所です。ふれあいセンターのトレーニングマシーンや温水プールの利用は有料ですが、運賃は無料というありがたいサービスです。ふれあいセンターに行く途中でも下車できるのでしょうか。
42ふれあいバス九蟠港停留所…西大寺ふれあいセンター利用者のための巡回バス停留所です。ふれあいセンターのトレーニングマシーンや温水プールの利用は有料ですが、運賃は無料というありがたいサービスです。ふれあいセンターに行く途中でも下車できるのでしょうか。
43鳥居越しに最上稲荷神社拝殿…岡山市北区の最上稲荷は日本三大稲荷のひとつと名乗りながら正式名称を最上稲荷山妙教寺という日蓮宗寺院ですが、ここは寛政8（1796）年に京都の伏見稲荷から勧請した神社です。
43鳥居越しに最上稲荷神社拝殿…岡山市北区の最上稲荷は日本三大稲荷のひとつと名乗りながら正式名称を最上稲荷山妙教寺という日蓮宗寺院ですが、ここは寛政8（1796）年に京都の伏見稲荷から勧請した神社です。
45最上稲荷神社お稲荷様…足元に直径25�冂�の巻き貝の貝殻がありました。
46最上稲荷神社本殿＆境内社…本殿背後の境内社は沖田神社もありました。右側のご神木らしき大木の根元には人工的なのか、石がゴロゴロしており気になりました。
46最上稲荷神社本殿＆境内社…本殿背後の境内社は沖田神社もありました。右側のご神木らしき大木の根元には人工的なのか、石がゴロゴロしており気になりました。
47比沙古岩…ほぼ東です。上に7.68mの小さな灯台が設置されています。動画には熊山や豊島（てしま）も映っています。
48ボンボン岩…東北東方面です。吉井川の対岸にボンボン岩と呼ばれる岩場と邑久郡大師霊場南巡り66番小羽島のお堂が見えました。
49水門宮山頂上幸島稲荷神社…ボンボン岩＜写真48＞の東です。標高51.4m頂上三角点「稲荷山」が岩の上に設置されている水門宮山頂上にある幸島稲荷神社が見えました。この後、海沿いの舗装道路が工事中につき全面通行止めの区間があり、1本西側の道を歩きました。
49水門宮山頂上幸島稲荷神社…ボンボン岩＜写真48＞の東です。標高51.4m頂上三角点「稲荷山」が岩の上に設置されている水門宮山頂上にある幸島稲荷神社が見えました。この後、海沿いの舗装道路が工事中につき全面通行止めの区間があり、1本西側の道を歩きました。
50オカヨシガモつがい…再び海沿いの舗装道路に上がりました。左がオスです。メスはマガモ＜写真19,25＞に似ていますが、くちばしがより細く上面だけが黒で、おでこがマガモほどなだらかではありません。かなり近かったのですが飛び去ることはなく、アップで動画を撮らせてもらえました。
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50オカヨシガモつがい…再び海沿いの舗装道路に上がりました。左がオスです。メスはマガモ＜写真19,25＞に似ていますが、くちばしがより細く上面だけが黒で、おでこがマガモほどなだらかではありません。かなり近かったのですが飛び去ることはなく、アップで動画を撮らせてもらえました。
52ハクセキレイ…顔が黒いセグロセキレイよりも下流にいることが多いです。腰を上下に振りながら歩くクセがあります。動画撮影中、ずっとそうでした。
53十番常夜燈…寛政6（1794）年に設置されました。ここが沖新田の干拓に伴う堤防工事の終点です。
54祇園宮＆牛瀧神社…水によりもたらされる疫病除けとして素戔嗚尊（すさのおのみこと）をお祀りした祇園宮、河川の守護神をお祀りした牛瀧神社の石碑が設置されています。
54祇園宮＆牛瀧神社…水によりもたらされる疫病除けとして素戔嗚尊（すさのおのみこと）をお祀りした祇園宮、河川の守護神をお祀りした牛瀧神社の石碑が設置されています。
55沖田神社遙拝所…百間川沿いにある沖新田の産土神（うぶすながみ）をお祀りした沖田神社の遥拝所です。ちょうどこの辺りが沖新田の干拓工事の起点・終点だそうです。ずいぶん北まで海だったことがわかります。
55沖田神社遙拝所…百間川沿いにある沖新田の産土神（うぶすながみ）をお祀りした沖田神社の遥拝所です。ちょうどこの辺りが沖新田の干拓工事の起点・終点だそうです。ずいぶん北まで海だったことがわかります。
57ふくらスズメ…寒いので羽毛をふくらませてコロコロです。冬場のこの体形のスズメをふくらスズメといい、冬の季語になっています。可愛いので動画を撮りました。
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57ふくらスズメ…寒いので羽毛をふくらませてコロコロです。冬場のこの体形のスズメをふくらスズメといい、冬の季語になっています。可愛いので動画を撮りました。
58電線に座り込むスズメ…こちらは電線に座り込んでいます。この姿勢もまた可愛いです😊
59ふくれすぎスズメ…どうやったらこんなにふくらむのでしょうか。ふくらスズメを通り越し、もはやふくれすぎスズメ😍
60田んぼ越しに八丈岩山＆三頂山…南南西方面に中央に三頂山、その左に八丈岩山が見えました。
61コサギ…胴体の大きさはカルガモ＜写真08,35＞よりも小さいかもしれません。脚は黒ですが、足は黄色です。
62三ツ角灯篭＆金毘羅宮…昔から重要な道標代わりだったのでしょう。三ツ角どころか、今や六叉路です。案の定、ここでちょっと間違えて引き返しました。
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62三ツ角灯篭＆金毘羅宮…昔から重要な道標代わりだったのでしょう。三ツ角どころか、今や六叉路です。案の定、ここでちょっと間違えて引き返しました。
63オオダイサギ…越冬のため大陸から渡ってくる冬鳥です。とにかく背が高く、アオサギ＜写真64＞やチュウダイサギを見慣れているとすぐにわかります。
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63オオダイサギ…越冬のため大陸から渡ってくる冬鳥です。とにかく背が高く、アオサギ＜写真64＞やチュウダイサギを見慣れているとすぐにわかります。
64アオサギ…寒いので首を縮めています。年末は大き過ぎる魚に悪戦苦闘する個体を観察しましたが、今回は身動ぎもせず😅
65土手屋橋…樋門に見えますが、上を歩いて渡れるようになっています。大正14年に改修されました。
66白浪六羽雀⁉…とにかく可愛い😍スズメの正面顔を見ると、サザエさんに出てくる空き巣を思い出します。日本手ぬぐいで頬被りして唐草模様の風呂敷包みを背負った空き巣は、昭和では漫画に出てくる泥棒の定番でした。正面向きが6羽いるので、白浪五人男ならぬ白浪六羽雀⁉
66白浪六羽雀⁉…とにかく可愛い😍スズメの正面顔を見ると、サザエさんに出てくる空き巣を思い出します。日本手ぬぐいで頬被りして唐草模様の風呂敷包みを背負った空き巣は、昭和では漫画に出てくる泥棒の定番でした。正面向きが6羽いるので、白浪五人男ならぬ白浪六羽雀⁉
67スズメの木⁉…スズメ鈴なりスズメの木😁ゴールは近いのに、この可愛さに負けてついつい動画撮影😊
68スズメ大集合…中央に小首をかしげるブリッコ空き巣ちゃん😍ウェルカムしてまうやん。シャリンバイの植え込みに大集合だったので動画を撮りました。
69「さあ、僕の胸に飛び込んでおいで」「あら、うふふ」…翼を広げたカワウと見つめ合うオオダイサギ。連れの妄想もむなしく？オオダイサギは飛び去り、残されたカワウはこのポーズでフリーズ。「オレ、翼乾かしたいだけやねん」まあ、せやろなあ😁
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69「さあ、僕の胸に飛び込んでおいで」「あら、うふふ」…翼を広げたカワウと見つめ合うオオダイサギ。連れの妄想もむなしく？オオダイサギは飛び去り、残されたカワウはこのポーズでフリーズ。「オレ、翼乾かしたいだけやねん」まあ、せやろなあ😁
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
手袋（防水加工）
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
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感想
【年末に続き年始も“野鳥三昧”コース】
2023年12月30日にバードウォッチング主目的で沖田神社を出発点とし、百間川、ひょうたん川沿いを歩きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6321992.html
その時の野鳥たちの行動があまりにもインパクトがあったので、今回はそこから東一帯に位置する上南エリアを巡りました。
出発点としたのは、「六番川水の公園」です。百間川の河口に隣接した六番川遊水池に囲まれており、運動、休憩、散策を目的に利用できる施設です。
到着直前に、公園の南西に隣接し、百間川の治水施設群として土木学会選奨土木遺産にも指定されている「大水尾の旧堤」＜写真02＞を見学しました。この周辺の池や河口付近で早速、ムクドリの大群や、ホシハジロ、ユリカモメの群れが見られました。最初からいきなり野鳥観察ができ、テンションが上がりました。
【児島湾＆吉井川河口沿いは野鳥の宝庫】
「六番川水の公園」を出た後は児島湾沿いを歩きました。途中、工事のため舗装道路が通行止めになっていた区間がありましたが、護岸の児島湾側を歩くことができましたので、かえって野鳥観察がしやすくなりました。再び、舗装道路に戻ると、児島湾の逆サイドにある潮廻しという細い川（堤防の内側の塩分濃度を下げるためにつくられた川）でも野鳥がたくさん見られ、北（潮廻し）に南（児島湾）にと、バードウォッチングで気が抜けませんでした。
南方面には、児島半島にある岡山市と玉野市の境の山がよく見えました。八丈岩山、貝殻山、剣山、金甲山（きんこうざん）、怒塚山（いかづかやま）と歩を進めるにつれ、少しずつアングルが変わるので、それらの山の手前に見える漁港、四つ手網、鳩島などの景観と相まって非常に趣深い自然の風景画が常に目の前に繰り広げられました。
児島湾を巻くと、そのまま吉井川沿いの道を上流方向に歩きました。河口付近から南東方面には小豆島が見えました。また、対岸にはおくの細道アルプスやボンボン岩、乙子城跡のある城山など、訪問したことのある山や史跡がよく見えました。
【児島湾の干拓のきっかけは宇喜多秀家⁉】
岡山城城主となって城下町岡山の礎を築いたとされる宇喜多秀家は、旭川を城の堀にするため1590年代に流路の付替工事を行いました。これにより、龍ノ口山西麓から操山西麓へと直線的だった川の流れは、岡山城の北から東を巻いて南へと現在のようになりました。この不自然な流れにより、大雨時には旭川がたびたび氾濫するようになったのです。
承応3(1654)年に起きた豪雨は、旭川やため池を氾濫させ岡山藩に壊滅的な被害をもたらしました。藩主池田光政は、治水の専門家と共に現地を視察し、この国から一人でも困窮者を出してはならぬと借金までして被災地に米などを支給する一方で、本格的な治水対策に着手しました。熊沢蕃山は大雨時に越流堤から放水路（人工の川）へと旭川の水を流す川除けの法を考案し、津田永忠が工事を指揮しました。この放水路を百間川といい、以降、何度か改良や改修工事がなされています。
また、民衆の飢餓・藩の財政難の問題を解決するため、明暦2(1656)年に光政は新田開発令を出しました。こうして始まった新田開発は、長男の綱政へと引き継がれました。治水の問題から反対していた熊沢蕃山を納得させ、沖新田の干拓を可能にしたのは、津田永忠が築造した大水尾（おおみお）の旧堤＜写真02＞でした。百間川の河口に大水尾（おおみお）、つまり遊水池をつくり、満潮時には樋門を閉めて水をため、干潮時に樋門を開き水を放流することで堤防内の排水を調節します。児島湾は江戸時代から明治時代にかけて干拓が進み、海底だった沖新田や藤田などが田畑となり、岡山県南部の面積は大幅に増えました。
今回歩いた北西にある光津、政津の地名は、治水工事と新田開発を進めた岡山藩主池田光政から一文字ずつとってつけられています。また、工事を指揮した津田永忠の名を冠した津田港＜写真18＞、岡山市北区には治水対策として川除けの法を考案した熊沢蕃山の名をとった蕃山町があり、その功績は今でもたたえられています。あれっ、綱政は？名君の誉れ高い父の陰に隠れがちですが、探せば見つかると思います😅
児島湾の干拓による新田開発のきっかけは、旭川の氾濫などの水害ですが、これは宇喜多秀家による旭川の流路の付替工事の影響が大きいとされています。沖新田などの児島湾干拓地誕生のきっかけをつくったのは、宇喜多秀家といえるでしょう。人間万事塞翁が馬、秀家もたまには感謝されてもいいのかもしれません。
今回はこうした干拓地の古い樋門や人々の心を支えてきた神社なども見学しました。人災ともいうべき水害がきっかけで人の手により誕生した沖新田は、今や野鳥の楽園となり、人と自然が調和した豊かな土地になっています。また機会があれば、干拓地の歴史を感じながら自然観察を楽しみたいと思います。
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