天祖山・芋ノ木ドッケ・鷹ノ巣山（八丁橋から周回）

2015年05月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,562m
• 下り: 2,562m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:45

4:20 八丁橋
5:10 大日大神(ドンブラン)
6:20 天祖山
6:50 梯子坂ノクビレ
7:40 長沢山(桶木沢ノ頭)
8:10 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
8:50 芋ノ木ドッケ
9:30 大ダワ
9:40 雲取山荘
10:25 奥多摩小屋
10:45 ブナ坂
10:55 七ツ石山
11:40 高丸山
12:00 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
12:20 鷹巣山避難小屋
12:40 鷹ノ巣山
13:40 稲村岩の鞍部
13:50 稲村岩
14:00 稲村岩の鞍部
14:30 中日原バス停
15:05 八丁橋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八丁橋ゲート前駐車スペース。
10台程度は駐車出来そうですが、工事用車両のため3台程度つぶれていました。
日原林道は小川谷橋から2kmほどの地点で工事のため通行止めの表示（10月23日まで）。本日（日曜日）は通行出来ましたが、平日は進入できないかもしれません。
尚、工事箇所の手前の伊勢橋脇（ここまで舗装）に3台程度のスペースがあります。

コース状況／危険箇所等

全般的によく整備されたコースでした。
幸い道迷いや危険を感じる箇所はありませんでした（除く稲村岩）。

写真

天祖山登山口は八丁橋からすぐ。
体を暖める暇も無く、いきなりジグザグの急登。
夜中の雨で滑り易くなった木の根で体を持って行かれてしまい、幸先の悪いスタート。崖下に落ちなくて良かった。

大日神社は廃墟。

唐松平のあたりは日の当たりが良く気持ち良いダケカンバの小道。

木々に囲まれた天祖神社はフラットな天祖山山頂に鎮座しています。

続いて芋ノ木ドッケを目指します。その左奥には雲取山。

桂谷ノ頭周辺のアズマシャクナゲはこれから本番。

芋ノ木ドッケ手前からの天祖山。

芋ノ木ドッケ手前は立ち枯れた木もある独特の雰囲気。

芋ノ木ドッケの山頂と思われる箇所には何も無く、少し下ると道標の柱の部分に「芋ノ木ドッケ」の名前。究極の存在感の無さです。

でも、少し下ると和名倉山が。

続いて目指す雲取山も。

黄花の菫も綺麗です。

雲取山荘と芋ノ木ドッケ。
雲取山は2週間前に行ったので、山頂には行かず、巻き道を歩きます。

バイカオウレンでしょうか＠雲取山巻き道。

七ツ石山からの飛龍山は堂々として大人の風格です。

続いて、高丸山-日陰名栗山を目指します。
その奥には大岳山と御前山。

高丸山。
前後は滑り易い急坂です。

続いて、日陰名栗山山頂。

日陰名栗山山頂東からの奥多摩三山の眺めは最高です。
＝　三頭山と奥多摩湖。

続いて、鷹ノ巣山へ。

鷹ノ巣山避難小屋は綺麗な山小屋。周辺の広場もトイレも落ち着けます。

鷹ノ巣山からの芋ノ木ドッケ。
この角度からの山容が一番。

鷹ノ巣山山頂。
お昼すぎで賑っています。

鷹ノ巣山からの御前山と大岳山。

鷹ノ巣山からの下山道で、「稲村岩」の表示と赤テープがあったため、ついつられて岩をどんどん登って行きました。岩の最上部には祠が鎮座していました。

振り返ると鷹ノ巣山。
登りはあまり気になりませんでしたが、稲村岩からの下りは嫌ですね。リュックを下に置いておけば良かった。

日原集落に下りると屹立した岩が。地図で見るとこれが稲村岩でした。こんな岩山だと知っていれば、上まで登りませんでした。

3kmほど車道を登って、八丁橋駐車スペースに戻ってきました。本日も充実の一日になりました。

感想

pokepika

近所の公園の展望広場に、奥多摩の山々の名前の展望プレートがあり、そこに記された「芋ノ木ドッケ」という山が気になっていました。最近、これが雲取山に次ぐ、東京第二の高峰ということを知り、早速出かけてきました。
何となく、影の薄い山だな、と思っていましたが、山頂と思われる箇所には何も無い（無論、展望もきかない）。少し下った所の道標にその名前が記されているだけという、誠に渋い山でした。少し離れた所から見る山容は悪くないのですが、この存在感の無い渋さを今後とも続けてもらいたいものです。

コメント

match1128

天祖山
結構お気に入りの山で、ここと長沢背稜をつないで何度か歩いています。
地味な山ですが天祖山への登りの途中の見事なブナ林は奥多摩随一の美しさだと思います。
長沢背稜は東京都の水源巡視路で、巻道が続くので距離の割に楽に歩けます。
埼玉側は植林が多いのですが東京側は原生林が残っているので新緑や紅葉の時期は快適です。
機会があればご検討ください。

pokepika

天祖山
match1128さん、
ご教示いただき、ありがとうございます。
天学教祖が修行をしたという山なので、岩場の多い険しい山かと思いきや（確かに八丁橋からしばらくはその雰囲気あり）、大日神社から依然として厳しい坂道を30分ほど登ると、うって変わった林相に意外感をもったまま山頂まで進みました。会所のある前後は、落ち着いた高原チックな雰囲気。山頂を占拠する天祖神社の周りの木々のたたずまい。桃源郷の雰囲気でした。
長沢背稜。今回は一部しか歩きませんでしたが、苔生した岩・倒木がある自分の好きな雰囲気のコースでした。
是非、次回は水松山以東をトライしたいと思います