相方と高尾山6
- GPS
- 05:14
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 452m
- 下り
- 439m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 5:03
10:57 高尾山・清滝駅
11:43 稲荷山
11:54 硯岩
12:03 大山橋
12:16 稲荷山コース高尾林道分岐
12:41 高尾山
14:14 高尾山薬王院
14:16 飯盛杉
14:26 神変山
14:31 霞台園地
14:36 高尾山駅
14:44 リフト山上駅
15:06 金比羅台園地
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 登山道の雪は全て溶けました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
スカート
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
クリップライト
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ティッシュ
保険証
スマートフォン
プロトレック
タオルマフラー
ストック
|
---|
感想
今回で相方との高尾山トレーニングもついに6回目。これ迄の経験を全て生かし、下山も自力を目標としました。当人は矢張頑なに拒否。まあ当然の反応ですが、ここで引いては未来がない。あらゆる知識と経験をフル動員して、膝の痛みと下山の恐怖を克服出来るよう相方を導きます。もし今回克服出来なければ、もう登山は諦めよう。それが叶わなければ、高尾山より先の山には登れませんから。
買い揃えたアイテムも言わば定番ですが、改めて合計金額を見て愕然としました。これで克服出来なければ、元が取れないどころか大損です。サポートタイツに強力な膝サポーター、ステッキ等々。膝の靭帯を守る為の最大限の投資です。そして残るはテクニック。こればかりは、実際に歩く以外ありません。
ブランクのせいで登坂に時間がかかるのはまあ許します(笑) 体力よりも体重の増加でしょうね。そこは想定の範囲内。出不精も膝痛の恐怖が根本原因なので、矢張ある程度強引に行くしかありません。経験則が、そう後押ししていました。
慣れた稲荷山コースにも随分と時間がかかったものの無事クリア。不馴れな冬場の寒さも、複数枚のレイヤードで暑さ寒さも上手く凌げました。
心配した雪道や凍結は一切なく、山頂まで導かれるように到達。持参したカップラーメンとカップスープを食べながら、向かい席の登山ペアと話が合い、菓子など色々と頂いてしまいました。
さて、肝心の下山。
用意したT字ステッキ1本と合わせて、私のも貸してダブルステッキとしました。私もかつてTダブルを用いた事があり、小走りの高速下山には意外と使えた事など思い出しました。使い方はダブルのストックと同じですが、T字のグリップが階段の手すりのようにイメージしやすく、また体重を乗せ安い。杖の使い方を体得するにはこれが一番な気がしています。
樹脂入りの膝サポーターとサポートタイツも装備し、準備は万端。残るは、テクニック。
基本的には極力小股で少しずつ。段差はステッキ2本を用いて梯子降り。倍の時間がかかってもとにかく膝がブレないよう、細心の注意をはらって。膝を痛めない歩き方を見出だせれば、場数を踏んで筋肉武装も出来るし、何より自信に繋がります。膝関節も血流を促せれば、軟骨や靭帯の不安も快癒に向かうでしょう。勿論無理は禁物ですが、実際に歩かなければ良くもなりません。筋力を伸張性収縮に耐えられる程に鍛えれば、膝の無理な曲げに対しての抗力が付き、膝を壊しにくくなる筈です。
とにかく今は、ゆっくりでいいから場数を踏む。
その一歩目として、慎重に慎重を重ねて臨みました。
その甲斐あって、ゆっくりながらも膝を痛めずに無事下山出来ました。安堵もさることながら、相方にとっては大きな自信になったかと思います。
今回の下山達成が叶い、ようやく高尾山の次の山が見えてきましたね。長かったですが、この経験は本当に大きな収穫だったと思わずにいられません。
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